2022年、新たな自分を探しにワーホリへ行こう!
新型コロナウィルスの影響で、目まぐるしく世界が変化した2020~2021年。「自分の働き方」や「将来のキャリアパス」について考える時期となった方も少なくなかったのでは?
そんな中、ワーホリ世代である20代のみなさんには、ワーホリ・留学をきっかけにキャリアチェンジという大きなチャンスがあります!
「ただワーホリに行って終わり」ではなく、自分が満足できるキャリアパスを今後歩んでいくために、ワーホリ・留学でできることを見ていきましょう。
<目次>
・選択肢を広げる鍵は”ビジネス英語力”
・”インターンシップ”で専門知識と実践力UP
・”変化に強い自律した人材”が求められる時代
選択肢を広げる鍵は”ビジネス英語力”
英語ができる人材のニーズは転職市場で高まり続けており、ビジネス英語をきちんと習得できると、アプローチできる仕事の幅が大きく広がります。
また、大手企業ほど英語に力を入れており、英語力を問われるケースが多いため、ビジネス英語が出来る人ほど生涯年収が高くなるとも言われています。
そのためワーホリ・留学へ行くみなさんは、現地でビジネス英語力を身に付けて帰ってくると、その後非常に大きなアドバンテージになるといえるでしょう。
では、”ビジネス英語力”というのは、どのくらいのレベルを指すのでしょうか?次の図を見てみましょう。
上図は、海外の語学学校などで利用されている6段階のレベル分けを基にしています。
多くの日本人は、ワーホリ・留学をElementary(エレメンタリー)~Pre-intermediate(プレ・インターミディエート)程度のレベルでスタートしています。
これは「ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく 使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に 応じることができる」程度の英語力。
一方、ビジネス英語力として求められるのはUpper-intermediate(アッパー・インターミディエート)以上のレベル。
これは「自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、 明確で詳細な文章を作ることができる」程度の英語力とされています。
この差はなんと、語学学校で9か月~1年程度勉強すれば埋められてしまう差。
「中学高校の6年間、あるいはそれ以上勉強してきたのに、全然話せるようにならなかった・・・」
そんなあなたでも、24時間英語に囲まれる環境に身を置きながらしっかり学べば、たった9か月~1年です。これは夢のような話などではなく、自分の手で叶えることができる現実なんです!
1年後、あなたが別人のように英語が話せるようになっているとしたら、世界の見え方、自分の将来の見え方、自分が活躍できる職場は、今と全く違うものになっていることでしょう。
”インターンシップ”で専門知識と実践力UP
キャリアチェンジを成功させる秘訣として、”ビジネス英語力”だけでなく”海外でのインターンシップ経験”も挙げられます。これは、日本の転職市場における企業側のニーズが関係しています。
日本では、30歳前後までを対象にポテンシャル採用という「業界・業種未経験者でも本人の今後の成長性(ポテンシャル)を見込んで採用する方法」が取られているケースが多く見られます。前職の経験や資格・特定領域での知見に限らず、その人の将来性を評価して採用が行われるものです。
ただ、このポテンシャル採用において求職者は「社会人経験はあるが、転職先での業務・知識は無い”能力が高い新卒”」のような位置づけになります。そのため、業界経験が無くとも、新卒就活生や周りの未経験者との差をつけることが、20代のキャリアチェンジでは非常に重要になってきます。
そんな時に活きてくるのが海外でのインターンシップ経験”です。
「海外で生活を維持するためにただ稼ぐ」のではなく、「その後に繋がる仕事経験を積む」ことができるのがインターンシップの魅力!即戦力を求める海外企業で最初から正社員として雇ってもらうのは難しいですが、インターンシップとして「学びながら働く」のであれば、もう少し手が伸ばしやすいですよね。
最近では、帰国後を真剣に考える人たちのワーホリ・留学スタイルとして、カナダの有給インターンシップ付き専門留学【Co-op(コープ)留学】が注目を浴びています。
海外で生活しながら特定分野の知識・経験を積むことが出来るという点で、キャリアチェンジを目論むワーホリ世代にはもってこいの留学方法です。
>こちらもCHECK:【カナダ専門留学】有給インターンシッププログラムで学べる分野って?【Co-op(コープ)】
”変化に強い自律した人材”が求められる時代
社会全体のDX化や働き方の変化など、私たちの労働環境は今後ますます大きく変化していきます。そんな中社会でいきのこっていくのは「変化に強
変化を恐れるというのは私たち人間の性ともいえるもので、出来ない理由ややらない理由を探すのが自然なことかもしれません。ですが、新型コロナウィルスが世界にもたらしたように、私たちが変わらざるを得ない状況に陥ってしまうこともあります。
そんな中でワーホリ・留学を経験した人たちは、日本でだけ生活をしてきた人たちに比べ、圧倒的に”変化に対応する力”があると言えるはずです。
実際、ワーホリや留学で海外生活をすると、予期せぬトラブルに見舞われることや、今まで出会うことのなかった価値観や文化にカルチャーショックを受けることもあります。そういった環境の変化に適応するためにもがき成長するというプロセスは、全てのワーホリ・留学渡航者が必ず経験する部分でしょう。
「将来が不安で、ワーホリ・留学に踏み切れない」という人は、その一歩を踏み出すことこそが、将来の不安を払しょくしてくれるきっかけになるかもしれませんよ!
<前回のキャリアコラム>
【体験談】ワーホリ経験者の”その後”~10代の休学渡航~【キャリアコラム#34】
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