国際系の高校・大学を卒業、そしてワーホリや留学を経験してきた筆者は、これまで本当に数多くの『英語(複数言語)が堪能な人』に出会ってきました。その人たちを見ている中で、英語が堪能な人たちはみな、とある共通点を持っていることに気づいたのです。
そこで今回は、年齢やバックグラウンド・海外経験に関わらず、『英語の上達が早い人の特徴』を5つまとめてみました!
みなさんはいくつ当てはまりますか?これからの英語学習の参考にもしてみましょう!
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<目次>
・”完璧主義”を捨てている
・1日10分でも、毎日英語に触れている
・覚えた単語はすぐに使う
・「何のために英語を身に着けたいのか」が明確
・「やらないといけない」より「やりたい」気持ちが強い
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1:”完璧主義”を捨てている
あなたは心の中で、どこか「間違えるのは恥ずかしい」という気持ちを持ってしまっていませんか?これは、英語というコミュニケーションツールを手に入れるうえで非常に大きな阻害となってしまいます。
「間違っていることが怖い」「”きちんと”話せないと恥ずかしい」「”きちんと”話せるようになってからじゃないと発言するのはちょっと…」こんな方は、”勉強しているだけ”で、力が伸びないまま人生が終わってしまう可能性が非常に高いです・・・。
これはスポーツでも同じことが言えるでしょう。
野球選手になりたい!素振りもたくさんしているし、バッティングセンターにも通って、キャッチボールや遠投の練習もしてる。でもミスが怖いし、もっとうまい人がたくさんいる中で試合に出るのはちょっと・・・
果たして、こんな人が野球選手になることはできるでしょうか。
日本人に根付いてしまっている完璧主義を捨てるには、ご自身が「自分を変えたい」とどれだけ思えるかが一番のポイント。腹をくくり、「間違えて直す」を繰り返し、実践経験をたくさん積んでいくことでこそ、あなたの英語力はぐんぐん上がっていきますよ!
2:1日10分でも、毎日英語に触れている
以前カウンセリングで、とあるお客様がこんなことをおっしゃっていました。
「英会話スクールで1日2時間、週2日、2年前からずっと通っているけど、全然英語力が上がらないので、仕事辞めて海外で英語漬けになりたいです。」
こちらの方に、「英会話スクール以外でも、英語に触れる機会はありますか?」と聞いてみたところ、「仕事で英語に触れることは無いし、正直スクール以外ではなかなか時間が取れていないです・・・」とのことでした。
ここでのポイントは、週に2回、限られた時間にしか英語に触れていないという点です。スクールに通うという点ではしっかりと行動に移せていますが、やはり英語力UPのためにはどれだけ少しでも”毎日”英語に触れられるかということが非常に大きな鍵となります。
例えば、スマホの言語設定を英語に変えたり、毎日1本だけ英語のニュース記事を読んでみたり、Youtubeで英語の短い動画を見たりするだけでもOKです。日常的に英語に触れる機会を自ら生み出せる方は、英語力UPのスピードも速いです。
3:覚えた単語はすぐに使う
「単語の勉強しても覚えられない・・・」そんな方は、きっと覚えた単語を使えていないのではありませんか?単語の意味を調べて、ノートに書いて、それを見返して・・・というだけでは、なかなか定着はしないものです。
覚えた単語、調べた単語は、すぐに使ってみるのが吉です。会話の機会が無くとも、自分で例文を作って書いてみるだけでも十分です。ツイッターやインスタグラムなどのアカウントで、英語で投稿してみるというのも良いですね。
インプットばかりでなく、アウトプットの時間も作っていくことが、英語力UPには欠かせません。
4:「何のために英語を身に着けたいのか」が明確
英語はあくまでコミュニケーションのツールに過ぎません。ですので、せっかく英語力を獲得しても、その先で使うことが無ければ宝の持ち腐れになってしまいます。
例えば、「自分の家を建てる」というのも同じようなことと言えるはず。人が家を建てるのは、今よりも良い環境で生活したいとか、その家で家族との時間を有意義に過ごしたいとか、将来のために資産として持っておきたいとか、家が建ったその先があるからこそ、時間とお金をかけてまで建てるわけですよね。「家を建てた!別に使わないけど!満足!」という人はまずいないでしょう。
英語力もそれと同じで、英語力を身に着けたい理由がなければ、そこに対して向かっていくパワーも生まれづらいことは間違いありません。
海外旅行で困らないため?海外で接客の仕事に就くため?好きな海外俳優の英語を字幕なしで理解したいから?仕事で困った経験があるから?「英語が出来たら、何がしたいだろう」この答えが頭にあるだけで、あなたの英語力は格段に速くUPするでしょう。
5:「やらないといけない」より「やりたい」気持ちが強い
これは、前項の”英語を勉強する目的”と似ていますが、マインドセットの問題ですね。
人は誰かからやりなさいと言われたことよりも、自分が自らやりたい!と思ったことに対しての方が、はるかに多くの時間やパワーやお金を費やします。子供が宿題を放棄して、ゲームをするのと一緒。仕事よりも、旅行の計画の下調べの方がはかどることと一緒です。
「英語話したい!」と思う気持ちが大きい人の方が、そうでない人に比べ何倍も自然と努力し、時間とお金と手間を費やし、そして何より楽しんで取り組めるので、学習がはかどり、続きます。この好循環を生み出せるかどうかは、あなた自身の気持ちがとっても重要ということです。
あなたが英語力を上げたい、その理由や目的は?
ワーホリや留学に行って、英語漬けになれる環境が目の前にあるのに、英語が全然伸びない方もいます。その一方で、海外に行ったことが無くたって、独学でTOEIC900点を取る人もいます。
全ては、あなたのマインドと行動次第ということ。
みなさんも今日から、英語上達のスピードを自ら上げられるように、マインドと行動を変えていきましょう。
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