運河沿いの風車と一面に咲き乱れるチューリップ、懐かしいく美しい風景が広がる国。多くの人は、オランダに対してこのようなイメージをお持ちではないでしょうか。
そんな「オランダらしさ」を一度に体験できる街が、オランダのレク川とノールト川に挟まれたキンデルダイクです。
今日は、そんなキンデルダイクの魅力について語ってきたいと思います!
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《目次》
1)オランダってどんな国?
2)10世紀から続く風車の街 キンデルダイク
3)オランダもワーホリに行けるって知っていましたか?
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1)オランダってどんな国?
オランダはドイツと隣接する、西ヨーロッパの立憲君主制国家。日本ではポルトガル語を由来に「オランダ」と呼ばれていますが、オランダ語では「低地の国」を意味する「Nederland(ネーデルランド)」と呼ばれており、さらに英語圏では「Netherlands(ネザーランズ)」の表記になります。
「低地の国」という国名が表す通り国土の多くが干拓地となっているため、国土の4分の1は海より低い位置にあります。山も少なく、どこまでも平らな道路が続くので、自転車がとても人気です。自転車専用道路があり、通常の道路もよく整備されているので、普段使いはもちろん隣の国ドイツまで自転車で旅することも可能らしいですよ!
オランダは世界的に見ても「働き方の自由度」で傑出している国でもあります。女性の社会進出は一般化されており、パートタイムでも正社員として働ける「短時間正社員制度」のおかげで「男性が所得を、女性は家庭を支える」という考えに固執しない働き方が浸透しています。そのため、オランダでは休日家族でピクニックやバーベキューを楽しむ家庭が非常に多く、その結果オランダは「子供の幸福度調査」で世界1位に選ばれたこともあります。
日本でも人気の高い「ゴーダチーズ」は、オランダを代表する伝統的なチーズ。癖がないため日常的に料理に使われており、お土産品として喜ばれる一品。オランダには「肉屋さん」「魚屋さん」のように「チーズ屋さん」があるので、新鮮でおいしいチーズが簡単に手に入ります。
オランダの公用語はオランダ語となっていますが、実際は英語がかなり浸透しているため子供からご年配の方まで英語を話すことができます。また、言語的によく似ているドイツ語を話せる人も多いので、マルチリンガルを目指す人にはもってこいの環境なのではないでしょうか。
2)10世紀から続く風車の街 キンデルダイク
オランダは国土の4分の1が海面下にあるため、昔から多くの水害が発生しており、水害対策と排水システムの確立が必須と言われていました。そんな時排水用に水をくみ上げるシステムとして白羽の矢が立ったのが、粉挽き用の風車です。
レク川とノールト川に挟まれたキンデルダイクの運河沿いに建てられた計19基の風車はその時に作られたもので、今もオランダのシンボルとして稼働をつつけています。
実はキンデルダイクの風車は水害対策以外にも広く活用されており、脱穀や染料の製造はもちろん、風車の羽根の静止角度によって、祝い事などを人々に知らせる伝言板としての役目も果たしていたと言われています。
川を遊覧船で巡り、川からキンデルダイクの風車に迫ることができる川下りツアーや、キンデルダイク周辺の緑地散策などもあるので、キンデルダイクの風車のある風景を心ゆくまで楽しむことができるでしょう!
3)オランダもワーホリに行けるって知っていましたか?
オランダも日本とワーキングホリデー協定を結んでいるため、オランダにもワーキングホリデーを使って渡航し、働きながら現地滞在することが可能です!
現在、新型コロナウィルスの影響によりビザの新規受付を一時停止中ですが、オランダワーホリにご興味のある方は最新情報をチェックしていきましょう✔
オランダワーキングホリデー要項(英文)/ Netherlands Ministry of Justice and Security
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