最近巷で話題の『EPT® 英語発音テスト』、知ってますか?
あなたの発音の正確性や課題がわかる、英語学習者にはうれしいテストです。
今回は、このテストを受けてみた筆者が、実際の内容や受験のメリット、テスト結果からどんなことがわかるのかなどをまとめてみました!
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<目次>
・『EPT® 英語発音テスト』ってどんな試験?
・試験内容や当日の流れ
・試験結果でわかること
・実際に受けてみた感想+こんな人におすすめ!
・協会英語レッスンで発音力をUPしよう!
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『EPT® 英語発音テスト』ってどんな試験?
EPT® 英語発音テストは、国際英語発音協会が実施している、英語の発音に特化した試験。
初見文や課題文などを音読する形のテストで、合格不合格ではなく100点満点で測定されます。
このテストには種類があり、150字程度の英文を初見で読める方向けの【EPT®】、例題の単語や簡単な会話文が読める方(英語初心者や子供)向けの【EPT® basic】と受験者が選択できるようになっています。
今回筆者は通常版の【EPT®】を受験しました!
受験方法は複数(会場受験・オンライン受験・団体特別受験)用意されており、今回はコロナ禍であることも加味してオンライン受験を選択。
通常の受験費用は【EPT®】【EPT® basic】ともに4,950円(税込)で、オンライン・会場受験など受験方法に関わらず同一の料金です。
なお【EPT®】では、通常料金の認定証の項目に加えて、初見文と課題文のどの部分にチェックが入ったのかを理由とともに示してもらえる詳細評価の認定証を申請することもできます!この場合の受験料は9,900円(税込)。
試験内容や当日の流れ
筆者はオンライン受験を選択したので、事前に受験方法の案内をメールで受け取りました。
当日の試験はSkypeで実施。問題文が画面上に表示される形式で、試験官の様子などはこちらから見えない形になっています。
所要時間は5~10分程度と、お手軽。(申し込みも、受験の1週間ほど前に行いました!)
筆者が受験した通常版のEPT®テストでは、全部で5題出題されました。下記、筆者が受験した際の記憶に基づくまとめです!
※試験中の録音や写真撮影、スクリーンショットなどは禁止なので、記憶している範囲でまとめています。
【1】簡単な質問を2~3題
自分の受験番号と今日の日付を英語で述べるだけの簡単な問題でした。「My number is~」「Today is~」と回答。
【2】アルファベットの読み上げ
アルファベットがABC順ではなくランダムで並べられており、これをひとつひとつ読み上げていきました。
【3】短い会話文の読み上げ
会話文はぜんぶで2~3行程度の英文だったと記憶しています。もちろん初めて見る会話文ですが、中学校程度の英単語でのみ構成されている印象でした。
【4】初見英文を30秒で黙読したあと、音読
ここがいちばん、受験者が緊張するところだと思います!(もちろん私もです🤣)
100単語程度の英文が出されますが、まず30秒間の黙読時間を与えられ、その後すぐに音読の指示があります。人によっては、「30秒じゃ最後までしっかり黙読できないよ~~」ということもありそうだと感じました。
その後音読を開始しますが、このテストでは特にスピードが速ければ良いというわけではないため、焦らなくてもOK。公式FAQにも、「伝わるかどうかということが判断基準なので、スピードだけの判断はありません。ゆっくりでも早くても伝わりにくければ審査に影響します。」と記載されていました。
【5】課題文の読み上げ
EPT®テストでは、事前に出題内容が開示されている「課題文」の読み上げがあります。公式ウェブサイト内に課題文が3つ用意されており、受験時にはそのうち1つの課題文を出題されるような形です。
課題文は定期的に入れ替えが行われているようで、筆者は【2021年3月~2021年6月の課題文】から出題されたものを音読しました。
公式サイトには課題文の内容だけでなく、その参考音声も載せてくれています!ですので、ここの部分はいかに事前に練習をこなすかというのもカギになってきそうですね。
試験結果でわかること
オンライン受験の試験結果は、試験の約2週間後にメールで届きます。(会場受験の場合には約4週間とのこと。)もし早めに結果を知りたい!という方は、Express料金を支払うことで、通常の半分の期間で結果が出るそうです。
結果から何がわかるのかというと、
1:ひとつひとつの音素の正誤性
2:抑揚の的確さ
3:間の取り方
4:聞き取りやすさ
5:読み間違いの有無
などが挙げられます。
このテストでは特定地域のアクセント(アメリカ英語など)に限定はされず、「ネイティブスピーカーにとっての聞き取り易さ」が個々の発音、リズム、イントネーションなどの側面から多角的に判定されます。
ですので、”どこどこの国なまり”のようなものは全く関係なく、スコアと発音能力の相関に記載されているだけの実力があることが客観的に認められるということ!
より正確な発音のできる人は、ネイティブとの会話の中でもミスコミュニケーションを回避しやすいと言えるでしょう。
実際に受けてみた感想+こんな人におすすめ!
今回自分の発音力の客観的評価というのははじめて受けたのですが、その正確性だけでなく、どこが間違っているのか、どのポイントが惜しいのか、という課題がわかるという点でとても有用だと思いました。
外国人とのコミュニケーションにおいては、必ずしも発音がすべてではありません。ですが、発音が少し違うだけで、間違って伝わってしまうことが多いのも事実です。
ご自身の発音のどこに改善の余地があるかを知りたい!もっと正しく伝わる英語を習得したい!と思っている方は、一度受けてみる価値はあると思います。
また、オンライン受験であれば全国どこからでも受験が可能ですし、日程が空いていれば1週間前でも申し込みができますので、その手軽さも魅力ですね。
一方で、「100点満点でないとダメ」とあまりにスコア取得にのみこだわってしまう方には、お勧めできません。なぜなら、このテストは100点満点でなくても、十分に相手に伝わる英語発音である可能性が高いからです。
スコアと発音能力の相関にも記載されているように、それぞれのレベルでの課題を見つけられるというのがこのテストの魅力だと思います。
ですので、自分の発音の課題を知り、「ネイティブスピーカーにとっての聞き取り易さ」を追求したい方は、是非チャレンジしてみてくださいね。
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