イギリスのビザはちょっと複雑です。しっかり理解しましょう。
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イギリス語学留学ビザについて
イギリス語学留学のビザですが6ヶ月まで滞在ができる観光学生ビザと11ヶ月まで滞在ができる観光学生ビザがあります。尚、Tier 4に属している学生ビザはイギリスの大学や大学院に進学する方のみ取得可能で、語学留学の場合は上記対の観光学生ビザを利用することになります。
イギリスは欧州連合(EU)に属していましたが脱退しました。
この他にヨーロッパ留学やイギリス語学留学において知っておいた方がいい制度に「シェンゲン協定」があります。 イギリスとアイルランドはこのシェンゲン協定には元々参加していません。 シェンゲン協定とは日本人も欧州連合国内への入国、及びその後またいで移動する時などに3カ月は手続きなしでできるというものです。6ヶ月中の3カ月になり、例えばドイツに2カ月、フランスに1ヵ月いるとドイツに戻ることはできません。日本帰国の経由地としても禁止されています。しかしイギリスとアイルランドに入国することは可能です。イギリスもしくはアイルランドに3カ月滞在すればまたデンマークやイタリアへの入国が3カ月認められると言うものです。
イギリス語学留学中もしくはイギリス留学終了後にフランスやドイツ、イタリア、スペインなどに週末や夏休みで出かけていて次の国に入国した途端に罰金という事にもなりかねないので十分に注意してください。ある意味便利な協定ですが日本人にはなじみがないので知っておきましょう。
イギリス語学留学ビザの種類
イギリスに語学留学するためには
- Youth Mobility Scheme(就労ビザ)
- 6ヶ月までの観光学生ビザ
- 6ヶ月~11カ月までの観光学生ビザ
- 大学や大学院進学の為の学生ビザ
のいずれかのビザが必要です。ビザなしの観光ビザで勉強することは認められていませんので気を付けて下さい。
Youth Mobility Scheme (イギリス ワーキングホリデー)とは
イギリスワーキングホリデービザでは語学研修期間、アルバイト期間に制限の無い万能のビザです。これはすごい特徴です
ビザの有効期間:2年間(2020年度)
年齢制限:18歳以上~31歳未満、年間1000名までの発給制限 (2020年度)
非常に競争率の高いビザです。抽選にて申請希望者の中から1000名が選ばれます。
学生ビザ
大学、大学院進学等の就学を目的としたビザですが初級英語レベルではビザの許可が下りません。イギリスでこの学生ビザを利用する場合、IELTS for UKVIという英語力を照明する試験に合格しないといけません。IELTS for UKVIには、IELTS for UKVI Academic、 IELTS for UKVI General Training、IELTS Life Skills A1、 IELTS Life Skills B1の4種類あり、どの試験が一番適切かは受け入れ機関(入学予定の大学など)に確認する必要があります。この学生ビザの許可がおりると、滞在期間中: 最大週20時間まで就労も認められます。
※受け入れ機会により就労条件が変わる可能性もある為、上記と併せて確認する事をお勧めします。
観光学生ビザ - Short-term study 11 months
語学研修を目的とした11ヶ月までのビザです。ビザの有効期間:11ヶ月 。6ヶ月以上、11ヶ月未満の語学研修ビザ。アルバイトは出来ません。 ビザの現地延長は出来ません。日本に帰国して再申請は可能。英語力の基準はございません。
観光学生ビザ - Short-Term Study Visa
6ヶ月以内の就学、観光を目的としたビザです ビザの有効期間:6ヶ月未満(180日未満)の就学ビザ アルバイトは出来ません。 渡航前のビザ申請は必要ありません。入国の際に審査をされます。
※入国の際に学校からのStudent Visitor Visa Letter(入学許可書)の提出が必要です。
観光ビザ - Visitor Visa
ビザの有効期間:6ヶ月未満(180日未満)の観光ビザ アルバイトは出来ません。就学も出来ません。渡航前のビザ申請は必要ありません。入国の際に審査をされます。
ビザについてはとにかく変更ばかりの国です。年に5回も6回も変更されても不思議ではありません。
※今後もルールは頻繁に変更される可能性がございます。 その都度最新の情報を確認して頂く事を強くお勧め致します。
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