
アイスランドのワーキングホリデーは、大自然の中で働きながら異文化を体験できる魅力的な制度です。しかし、申請条件や必要な準備は多岐にわたり、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。この記事では、日本ワーキングホリデー協会(JAWHM)の公式情報とアイスランド政府の一次情報に基づき、アイスランドワーホリの全容を徹底的に解説します。制度の概要から申請方法、現地での生活まで、あなたの疑問を解消し、スムーズなワーホリ実現をサポートします。
1. アイスランド ワーホリとは?制度の概要
アイスランドは、日本を含む5か国とワーホリ協定を締結しており、日本国籍の方は年間30名までこの制度を利用できます(JAWHM 2026-09-27更新)。申請手数料は無料ですが、渡航には十分な資金と健康保険への加入が必須です。許可証の滞在期間は最長12か月で、日本国籍の人は延長・更新ができず、生涯1回のみ取得できます。
2. 申請資格:あなたは何から始める?
アイスランドのワーホリ申請には、年齢、国籍、健康状態などの条件を満たす必要があります。
- 年齢: 申請時に18歳以上30歳以下であること(island.is 公式)。
- 国籍: 日本国籍を有すること。
- 資金: 許可証の発行後3か月分の生活費として、月額259,951 ISK以上(参考 約33万円/月・2026年9月時点)の資金の証明が必要です(2024年2月15日改定。為替は要当日確認)。
- その他: 犯罪経歴証明書と、健康保険の証明が必要です(次の章を参照)。
3. 申請に必要な書類:準備は万全ですか?
アイスランドのワーホリ申請には、以下の書類が必要です(island.is 公式)。
- 申請書D-110(手書き署名必須)
- 証明写真(35×45mm)
- パスポートのコピー(有効期間が許可期間終了から90日以上)
- 犯罪経歴証明書(12か月以内に発行・アポスティーユ付)
- 健康保険証明
- 資金証明(雇用契約書、給与明細、銀行残高証明など)
- 帰国チケットのコピーまたは購入資金の証明
- 支払い領収書(日本国籍は申請手数料無料のため不要)
犯罪経歴証明書にはアポスティーユ(ハーグ条約に基づく公文書の認証)が必要です。
4. 申請から許可までの流れ:いつから準備を始めればいい?
アイスランドのワーホリ申請は、紙の書類のみで、オンライン申請はできません。申請書類を準備し、Útlendingastofnun(入国管理局・Dalvegur 18, 201 Kópavogur, Iceland)に郵送するか、窓口に持参します。日本国籍の人は申請手数料が無料です。
5. 渡航後の手続き:スムーズなスタートを切るために
アイスランドに到着後、以下の手続きを行う必要があります(JAWHM 2026-09-27更新)。
- 写真登録: 入国後1週間以内に入国管理局または地区長官事務所で顔写真の登録(要予約)。
- 住所登録: 賃貸契約から1週間以内にÞjóðskrá Íslands(国民登録局)で住所登録。Kennitala(国民ID番号)の発行につながります。
- 銀行口座開設: Kennitala取得後に銀行口座を開設します。
- 健康保険加入: 最初の6か月間は民間の健康保険が必須です。
6. アイスランドでの生活:知っておくべきこと
- 賃金: アイスランドには法定最低賃金制度はありません。賃金は業種別の団体協約で決定されます(2026年1月時点の協約最低月給は約484,000〜515,000 ISK程度)。
- 所得税: アイスランドで得た所得は、初日から課税されます。税率は3段階で、月額498,122 ISK以下が31.49%、498,123〜1,398,450 ISKが37.99%、1,398,451 ISK超が46.29%です。毎年、確定申告が必要です。
7. 就労について:どんな仕事がある?
アイスランドのワーホリでは、職種に制限なく就労できます。ワーホリの居住許可証があれば、別に就労許可は要りません。雇用主を変えるときも、追加の手続きは要りません。標準の労働時間は週40時間(多くの協約では37.5時間)です。
8. 費用:どれくらいの資金が必要?
アイスランドでのワーホリには、以下の費用がかかります(JAWHM参考値)。
- 健康保険: 最低補償額 2,000,000 ISK
- 生活費: 月額 259,951 ISK 以上
9. ワーキングホリデー協定はどの国とある?
アイスランドでワーキングホリデーを利用できるのは、アンドラ、カナダ、チリ、日本、イギリスの5か国に限られています。これらの国籍を持つ人が、アイスランドでのワーキングホリデービザを申請する資格を得られます。
10. 年齢制限は?
ワーキングホリデービザの年齢要件は18歳から30歳までです。インターネット上には、日本人が18歳から26歳で申請可能であるという古い情報が残っている場合がありますが、2026年時点の公式情報(island.is)およびJAWHM(2026年9月27日更新)では、18歳から30歳であることが明示されています。申請を検討する際は、必ず最新の公式情報で年齢条件を確認してください。
11. 申請料はいくらですか?
日本国籍の人の申請料は無料です。申請料が必要なのは、アンドラ・カナダ・チリ・イギリスの国籍の人で、40,000 ISKです。申請者が申請を取り消した場合は返金されません。
12. 資金証明として認められないもの
アイスランドのワーキングホリデーの必要資金の証明で認められるのは、雇用契約書(原本)、直近3か月の給与明細と税の支払い証明、国際通貨建ての銀行残高証明です(組み合わせもできます)。社会扶助給付金、養育費、第三者からの金銭的支援は、資金証明として認められません。また、不動産や車などの流動性のない資産、現金(現物)も同様に認められません。申請者は、これらの資金源に頼らず、ビザ申請に必要な資金を準備する必要があります。これらの条件を満たさない場合、ビザ申請が受理されない可能性がありますのでご注意ください。
13. 健康保険はいつまで使える?
許可の申請で出す健康保険は、住所登録日から少なくとも3か月間有効なものが必要です(island.is 公式)。最低補償額は2,000,000 ISKで、アイスランドの保険会社、またはアイスランドで営業の認可を受けた外国の保険会社から取得します。
最初の6か月間は、民間の健康保険が必須です。登録した住所に6か月住み続けると、国民健康保険と社会保障制度に自動で加入します。保険の有効期間は住所登録日が起点になるため、到着後は速やかに住所登録を行ってください。
14. 許可証の延長・不在期間・妊娠出産の注意
日本国籍の人は、ワーホリの許可証の延長・更新ができません(アンドラ・カナダ・チリ・イギリスの国籍の人は、さらに1年の更新ができます)。許可証の有効期間中に3か月以上続けてアイスランドを離れると、許可証が取り消される可能性があります。
ワーホリ向け保険では妊娠や出産に関連する医療サービスは通常、保険の対象外となるため注意が必要です。
妊娠を希望する場合や、妊娠の可能性がある場合は、事前に保険内容をよく確認し、必要に応じて、妊娠・出産に対応した保険への加入を検討する必要があります。
事前に十分な資金計画を立てておくことが重要です。
15. よくある質問(FAQ)
Q. アイスランドのワーホリは、年齢が30歳を超えると申請できませんか?
A. はい、アイスランドのワーホリは、申請時に18歳以上30歳以下であることが条件です(island.is 公式)。
Q. アイスランドでワーホリをする場合、健康保険は必ず加入する必要がありますか?
A. はい、アイスランドでワーホリをする場合、健康保険への加入は必須です(island.is 公式)。最初の6か月間は民間の健康保険に加入し、その後は国民健康保険に加入することになります。
Q. ワーホリの申請書類には、犯罪経歴証明書が必要ですが、アポスティーユは必須ですか?
A. はい、犯罪経歴証明書にはアポスティーユ(ハーグ条約に基づく公文書の認証)が必要です(island.is 公式)。
料金・為替・最低賃金は改定されることがあるため、申請前に必ず公式で確認してください。




























