SDGsて何?サステイナブルって何?
なんか最近ニュースでもCMでもよく見るけど、あのカラフルなSDGsバッチって何?
まぁ私には関係ないな~とかごく一部の偉い人だけが関わっているんだろうな~!
って思われている方も多いと思います。
いえいえ、そんなことはないんです!!
なんだか横文字だからよくわからない、難しそうだから調べるのも億劫と思われている方はぜひ必見です!
本日はSDGsのことをかみ砕いて、わかりやすく5分で解説する「~ワーホリでSDGsの理解を深める~誰一人取り残さないこれからの生き方とは~」第1回目(全2回)となります。
実はワーホリをすることが、SDGsを知ったり、考えるきっかけとなることも多いのです。
ワーホリでSDGsの理解を深めましょう。
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《目次》
- つまるところSDGsって何?
- ワーホリでSDGsの理解を深める
- ワーホリ前に考えるSDGsのこれから
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①つまるところSDGsって何?
SDGsとはSustainable Development Goals(サステイナブル デベロップメント ゴールズ)のことで、「持続可能な開発目標」のことです。
2030年を目指して世界全体で取り組むべき17の革新的なゴールを国連が定めています。
【SDGsにおける17のゴール】
- 1:貧困をなくそう
- 2:飢餓をゼロに
- 3:すべての人に健康と福祉を
- 4:質の高い教育をみんなに
- 5:ジェンダー平等を実現しよう
- 6:安全な水とトイレを世界中に
- 7:エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 8:働きがいも経済成長も
- 9:産業と技術革新の基盤をつくろう
- 10:人や国の不平等をなくそう
- 11:住み続けられるまちづくりを
- 12:つくる責任 つかう責任
- 13:気候変動に具体的な対策を
- 14:海の豊かさを守ろう
- 15:陸の豊かさを守ろう
- 16:平和と公平をすべての人に
- 17:パートナーシップで目標達成しよう
「サステイナブル(持続可能な)」という言葉は、CMや雑誌などでも見かけたことがあるという方も少なくないと思います。
環境の面から見ると、私たちが住んでいる地球は、お察しの通りこのままの生活様式を進めていては破綻する一方です。
貧困や、森林破壊・海洋のプラスチックゴミ問題などなど、従来通りトップダウン型で国のトップだけが動いていればいいという時代は終わったのです。
まだまだ世界レベルで取り組むべき課題が悲しいことに盛りだくさんです。
「便利な生活」=「幸せな生活」にはもうならないのです。
またこのSDGsは「誰一人取り残さない」そんな世界を目指していくことも特徴としております。
誰一人取り残さないということは、どんな意見を持つ人も、マイノリティも、育った環境が違っても、年齢や性別も関係なくすべての人が平等に生きることができる時代を作るということです。
そんな世界を誰が作るのか?どこかのお偉いさん?どこかの首相?
いいえ、違います!!私達一人ひとりが持続可能な、誰一人取り残さない世界を作っていかなければいけないのです。
そして、一人ひとりが人任せにせずに「ジブンゴト」としてどれだけ自分の中に落とし込んで、SDGsを達成するために動けるのか、
これが今後の世界のキーになってきます。
<とはいえ、何から始めればいいの?>
SDGsの取り組みは簡単なことからでいいんです。
例えば、日本でも2020年からレジ袋廃止になりましたね。なので「私はSDGs達成のためにエコバックを持つ!」というのも立派なSDGsへの取り組みの1つです。
ペットボトル商品を買わない、洗剤は環境にやさしいものに変える、家庭の食品ロスを減らす…などなど、私たちの生活に置き換えるとSDGsはとっても身近でそれくらいだったら今日から実践できそう!ってものばかりなんです。
またSDGsのゴールは17個もありますが、すべて一気に達成させなくてもいいし、できるものから取り組めばいい。また2つ以上のゴールを一緒に考えて解決していってもいいです。
SDGsは17個に分けてしまえば1つずつのゴールですが、そのゴールがまた他のゴールにつながっていく、連動しているという考え方がとても大事となってきます。
今後もずっと地球で生活していけるように、一部の人だけではなく世界中全員で別々の角度からSDGsに向かって取り組んでいくことや、サステイナブルな生活様式に変えていくことが必要となるのです。
つまり、少しまとめますと、SDGsの達成のために17のゴールはありますが、そのSDGsを達成するための道は自由で、その方法はみなさんで一緒にパートナー(協力者)となって考えていきましょう!というものです。
②ワーホリでSDGsの理解を深める
実はワーホリはSDGsの理解を深めるには、ピッタリなんです!
日本は現在、SDGsへの達成率は世界193か国中17位にランクインしています。
(参考文献:SUSTAINABLE DEVELOPMENT REPORT2020より)
【SDGsへの取り組みが進んでいる国ランキング】
そのうちのなんと上位10位のうち、9か国(フィンランド以外)は実は日本とワーホリ協定国を結んでいる国(日本からワーホリに行ける国)となっております。
他にもワーホリ国として人気のイギリス、アイルランド、ニュージーランドも日本よりも上位の20位の中に入っています。
ですので、ワーホリでは語学習得や、コミュニケーション能力を磨くだけではなく、異文化交流をする中できっと今よりも、SDGsについて触れる機会が必然的に多くなります。
例えば、日本以外の国では古着屋さんがあるのはもちろんですが、衣服を難民や貧しい人にいつでも寄付できる下記写真のようなドネーションボックスがいたるところにあったり、女性の首相がいたり、ワークライフバランスが取れていて幸福度の高い国がたくさんあります。
また、排気ガスを減らすために、電動スクーターがかなり主流となっています。
このように、ワーホリ滞在中は日本にいては味わうことができない、サステイナブルな生活に触れることができるのです。
またワーホリでは世界中からきている留学生とも出会う機会が大変多いので、SDGsについての意見交換をすることで、自分には何ができるのか?ということをより「ジブンゴト」として考えることができます。
そして、SDGs達成のよきパートナー(協力者)を見つけられるとより素敵なことですよね!
③ワーホリ前に考えるSDGsのこれから
今まで述べたように、ワーホリで出会う留学生、ワーホリで渡航する国によっては日本よりもSDGsについて積極的に取り組んでいることが多いです。
ちなみに現在、日本が達成しているSDGsのゴールは
04「質の高い教育」
09「産業と技術革新」
16「平和と公正をすべての人に」
です。
これはうなずけるところで、日本人としても誇るべきところかと思います。
達成が難しいとされているSDGsのゴールは、
05「ジェンダー平等を実現しよう」
10「人や国の平等をなくそう」
13「気候変動に具体的な対策を」
14「海の豊かさを守ろう」と言われています。
なんと4つもあるのです。
その理由としては、国会議員の女性比率がまだまだ少ないことや、労働格差の改善がないこと挙げられます。
そして、食料廃棄率や二酸化炭素の排出量の高さ、ごみ問題などは深刻な課題として挙げられています。
まずは、ワーホリ前に日本のSDGsへの取り組みについてぜひ知っていってください。
また自分なりのSDGsへの取り組みや意見も持っておいてください。
まずはSDGsを考えてみることから始めましょう!難しく考えるのではなく、自分の出来そうなものから、好きなものから取り組んでいけばいいんです!
ただでさえ日本人は自国のことを全然知らない、自分の意見を主張しないと思われているので、
全世界中でこれから全員が取り組んでいくこのSDGsのことを、ぜひワーホリ中に英語(もしくはその他の言語)で語り合ってみてください。
きっと、ワーホリ前には考えもしなかったSDGsへの自分なりの意見や考え方もできるようになると思います。
そして、そこまでまだSDGsをジブンゴトとして考えられない!という人は、ぜひSDGsという言葉と意味はせめて知ってからワーホリしてください。
最近ではワーホリ中に通われる語学学校の授業で、SDGsに関するプレゼンレッスンがあったり、ワーホリ中に出会った友達の何気ない会話の中でSDGsのトピックが出てくることも少なくはないです。
ぜひ、ワーホリ前にSDGsを知ってから渡航しましょう!
<まとめ>
いかがでしたでしょうか?
一見難しそうに聞こえるSDGsも、自分たちの身近なところに置き換えてみるとかなり親近感がわいたのではないでしょうか?^^
もう一度言いますが、SDGsには答えはありません。
私達はついつい正解や答えを求めがちですが、SDGsは人それぞれどんな取り組みでもいいんです!
ただ1つ大切なことは、「SDGsをどれだけジブンゴトとして考えられるか」です。
ぜひワーホリ前に、アナタもSDGsに触れてみてください。どんなことからでも大丈夫です。
次回は、~ワーホリでSDGsの理解を深める~誰一人取り残さないこれからの生き方とは~第2回です。
本日取り上げたSDGsのことを、ワーホリ体験談も交えながらお話しします。
それでは、みなさままた次回のblogでお会いしましょう♡
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