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なぜワーキングホリデー(ワーホリ)保険が必要なのか
海外へワーキングホリデー(ワーホリ)や留学へ行く人に強く保険への加入を進める理由はいくつもありますが、最も重要なポイントは「治療・救援費用」の部分です。
みなさんは国内で病気にかかったり怪我をした時”保険証”を持って病院へ行き、治療を受けた後治療費をお支払いしていると思います。皆さまご存知かもしれませんが、この際病院に支払っている医療費は”自己負担の3割分”の料金となっています。なので例えば「実際の医療費は1万円」だったとしても、国民健康保険などの医療保険制度に加入していることによって「支払う医療費は3000円」となり、「残りの7000円」は保険証の発行元が立て替えてくれているわけです。
ではもし保険証を持っていなかったら・・・?その場合は請求される医療費を「全額自己負担」する必要が出てきます。ここが重要な点で、もし皆さまが旅行やワーキングホリデー(ワーホリ)、留学などで海外へ行かれた場合、基本的に皆さまは「保険証を持っていない人、つまりその国の医療保険制度などに加入していない人」とみなされます。この状態で治療を受けてしまうと治療費を”全額”を支払わなくてはならず、また海外は医療費自体が非常に高額な為、膨大な医療費の支払いが発生してしまうのです!
また、医療費が高額なだけならまだ良いのですが・・・保険に加入していない場合に起こりうる最も恐ろしい事態は、治療自体が受けれなくなってしまう事もありえます!なぜなら海外の医療機関は医療費の請求・回収に対して非常にシビアな面があり、「保険に加入していない=医療費の支払い見込みがない」とみなされ病院で治療を断られてしまうのです。
医療費以外に、海外留学保険は補償や賠償のケア・サポートも行ってくれます。これは自分の物が盗まれたり壊されたりした場合はもちろん、逆に自分が物を壊してしまった場合などのサポートになります。ワーキングホリデー(ワーホリ)や留学の際、多くの方がホームステイや寮、シェアハウスなどに住まれます。「手が滑って物を壊してしまった!」「水を出しっぱなしにして、床が水浸しに!」など、気をつけていても事故は起こってしまいます。そんな時に日本語でサポートを受けられることも、大切なポイントですね。
それでも「留学やワーキングホリデー(ワーホリ)期間中にそんなトラブルに巻き込まれることなんかない。」と考え、保険に加入されずに海外へ渡航される方もいらっしゃいます。しかし現実に、毎年ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザや学生ビザで渡航された方のうち、約64.7%の人が何かしらのトラブルに巻き込まれ保険金を請求されます。ワーキングホリデー(ワーホリ)制度のおかげで、より海外へ行きやすい環境になりましたが、ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザや学生ビザを使って始めて海外に渡航された方は、慣れない海外での生活で充分気をつけていても思わぬ事故や病気、盗難などのトラブルに巻き込まれがちです。ワーキングホリデー(ワーホリ)なので海外へ渡航した直後は、気候風土や食事が体に合わず体調を崩すこともありますし、場所によっては強盗などに狙われやすくもなります。もし保険に加入していない状態で病気やトラブルに巻き込まれたら、多額のお金を請求されてしまう可能性もあります。ワーキングホリデー(ワーホリ)制度を使う前に、保険のことは必ず知っておきましょうね。
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