ワーホリから帰国後、みなさんはどんな仕事がしてみたいですか?
せっかくワーホリに行ったなら、その海外経験や語学力を活かして働きたい!という方は多いのではないしょうか。
海外経験を活かせる場は多岐にわたりますが、今回は、語学力を活かせる海外経験者に人気のお仕事 ”貿易事務”についてご紹介していきます!
<目次>
・海外経験者に人気の「貿易事務」ってどんな仕事?
・貿易事務に活かせる資格とスキルは?
・貿易事務の仕事を目指すために、留学中にすべきことは?
①海外経験者に人気の「貿易事務」ってどんな仕事?
貿易事務とは、文字通り貿易に関わる事務のお仕事!輸出入に関わる企業(商社やメーカーなど)で働くポジションのことを指します。
製品の輸出入の際には、さまざまな手続きが必要。
▶輸出業務・・・輸出通関手配、通関書類作成、運送便の手配や倉庫の手配などの業務
▶輸入業務・・・輸入通関手配、関税・消費税納付、商品の納入管理などの業務
これらに関連し、貿易事務員は貿易書類の作成・処理や輸送手配、通関手配、出荷・納品管理、電話・メール応対、来客応対、郵便物の発送・仕分けなどなど、幅広い業務に携わります。
一般的な事務職のイメージとは異なり、専門性の高い仕事です。輸出入に関する英文書類の作成や書類のチェックといった語学力が必要な仕事もあり、専門知識が問われるものばかり。
「貿易会社で働いている事務員」といった程度のイメージをお持ちの方も少なくないかもしれませんが、漠然としたイメージで貿易事務を目指して転職活動に臨んでしまうと、失敗する可能性が高くなってしまいますので注意が必要ですね。
②貿易事務に活かせるスキルとは?
多岐にわたる業務をこなしていく貿易事務で必要とされるスキルには、こんなものがあります。
・語学力
海外の取引先と電話やメールでやり取りすることや、貿易書類の理解・作成が可能なレベルの英語力が必要となります。TOEIC830点以上を取得しておくと、自信の英語力を面接時にアピールしやすくなります!
・PCスキル
エクセルやワードを実務レベルまで使用できるスキル。「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」の資格があると効果的にアピール!
・コミュニケーション能力
貿易事務は海外とのやりとりが多く、文化や習慣の違いなどで意思疎通がうまくできないと、誤解や行き違いなどが発生しています。トラブルなく業務をこなすためには、高いコミュニケーション能力や異文化理解力が必須です!
・貿易実務経験
貿易事務をスムーズにこなしていくには、輸出・輸入の取引きの流れ、貿易関連の法律を熟知している必要があります。貿易事務経験者は優遇されますが、未経験でも問題はなし!海外の経験でのコミュニケーション能力と語学力をアピール材料にしていきましょう。可能な方は、貿易実務に関する資格 貿易実務検定 にチャレンジしてみるのも◎。
③貿易事務の仕事を目指すために、留学中にすべきことは?
せっかくワーホリや留学をするなら、その後に活きる経験や力をつけてきたいものですよね。これから渡航する方、そして渡航中の方、貿易事務に興味のある方はぜひこんなことを心掛けてみましょう~!
・貿易事務に英語力は必須!TOEIC、TOEFL、IELTS、Cambridge検定など英語の資格取得を目指そう!
「英語で日常会話できます!」はアピールになりません。客観性の高い資格・スコアで勝負!
・国や文化圏による慣習・仕事様式の違いを知り、異文化理解を深めよう!
そのためには、他国からの留学生や現地の方とコミュニケーションが取れる場所に積極的に出向くのが重要◎
・貿易事務で求められるスキルを事前に把握しておこう!
求められるものがわかれば、アピールの仕方もわかるはず
みなさんいかがでしたでしょうか?
海外経験を活かせる仕事のひとつ、”貿易事務”。
これからワーホリ・留学を検討している方、現在渡航中の方、ぜひ参考にしてみてくださいね~!(^^)!
<前回のキャリアコラム>
海外渡航した自分に自信が持てない?面接で胸を張ってアピールするために【キャリアコラム#07】
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