当協会からワーキングホリデーで渡航をする皆さんの多くが、最初にぶち当たるチャレンジイベントって何だと思いますか?お仕事探し?語学学校への入学?
いえいえ、ホームステイ先でのホストファミリーとの出会いと交流です!
日本ワーキングホリデー協会でサポートする渡航者の8割以上は、最初の1か月をホストファミリーと共に過ごします。その中でゆっくり現地に慣れながら、次の滞在先であるシェアハウスを探していくのが一般的です。
でも、ホームステイっていったいどんな生活になるんだろう?全く知らない人と一緒に生活するなんて本当に大丈夫?…と不安に思う人も多いかと思います。
今日は、複数の国の6つのファミリーでホームステイし、反対に3人の留学生の受け入れも経験した筆者が見つけた、「必ず押さえておきたい心構え3か条」「ホームステイを成功させる3つのポイント」、更には「ファミリーと仲良くなれる魔法のフレーズ3選」を紹介していきたいと思います!
《目次》
・必ず押さえておきたい心構え3か条
・ホームステイを成功させる3つのポイント
・ファミリーと仲良くなれる魔法のフレーズ3選
・必ず押さえておきたい心構え3か条
まずは、ホームステイをする上で大前提として知っておかなければならない3つの心構えについてお伝えします。この前提を了解していなければ、現地に行って勝手にガッカリしたり、トラブルになったりしてしまうかも!
①あなたは「お客様」じゃない!
まず第一に、渡航者の皆さんとホストファミリーは、お客様と従業員の関係ではないということを肝に銘じてください。
ホストファミリーは普通に外でお仕事をして生活をしている一般家庭。ホテルに滞在するような気持ちでステイしてはいけません。
生活をサポートしてもらう感謝の気持ちを持って接しましょう!
②現地人=金髪碧眼の欧米人という思い込みは捨てる!
特にカナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの多民族国家においては、世界各国にルーツを持つ多くの人種の方々がその国の国民として誇りを持って生活しています。
ステイ先のファミリーが典型的な「西洋人」じゃないと言ってガッカリするのは、あなたが「アジア人だから」といって差別されることと同列であると理解してください。
③ファミリーとの関係は「あなたから」作っていくもの!
多くのホストファミリーは、そもそも国際交流に興味があるからこそホストとして手を挙げてくれていますので、基本的にはとても友好的でウェルカムなご家庭が多いです。
しかし、だからと言って本当の家族のように何も言わなくてもあなたの意図を汲んでくれたり、何もしなくてもいつの間にか信頼関係が作れるというものではありません。
常にあなたから歩み寄り、良い関係を作るための努力が必要だということを忘れないでください。
・ホームステイを成功させる3つのポイント!
では具体的に、ホームステイ先でホストファミリーと上手く付き合い、素晴らしい時間を過ごすために、どんなことをする必要があるのでしょうか?ここでご紹介する3つのポイントはどんなファミリーでも必ず有効ですので、是非取り組んでみてください。
(1)言語以外のコミュニケーションを大切に
渡航して最初の頃は、英語も自信が無くてホストファミリーと交流が難しいこともあるでしょう。
しかし、それはコミュニケーションを言語に頼り過ぎているからかも?ボディランゲージや指さしもそうですが、あなたの表情、特に笑顔が、最大のコミュニケーションツールになることを忘れてはいけません。
例えばご飯が美味しいとき、具体的にほめ言葉が出てこなかったとしても、「指さし+サムズアップ+笑顔」だけで充分気持ちが伝わりますよ!
(2)家庭ごとのルールを確認・尊重する
同じ国の中でも、家庭が違えばその生活様式やルールは異なるもの。国や文化が違えばなおさらです。ファミリーとの生活が始まる最初の段階で、その家庭独自の生活習慣や決まり事を確認しておくことは非常に大切です。
朝ご飯は何時ごろ?みんなで一緒に食べる?それとも各自バラバラ?作って用意してもらえるの?それとも冷蔵庫のものを勝手に食べてもいいの?様々なことを最初に確認しておけば、相手の全く予想しない行動をとって眉を顰められることもありません。
(3)適度に共有スペースで過ごす
基本的にホストファミリーのおうちでは個室を用意してもらえます。そうすると、何となく何を話したら良いのか分からなくて、ついつい自室に引きこもってしまう…そんな気持ち、良く分かります。
しかし、部屋で一人で過ごすだけでは、いつまでたってもファミリーとの仲は深まらず、共通の話題も無く、より気まずくなってしまう負のスパイラルに陥ってしまいます!
一日に1時間だけでも良いのです。リビングやキッチンなど、共有のスペースでファミリーと交流する時間を過ごしましょう。話すことに自信が無ければ、宿題をリビングでするだけでもちょっと違いますよ!
・ファミリーと仲良くなれる魔法のフレーズ3選!
【1】Thank you!
ホストファミリーがあなたの為に何かをしてくれたら、毎回必ずこのマジックワードを伝えましょう!しっかりと笑顔でThank youと感謝を伝えれば、相手もあなたをサポートすることに喜びを感じてくれるはず。
ただでさえ様々な場面でファミリーのサポートを必要とする立場ですので、お互いに気持ちよくやり取りをする上で必要最低限のマナーですね。
【2】Can you teach me?
海外での生活が始まったら、言葉も文化も、あなたには分からないことばかり。そんな時は、素直にファミリーに聞いてみましょう!
特に家での生活については、分からないまま失敗してしまうより質問した方が安全ですし、会話のきっかけにもなりやすいです。もちろん、教えてくれたら最後にThank youを忘れずに!
また、相手について尋ねることで相互理解も深まりますので、ファミリー自身についても沢山質問してみると良いですよ。
【3】Let me try!
どんな人も、自分が好きなこと、面白いと思うことに対して、相手が興味を示してくれるのは嬉しいものです。
もしホストマザーがお料理をしていたら、是非Please let me try!とお手伝いを申し出てみてください。ホストファーザーの趣味が魚釣りなら、一緒に連れて行ってもらうのも良いかもしれません。
そうして一緒に何かに取り組む時間が、ファミリーとの絆を深めてくれるでしょう!
いかがでしたか?
日本ワーキングホリデー協会では、渡航者の皆さんのホームステイ手配も行っています!まずはどんな国でどんな滞在がしたいか、プロのカウンセラーに相談してみませんか?
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