ワーホリは、日本国籍を持つ若者に等しく与えられた権利です。
誰でもその制度を使って、海外へ飛び立ち、自分の可能性を広げることができる素晴らしいもの!
世界中にともだちができて、いろんな場所に旅行に行って、憧れだった理想の海外生活が送れる可能性を秘めた、とっても夢のある制度なんです✨
しかし、「ワーホリなんて行かなきゃよかった」「海外行ったのに、日本と変わらなかった」「帰国後 、職無し」こんな声がまだまだネット上に存在するのは、いったいなぜでしょうか?
それはワーホリ前の勘違いと、後先考えない計画不足が招く結果なのです。
「ワーホリで人生棒に振った」
そんなあなたにならないために、ワーホリ前の心の準備をしておきましょう!
=================
<目次>
1:「1年住めば、英語ペラペラになるでしょ」
2:「海外行けば、将来役立つスキルが身につくでしょ」
3:「ワーホリ行けば、現地で働けるでしょ」
=================
1:「1年住めば、英語ペラペラになるでしょ」
残念ながら、これがワーホリ最大の勘違いです。「ワーホリで英語喋れるようになりたい!!」という人は数多くいます。しかしながら、ただ海外に住んだだけで英語力が身に着くかといえば、全くそうではありません。ワーホリが始まってからようやく「あれ、意外と英語を使う場面、無い…?」と気づかされる人が後を絶ちません。
その理由は、「英語が全くできなくても、現地で生きていけるから」です。英語圏の国々には、ワーホリ・留学生に限らず数多くの日本人がいます。英語が出来なくても買い物は困らないし、日本語だけでできる仕事はあるし、助けてくれる人がたくさんいます。
もし海外に行きたい理由の大部分が「英語力を伸ばす為」なのであれば、ワーホリではなく「留学」をしましょう。留学してからでも、ワーホリは遅くないどころか、メリットばかりです。それでもどうしても留学が難しいのであれば、必ず語学学校には通いましょう。
また、当然ですが、日本にいるうちから英語の勉強をしましょう。日本でやらない人が、現地に行ってやるかというと、、ご想像の通りですね。
2:「海外行けば、将来役立つスキルが身につくでしょ」
「将来役立つスキル」として何をイメージするかによって大きく異なりますが、「海外に行けば、おのずと自分が成長できるチャンスが舞い込んでくるだろう」というのは危険な考えです。なぜなら、それは場所と環境を変えただけで、あなた自身が変わろうとしていないからです。
ワーホリは、とても自由度が高く、海外でさまざまなことにチャレンジが出来る本当に素晴らしい制度です。ですが、なんでもできるということは、「何もしない」こともできるということ。待っているだけで、自然と自分の成長に繋がるイベントが発生するわけではないのです。
ではどうすればいいのか、というと、とにかく積極的に行動することが重要!語学力を高めたいなら、そこに導いてくれるプロ(語学学校)をとことん利用しましょう。異文化適応力を高めたいなら、自分の固定概念や「日本はこうだから」を捨て、知らない世界を知る努力をしましょう。コミュニケーション力を高めたいなら、多種多様なバックグラウンドを持つ人たちとたくさん関わって、聞く力と発信力を高めましょう。
あなたの成長のカギは、あなた自身が握っているんですよ!
3:「ワーホリ行けば、現地で働けるでしょ」
はい、働けます。これはワーホリの大きな魅力でもありますね。ただし、「働く権利を有する」というだけで、「やりたい仕事ができる」ということとは違いますから、注意が必要です。
最低限健康を保って、生存し続けることが目的なのであれば、仕事は何でも良いかもしれません。日本食レストランの裏方、皿洗い、簡単な農作業など肉体労働系など、なんだかんだ何かしらの職は見つけられるでしょう。ですが、少しでも職種や業種、働く場所にこだわりたいのであれば、それに見合う能力を有しておく必要があります。
日本人は「英語だけで諦めてしまう」という方が多いですが、ぜひ言葉の壁を乗り越えて、自分の思い描くステキなワーホリを実現させましょう。
結論:海外にいくだけなら、誰でもできる
冒頭にも書いた通り、ワーホリは日本国籍を持つ若者に等しく与えられた権利です。つまり、ワーホリで海外に行くだけであれば誰でもできますし、ワーホリに行くこと自体が他人に評価されるものでもないのです。
大切なのは、ワーホリで海外に行き、行った先で自分が何をするか。ぜひみなさんもワーホリという素晴らしい制度を、有意義に使ってくださいね。
=================
<おすすめ記事>
・【アパレルのお仕事GET】渡航者のご紹介~カナダ滞在中のRinaさんからのお便り~
・ワーホリ行ったから〇〇できるは通じない、ワーホリの天国と地獄
=================
協会公式LINEに登録して、最新情報をすぐ手に入れよう!
・