※これは13年前のリーマンショックによる就職氷河期に就活をした筆者の経験を基に作成したBLOGです。
コロナ禍での就職活動に不安を抱えている大学生の皆さん。私もかつて皆さんと同じように、就職が厳しい時代に就職活動をしました。
■景気が悪い中、私を雇ってくれる企業ってあるのかな・・・
■就職したい会社が新卒採用をしていない・・・
■内定がもらえない・・・
などなど、きっと様々な不安を抱えながら就活をしていると思います。
今回はそんなみなさんに、就職氷河期を経験した私だからこそ伝えたい、「大学生の就活がうまくいくたった3つのポイント~マインド編~」をまとめました。
今、コロナの影響で就職活動がうまくいかない、大変で辛い想いをしている方が、このBLOGを読んで少しでも「また明日から就活頑張ろう!」と思っていただければ幸いです。
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<目次>
・就職氷河期について
・就活がうまくいくたった3つのポイント~マインド編~
・まとめ
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■就職氷河期について
2020年から世界中で猛威を振るうCovid-19の影響で、世界中の景気が悪化したのは言うまでもありません。1年経った今でも厳しい状況が続いており多くの大学生が就職活動で大変な想いをしています。
参照)厚生労働省
有効求人倍率は高いほど就職しやすい(人手不足)、低いほど就職が難しいという状況です。
インバウンドの効果もあり、過去10年間の求人倍率は右肩上がり。ここ2~3年は大学生は1人当たり5~6社内定をもらっているという時代にありました。
しかし2020年。Covid-19の影響で有効求人倍率は一気に急降下。
日本の経済も大きく影響を受け、非正規雇用の契約更新をしない「雇い止め」や、派遣社員の契約を打ち切る「派遣切り」などが相次ぎました。
そして大学生の就活市場で間もなく起こった事としては次のようなことです。
・就職したい会社が新卒採用をしていない・・・
・説明会が急に中止になる(当初は新卒採用をする予定だったが急遽中止したという理由から)
・書類選考でどんどん落とされて面接に進めない
・内定がもらえない
ではこの就職氷河期を乗り越えるためにはどうしたらいいのでしょうか。
実は私も、就職氷河期を経験しています。
皆さんは2008年9月に起こったリーマンショックというのをご存知ですか?
アメリカの投資銀行が経営破綻したことを受け、連鎖的に世界規模の金融危機が発生しました。私は当時大学生3年生で、2008年12月からの就職活動を始めたのですが、リーマンショックによりとても大きな影響を受けました。やっと最終面接まで進むことができたのに、不採用のメールが来るたびに就職活動から逃げ出したくなったのを今でも覚えています。
そんな私が考える、「就職氷河期を乗り越えるための3つのポイント」をお伝えしていきます。
■大学生の就活がうまくいくたった3つのポイント~マインド編~
リーマンショックの大打撃を受けながら就活をした私が思う、3つのポイントです。(※個人の意見に過ぎません。)
①就活のすべては縁!と割り切る
この世の中、何事もご縁があればつながるし、ご縁がなければつながらない。
そんな風に考えながら就活をすると少しは楽になれるかも。
求人を見つける→応募→書類選考→面接→内定と数ある過程の1つ1つを迎えることができるかどうかは、ご縁がある場合のみ。
1つ1つの過程にしっかりと向き合い、ベストを尽くした結果内定がもらえなかったとしても、落ち込んでいたらきりがありません。自分のベストをやり切ったのなら、後悔する必要も、自分を責める必要もありません。「この会社とはご縁がなかったんだな」と割り切って次に進みましょう。
②自分に正直になる
よく就職氷河期に就活をする人の傾向として興味がない業種でも「とにかく応募しまくる!!」というのがあります。
その心理を私はとても理解ができます。だって、ただでさえ内定がもらえない厳しい状況だもの。数で勝負!と思うのも仕方ありませんし私も実際そうしてました。
でも、それ、採用側には見透かされているんですよね。。。( ;∀;)
私は、旅行関係か英語を使った仕事がしたくて就活をしていました。
しかしUターン就職も視野に入れ、全く興味も知識もない地方銀行の面接に行った時、「本当は金融業界に興味ないですよね?」と言われてしまった経験があります!
図星すぎて何も言えず、もちろん結果は不採用。
こんな風に無理して興味がない業種で就活をすることは自分自身もしんどいし、結果もついてこなくて更にしんどい。そして何より採用担当に失礼なことをしてしまったと今では私も深く反省をしております。
幸運にも採用していただいていたとしても、大半の人が「やっぱり違う。自分のやりたいことではない。」と早々に退職をしていきます。すぐに退職したという経歴はずっと残り今後の就活にも影響しますので注意が必要です。
だから皆さんも「自分に正直に」本当にやりたい仕事に絞って就活をしてみてはいかがでしょうか。
③心と時間に余裕を持つ
就活をしている間だってキラキラの大学生を送りたい!!勉強も部活/サークルもバイトも遊びも恋も全部満喫したい!そんなときですよね。
だけど、あまり予定を詰め込め過ぎず「心と時間」に余裕を持たないと、就職氷河期の就活は乗り切れないかもしれません。なぜなら長期戦だから。
≪心と時間に余裕がないと起こる負の連鎖≫
・落ち着いて履歴書やエントリーシートを書く時間が確保できない
・説明会や面接は急に日程が決まるので予定が埋まっていると入れられない
・自分と向き合う時間が持てないので前に進めない
・就活がうまくいかず人間関係にも悪影響を及ぼす(家族にあたってしまったり)
などなど・・・とにかく悪影響!
ある程度、心と時間に余裕を持った就活のライフスタイルを築いてください!オンオフの切り替えはとても大切です!
就活がない日は、思いっきり友達や恋人とショッピングしたりおいしいものを食べたり、スポーツしたり・・・皆さんなりの楽しいことをしてください!☺
■まとめ
本日のBLOGでは、私自身が経験したリーマンショック時代の就職氷河期を基に「大学生の就活がうまくいくたった3つのポイント~マインド編~」をお伝えさせていただきました。
就活は「自分との闘い」な部分が多く、長距離マラソンを走っているような感覚かもしれません。
七転び八起きということわざがある通り、たくさんの失敗や挫折を味わったとしてもめげずに奮起して立ち上がった経験は、きっと今後の人生において皆さんの大きな糧になると思います。
私も何度も不採用のメールをもらいその度に就活から逃げ出したかったですが、最後まであきらめずに就活を続け、ようやく1社の内定をもらうことができました。(その会社は前職となります。)
ネガティブになりがちな就活ですが、今日私がお伝えした3つのポイントをよかったら参考にして納得が行くまで就活頑張ってみてくださいね。応援しています!!
またの機会に、『大学生の就活がうまくいくたった3つのポイント~行動編~』をお届けします。お楽しみに~(*’ω’*)
🎀Mami🎀
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