こんなにも違う英語のタイトル!~海外映画の邦題と解説~

皆さんは映画好きですか?コロナになって映画館に足を運ぶ機会が減った方もいらっしゃると思いますが、それでも最新作の情報にはワクワクさせられます。

 

個人的に今一番注目しているのは、8月6日から公開されるワイルドスピードシリーズ最新作「ワイルドスピード ジェットブレイク」です!あのド派手なカーアクションがまた見れると思うと、ワクワクが止まりません!

 

さて、そんな映画「ワイルドスピード」ですが、実は海外ではタイトルが「The Fast And Furious」なのをご存知ですか?原題の意味は「速くて猛烈なもの」なのですが、日本人にあまり馴染みのない単語だったので、映画の雰囲気に合わせて「ワイルド」「スピード」という単語を当てはめて、邦題を付けたんだとか。

 

このように、海外の映画は原題と邦題が変わっていることが結構あります。

今回は、有名なのに結構原題とは違うタイトルや、大きく意味が変わってしまったタイトルをご紹介していきます!

 

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<目次>

・アナと雪の女王

・天使にラブ・ソングを…

・バス男

・道化死てるぜ!


 

 

1)アナと雪の女王 / FROZEN

アナと雪の女王 (吹替版)

これは有名な改変でしょうか。ディズニー映画は昔から、登場キャラクターや重要なキーワードを使って、シンプルで短いタイトルを使っていたのですが、「FROZENアナと雪の女王)」「UPカールじいさんの空飛ぶ家)」「Tangled塔の上のラプンツェル)」などはシンプルすぎて日本人にはタイトルから内容が全く想像できなくなってしまいました。なので、極端に違う邦題が付けられています。

 

ちなみに、それぞれの単語の意味はこんな感じ

FROZEN凍り付く/ 凍てつく

UP上がる / 上昇

Tangled絡まる / もつれる

 

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2)天使にラブ・ソングを… / Sister Act

天使にラブ・ソングを・・・(吹替版)

原題がダジャレや、複数の意味を持つ言葉の場合も、邦題が大きく変わる傾向があります。

 

Sister Act」とは「姉妹で形成されたシンガーグループ」を指す言葉なのですが、「Sister」には「姉妹」以外にも「修道女」という意味があり、「Act」も「演目」という意味を持つので、言葉遊びとして修道女たちがゴスペルを歌う本作にピッタリだったわけです。

 

また、「Act」には「役を演じる」という意味があります。本作では主人公が身を隠すために修道女のふりをするわけなので…これもまた「Sister Act」なわけですね。

 

このように複数の意味が隠されていた原題なのですが、直接「シスター・アクト」というタイトルにしても隠された意味が伝わらないばかりか、映画のイメージも伝わらないと判断された為、作品の雰囲気や内容をイメージしやすいように「天使にラブソングを」という邦題になったとされています。実際、作品の世界観をうまく表現した素晴らしいタイトルだと思いますよね!

 

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3)バス男 / Napoleon Dynamite

ナポレオン・ダイナマイト (字幕版)

この映画、「最低の邦題」と呼ばれたこともあるので、見たことはなくてもタイトルだけ知っている人も多いのではないでしょうか。

 

映画は、アメリカに暮らす冴えない高校生ナポレオン・ダイナマイトが、女の子にモテるために頑張る脱力系コメディなのですが… 当時日本で流行っていた「電車男」に乗っかって、「バス男」という邦題にされてしまいました。

 

バス自体は本編でも出てくるのですが、バスを中心とした話ではないので、ファンから激怒されたとか。最終的に、10年越しで邦題が改定され、今は日本でも「ナポレオン・ダイナマイト」というタイトルになりました。

 

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4)道化死てるぜ! / Stitches

道化死てるぜ!(字幕版)

最後はマイナーなホラー映画から。

 

この映画は、子供嫌いなピエロが子供たちの悪戯が原因で死んでしまい、6年後生き返って子供たちに復讐するスプラッターホラーで、原題は主人公ピエロのステージネームである「Stitches」となっています。(「Stitches」は「ツギハギ / 縫い付けた」といった意味。本編で主人公ピエロの衣装がツギハギだったため命名された。)

 

しかし、やはりこの原題では何の映画かさっぱりわからないので…「道化死てるぜ!(どうかしてるぜ)」という邦題になりました。ほんとにどうかしてるぜ!ただし、おかげで多くの視聴者の目を引くことになったので、この改変については大成功だったと言えます。

 

マイナーなホラー映画はオヤジギャグ全開の奇抜な邦題が付けられていることが多いので、是非探してみてください。

 

まとめ

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映画におけるタイトルの変更は、話題性や分かりやすさを重視した、日本の配給会社の意向であることが多いです。

上手く日本向けに改善されることもあれば、改悪と受け取られてしまうケースも多いようです。

自分の好きな作品の原題がなんなのか、探してみるのも面白いかもしれませんね。

 


 

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この記事の内容は 2021年07月27日 (火) に書かれたものです。

情報が最新ではない可能性がありますのでご注意ください。


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タグ : タイトル, ワイルドスピード, 原題, 映画, 映画で英語学習, 邦題

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