
仕事を辞めようと決意したとき。
留学やワーホリのプランを立てるとき。
帰国後に再度日本での生活や仕事に向き合わなければいけないとき。
皆さんは人生における大きな決断を迫られます。
多くの人々にとって、「仕事」に掛ける時間は生活の中の非常に大きな部分を占めますので、その時間が充実しているかどうかはとても重要ですよね。できるかぎり自分の希望に沿った、自分に向いている仕事を探したいと考えるはずです。
しかし皆さんは、自分がどんな仕事につきたいのか、どんな仕事が向いているのか、本当に理解できていますか?時間を取って自分自身に向き合い、確信をもって自分のやりたい仕事について語れるでしょうか?
「やりたいことと言われてもよく分からない」「夢なんて特に無い」と言う人も多いでしょう。それが悪いわけではありませんが、向かうべき方向性が分からない中で大きな選択をするのは不安ですよね。
そんな人は、まず自己分析をして自分の「やりたいこと」を見つけませんか?今日は当協会でご提供している自己分析セミナーについて紹介します。
<目次>
・自己分析でやりたいことを見つけよう
・自己分析ステップ①:大事なこと
・自己分析ステップ②:得意なこと
・自己分析ステップ③:好きなこと
・自己分析の時間を作ろう
・自己分析でやりたいことを見つけよう
仕事探しや長期海外渡航などの人生の大きな転機には、様々な選択を行うことになります。その時に、自分が目指す方向性があやふやなままだと、「本当にこの選択でいいのかな?」「後で後悔しないかな…」と不安になりますよね。
自信が無く、「自分で決めた」感の無い仕事選択や留学計画は、途中何か困難があった時に頓挫しやすくなります。反対に、方向性が明確で、「自分がやりたいことはこれだから、この目的をかなえるためにこの仕事/プランにしよう」と、決定の理由がクリアな場合は、多少の苦労があっても乗り越えやすくなります。例え途中でやりたいことが変わり、仕事やプランを変更することになったとしても、自分の中で納得感を持って次に進みやすいでしょう。
しかし、「夢/目標に向かって」「方向性を持って」などと言われても、それが明確でない人も多いはず。自分のやりたいことをちゃんと知っている人の方が、実は少数派なのかもしれません。

そんな時はじっくりと時間をかけて自己分析を行い、自分自身に向き合ってみましょう。自己分析の方法やハウトゥ本は様々ありますが、当協会では、八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本をお勧めしています。
タイトルの通りとても易しく読みやすい文章で、分かりやすく、且つロジカルに自己分析の方法を紹介してくれていますので是非読んでみてください!
ただ、「本を読むのは苦手」「文字で読むより話を聞く方が理解度が高い」「一人ではなく他の人と一緒に取り組みたい」という人もいらっしゃいますよね。そんな方は、当協会で行う無料の自己分析セミナーにご参加ください!八木仁平さんのメソッドを紹介しながら、参加者の皆さんと一緒にワークショップを行います。

・自己分析ステップ①:大事なこと
自己分析を行う際に、いきなり自分の「やりたい仕事」や「向いている仕事」などを考えようと思っても難しいですよね。そもそも、それが明確な人は自己分析は必要無いでしょう。
自己分析を行う際、重要なのは、掘り下げるポイントと順番です。
八木仁平さんのメソッドでは、最初に見つめるべきポイントは、あなたの「大事なこと」です。「大事なこと」とは、「人生の価値観」であり、「なぜ働くのか?」という問いに対するあなたの答えになります。

「なぜ働くのか?」と聞かれたら、あなたは何と答えるでしょうか。
お金を貯めるため?キャリアアップのため?日本の将来のため?
「お金を貯めるため」と考えた人は、では何のためにお金を貯めたいのでしょうか。
家を買うため?海外留学に行くため?趣味に没頭するため?
「家を買うため」と答えた人は、何のために家を買うんでしょうか…???
こうやって突き詰めていくと、ある人は「安心する」ため、ある人は「常に成長する」ため、またある人は「興味関心の追及」のため、など、さまざまな「人生の価値観」のために仕事をしていると言うことが分かります。
まず最初にこの「大事なこと/価値観」を確認することで、仕事を通して進むべき方向性を見定めましょう。

・自己分析ステップ②:得意なこと
次に確認すべきポイントは、あなたの「得意なこと」です。
「得意なことは何ですか?」と聞かれたら、「ピアノが得意です」とか、「英語が得意でTOEIC800点持ってます」など、習得した技術や知識、或いは資格などを答えがちですが、八木仁平さんの言う「得意なこと」とはそれとは異なります。
後天的に身につけた知識やスキル、資格などではなく、先天的/生まれながらに持った性質のことを「得意なこと」、あるいは「才能」と呼んでいるのです。
みなさんは、ご自身の才能を、どれくらい自覚していますか?実は誰しもが素晴らしい才能を持っているのに、それに気づいていない人も多くいます。何故なら先天的であるゆえに、その性質はあなたにとって「出来て当たり前」であり、「簡単すぎて何も特別なことではい」と認識されているからです。

例えば、
初対面の人とすぐに打ち解けられること、
何時間も集中して一つのことに取り組めること、
様々な情報を集めて分かりやすくまとめられること、
新しいアイディアを沢山思いつくこと、
色やデザインをセンス良く配置できること、
リーダーシップを発揮してグループを引っ張ること、など。
あなたにとって片手間で出来てしまう作業が、他の人にとっては難しく、あなたの何倍も労力と時間が掛かってしまうこともあるのです。
それらの才能をしっかりと自覚し、存分に発揮できる仕事環境で働くことが出来れば、あなたの評価と仕事に対する充実度はぐっと高まることでしょう。

・自己分析ステップ③:好きなこと
3つ目のポイントは、あなたの「好きなこと」です。
「好きなこと」とは、あなたが興味関心を持っていて、より詳しく知りたい、もっと取り組みたい!と情熱を向けられるものや分野のことです。
好きなこと仕事にすれば、仕事に関して学ぶべき内容はあなたの興味がある「知りたい情報」であり、取り組むべき業務はあなたの「取り組みたい活動」になります。全く興味がない内容を仕方なく学び、やりたくない作業を嫌々やる状態に比べ、仕事に向うモチベーションや効率が比較にならないほど高くなることは想像に容易いでしょう。
しかし、いくら好きなことを仕事にすると言っても、好きなことに対しての関わり方がずれていると、上手くいかないどころか、好きなことに対する情熱も失ってしまいかねません。そうならない為にも、好きなことに対して、「自分はこれのどんなところが好きなのか?」を考えてみる必要があります。

例えば、「花が好き」だと感じている人は、花のどんなところが好きなのか考えてみましょう。
種から育てて花を咲かせるまでの過程を楽しむこと?
花束を人に贈って喜んでもらうこと?
花の色や香りが使われた食品や化粧品などを楽しむこと?
交配によって新しい色や形の花を作り出せること?
それによって、花に関わる生産者になるべきなのか、販売者になるべきなのか、あるいは企画者や研究者になるべきなのか、仕事の選び方が異なってきますね。

・自己分析の時間を作ろう
八木仁平さんのメソッドでは、「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」を掛け合わせて、「本当にやりたいこと」を見つけていきます。ひとつひとつの項目をじっくりと見つめて発見する為に、それぞれ5つずつの質問に答えたり、出てきた答えを組み合わせたり、ランク付けしたりします。
当協会のセミナーでは、上記のメソッドを参考にその取り組み方や注意点を解説し、ワークショップにて一緒に自己分析を体験していただけます。
自分の「本当にやりたいこと」を見つけるに至るまでには、1人でじっくりと自分に向き合う時間を取ってもらうことが大切ですので、セミナーの中だけで何か答えが見つかるものではありません。ただ、「自己分析って何だか難しそう…」「自分で本を読んで一人で取り組むなんて無理!」と感じる人に対して、少しでも自己分析のハードルを下げるお手伝いができたら嬉しいです。

いかがでしたか?
少しでも興味がある方は、こちらよりご予約が可能ですので、無料のセミナーに是非参加してみて下さいね。
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