カナダ人が教えてくれた仕事を楽しむ3つのポイント【キャリアコラム#18】

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「なんでこんなにカナダ人は楽しそうに仕事をしているの!?( ゚Д゚)」

 

これはワーキングホリデーでカナダに到着して私が持ったカナダ人への第一印象でした。

日本での仕事に疲れ切って渡航した私には、楽しそうに働くカナダ人の笑顔がとても衝撃でした。

 

しかし、カナダ滞在中に私もカナダ人と一緒に働く中で、「仕事を楽しむポイント」を彼ら自身が作り出していることに気付きました。

今日は皆さんに、カナダ人が教えてくれた「仕事を楽しむ3つのポイント」をお伝えします。この3つのポイントを明日から取り入れればきっと皆さんの毎日も変わるはずです。ぜひ最後まで楽しんで読んでくださいね。

 


<目次>

・日本とカナダの働き方の違い

・カナダ人が教えてくれた仕事を楽しむ3つのポイント

・まとめ


 

■日本とカナダの働き方の違い

カナダ人が教えてくれた仕事を楽しむ3つのポイントを皆さんにお伝えする前に、前提として日本とカナダの働き方の違いをご紹介したいと思います。

 

ある調査によると、日本では「仕事が楽しい」と答える人は約10%という調査結果があります。1日の中で働く時間が大半を占める社会人にとって「楽しく仕事をしたい」と望む人は多いはず。しかし実際は仕事を楽しめている人が少ない現状です。ではその原因はどこにあるのでしょうか。日本とカナダの働き方の違いをまとめてみました。

 

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この表を見て、皆さんはどんな風に感じますか?

日本は長時間労働やサービス残業が多く、長期休暇もなかなか取れない傾向にあります。一方、カナダでは就業時間のみ働き長期休暇をしっかり取ります。

また雇用状況については日本は終身雇用や年功序列の考えが根強く残る一方、カナダでは年齢に関係なく転職が当たり前で実力・成果主義と言われています。

昨今は世界的にも男性の育児参加が注目されていますが、日本の男性の育児休暇取得率はわずか12.6%。一方カナダでは30.9%と日本の倍以上の数字です。

 

時代と共に変わりゆく働き方ですが、日本の働き方はまだまだ昔からの根強い風習や考え方が残っているように感じます。

 

■カナダ人が教えてくれた仕事を楽しむ3つのポイント

上記のように日本とカナダは働き方の前提に大きな違いがありますが、実はカナダでは「仕事を楽しむポイント」をカナダ人自身が作り出しているのです。

ここからはワーホリ滞在中に私がカナダ人と一緒に働く中で見つけた「仕事を楽しむ3つのポイント」をお伝えします。

 

①プライベートのために仕事をする

皆さんは「何のため」に仕事をしていますか?生活のため、お金のため、家族のため、やりがいのためなど・・・数えきれないほどの答えが出てくると思います。年齢や状況によってそれは変わることもあるでしょう。

ただ多くの日本人に共通して言えることは、仕事のためにプライベートの時間を犠牲にしている割合が高いということです。

 

仕事量が多くて毎日残業の日々・・・休みの日でも仕事用の携帯電話が鳴ったら電話に出ないといけない・・・就業後にも会社の飲み会に行かないといけない・・・などなど、皆さんも当てはまるものがないでしょうか?

真面目な日本人は「仕事だから」とプライベートの時間を犠牲にしてでも「仕事のために」自分の大切な時間を費やす傾向にあります。

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一方のカナダでは「プライベートのため」に日々仕事をします。仕事以外の時間=プライベートがいかに充実するかに重きを置きます。

早起きをしておいしいコーヒーを飲んでから出社する♪ランチの時間はお気に入りのカフェで新しいメニューを食べる♪仕事終わりに友人や恋人と食事をしてから帰る♪夕食後、1時間ウォーキングをしてから眠る♪金曜日の夜は家族でムービーナイトが欠かせない♪週末は家族でキャンプに行く♪
などなど、とにかく仕事以外の時間に自分の好きなことをして過ごします。

 

私もカナダで働いているとき、よく同僚と仕事の話以外に「プライベートの時間は何をしているか?」や「週末はどこに行くか?」など話していました。週明けは必ずみんなで「How was a your weekend?」と週末はどう過ごしたかを話すのが日課でした。

 

このようにカナダ人は「仕事のための人生」ではなく、「充実したプライベートのため」に仕事を頑張っているのです。そのためカナダでは長期休暇もしっかりと取ってリフレッシュをします。

 

②無理をしない

皆さんは日々の仕事で無理をしているなぁと感じることはありますか?

期日が間に合わないので今日は残業をします・・・!プレゼンが苦手なので練習します・・・!などなど思い当たることはないでしょうか?

約束や期日を守る日本人はとても勤勉と世界からの評価も高いです。また、できないことや苦手なことを克服しようと頑張る姿も日本人の美徳と言えるでしょう。

 

しかしカナダ人は無理をしません。

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これは実際私がカナダ人と働いているときに繰り広げられた会話です。

・「明日できることは明日に回したらいいよ~もう定時だから帰るね~」
・「苦手なことは得意な人に任しちゃいなよ!」
・「そんなに無理して、今の自分のこと好き?」

 

日本では、残業をしてでもその日に終わらすことが当たり前。できないことはできるように努力するのが当たり前。

このような環境で育った私にとってカナダ人たちの発言は大きな驚きと共に、「もうこれ以上無理をしなくていいんだ・・・」という安心感にもなりました。

 

誰しも無理をして辛い毎日を過ごすより、毎日笑顔でハッピーに過ごしたいですよね。無理をせず仕事をすることがカナダ人が毎日の仕事を楽しんでいる秘訣なのです。

 

③同僚や顧客とフラットな関係でいる

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日本では上下関係の文化が根強く残るので職場でも年齢によって上下関係が構築されます。またお客様第一主義の日本では、従業員よりお客様が上の立場にあるという考えを持つ方も多いでしょう。

このような上下関係によって昨今は、パワハラ・モラハラ・セクハラ・カスタマーハラスメントなど多くの「ハラスメント」が問題視されています。

 

皆さんの中にも職場の同僚やお客様との”人間関係”に一度は悩んだことがあると思います。仕事の業務内容は好きでも、人間関係がうまくいっていないと仕事を心から楽しむことはできないですよね。

 

カナダでは、同僚も顧客もみんなフラットな関係です。

職場では年齢や立場に関係なくみんなが平等に意見を出し合い、お互いを尊重しながら働いています。また年齢や性別に関係なく昇格をし、育児休暇や長期休暇だって平等に取ることができます。

 

従業員と顧客の関係はどうでしょうか?よく海外のドラマや映画のシーンで見るかもしれませんが、カナダでは従業員と顧客が日常会話を繰り広げるというのが当たり前です。私もカナダ滞在中はスーパーのレジの店員さんやスタバの店員さんと買い物中によく日常会話をしていました。

 

このように従業員や顧客、年齢や性別と言う立場に関係なくみんながフラットに平等に関わることがカナダ人が仕事を楽しくするポイントの1つなのです。

ワーホリ 英語 初対面

 

■まとめ

いかがでしょうか。日本で当たり前の働き方も海外から見ると驚きの連続かもしれません。

人それぞれ、仕事をする目的や大切にしたいことは様々あると思います。人生の多くの時間を費やす「仕事の時間」を楽しくハッピーに過ごしたいと願う方は多いのではないでしょうか。

今日お伝えした”カナダ人が教えてくれた仕事を楽しむ3つのポイント”を皆さんも取り入れて毎日のお仕事をぜひ楽しんでくださいね。

 

”カナダ人が教えてくれた仕事を楽しむ3つのポイント”
①プライベートのために仕事をする
②無理をしない
③同僚や顧客とフラットな関係でいる

 

「・・・とは言っても今の会社ではカナダ人がやっているポイントを取り入れるなんて無理だよ。」と思った方はいませんか?

大丈夫です。これからの会社や日本を変えていくのは皆さんです。

ぜひワーキングホリデーや留学という制度を使って”日本と海外の違い”を体感してきてください。ワーキングホリデーや留学は日本にいるだけでは培うことができない価値観の変化や成長があります。

今後、キャリアを形成していく中で日本の凝り固まった概念だけで自分の可能性を狭めるのではなく、海外に出ていろいろな概念・価値観・経験を取り入れてみてみませんか?✨

 

きっと海外での経験は、今後の人生をより豊かにしハッピーな毎日につながること間違いなしです★(*’ω’*)

 


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この記事の内容は 2021年09月04日 (土) に書かれたものです。

情報が最新ではない可能性がありますのでご注意ください。


カテゴリ : ワーホリ留学キャリア コメント : 0件
タグ : キャリアコラム

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