帰国後に、留学やワーホリの経験を仕事に活かしたいけど、身につけた英語力が評価されるかどうか心配
最近は、このような不安をよく耳にします。
最近は日本で働く時でも「英語スキル」は必須項目となっており、「英語は話せて当たり前」という認識も広がっています。ただ留学やワーホリに行ってきた「だけ」では、評価されない時代に入っているのです。
どれくらい英語が話せれば、どのレベルの英語力を身につけていれば社会で評価されるのでしょうか?今回は、就職に英語を活かすのならどれくらいの英語力を目指すべきなのかを紹介します。
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もくじ
1)「英語が話せる」の定義に気を付けよう!
2) 目指すべき英語レベルと、習得に必要な時間
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■ 「英語が話せる」の定義に気を付けよう!
まず最初に気を付けないといけないのが、「英語が話せる」の定義についてです。
この定義にはかなり個人差があり、「意思疎通ができるレベル」で「私は英語が話せる!」と感じる方もいれば、「ビジネス英語が使えるレベル」の英語力を持っているのに「まだまだ英語がへたくそだ」と感じる方もいます。つまり、いくら自分で「私はちゃんと英語が話せる」と考えていても、周りからの評価がその通りになるとは限りません。
「英語が話せる」の定義ははっきりと決まっていないので、試験などのスコアによってなんとなく把握するのが一般的なのですが、ひとつ面白い基準として「実用的に必要な意思疎通が出来るレベル」というものがあります。
これは言い換えると、「英語を使って目的を果たせるかどうか」です。例えばお店で物を買ったり、病院で診察を受けたりするときに、定型文だけでなく、咄嗟なトラブルにも英語で対応できる。それが「実用的に必要な意思疎通が出来るレベル」になります。
定型文で受け答えするだけなら、単語やイディオムを覚えるだけで簡単にできるようになります。しかし、その英語力を使って働いていこうとすると、日々おこるトラブルなどに対応できないことが多くなるのではないでしょうか。そのため、「実用的に必要な意思疎通が出来るレベル」ができるかできないかによって、英語を使う仕事の就職率は大きく変わるんです。
■ 目指すべき英語レベルと、習得までに必要な時間は?
まずはこちらで、海外語学学校のレベル分け方法を読んでみてください。
留学やワーホリで身につけた英語力を使って就職するのであれば、少なくとも「Upper-Intermediate」レベルまでは上がらないと厳しいでしょう。「Upper-Intermediate」レベルは、TOEICなら650~750点程度、英検なら準1級程度の英語力になります。
このレベル到達するまでの期間は人によってまちまちですが、「全然英語ができないです」というレベルの人であれば、大体6~9カ月くらいしっかりと語学学校で勉強することでこのレベルに到達すると言われています。
もし、ビジネス英語やハイレベルな英語資格を狙いたいのであれば、さらに期間を延ばして1年間くらい語学学校に通うことをお勧めします!
自己評価と世間の評価は、食い違うことが多いです。まずは自分が目指すべき目標を明確にすることで、この「評価のずれ」をなくし、自分の現状を改めて確認することが出来ますよ!
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