【体験談】ワーホリ経験者のその後17~イギリス過ごした幸せな日々~

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“ワーホリ・留学後、みなさんはどんなお仕事されてますか?” 私たち留学カウンセラーが、よくお客様からいただく質問です。

多様多種、十人十色なワーホリ・留学がある分、帰国後の就職もさまざま。このコラムでは、出発前のみなさんが気になる“ワーホリ・留学経験者のその後”をご紹介していきます。

今回は21歳でイギリスへ出発されたHaruさんをご紹介!


<目次>

・渡航前のこと(職業、きっかけ、不安だったこと)

・滞在中の生活(学校・仕事・英語力)

・帰国後の仕事(ワーホリがくれたキャリアへの影響)


 《渡航前のこと》

■渡航前の職業

店舗販売スタッフ

■ワーホリ・留学を決意した理由やきっかけは何ですか?

自分の進路について悩んでいた時にもっと広い世界を見たいと思い、せっかくならいつかやってみたいと思っていた海外での生活に挑戦しようと思ったことがきっかけです。

■渡航前に不安だったことはありますか?

不思議と何もありませんでした(笑)根拠もなくなんとかなると思っていましたし、初めての英語圏だったのもあり、出発前に心配しても仕方ないなと開き直っていたようにも思います。

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《滞在中のこと》 

■渡航プラン

ビザ:イギリスYMS

滞在期間:2年

語学学校:6ヶ月

■現地での学校生活

英語が全くできなかったので、6ヶ月語学学校に通いました!渡航した時がコロナ禍だったので、生徒は日本人が多かった印象でしたが、自分よりもうまく英語を活用している日本人や海外の友達をたくさん作っている日本人の生徒さんをみて刺激を受けました。また、英語で英語の授業を受けるというのがとても新鮮で毎日刺激的でした!!コロナもありあまり外出はできませんでしたが、学校の友人とご飯を食べたりロンドン市内を観光したり、学校卒業後も遊ぶ機会があり通ってよかったなと思いました。

■現地でのお仕事

渡英して3〜4ヶ月後に日本食のレストランでホールスタッフとして約1年半働いていました。そこでの出会いから帰国前の約半年間日系の法律事務所でアシスタントスタッフとして働くこともできました。レストランでは同僚はほとんど日本人でしたが、お客様は海外の方が多かったので自然と英語が使えるようになりました。

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■学校・仕事以外にしてよかった経験や、心に残っている思い出はありますか?

ありすぎで選びきれないのですが、、年間を通じて様々なミュージカルが上演されているので、仕事終わりや休みの日にふらっとみに行ける行ける環境がとても幸せだったなと思います。コロナの規制も解除され帰国前に国内だけでなくヨーロッパを気軽に旅行できたのもよかったです!ヨーロッパワーホリワーホリならではの特権だなと感じました。

■渡航前にやっておけばよかったこと

イギリスで行っておくべき場所、みておくべきものをリストアップしておけばよかったなと思います。無料な美術館や博物館も多く、ロンドン市内だけでも魅力的な場所がたくさんあり、あらかじめリストアップしとけばもっと効率よくまわることができたのでは?と後悔しています(笑)

■現地でトラブルや大変だったことはありますか?

ストライキがとにかく多い!電車のストライキに関しては私の利用していた路線は比較的運航していて大きな被害はありませんでしたが、帰国前に日本に荷物を送ろうとした時に郵便局のストライキと重なり、出国日に間に合わないというトラブルがありました。郵便局のカスタマーセンターに問い合わせで代理で手続きができるか確認し、一緒に住んでいた友人にお願いして無事送ることができました。電車のストライキに関してはかなり頻繁に起こるので慣れます。

■コロナ禍での現地の様子はいかがでしたか?

イギリスでは2022年の4月から規制がなくなり、旅行やイベントなども通常通りとなりましたが、コロナ前に比べると人の量が半分くらい減っていると話を聞いたことがあります。私が入国した時はまだまだステイホームの時期だったので、街中でも人との距離がありました。イギリスといえばパブでお酒と会話を楽しむイメージがありましたが、コロナ禍でお店が閉まっていた期間が長く残念だった時期もありました。

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■現在のお仕事

現在就職活動中なので仕事を探しながら今後のことも考えつつ、派遣で仕事をしています。

■ワーホリ経験がキャリアに与えてくれた影響

ワーホリ前はかなり保守的でチャレンジ精神もあまり強くなかったのですが、「異国の地で2年間生活できた」という経験から自分に自信を持つことができるようになったので、新しいことにどんどん挑戦してみたいという気持ちが強くなりました。今後のキャリアについてはまだ決めきれていませんが、ワーホリ前よりも成長できより前向きになれた事を忘れず挑戦し続けていきたいなと思っています。

■キャリアの為に”現地でやっておけば良かった”と感じることはありますか?

もっと現地の人と関わり、英語力だけでなく交友関係も広げていればよかったなと思います。また、最大2年間働くことが可能であったので現地・日系に関わらず、企業で働くチャンスを逃さず求人に応募し挑戦しておけば良かったと感じています。

■ワーホリ・留学を経験して良かったと感じますか?

良かったです!!!実際にその国で生活したからこそ感じられることがたくさんあったし、ただ楽しいだけの2年間ではなかった分自分自身の成長につながったと思います。価値観や考え方の幅も広がりましたし、良くも悪くも外に出てみて初めてわかることもあったので経験してよかったと心から思っています。

■これから渡航する方へ

人それぞれですが、私は渡航を諦めて後から後悔するのが嫌だったので自分の好きなことが自由に出来るうちに思い切って行ってみました。海外であっても意外となんとかなるものなので、あまり考えすぎず挑戦してみてもいいと思います!興味があるなら是非!!

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ワーホリは、若い世代であれば誰にでも平等に与えられている、海外生活のチャンス。海外で得た経験や英語力は、今後誰にも奪われることの無い、あなたにとってかけがえのない財産になります。

今後も“ワーホリ・留学経験者のその後”を紹介していきますので、みなさんのワーホリ後のキャリア形成の参考にしてくださいね♩


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オーストラリアで就労ビザ・永住権につなげる現実的な方法とは?【徹底解説】

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突然ですが、皆さんは就労ビザや永住権に興味はありますか?

もしもあなたが、海外就労に興味があり、何とかして長期滞在のビザを獲得したい!というのであれば、どんな選択肢があるのでしょうか?実際に、ワーホリや学生ビザから就労ビザや永住権獲得した方々に一番選ばれている方法は、どんな方法なのでしょうか?

 

結論から言いますと、ずばりそれこそが、
オーストラリアの卒業ビザである、 Graduation Visa (別名:485ビザ) となります。

 

この時点で、長期で就学が必要となる卒業ビザは、お金もかかるし考え難い。という方がいらっしゃることは良くわかります。ですが皆さまは、オーストラリアの卒業ビザには種類が2つあることをご存じでしょうか?

 

Graduation Visaには以下の2種類のStream(※ストリーム)があります。

  • Post-study Work Stream 【PSW】
  • Graduate Work Stream 【GWS】

※Streamとは、方向や水路、水の流れなどを指す言葉。ここでは、能力別のクラス分け・経路などの意味

 

このうち、一つ目のPost-study Work Stream【PSW】は、オーストラリアの大学または大学院を卒業した方だけが申請できるもので、申請の際には、学部に制限はないものの、必ず学士以上の学位を有する必要があります。 ※学士・修士・博士 etc.

Post-study Work Streamでは、学位取得のために必要な高い英語力の他、高額の授業料の用意が必要となるため、リーズナブルな金額で渡航を希望されるワーホリ渡航者の方とは相性が悪く、実際に利用されるケースも多くはないため、本記事では説明を割愛させていただきます。

 

ですので今回は、2つ目の卒業ビザ、Graduate Work Stream 【GWS】に焦点を当ててお話していきます。


<目次>

1:Graduate Work Stream【GWS】とは

2:Graduate Work Streamの対象コース

3:Graduate Work Streamに必要な英語力

4:Graduate Work Streamの申請条件


 

それでは、もう一つのStreamである、Graduate Work Stream【GWS】とはどのようなな条件下で利用できる卒業ビザなのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

 

1:Graduate Work Stream【GWS】とは

Graduate Work Streamを一言で表現すると、オーストラリアの職業リストである、Skilled occupation list (SOL) に指定されている職業に関連する、合計2年以上の専門課程コースを修了した方が申請できるもの。となります。卒業後に申請をし審査が通ると、Graduation Visaとして、2年間の就労が可能なビザが発行されます。

 

Skilled occupation list (SOL) はこちらから検索可★
※Australia Government のページに移動します。
※ページ中腹の検索欄から、『485-Temorary Gradate (Sabclass 485) -Graduate Work』を選択して検索してみてください

 

■魅力その①
決められた職業でなくてはならないものの、大学や大学院での就学に比べると、予算も比較的安価に抑えることが出来たり、コースによっては入学レベルも高くなく、どなたでもチャレンジし易いのが大きな魅力となっています。ワーホリなどで渡航して語学レベルを上げながら、現地で費用を稼いでからステップアップすることも十分可能です。

■魅力その②
2年間の就学期間は決して短い期間ではありませんが、オーストラリアの学生ビザは週40時間までの就労が許可されているので、働いて生活費を稼ぎながら専門課程にチャレンジすることが可能です。

■魅力その③
更に、この方法の大きな魅力といえるのが、“”永住権につなげる選択肢の豊富さ” です。詳しい話は本記事では割愛いたしますが、永住権を取得する方法は、大きく分けて下記の3つ。

 

  1. 専門学校2年(GWS) の卒業ビザ(Graduation visa)で2年間の滞在中に1年働いた後、永住権申請 ※PSWは割愛
  2. ワーホリや学生、卒業ビザなどで滞在中にスポンサー(就職先)を探し、都市or地方で4年~5年の就労ビザを取得後、3年働いた後に永住権申請
  3. どのタイミングでもパートナーが見つかれば永住権申請

 

Graduate Work Streamを利用した場合、永住権を申請するには、まず①の方法でチャレンジとなります。万が一これが上手くいかなくても、Graduation visaの2年間の就労期間の間に、専門コースで学んだスキルを活かしてスポンサー企業を探し就労ビザに切り替え、②の申請方法に繋げられる可能性がございます。
また、これらの豊かな海外生活経験をしていく過程で、様々な出会いがあり、結果として③を利用ということもあるかもしれませんね。

 

例えば、アメリカのGreenCard(永住権)は抽選となっており、運の要素が非常に強いのですが、オーストラリアの永住権は実力で申請ができるもの。しっかり学んで準備をしていけば、夢で終わらせずに実現できる、そんな制度(システム)なのです。

 

2:Graduate Work Streamの対象コース

では、実際にどんな専門コースがGraduate Work Streamの対象となるのでしょうか?Skilled occupation list (SOL) に指定されている職業という案内だけでは分かりづらいと思いますので、人気コースの一部を紹介していきましょう。

■会計士【Accountant(General)】

■エンジニア職【Engineer】

■教職【Teacher】

■看護・福祉職【Nurse】

■IT関係省【IT engineer】

■整備士 【Moter mechanic】

■シェフ【Chef】 

などがあります。

 

いかがでしょうか。ご自身が気になる分野や得意な分野はございましたか?勿論、上記に挙げた職業以外にも,テニスコーチやサッカー選手など、さまざまな職業が登録されていますので、ご自身でももう一度確認してみてくださいね。リンクをもう一度記載しておきます。

 

Skilled occupation list (SOL) はこちらから検索可★

※Australia Government のページに移動します。
※ページ中腹の検索欄から、『485-Temorary Gradate (Sabclass 485) -Graduate Work』を選択して検索してみてください。

 

もしこれだ!というものがあれば是非前向きにご検討くださいね。
実際、これ等の情報をよく知らずに現地で1年や1年半の別の専門コースを申込み、後になってGraduation Visaに繋がらないことを知って後悔。なんてことも‥‥。

ご自身の貴重な留学費用を目的のために効果的に利用するために、渡航前からしっかりと相談をして準備を進めていきましょう。

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3:Graduate Work Streamの必要英語力

Graduate Work Stream の申請には、必要英語力、すなわちEnglish Requirementが設定されています。申請のボーダーラインは下記の通り。

タイトルなし ※クリックで拡大

参考:https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/temporary-graduate-485/graduate-work#Eligibility

 

となっています。中でも、IELTS6.0やCambridge(CAE)が人気で積極的に利用される方が多いようですね。Graduate Work Streamの申請は、学校卒業日より6カ月以内に行わなければいけないという期限がありますので、余裕をもってスコアをクリアできるようにしっかりと事前に準備をしておきましょう。スコアは高ければ高いほど、永住権の申請時にもポイントとして加算される場合がありますので、できるだけ上げておくというのが共通認識となります。

弊協会でもIELTSやCambridge英検の試験対策に定評のあるオーストラリアの語学学校を多数ご紹介しておりますので、まずは語学力から!という方はお気軽にご相談くださいませ。

4:Graduate Work Streamの申請条件

Graduate Work Stream のより詳細な申請条件は以下の通りです。

  • 申請料金: AUD1,895.00
  • 申請条件:

    • be under 50 years of age  50歳以下であること
    • hold an eligible visa  有効なビザで滞在していること
    • have held a student visa in the last 6 months 過去6カ月以内に学生ビザを取得済み
    • have a qualification relevant to an occupation on the skilled occupation list (Note: this requirement only applies to new applications lodged on or after 1 July 2023) SOLに記載のある職種の資格を持っていること
    • have applied for a skills assessment in your nominated occupation on the skilled occupation list (Note: this requirement only applies to new applications lodged on or after 1 July 2023) スキルアセスメントをクリアしていること
    • provide evidence of adequate health insurance for all applicants when you apply 保険の証明書を提出
    • provide evidence you have applied for an AFP check when you apply 無犯罪証明書の提出
    • provide evidence of the required level of English with the application 必要英語力を満たしている証明書の提出

移民局の定期的に更新される場合がございますので、オーストラリア移民局のサイトをご覧ください。

参考:https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/temporary-graduate-485

 

5:まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまで、Graduate Work Stream【GWS】について説明をしてきましたが、簡単にまとめると、

 

  • Graduate Work Streamは、チャレンジがし易く、永住権に繋げ易い
  • 対象コースは、Skilled occupation list (SOL) に指定されている職業から選択する必要がある
  • まずはIELTS6.0やCambridge(CAE)相当の英語力を目指しながら、できるだけ語学力を上げることが大切

 

ということでしたね。

ワーホリや学生ビザで語学留学をしながら現地で就労経験をしてみると、給料の高さは勿論、一人一人の働き方や、個人を尊重する考え方など、日本では考えられないこともあると同時に、それが非常に刺激的で魅力的に映ることがあるでしょう。結果として、渡航してずいぶん経った頃に、
(このまま現地で就労を続けたい!できれば日本に帰りたくない!)
と考える方が沢山いらっしゃるのだと思います。

とはいえ、いくら現地で仕事を続けたいと願っても、物理的な滞在許可証であるビザがなければ、滞在することはできませんし、語学力や専門スキルがなければ、その後皆さんの生活やビザをサポートしてくれる就労先を確保することも出来ません。

 

ワーホリ経験を、今後の海外移住のチャレンジの足がけにしたい。本気でグローバルな舞台での将来を考えたい。という方は、渡航後になって後悔しないよう、今の内からその目標に向けて準備を始めてみてはいかがでしょうか。

ワーホリ協会では、皆さまのご希望に合わせたオリジナルな渡航プランの作成をプロカウンセラーが個別カウンセリングを重ねながら丁寧にお手伝いします。ご興味がございましたら是非一度お問い合わせくださいませ。

勿論、すべての方が海外就労をされるわけではないですし、簡単なことではありませんが、ワーホリ協会では帰国後のキャリアサポートでお仕事紹介も行っております。安心して準備を進められる環境が整っております。皆様のご相談お待ちしております!


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【速報】イギリスワーホリ(YMS)ビザ:2023年第2回抽選要項発表

日本国籍者に対する2023年Youth Mobility Scheme第2回抽選は2023年7月に行われます。

 

イギリス

 

毎年、2回の抽選が行われます。2023年1月に行われる第1回抽選で大部分の枠が割り当てられ、残りの枠は、7月に行われる第2回抽選で選ばれます。申請が認められれば、最長2年間、英国での居住、就労、就学が可能となります。

 

1.応募期間は?

Email Japan.YMS2023@fcdo.gov.uk between 23:59 (11:59pm) on Monday 24 July 2023 and 23:59 (11:59pm) on Wednesday 26 July 2023 (Tokyo time) to enter the ballot.

2023年第2回Youth Mobility Schemeへの申請を希望される方は、日本時間2023年7月24日(月)23時59分~2023年7月26日(水)23時59分の間に、応募者1名につき1通のメールをJapan.YMS2023@fcdo.gov.ukまでお送りください。

 

この受付期間以外のタイミングで応募をすると無効となります為ご注意ください。また、各回の抽選では、原則1人一回までしか応募できません

 

2. 応募方法は?

Your email must be in English.

The subject line of the email must include your:

  • name
  • date of birth
  • passport number

Write these in the format: Lastname Firstname – DD/MM/YYYY – passport number.

 

応募メールは必ず英語で作成してください。

 

メールの件名には下記3点の内容を、指定フォーマットに沿って記載します。

・申請者氏名(パスポートと相違なく)

・生年月日(日/月/年)

・パスポート番号

 

(指定フォーマット)

苗字 名前 – 生年月日 – パスポート番号

(例)

SUZUKI Miyu – 31/03/2000 – JA123456789

 

メールの本文には、以下の内容を英語で記載してください。

・Name (氏名)

・Date of birth(生年月日)

・Passport Number(パスポート番号)

・Mobile phone number (携帯電話番号)

 

上記メールアカウントは48時間のみ公開され、この時間内に受け付けられた応募メールには、受信確認の自動返信が送られます。自動返信が見当たらない場合は、迷惑メールボックスもご確認ください。

 

3.当選人数は?

毎年、2回の抽選が行われます。2023年1月に行われる第1回抽選で大部分の枠が割り当てられ残りの枠は、7月に行われる第2回抽選で選ばれます。申請が認められれば、最長2年間、英国での居住、就労、就学が可能となります。

 

※注意:2022年まで1月で800名、7月の抽選で700名選ばれてましたが、今回から1月で大部分の枠が割り当てられるようです。なお、明確な人数に関しては明示されておりません。

 

4. どうやって結果が分かる?

受付期間終了後に、応募者がUKVIによって無作為に選ばれます。当選された方には、7月31日までに、当選通知メールが配信されます。

 

上記の日程以降にYMS抽選結果メールが送られてくることは絶対にありません。YMS当選メールを装った詐欺メールなどもありますので、ご注意ください。また、メール以外でのご連絡も絶対にありません!

 

落選の場合には、応募期間終了後2週間以内に落選通知メールが配信されます。

 

5.当選したらどうすればいいの?

You will receive an email by Monday 31 July if you’re successful in the second ballot.

You then have 30 days to submit your application and pay the visa fee.

After you’ve paid, you’ll usually have 90 days to book your appointment at a Visa Application Centre (VAC). 

 

当選された方は、当選通知から30日以内にオンライン申請・クレジットカードによる申請料金の支払いを完了する必要があります。

オンラインで申請料金の支払いを済ませた後、90日以内に居住国・地域のビザ申請センター(VAC)の予約を取り、申請書類を提出してください。

 

海外在住の日本国籍の方も、上記の要領でお申し込みください。当選した申請者は、居住国・地域で申請が可能です。Youth Mobility Schemeビザを英国内から申請することはできませんので予めご注意ください。

 

期日までに申請料金の支払いが完了されない場合、自動的に当選リストより削除され、当選が取り消されてしまいます。

 

Youth Mobility Schemeの詳細についてはgov.ukをご覧ください。また、申請プロセス、オンライン申請書、一般的な質問などに関するお問い合わせは、UKVI International Enquiry Lineまでお願いいたします。

 

【参考】GOV.UK / Youth Mobility Scheme visa: ballot system

https://www.gov.uk/guidance/youth-mobility-scheme-visa-ballot-system

 


 

 

当協会では、メンバーのみなさま向けにYMSビザ申請サポートを行っております。

サポートをご希望の方は、こちらよりメンバー登録をお済ませの上、当協会までご連絡くださいませ!

 

協会を初めて利用される方は、まずは【STEP1】初心者セミナーにご参加ください♩

 

※注意:申請内容詳細等は、予告なく変更される場合もございます。こまめに最新情報を確認の上、正しい方法で申請を行いましょう。

 


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【完全版】イギリスYMS入国後の流れ徹底解説


社会人のワーキングホリデーは計画が大切

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海外生活を1年間満喫できるワーキングホリデー制度。

 

自由度が非常に高く、観光、お仕事、勉強など何でも挑戦出来るので、まさに夢のような制度ですが、基本的に退職することになるので帰国後の就職活動は大丈夫なのか、現地でお仕事は見つかるのか、英語力がきちんと身につくのか、など不安があり、躊躇している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回は社会人がワーキングホリデーを利用する際の注意点と大事なポイントをお話したいと思います。

 

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<目次>

・社会人ワーキングホリデーのメリット

・社会人ワーキングホリデー計画の立て方

【STEP1】目的、目標を設定しよう

【STEP2】具体的な計画を立てよう

・社会人ワーキングホリデーの注意点


社会人ワーキングホリデーのメリット

 

メリット①理想のプランを計画することができる

大学生の場合は休学して海外に行くことになるので海外に滞在出来る時間に制限があります。しかし、社会人の場合は制限がありません。まずは英語力を上げるために語学留学をしてからワーキングホリデーに挑戦したり、カレッジに進学してスキルを磨くなど、ご自身の目標に合わせてプラン立てすることが出来ます。

 

メリット②今までの経験を活かすことが出来る

ワーキングホリデーで働いているメジャーな仕事は飲食店などの接客業です。何故でしょうか。これは海外と日本の採用方法の違いが関係しています。

 

日本では未経験でもポテンシャルで採用し、育成する文化がありますが、海外は新卒採用制度や未経験者を育成する文化は少なく、基本的に【即戦力】が求められます。

 

そのため、語学力さえあれば働くことが出来る接客業が人気の職業になっています。また、基本的にワーホリは1年のみ滞在することが出来るのでビザの関係でアルバイト以外の雇用は難しいです。

 

しかし、日本でスキルを磨いてきた社会人はどうでしょうか。職種やタイミングによっては、これまでに身に着けてきたスキルを活かして海外で活躍することが出来るかもしれません。

 

もちろん、簡単に見つかるわけではなくスキルがあっても、英語力が足りなかったり、スキルによってはネイティブを採用すればいいと判断されてしまうので、英語力や現地での就職活動に向けた事前準備は必須です。

 

メリット③将来について考え直す、きっかけになる

社会人の方は今まで携わってきた仕事の経験で自分の得意なことや苦手なこと、好きな業務や苦手な業務が把握出来ている方が多いのではないでしょうか。ワーキングホリデーの1年間を通して自分の将来についてじっくりと考え直すいいきっかけになると思います。

 

社会人ワーキングホリデー計画の立て方

【STEP1】目的、目標を設定しよう

ワーキングホリデーは自由な生活ができる一方で具体的な目的や目標の計画を立てなければ、あっという間に1年間が経過してしまい、帰国の時期が訪れます。

 

目的を持たずに海外へ渡航して、休暇を取るというのはワーホリビザの趣旨を考えると正しい使い方ではありますが、遊んでいるだけの1年間というのは帰国後の就職活動では、良い印象は持たれません

 

将来、自分がどんな事にチャレンジしたいのか、そして海外に行くことで何を達成したいのか、十分に考える必要があります。

 

<目的の例>

・帰国後は英語を使ったお仕事に転職したい

・英語力と専門スキルを身に着けたい

・海外で就職したい

など

 

<目標の例>

・英語資格で高得点を取る

・ネイティブ環境でお仕事をする

・海外インターンを経験する

など

 

【STEP2】具体的な計画を立てよう

目的、目標を設定することが出来たら次は具体的な計画を立てましょう。

決めなければいけないポイントは下記です。

 

①国/都市

ワーホリで特に人気な国はオーストラリア、カナダ、ニュージーランドの3カ国です。どこも英語圏なので英語力はどこでも向上が出来そうですが、生活環境や文化、仕事の探しやすさやなど異なる点は沢山あります。『ご自身の目的や目標』、『快適な環境』などを考慮して選んでくださいね。

 

②ビザ

最初からワーキングホリデーに絞ってプランを立てる方がいますが、ビザはあくまで手段なので全員にワーホリが最適なビザとは限りません

 

ワーホリは1年間しか滞在することが出来ず、語学学校に通える期間にも制限があるので、学習計画をしっかりと立てなければ同じ1年間であったとしても留学生と比べると語学力は上がりにくいです。

 

語学力を向上させるためには、沢山アウトプットすることが大事ですが、そのような環境に身を置くためには前提となる英語力が必要で、仕事や日常生活で英語力を上げようと考えていてもコミュニケーションが取れなければ相手にされません

 

ビザは組み合わせて使うことが出来るので、語学力が不足しているのであれば、学生ビザ(留学)で渡航し、英語力が十分に身についてからワーホリに切り替える選択肢もあります。

 

目標とする英語力まで到達することが出来ず、不完全燃焼で帰国するという事にならないように自分の英語力を十分に測って、どのビザが最適か考えましょう。

 

③出発時期

語学学校は基本的に毎週月曜日から入学することが出来るので、会社と相談して渡航時期を決定しましょう。ただ、ワーホリはオススメの時期がありますので下記ブログで紹介しています。

いつが正解?ワーホリの出発時期の注意点!

 

④就学期間

現地でどれくらいの期間、学校に通うのか決めましょう。

ご自身の現在の英語力と目標の英語力によって最適な期間は全く異なりますので、3ヶ月で十分という方もいれば、1年でも足りないという方もいます。『とりあえず◯ヶ月』という考え方ではなく、十分に吟味してから決定してくださいね。宜しければ、下記ブログもご確認ください。

語学学校【とりあえず3か月ルール】誰が決めたの?

 

⑤語学学校

ここが1番難しいポイントだと思います。

学校によって規模感、サポート内容、カリキュラムなど異なりますのでご自身の目的や目標に応じて最適な学校選択をしましょう。迷ってしまう方はワーホリ協会スタッフにお気軽にご相談くださいませ。選び方に関しては下記ブログでも紹介しています。

 

自分に合った語学学校の選び方5選

 

・社会人ワーキングホリデーの注意点

 

海外で過ごす1年間はとても刺激的で楽しく、夢のような日々ですが帰国後に待っていることは日本での就職活動です。

 

折角、海外で沢山の経験をしてきたのであれば、この経験を将来に役立てたいと思いますよね。しかし、人事からは1年間のブランクというのは厳しく見られ、就職が出来たとしても1からキャリアを形成していく必要があるため、人によっては収入が落ちる可能性もあります。

 

ワーキングホリデーはあくまで休暇のビザなので留学とは違い、ただ遊んでいる人もいれば真面目に仕事や勉強されている人もいたり、海外インターンに挑戦している人など、10人いれば全員異なるプランで渡航しているので、いかにワーキングホリデーで自分が成長出来たのかアピールしなければいけません

 

筆者はワーキングホリデーを通して語学力が向上し、仕事も飲食店での接客を経験し、とても楽しい生活を送ることが出来ましたがビジネスレベルの英語力までは到達することが出来ず、仕事もただ飲食店で働いていただけなので、就職活動では苦労しました。

 

『どのような目的や課題があって、海外に行くことを選択したのか』、『現地でどのような経験をしたのか』、『仕事に活かせるくらいの語学力はあるのか』など面接時は深掘りされるので何となくではなく、ワーキングホリデーの先の生活をイメージして計画を立てて後悔しないようにしましょう。

 


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【速報】アイルランド:2023年第2回ワーホリビザ申請受付日程発表

アイルランドワーキングホリデー2023年第2回の申請受付期間が開示されました。

 

アイルランド

【2023年第2回申請受付期間】

2023 年 7 月 20 日(木)~ 8 月 10 日(木)

※2023 年 10 月 1 日以降 2024 年 3 月 20 日以前の渡航予定の方が対象です。

 

2023年第2回当落発表日

当落結果は、上記申請受付期間終了後に E-mail にて発表されます。

申請許可メールを受領した方のみ、本申請が可能です。

 

【アイルランドワーキングホリデー申請資格】

1. 現在日本に居住していること(申請時を含む)

2. 一定期間(最長 1 年)アイルランドで休暇を過ごすことを本来の目的とすること

3. 申請書受理時点で、年齢が 18 歳以上 30 歳以下であること。

4. 扶養家族(配偶者含む)を同伴しないこと。配偶者に申請資格がある場合は、それぞれ申請することが可能です。

5. 有効なパスポートと帰国用航空券、または、それが購入できる充分な資金を保持していること。

6. アイルランド滞在中、生活に必要な資金として 50 万円以上の預金があること。

7. 以前「ワーキング・ホリデープログラム」でアイルランドへ渡航した経験がないこと。

8. 健康かつ、犯罪歴が無いこと。

9. 滞在期間をカバーする医療保険に加入すること。

【申請の流れ】

①申請受付期間中に申請書をEmailで提出

②申請許可(当選)メールを受領

③申請必要書類を郵送

④申請費用の支払い

⑤審査ののち許可証の受領

 

【申請費用】

このプログラムの申請費用は13,800 円です。お支払いの手続きについては、申請許可の下りた方 のみご案内が届きます。(申請費用は予告無しに変更される場合があります。)

 


【参考】Embassy of Ireland, Japan 「Working Holiday Programmeに関して」

https://www.dfa.ie/irish-embassy/japan/our-services/visas/working-holiday-programme/

【参考】Embassy of Ireland, Japan 「アイルランド-日本 ワーキングホリデー・プログラム 申請のご案内

https://www.dfa.ie/media/missions/japan/visa/How-to-make-an-application-JP-Eng.pdf


 

新型コロナウイルスに関する情報は、下記ページでも詳しくお伝えしています。併せてご確認ください。

外務省:海外安全ホームページ

「たびレジ」を使って海外の安全情報をリアルタイムに把握しよう!

日本ワーキング・ホリデー協会:新型コロナウイルス感染症の関連情報まとめ


 

 

「新卒」を蹴って留学するメリットとデメリットは?

【WHC】キャリアコラムバナー (1)

現在、学生さまより「新卒」を蹴って留学するのはどうですか?という質問を多くいただきます。

特に2020年からの3年間コロナ禍で自由に海外に渡航できなくなり、休学していくことをあきらめざるを得なかった学生さまも多いのではないでしょうか?

そこで今回は新卒を蹴って留学する場合のメリット、デメリットについてお伝えしていきます。

 

【WHC】セミナー誘導バナー (1)

 


<目次>

・新卒を蹴って留学するメリット

・新卒を蹴って留学するデメリット


 ・新卒を蹴って留学するメリット

新卒というゴールデン切符を蹴って、海外留学をするのは大きな決断です。

周りの友人が就職先を決める中で焦りも出てくるかと思いますが、海外に目的なしに渡航するのではなく、例えば、海外での就職をしたいまたは永住権まで狙いたいといった大きな目標を持つことが出来ます。

上記の目標を達成するためには、

・語学力をUPさせるために、語学力を証明する資格をとろう

・現地で専門学校に通い、英語+αを身に着けたい

・海外の働き方を知りたい、学びたい

日本での就職活動をする際、会社説明会などで情報収集をされます。それと同様に海外留学もワーキングホリデービザの渡航だけでなく、色々な方法で渡航することが可能なため、情報収集をまずはしてみましょう。下記、記事をご参照ください。

【カナダ専門留学】有給インターンシッププログラムで学べる分野って?【Co-op(コープ)】

オーストラリアで専門留学をして、働きながら学ぼう!【オーストラリアでもCo-op(コープ)留学?】

 

 

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 ・新卒を蹴って留学するデメリット

新卒を蹴って留学するデメリットは日本での就職活動です。

日本での職歴がないと、職種によっては書類審査が通過しないこともございますので、新卒を容易に蹴ることはお勧めしておりません。

海外渡航するかどうかは自分が将来どうなっていきたいのかをじっくりと考えてみてください。

現在のご自身の経験より、例えば学生時代に努力をしてきたこと、アルバイトで何を得ることが出来たのかをしっかり深堀していきます。そこからどこに達成感があり、喜びを感じたのかを知ることが大切です。それにより将来やりたい仕事の幅は広がります。

当協会では自己分析セミナーを開催しております。自分で深堀出来ない方はぜひご参加してみてください。

自己分析セミナー日程はこちらより

 

 

 


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【体験談】ワーホリ経験者の”その後”③~新卒渡航→英会話講師へ~【キャリアコラム#23】

新卒を蹴ってケンブリッジCAE取得へ!【オーストラリア留学体験談】

 


▼日本ワーキング・ホリデー協会のキャリアサポート

当協会では今後も、ワーホリ・留学の経験を存分に生かせる就職サポートや、ご渡航検討中のみなさま向けのご案内を行ってまいります。

最新の求人情報にも、ぜひご注目ください。

急速なグローバル化やインバウンドの増大に対応できる、【真のグローバル人材】となるみなさまを応援します。

 

ワーホリ協会 キャリアサポートを活用しよう!

 

【体験談】ワーホリ経験者のその後16 ~勇気を出してチャレンジ~

 【WHC】キャリアコラムバナー (2)

“ワーホリ・留学後、みなさんはどんなお仕事されてますか?” 私たち留学カウンセラーが、よくお客様からいただく質問です。
多様多種、十人十色なワーホリ・留学がある分、帰国後の人生もさまざま。このコラムでは、出発前のみなさんが気になる“ワーホリ・留学経験者のその後”をご紹介していきます(^^)

今回は、22歳でワーホリにチャレンジしたMEIのワーホリ後をご紹介!


<目次>

・渡航前のこと(職業、きっかけ、不安だったこと)

・滞在中の生活(学校・仕事・英語力)

・帰国後の仕事(ワーホリがくれたキャリアへの影響)


《渡航前のこと》

■渡航前の職業

アパレルスタッフ、歯科助手

■ワーホリ・留学を決意した理由やきっかけは何ですか?

海外で働いてみたかったから

■仕事を辞めて海外へ行くことへの不安はありましたか?

英語力

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《滞在中のこと》 

■渡航プラン

ビザ:カナダ・ワーキングホリデービザ

滞在期間:1年 現在も滞在中

語学学校: 3週間

■学校・仕事以外にしてよかった経験や、心に残っている思い出はありますか?

色々な場所へ旅行に行けたこと

■現地でのトラブルや大変だったことをどう乗り越えた?

現地の友達に沢山助けてもらいました

■海外でのお仕事

フードトラック、パッキング

Senior Man Grapes Harvesting and Picking Up in the Vineyard; Europe.

■渡航前にやっておけばよかったこと

英語の勉強・・・

《帰国後のこと》

■現在のお仕事

フードトラック、パッキング

■ワーホリ経験がキャリアに与えてくれた影響

他の国にもワーホリに行こうと決意できた

■現地でやっておいて良かったと思うこと

やっぱり、英語の勉強!

いろんな価値観の方に出会ったこと

■これから渡航する方へ

勇気を出していってみてください

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ワーホリは、若い世代であれば誰にでも平等に与えられている、海外生活のチャンス。

海外で得た経験や英語力は、今後誰にも奪われることの無い、あなたにとってかけがえのない財産になります。

MEIさんは、ワーホリでの1年の滞在だけではなく、もう少し自分に時間と機会を与えることを選ばれたみたいです。成長の為に時間とお金を投資することは大切です。是非頑張っていただきたいですね。

課題は英語力という事なので、これからはきっとそこに力を入れられるのでしょう。

今後も“ワーホリ・留学経験者のその後”を紹介していきますので、みなさんのワーホリ後のキャリア形成の参考にしてくださいね ♪


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同僚が外国人?20年後の日本の未来を想像しよう!

【WHC】キャリアコラム202305

皆さんが働く職場には、外国人労働者はいますか?現在、日本の外国人労働者数は約182万人と過去最高を更新しました。

「日本人と日本語だけで仕事をすれば良い」なんていう時代はもはや過去の話。

本日は、同僚が外国人であることが当たり前になるであろう20年後の日本の未来を想像すると共に、ワーキングホリデーを通してそうした社会に適用できる人材のなり方を徹底解説します。

 

 


<目次>

■なぜ外国人労働者が日本で増えているのか?

■同僚が外国人となった際に、生じる問題点

■同僚が外国人でも適用できる人材になる方法


 

 

■なぜ外国人労働者が日本で増えているのか?

外国人労働者が日本で増えている理由は様々ありますが、最も大きな理由が「少子高齢化に伴う人材不足」と言われています。

023年2月28日に発表された「人口動態統計速報(令和4年(2022)12月分)」によれば、2022年の出生数は79万9,728人(前年比5.1%減)と過去最少で80万人を下回りました。

その結果、15〜64歳の生産年齢人口の減少に伴う、労働力の減少が1995年をピークに続いており2050年には5,275万人(2021年から29.2%減)に減少すると見込まれています。

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(出典)内閣府(2022)「令和4年版高齢社会白書」

 

このように、少子高齢化に伴い労働者が減り、現在約6割の企業が「人員が不足している」と回答しています。(参照東京商工会議所 )

そんな深刻な人手不足を解消するために2019年4月に法改正され多くの外国人労働者を日本で受け入れることが可能になりました。

そして多くの企業で外国人雇用を開始し、現在同僚が外国人という環境で働く日本人も増えてきています。

 

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■同僚が外国人となった際に、生じる問題点

日本で働く外国人の数は右肩上がりで増えています。厚生労働省が発表している『「外国人雇用状況」の届出状況』によれば、2022年10月末時点で国内に滞在する外国人労働者数は182万人を突破し、2022年は過去最高記録を更新しました。

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(出典)「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和4年10月末現在)

 

これまで日本人と日本語だけで仕事をしていたのに、いきなり「来月から外国人がうちの部署に配属になった」となれば生じる問題点として以下のようなものがあげられます。

 

①文化や習慣の違い

相手の文化や習慣の違いを理解していないと、思わぬところで行き違いやトラブルが発生してしまいます。また、必ずしも日本の文化や習慣を理解して働きに来ている外国人労働者ばかりではありません。よくある違いとして下記のようなものがあります。

・出社時間・・・日本では5分前行動が良識とされますが外国人労働者はオンタイムに出社することも多いです。

・勤務中の私語・・・日本人は私語を慎み勤勉ですが海外ではコミュニケーションを取りながら仕事をすることが多いです。そうすると外国人労働者の私語の多さが目立ってしまいますね。

・プライベートを優先する働き方・・・プライベートの時間を犠牲にしてまで仕事に励む日本人が多いですが、海外ではオンオフをきちんとつけて働きます。残業をお願いしても、プライベートを優先して定時にあがっていく姿に戸惑てしまう場面もあるかもしれません。

 

②言語の壁

外国人労働者の日本語レベルによってはうまくコミュニケーションが取れなかったり、細かいニュアンスを汲み取ってもらえないなど言葉の壁を感じることもあるかもしれません。また日本独特の比喩表現や流行語など、外国人労働者にとっては習得が難しい場合もあるでしょう。外国人労働者の日本語習得をいかにサポートができるかも、ポイントとなってきます。または世界の共通語と呼ばれる「英語」を日本人労働者がしっかりと習得しておくことでコミュニケーションがスムーズになる場合もあります。

 

■同僚が外国人でも適用できる人材になる方法

上記2点の問題を解決し、同僚が外国人でも適用できる人材になる方法があります。

それがワーキングホリデーをすることです!

ワーキングホリデー(ワーホリ)は1年間(国によっては2年間、最長3年間の国もあり)の中で、言語の習得・就労・異文化交流などができます。

外国人労働者との文化や習慣の違いは日本にいるだけでは体得できません。実際に日本人労働者が一度海外に行き、海外で直接文化や習慣の違いに肌で触れることで日本に帰国後外国人労働者とうまく一緒に就労ができるでしょう。

また言語の壁に関しても外国人労働者の日本語習得に期待するだけではいけません。これからのグローバル社会を生き抜くためには我々日本人の英語力も向上しなければなりません。

 

同僚が外国人であることが当たり前になるであろうこれからの日本社会で生き残るためにワーキングホリデーを通して今からいろいろなことを学び、対策しておきませんか?

「同僚が外国人でも大丈夫!!」と胸を張って言える自分になりましょう!

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ワーホリから永住権を目指す方法

 

【WHC】キャリアコラムバナー

ワーホリで海外に渡航して、そのまま永住を考えているという方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。本当に海外がご自身に合うかは、長期的に生活してみないとわかりませんが、もし日本より住みやすいと感じるのであれば、そのまま住み続けたいですよね。しかし、ネットで永住権の取り方を調べてみると種類が沢山あったり、難しい専門用語や条件があって『よくわからない』と思う方がほとんどだと思います。今回は簡潔に少しでもわかりやすく解説したいと思います。また、永住権の取得条件は国によって全く異なりますので、目指される場合は国ごとの永住権の職業リストやビザについて情報収集をお願い致します。

 

※永住権の取得条件や申請方法は予告なく変更されます。最適な方法はご自身の経歴や状況によって大きく異なりますので、永住権を目指される場合は必ず有資格の移民コンサルタントに相談の上、計画を進めていただくようお願い致します。また、本記事の情報を元に申請手続きを進めていただいた結果、ビザが却下されても弊協会では一切責任を負いかねますこと予めご了承下さい。

 

【WHC】セミナー誘導バナー (1)

 


<目次>

・永住権とは

・永住権を取得するための条件

・永住権を目指すプラン

・永住権はポイント制?

・将来の選択肢を増やす留学


・永住権とは

ワーホリでは1年間、学生ビザ(留学)では学校に申し込んだ期間のみ、滞在が許可されるという制限がありますが、永住権を取得すると半永久的にその国での滞在が許可されます。ワーホリでは難しい長期間の就労や、余生を海外で暮らすという事が実現出来るので魅力的ですよね。なお、永住権を取得したからといって日本の市民権が剥奪される訳ではありませんので今まで通り、日本に帰ることも出来ます。しかし、選挙に参加出来なかったり、定期的な更新が必要なことには注意しましょう。

 

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・永住権を取得するための条件

永住権を取得するためには『婚約』『投資』『起業』など様々な手段がありますが、ご自身の『技術・経験』で目指す方が多いです。例外はありますが、ワーホリから永住権に繋げる場合は以下の3つの条件をクリアする必要があります。

 

①十分な英語力(IELTS ジェネラルテスト 7.0以上など)

②人材が不足している職業で就職している/経験がある

③健康・無犯罪

 

特に英語圏(カナダ・オーストラリア・ニュージーランド)は移民を多く受け入れているため、比較的取得難易度は低いとも言われていますが、国または州に対して貢献できる人材でなければ永住は認められません。本気で永住を目指すのであれば、渡航前から準備を始めましょう。

 

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・ワーホリから永住権を目指すプラン

それではワーホリから永住権を目指すためには、どんなプランを考えることが出来るでしょうか。

 

ワーホリから永住権を目指すプラン【英語力に自信はないが、仕事の経験はある方向け】

①学生ビザで入国、1年間語学学校で英語力を身につける

②ワーホリに切り替えて就職活動を行い、内定獲得

③雇用主をスポンサーとして就労ビザ申請

④就労ビザに切り替えて一定期間、働き続ける

⑤条件を満たしたら永住権申請

⑥永住権取得

 

海外は実力社会なので未経験者を雇うことは基本的にありません。ただ、日本国内で実績や経験があり、十分な英語力さえあれば就労ビザを取得することができるかもしれません。ライバルはワーホリや留学生ではなく、ネイティブになるので厳しい挑戦にはなりますが、ご自身の経歴次第では実現不可能という訳ではありませんので、まずはご自身の職業が永住権を目指す国で人材が不足しているのか、調べていきましょう。

 

こちらも参考にしてください:ワーホリから”就労ビザ”に繋げる事は出来るのか【キャリアコラム#14】

 

学生ビザから永住権を目指すプラン【英語力に自信がなく、仕事の経験もない方向け】

①学生ビザで入国、1年間語学学校で英語力を身につける

②教育機関(大学など)に進学、専門知識を身につける

③卒業後、ビザを切り替えて就職活動を行い、内定獲得

④一定期間、働き続ける

④条件を満たしたら永住権申請

⑤永住権取得

 

未経験者でも永住権は目指すことが出来ます。まず、英語力と専門知識を学校で身につける必要があるのでワーホリではなく学生ビザで入国します。語学学校は進学に強い学校であれば、お好きな学校をお選びいただけますが、教育機関の専攻はしっかりと考えなければいけません。何故なら『永住権を取得するための条件』でお伝えした通り『人材が不足している職業』に就いていただく必要があるので需要がない専攻を選んでしまうと永住権を目指すことが出来ず、結果ビザの有効期限が切れてしまい、日本に帰国せざる負えない状況になってしまいます。また、人材が不足している職業に関しても予告なく変更されるため、移住先の就職事情にも詳しい移民コンサルタントに相談しましょう。

 

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・永住権はポイント制?

それではプラン通りに進んで、内定を獲得し、働き続ければ誰でも永住権が取れるかというと、実はそんな事も無いのが永住権の厳しい部分です。オーストラリアを例に考えると永住権を申請する前にポイントの条件もクリアしなければいけません。ポイントというのは経歴(年齢、学歴、職歴など)に応じて計算され、オーストラリアの場合は『65点以上』をクリアする必要があります。永住権を目指している多くの方が教育機関に進学している理由として、オーストラリア国内の学歴もポイントが加算されたり、指定の教育機関を卒業した方は雇用主のサポート無しで就労ビザを取得することが出来るので、ワーホリ単体で永住権を目指すよりも、かなり現実的です。また、ポイントは多ければ多いほど優先的に選ばれるため、最低条件の『65点』をクリアしたからといって必ず永住権が取れる訳ではありません。田舎に住むことによって特別にポイントが加算されるという制度もあるので、ポイントが不足しているのであれば住むエリアも検討しましょう。

 

参考までにポイントの計算は下記リンクより自己診断が出来ますのでご覧ください。

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・将来の選択肢を増やす留学

将来、海外に永住するのか、日本に帰って外資系企業に就職して海外赴任を目指すか、現時点で決めることは難しいかもしれません。しかし、どちらの選択肢を取っても高い英語力は求められるので、まずは英語力を身につけるために語学留学からスタートしていただくことを推奨します。もし、現地でもっと暮らしたい!永住権を目指したい!と考えた時は現地で進学の手続きをして学生ビザを延長することも出来ますし、やっぱり日本に戻りたい!となっても現地で身につけた英語力は今後の将来にとっても役に立つ武器になると思います。どの将来の選択肢が正解かはご自身にしか、わかりませんが夢を達成するためのプランはアドバイスさせていただく事が出来ます。ワーホリ協会は渡航前の留学相談から帰国後の就職サポートまで行っておりますので是非ご相談くださいませ。

 

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ワーホリ協会 キャリアサポートを活用しよう!

 

ワーホリ帰国後の就活を有利にすすめるポイントとは?

【WHC】キャリアコラムバナー (1)

社会人でワーキングホリデー(以下、ワーホリという)を考え始めると、どうしてもついて回るのが、帰国後のキャリアの不安ですよね。ワーホは基本的には最低でも1年間、長期間に亘って海外に滞在する渡航方法ですので、休職制度が利用できるケースは極めて稀です。結果として、会社を退職をして渡航される方が大半を占めます。

そうなると気になるのが、帰国後のキャリアや、ワーホリ期間についての書類上の空白期間です。

特に履歴書の綺麗さや就労期間を重んじる日本の文化では、このワーホリ渡航後の経歴でも「帰国後に問題なく再就職できる?」「給料は下がらない?」などの不安を感じられる方が多くいらっしゃいます。

実際に、WEB検索エンジンで、〝ワーホリ〟〝帰国後〟を調べると「人生終わった」のような関連キーワードの検索結果まで出てきます。これでは不安は解消されるばかりか、募ってしまうばかりです。そこで今回は、ワーホリ経験が帰国後の就活に与える影響、そして帰国後の就活を有利に進めるために抑えておくべきポイントについてお話していきます。

 

 


<目次>

1:ワーホリ経験が帰国後の就職活動に及ぼすデメリット
– ワーホリ=休暇のイメージ
– 履歴書上の空白期間
– 語学力不足
– 離職率の増加
– 強すぎる海外志向・英語志向

2:ワーホリ帰国後の就職活動を有利にすすめる為に抑えておくポイント
– 目標・目的を明確にする
– 不用意に滞在期間を延ばさない
– 学生ビザを併用する
– 資格・スコアを取得する
-〝ビジネス人間力〟についてアピールする
– より質の高い就労経験を積んでくる
– 長期就労を視野にいれ、意欲をアピールする

3:まとめ


では、対策を講じるにあたり、ワーホリ経験が帰国後の就職活動に及ぼす影響、つまるところデメリットってなに?という点について把握をしておきましょう。
ワーホリが帰国後の就職に与えうるデメリットは、概ね以下の5点です。


【ワーホリ経験が帰国後の就職活動に及ぼすデメリット】

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① ワーホリ = 休暇のイメージ

ワーホリ=就労ではなく、ワーホリ=休暇というイメージが強くあり、留学や就労というよりは、長期休暇を海外で遊んできたのでは?と考える企業側の採用担当者がまだまだ多くいること。

② 履歴書上の空白期間

ワーホリ期間中働くことは可能ですが、滞在期間や語学力の問題から、Full-time(所謂、正社員雇用)ではなく、Part-timeでのアルバイト雇用を選択される方が殆どです。Part-timeは履歴書などの書類上で、就労経験として記載をしないルールがある為、履歴書上に空白の期間が生まれてしまいます。

③ 語学力不足

ワーホリ期間だけでは、ビジネスシーンでアピール可能なレベルの語学力が、現実的に身に付け難いということも挙げられます。ベースに平均値よりも高い語学力があればその限りではないですが、一般的にワーホリの1年間だけでビジネスシーンに対応できる実用的な語学力を身に付けることは困難です。理由として、ワーホリには、オーストラリアは4ヶ月、カナダ・ニュージーランドは6ヵ月までなど、就学期間に制限が設けられているケースが多い為、学生ビザに比べて、十分な就学期間を担保することが難しい点が挙げられる他、予算の問題などで短期就学を選択される方が多いことも理由に挙げられます。

④ 離職率の増加

ワーホリ経験者の、帰国後の早期離職率が高い傾向にあることも見逃せません。
ワーホリを経験すると、いい意味でも悪い意味でもフットワークが軽くなる傾向があります。海外での就労は日本に比べ残業が少なかったり、報酬が高かったりと、分かりやすいメリットを多く感じられます。これらを一度経験することで、海外志向が強まった結果、帰国後の日本の社会にワーホリ経験者本人が馴染み辛く感じることがあり、再度海外に出ようとする動きが強まった結果として、離職という選択肢が生まれやすいのです。海外志向が強まるという事は、悪い事ばかりではないですが、企業の採用担当者側には早期離職の懸念が付いて回ってしまうことは一つの事実です。

⑤ 強すぎる海外志向・英語志向

海外志向・英語志向が強まると、仕事でどうしても英語を使いたいという考えに染まりやすいという一面があります。『英語を使う仕事をしたい』『海外で働きたい』という考えは尊重できますし、是非チャレンジをして欲しい反面、実際には掲げる目標に対して必要な語学力が大きく不足していたり、時に『英語が喋れれば何でも良い』と、仕事の内容を軽視しがちになってしまう方が見受けられます。英語はあくまでもコミュニケーションツールです。仕事は各企業が確たる理念や信念の元で興している自己実現や社会貢献の場です。企業の担当者の方は、英語を勉強する場所を提供しているのではなく、あくまでも企業理念に賛同し、一緒に社会貢献をしてくれる方を募集しているという事を忘れないようにすることが大切です。就職活動では、英語ではなく、仕事内容を第一に考える必要があることを覚えておきましょう。英語はあくまでもそれら業務を熟す上で必要なコミュニケーションツールであり、能力を計る為の一つの評価値となります。

以上5点がワーホリ帰国後の就職活動で失敗しない為に、まず抑えておきたいポイント5選でした。

とはいえ、ワーキングホリデーに挑戦した方が軒並み帰国後の就職活動で失敗しているのかというと当然そんなことはありません。其々の問題について明確に対策を行い、帰国後の就職活動を成功させている方も沢山いらっしゃいます。
では、帰国後の就職を有利に進めるためには、どのような対策が必要なのでしょうか。

 

【ワーホリ帰国後の就職活動を有利にすすめる為に抑えておくポイント】

【1】目標・目的を明確にする

必ず言われることですが、基本にして最重要の項目と言えるでしょう。まずはワーキングホリデーの準備段階から、目標と目的を明確にしておきましょう。理由は明快でして、目標と目的が決まっているか決まっていないかで、仕事を任せる上での求職者の計画性や問題解決能力が判断出来るからです。『課題を確認し、計画を立て、実行し、成果を持ち帰る。』これがプライベートでも出来る方は、仕事でも一定の成果を出せると見込まれます。対して、『課題も見えず、課題解決に必要な計画も立てず、実行が出来ず、成果を持ち帰らない。』そんな方を留学に行ったという事実だけで評価することは難しいという事は容易に想像ができますよね。繰り返すようですが、目的を立て、それを達成するための中間目標をいくつか立て、実行し、成果を得る。全ての仕事で社会人として必要とされる基本的な能力です。これが出来る事で、結果として単なる休暇ではなく、自身の課題解決の為に必要な渡航だったことを企業にアピールすることが出来ます。

【2】不用意に滞在を延ばさない

目的・目標を立てたら、それを出来る限り最短、あるいは最適な期間で達成できるよう、計画を立てましょう。日本帰国後の就職を想定している場合、履歴書の空白期間についてのケアを考えると、不用意に滞在期間を延長することはあまりお勧めできません。なんとなく毎日を過ごすのではなく、1日1日を大切に時間を有効に使えるよう心掛けましょう。ただし、現地就労や現地への移住を本気で考える場合には、計画的に滞在期間を延長することも検討していきましょう。

また、少し別の話になりますが、渡航前後の日本での就労期間のケアも忘れずに行う必要があります。渡航前について言えば、同じ理由からアルバイトで予算を貯めるという選択肢はあまりお勧めできません。正社員または、派遣社員などの就労の選択肢も上手に活用しましょう。
渡航後については、帰国後から動き出すのではなく、帰国前から就職活動を始めることをオススメします。帰国後スイッチを素早く切り替えることが出来ず、就職活動開始まで、数ヶ月空けてしまう事で、この期間について深堀をされてしまうことで、行動力や計画性、または働く意欲そのものに懸念が生まれ、採用の際不利に働くケースがございます。

【3】学生ビザを併用する

前述のとおり、ワーホリの1年間だけでビジネスシーンで通用する語学力を習得することはかなり難しいという現実があります。とは言え、ワーホリを不用意に利用し、1年単位で滞在を延長するのは、履歴書上の空白期間というリスクを考えると避けたいところです。この時選択肢として挙がるのが、学生ビザという選択肢です。国により若干ルールが異なりますが、学生ビザとワーホリビザを併用し、就学期間と就労期間の双方をしっかりと担保する方法もございます。
そもそも学生ビザは、語学学校や専門学校、大学に関わらず、現地で就学することを条件に、就学期間に応じた滞在期間を認可する為のビザとなります。この場合、滞在目的は明確に就学と判断される為、ワーホリ=休暇という企業採用者側の認識を覆(くつがえ)すことが可能です。

【4】資格・スコアを取得する

資格やスコアは、渡航の明確な成果に当たる部分です。帰国後の就職活動の際、企業へのアピールの裏付けとなる為、資格の取得は非常に有効な手段です。TOEIC・TOEFL・IELTS・ケンブリッジ英検など様々な資格がありますので、自身の目的に合ったものを選択しましょう。出発前から、ご自身の語学力が十分に付いた後にチャレンジしたい仕事・業種について考えを巡らせ、どの程度のスコアが必要なのか、取得しておくと有利に働く資格はなんなのかを把握し、滞在中の目標に設定すると良いでしょう。

【5】〝ビジネス人間力〟についてアピールする

先にもお伝えした通り、英語はコミュニケーションツールであり、結果や成果の証明としては有効なものの、仕事を行う上ではもっと重要な部分があります。それが、ビジネスリテラシーと言われる能力です。〝ビジネス人間力〟と言い換えることもできるかもしれません。

ワーホリや留学を経験すると、多くの方が帰国後の就職活動の際、〝言語適応力〟=語学力と、〝環境適応力〟=異文化理解の精神 の2点アピールされますが、これらは、グローバルリテラシーとよばれ、ビジネスリテラシーとは対比される能力です。これら2つの能力は確かにグローバル人材に求められている能力であるものの、この二つばかりでは、求職者が実際にどのように、入社後の現場で活躍をしてくれるのか、について十分なイメージを持つことが出来ません。特に英語力については資格さえ取得していれば、書類上で判別できる能力ですし、海外での就労経験があれば尚更ですよね。面接で敢えて深堀する部分では無い、というのが採用担当者側の考えです。

対して、皆さまが仕事を行う上で、実際にどのような働き方が出来るのか、どのようなシーンで活躍が見込めるのかに直結する〝ビジネスリテラシー〟の有無は、面接の際、企業担当者がもっとも知りたい部分となります。しっかりと自己分析を行い、アピールポイントとして明確にしておきましょう。

ビジネスリテラシーの代表例は、〝リーダーシップ〟〝問題解決能力〟〝コミュニケーション力〟などが上げられます。

其々、
リーダーシップ とは、行動力・主体性・発信力・チャレンジ精神などの〝能動力〟に該当する能力。
問題解決能力とは、課題発見能力・計画性・実行力・マネジメント力 など、〝課題解決力〟に該当する能力。
コミュニケーション力とは、対話力・チーム力・ストレス耐性などの〝協働力〟に該当する能力を指します。

これまでの就労経験やワーホリ・留学経験を通して、どのような〝ビジネス人間力〟を培ったのか、実際に入社後どのように貢献が出来るのか、具体的なストーリーと併せてアピールすることで、ご自身の価値は2倍も3倍も魅力的に伝わるはずです。

【6】より質の高い就労経験を積んでくる

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ワーホリは、誰でも比較的自由に、海外で就労のチャンスを得ることが出来る貴重な制度です。いきなり現地企業で就労というのは難しくても、学生ビザを併用して、自身の語学力を底上げした上で、ワーホリビザでの就労期間を確保したりと、事前準備をして臨むことでチャンスは生まれます。とは言え、滞在中に現地企業に就職するには高い語学力に加え、相応の実務経験も必要となり、望んだとしても誰もが出来る事ではありません。
そんな時におススメしたいのが、海外でのビジネスインターンシップです。
前述のとおり、アルバイト経験は履歴書に書くことが出来ませんが、インターンシップであれば話は別です。インターンシップは、「履歴書に書ける」立派な就労経験です。
言語の違いという大きな壁の中で、実務経験を積んだという実績は、業務内容に関わらず評価が出来るものですし、実務レベル語学力の証明になるばかりか、その行動力や胆力、チャレンジ精神、更にはストレス耐性などのビジネスリテラシーに関する能力ついて、一定の評価が為されます。
何よりも、ご自身にとって大きな自信となるでしょう。

実際に、平成25年度にJAOS海外留学協議会が、厚生労働省委託の元で発表した『海外就業体験が若年者の職業能力開発・キャリア形成に及ぼす影響に関する調査研究』の調査結果では、ワーホリでの就労経験に比べて、海外インターンシップ経験者の方が、語学力のみならず、国際感覚、コミュニケーション力、判断力や、問題解決能力など、あらゆる分野でより高い成長を実感できた。と回答したことが報告されています。
勿論ワーホリビザも利用方法によっては、同等の成果が挙げられる可能性があるという事でもあります。単にワーホリに行くではなく、より質の高い就労経験を積むために、様々な可能性を模索することが、ご自身の将来にとっても大切だという事が分かります。

【7】長期就労を視野に入れ、意欲をアピールする

そして最後になりますが、早期離職の懸念に対するケアもしっかりとしておきましょう。ご自身がこれまでの経験を通してどんなことに興味を持っているのか、その分野で成長するにあたり、入社後の企業でどのような経験を積みたいのか。しっかりと自分なりの先の展望を見据え、じっくりと長期的に学んでいく姿勢を見せていきましょう。

〝最前線で、人の助けになりたい〟
〝留学を通して感じた、教育のすばらしさを伝えたい〟
〝夢を追う人たちを応援したい〟
〝改めて感じた、日本のすばらしさを伝えたい〟

どんなことでも結構です。これなら続けていきたい、このためになら働きたい、というご自身にマッチする価値観を見つけ、ご自身のやりがいとして意欲的にアピールが出来るように、早くから自分の興味について考えておきましょう。

 

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。
今回は、ワーホリを検討されている社会人の皆さまが気になる、ワーホリが帰国後の就職活動に及ぼす影響5点と、その対策方法として、ワーホリ帰国後の就職活動を有利に進めるために抑えておきたいポイントを7選紹介させていただきました。

1:ワーホリ経験が帰国後の就職活動に及ぼすデメリット
– ワーホリ=休暇のイメージ
– 履歴書上の空白期間
– 語学力不足
– 離職率の増加
– 強すぎる海外志向・英語志向

2:ワーホリ帰国後の就職活動を有利にすすめる為に抑えておくポイント
– 目標・目的を明確にする
– 不用意に滞在期間を延ばさない
– 学生ビザを併用する
– 資格・スコアを取得する
-〝ビジネス人間力〟についてアピールする
– より質の高い就労経験を積んでくる
– 長期就労を視野にいれ、意欲をアピールする

 

どんな手段も、使い方ひとつで得られる成果は大きく変わります。
『ワーキングホリデービザ』の正しい用途を知り、世間の評価を知り、対策を講じれば、
皆さんの行動次第で、これらの経験を帰国後の就職活動に有利に働かせることは可能なのです。

現在は以前に比べると、ワーホリ渡航者を率先して雇用したいという企業の動きも活発に見られており、弊協会にも日々企業様からの問い合わせがございます。協会では留学サポートの一環として、そうした企業様と皆さまとのマッチングのお手伝いもさせて頂いております。
ですから是非、必要以上に怖がらず、ご自身の未来に向けて歩みだしてみてくださいね。


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