留学やワーホリで海外へ行くと、誰もが体験する「カルチャーショック」。
びっくり!という程度のこともあれば、不満ばかりが目に付いて日本と比べてしまったり、せっかくの海外生活を楽しめなくなってしまったりする人も・・・
今回は、これまでのワーホリ渡航者が経験した、よくあるカルチャーショックの例を見ていきましょう!
》カルチャーショックの対処法は?:留学・ワーホリで100%陥る『カルチャーショック』の仕組みと対処~現地滞在中編~
<もくじ>
・食生活編
・生活様式/習慣編
・コミュニケーション編
・自分の英語力編
■食生活編:
・料理を全然しない人が多い!レンジでチンしたものを皿にならべるか、出来合いのものを買ってくることも多いです。
・夜ご飯がピザだけ、朝ご飯がりんご1玉だけ、など、日本とは”食事”というものの感覚が違うみたいです。
・夜ご飯にポテトチップスが並んでいて驚いた。フライドポテトと同じ感覚らしい!
・薄切り肉が売っていないことが多く、料理するのに不便に感じた
日本は世界でもトップクラスに、”きちんと家庭料理をする人”が多い、特殊な国。美味しい日本のごはんを基準に思っていると、海外での食生活にショックやストレスを感じることが非常によくあります。
ホームステイ先などでの食事が苦痛に感じられることもあるかもしれませんが、「そういう食文化なんだな」と、健康を害さない程度に受け入れつつ、耐え難い場合はホストファミリーと相談したり、ご自身で用意をするなど工夫してみましょう。
■生活様式/習慣編:
・トイレがよく詰まる!!!日本のトイレの水圧が強いのか、海外のトイレットペーパーが溶けにくいのか・・?
・ウォシュレットは日本だけの文化ということを、ワーホリで初めて知った
・雨が降ってもあまり傘をささない
・時間の感覚が違う。待ち合わせの時間に友達が遅れてくることはしょっちゅうですが慣れました
・バスタブが無い家も多く、1年間シャワー生活。お風呂に浸かる日本の文化のありがたみを感じた
日本のトイレは世界一!とメディアでもよく取り上げられますが、ワーホリ中にそれを体感する人は意外と多いようです。便座が温かいなど性能も良く、ウォシュレットを常用している人にとっては衝撃的かもしれません。
時間の感覚や生活様式・習慣は、国によっても、家によっても全く異なりますので、違いも楽しむ心を持っておくと良いですね!
■コミュニケーション編:
・「議論する」ことに抵抗がない。そもそも意見や考えはみんな違って当然と思われていて、お互いがきちんと口に出して伝えている
・自分の意見、希望を直接表現するので、少し攻撃的に聞こえるときがある。(わたしたち日本人にはそう聞こえるだけで、相手にその意図はないみたい)
・「空気を読む」文化が無い。雰囲気で感じ取ってもらおうとしてても無駄だと気付いた
・クラスメイトや先生、上司のこともファーストネーム(下の名前)で呼ぶことに最初は戸惑った
国や言語などさまざまなバックグラウンドを持つ人たちと生活する中では、お互いの常識が全く異なることも多いため、しっかりと自分の考えや意見を伝え合うことが不可欠。
日本人特有の”空気を読む”文化は、ワーホリ中には無いものと考えておいた方が良いかもしれません。
■自分の英語力編:
・英語は苦手な方ではないと思っていたけど、いざ外国人と一緒に話してみるととっさの一言が出てこないなど、会話力の無さに落ち込んだ
・自分の仕事のスキルや経験に、英語力が追い付いていないことを思い知らされた。英語が話せないだけでワーホリ中の仕事のチャンスを何度も逃している気がします・・・
・現地の人(レストランの店員など)の話すスピードが早かったり、なまりがあったりと、聞き取りが出来なさ過ぎてショックだった。日本の英語教育が、いかに限られた発音でしか教えられていないかということを痛感。
・自信が無くても大きな声ではっきり伝えれば、意外と相手に伝わる!
留学やワーホリに行って、自分の英語力の無さを痛感…という方は多いようです。心が折れそうになることもあるかもしれませんが、渡航後3か月くらいで耳が慣れ、6か月くらいで口が慣れてきます!
残念ながら、英語がペラペラになる魔法はありません。じっくり時間をかけて頑張っていきましょう!
みんな違って当たり前!
カルチャーショックは誰にでも、どこの国でも起こりうる事象です。だからこそ経験者の話を聞いて、事前に情報収集をしながらも、現地で実際に見たり聞いたりして、”自分がどう感じたか”を持ち帰ってきてくださいね。
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