コロナで国境封鎖が行われてから、早1年2か月が経ちました。『留学・ワーホリに行きたいのに行けない』そのもやもやをぶつける先がなく、やり切れない思いの方も多いでしょう。
ですが現在も、毎月、留学やワーホリで各国へ渡航している方々は少なくないのです!
今回は、2021年6月1日現在《コロナ禍の渡航可能国》を、プロの留学カウンセラー目線の注意点も含めて、ランキング形式でお届けしていきます。
今どの国へ、どのようなプランなら渡航が出来るのか。
きちんと把握することが、あなたの夢に近づく一歩になります!
<目次>
《1》渡航者数No 1:カナダ
《2》短期~中期の留学にオススメ:マルタ
《3》どのビザでも渡航可能:イギリス
《番外編 1》アイルランド
《番外編 2》オーストラリア・ニュージーランド
《第1位》カナダ:渡航者数No 1!人気の留学大国
《ビザ別入国可否》
・学生ビザ:◎
・ワーホリビザ:△
・観光ビザ:×
《自己隔離&PCR検査》
・入国後自己隔離:あり(14日間)
・入国前PCR検査:必要(航空機出発前72時間以内のPCR検査受診+英文陰性証明書取得)
※経由便利用の場合は、経由地からカナダへの便が出発する前72時間以内
《入国前・入国時の義務(全渡航者対象)》
・政府公式アプリ(ArriveCAN)での情報提出
・入国時の現地空港で+入国後8日目のPCR検査受診
・入国後最大3泊4日の政府指定ホテル隔離義務
《補足:学生ビザ》
・DLIリストに記載された政府認可校への就学予定者に限り、学生ビザでの入国が可能
・現地企業での有給インターンシップの手配が可能なプログラムが人気
《補足:ワーホリビザ》
・2021年ワーホリビザ申請には、現地での就労先を証明するジョブオファー(内定)が必要
・2020年以前のワーホリビザ保持者も、ジョブオファー保持者のみ入国可
《まとめ》
栄えあるランキング1位はカナダ!引き続き、文句なしの一番人気国です。
今おすすめの渡航エリアは国西部、バンクーバー。東部トロントと比較して行動規制の緩和スピードが早く、ほとんどの語学学校が対面授業を再開しています。
ワーホリビザで渡航するためには、日本にいながら”現地の就労先の内定”を得なければならないため、ハードルは少々高め。ですが、まずは学生ビザでしっかり英語力も高めた後にワーホリするプランであれば、早めに渡航ができて、その後のワーホリでの可能性もUPするので◎!
また、語学学校で一定レベルまで達した場合に進学可能な専門学校では、就学期間中も週20時間の就労が許可されます。また、現地企業での有給インターンシップに参加出来るプログラムが紹介可能!コロナ禍での留学で心配になりがちな予算面にも嬉しいですよね。
しかも、カナダは既に国内50%の人々が一度目の新型コロナワクチン摂取を終えたとされており、もちろん留学生も摂取対象となっているんです!各語学学校からはすでに現地でワクチン摂取を受けた留学生の報告も多数いただいています。
※新型コロナウイルスをめぐる各国の対応策は極めて流動的ですので、これから渡航をされる方は必ず外務省・大使館のホームページを確認し、最新の情報を十分に確認してください。
《第2位》マルタ:短期~中期留学におすすめ
《ビザ別入国可否》
・学生ビザ:◎
・観光ビザ(ビザ不要):◎
※マルタはワーホリ協定国ではありません。
《自己隔離&PCR検査》
・入国後自己隔離:なし
・入国前PCR検査:必要(到着前72時間以内のPCR検査受診+英文陰性証明書取得)
《入国前・入国時の義務(全渡航者対象)》
・現地空港到着時に下記2点の書類提出(機内で自己申告書が配布されます)
the Public Health Travel Declaration Form
the Passenger Locator Form
《まとめ》
ランキング2位はマルタ!
3か月以内の短期留学であれば、日本のパスポート保持者はビザ不要。渡航前の面倒なビザ手続きなく手軽に渡航可能です♩
マルタは古き良き南ヨーロッパの雰囲気が感じられる、とても小さな国。(面積は東京23区の半分ほど!)春~夏がベストシーズンですが、季節を問わず美しい景色を見ながら学べる、最高の環境ですね^^
2021年4~5月には、感染対策として各語学学校がオンライン授業を実施していましたが、本日6月1日より対面式授業が再開しています。
※新型コロナウイルスをめぐる各国の対応策は極めて流動的ですので、これから渡航をされる方は必ず外務省・大使館のホームページを確認し、最新の情報を十分に確認してください。
《第3位》イギリス:どのビザでも渡航可能
《ビザ別入国可否》
・学生ビザ:◎
・ワーホリ(YMS)ビザ:◎
・観光ビザ(ビザ不要):◎
《自己隔離&PCR検査》
・入国後自己隔離:あり(10日間)
・入国前PCR検査:必要(航空機出発前3日以内のPCR検査受診+英文陰性証明書取得)
※経由便利用の場合は、経由地からイギリスへの便が出発する前3日以内
《入国前・入国時の義務(全渡航者対象)》
・自己申告書(Passenger Locator Form)の提出
・入国後2日目+8日目のPCR検査受診
《補足:ワーホリ(YMS)ビザ》
・イギリスワーホリビザは年間の人数制限があり、年2回の抽選で選ばれます。
・2021年第1回の抽選は終了(1月)。第2回抽選日程は未定です。(例年は7~9月頃)
《まとめ》
第3位はヨーロッパの経済大国イギリス!
イギリスのワーホリビザは抽選式のため、参加するには抽選応募が必要。ですのでどうしてもワーホリにこだわりたい方は、次回抽選に参加後、早くても今年の秋冬以降の渡航になることが予想されます(抽選時期により異なります)。
ですがイギリスは、日本のパスポート保持者はなんと6か月までビザ不要!渡航前の面倒なビザ手続きなく手軽に渡航可能で、高いレベルの英語教育を受けたい、ヨーロッパの文化に触れたいという方には大変お勧めです。
※新型コロナウイルスをめぐる各国の対応策は極めて流動的ですので、これから渡航をされる方は必ず外務省・大使館のホームページを確認し、最新の情報を十分に確認してください。
《番外編 1》アイルランド
2020年夏以降には各語学学校で対面式授業が行われていたアイルランドですが、2021年6月現在では、感染拡大防止策として一時的にオンラインでの授業実施がされています。
アイルランドでは現地入国後の就学がオンラインの場合、入国時に”不可欠な渡航・入国”と認められないリスクがあることから、現在はご出発をお待ちいただいている状況です。
《ビザ別入国可否》
・学生ビザ:△
・ワーホリビザ:△
・観光ビザ(ビザ不要):△
《自己隔離&PCR検査》
・入国後自己隔離:あり(14日間)
・入国前PCR検査:必要(現地到着前72時間のPCR検査受診+英文陰性証明書取得)
《入国前・入国時の義務(全渡航者対象)》
・自己申告書(Passenger Locator Form)の提出
《補足:ワーホリビザ》
・アイルランドワーホリビザは年間の人数制限があり、年2回の抽選で選ばれます。(例年は1月と7月頃)
・2020年第2回、2021年第1回の抽選は、新型コロナウィルスの影響により実施されておりません。
※新型コロナウイルスをめぐる各国の対応策は極めて流動的ですので、これから渡航をされる方は必ず外務省・大使館のホームページを確認し、最新の情報を十分に確認してください。
《番外編 2》オーストラリア・ニュージーランド
ワーホリ1の人気国でもあるオーストラリア・ニュージーランドは、2020年3月下旬以降、国籍・永住権保持者などごく限られた場合を除き、一切の入国が認められておりません。
ですが、その徹底した対策が功を奏し、一足早くコロナ前の様子に戻りつつあります!
オーストラリアでは昨年9月以降、国内全体での新規感染者数が1日2桁以内となっており、直近1か月は1日3名~20名程を推移。ニュージーランドはなんと昨年4月中旬以降、国内全体での新規感染者数が毎日20名以内で、感染確認ゼロの日も少なくありません。
1日も早く、みなさんに渡航いただける日が来ることを願うばかりです!
《ビザ別入国可否》
・学生ビザ:×
・ワーホリビザ:×
・観光ビザ:×
※両国共に、国籍・永住権保持者などの限られた場合を除き、一切の入国が認められていません。
《自己隔離&PCR検査》
・入国後自己隔離:あり(指定施設にて14日間)
・入国前PCR検査:必要(出発前72時間のPCR検査受診+英文陰性証明書取得)
《入国前・入国時の義務(全渡航者対象)》
・隔離中、入国48時間後と10日目から12日目までの間に、計2回のPCR検査受診
※新型コロナウイルスをめぐる各国の対応策は極めて流動的ですので、これから渡航をされる方は必ず外務省・大使館のホームページを確認し、最新の情報を十分に確認してください。
不安や疑問は、プロの留学カウンセラーにぶつけてください
「海外に行きたいけど、どうすればいいかわからない」「自分では現地の情報がわからず不安」そんなときは、ひとりで悶々と悩まず、ぜひプロの留学カウンセラーである私たちにご相談ください!
私たちは、みなさんの「ワーホリ・留学したい!」という気持ちを応援すべく、日々最新情報の収集に努め、これまでの知恵を紡いで、みなさんに最善のご提案ができるよう取り組んでいます。
実際に、当協会では、これらの選択肢からそれぞれ最適プランを選択し、ご渡航に繋げている方が多数いらっしゃいます。
『国』を優先し、渡航を待つのも良いでしょう。でも、時間は有限なもの。『時期』を優先し、今選べる選択肢の中で渡航するのもひとつの選択肢です。
当初のプランを変更することは、諦めることとは違います。留学の早期実現は、皆さまの夢の早期実現に繋がります。
是非、“今出来ること” を大切に、ご自身の夢に向けて一歩一歩前進していきましょう!
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