ワーホリ・留学へ行く皆さんは、海外でどのような宿泊先を希望していますか?
本日は、オーストラリアのワーキングホリデーで学生寮とホームステイを両方体験した筆者の話をご紹介したいと思います!これから渡航する方で、宿泊プランを迷われている方のアドバイスになれば幸いです。
※「どんな宿泊先が主流なんだろう・・・?」という方はまず下記記事を参照!
ワーホリ中ってホームステイするの?それとも学生寮?おすすめの滞在方法は?
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<目次>
・ホームステイ/学生寮の体験談
・それぞれのメリットとデメリット
・これから渡航する皆さんへお伝えしたいこと
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・ホームステイ/学生寮の体験談
《学生寮》
私が4週間宿泊した学生寮は、オーストラリア(ブリスベン)の市内からバスで30分程離れた閑静な住宅街にありました。部屋はオウンルーム(一人部屋)からシェアまで様々なタイプが用意されていて、キッチンとリビングは共有で使っていました。
私が宿泊した時期は9月の中旬でまだ朝晩は冷え込み、備え付けの薄い掛け布団にくるまってブルブル震えていました(笑)
学生寮の設備で一番驚いたことは、外にプール、BBQエリア、バスケットコートなど宿泊者が自由に使えるエリアがありいつも賑やかだったことです。
▼学生寮での1日
《平日》
7:30 起床
8:00 登校
9:00 授業スタート
14:00 学校終わり
15:00 アクティビティに参加
17:00 バスで帰宅+スーパーで食材調達
18:00 学生寮の友人と夕食作り
BBQエリアで友人とお喋り+ネットサーフィン
21:00 宿題
23:00 就寝
《ホームステイ》
ホームステイはブリスベンのNew farmというエリアにある5人家族の家庭で、3ヶ月間滞在しました。
この3カ月間は家事や育児のサポートをするオーペアをしていたので、滞在費ゼロ円で生活していました。(オーペアについて気になる方は是非こちらをチェック!⇒【ワーホリ×幼児教育】オーペア経験者が語る仕事内容♪)
ホームステイ先では7畳程の一人部屋に机と本棚とクローゼットが備わっていて、専用の浴室(シャワーのみ)が用意されていました。
▼ホームステイ先での1日
7:00 朝食準備
8:00 子守、掃除+洗濯
12:00 フリータイム(日本食レストランで勤務していました)
17:00 夕飯準備・子守
18:00 夕飯
20:00 language exchange
21:00 フリータイム
・それぞれで感じたメリットと注意点
実際に学生寮とホームステイの双方を経験してみて、私個人が感じたメリットと注意点をお伝えします。
▼学生寮のメリット
・時間の融通が利く
→ホームステイは家族全員で夕食時間を過ごすのに対し、学生寮は完全個人都合で生活ができるので、何をするにも自由で過ごしやすいです。
・食事は好きなものを食べられる
→たまに日本食が食べたくなった時に、自分で調理できたのは最高でした。
・語学学校の友人と学校以外の時間を共有できる
→学校は同じクラスの人以外と交流するのは、誰かに紹介して貰ったり、アクティビティに参加しないとなかなかチャンスがありませんが、学生寮ではみんなフラット立ち寄るBBQエリアに行けば自然と会話が生まれるので仲良くなるきっかけを作ることができました。
▼学生寮の注意点
・一人の時間が多く、自己管理が大切
→たまたま私が宿泊した時は渡航して初めの4週間だったので、まだ友人ができる前はせっかくの週末を一人で過ごし時間を持て余していました。積極性がかなり求められると思います。
・不規則な生活になりがち
→時間に融通が利くメリットもある反面、誰かに私生活を直視されることもないので、人によってはルーズ時間を過ごしがちです。適度に外出して人と接したり、スケジュール管理をする事をお勧めします。
▼ホームステイのメリット
・異文化交流ができる
→やはり留学・ワーホリの醍醐味は、現地在住の人と異文化交流をすることです。ホームステイ以外の宿泊手段ではなかなか接する機会が持てない為、貴重な経験になる事間違い無しです。
・食事を用意して貰える
→食事のレパートリーや品数についてはさておき、滞在中にご飯を提供して貰える事はとっても有難いです。学生寮では自由に調理が可能なものの、食材や調味料を用意するだけで結構な出費になります。また食事の時間も一人より、誰かと一緒に過ごす方が情報収集やコニュニケーション力を強化できます。
・英語上達の手助けになる
→学生寮に暮らす人は同じ語学学校の生徒になるので、ネイティブではありません。お互いがコニュニケーションを補うかたちで会話をする反面、ホームステイはネイティブの方々になるので本番といっても過言ではないと思います。少しでも英語の練習をしたいと考えている人には、ホームステイは最適です。
▼ホームステイの注意点
・違いを受け入れる心が大切
→ホームステイは差別の観点から国籍、年齢、家族構成は選択できないルールになっています。どのようなご家庭でも違いを受け入れ、異文化を理解できる方が望ましいです。一人暮らしが長く、一家庭と一緒に生活する事が苦痛に感じてしまう方は向いていません。
・家族ルールを尊重する
→ホームステイは一般家庭に居候する立場なので、その家庭のルールを尊重しなければいけません。よく言われるのが食事の時間やシャワーの利用等、家庭ごとによって様々ですので、自分のライフサイクルを大事にしたい方は、注意が必要です。
・これから渡航するみなさんへお伝えしたいこと
この2つの滞在手段を選択する中で大切にして欲しい事は、皆さんがどういう経験をしたいか。という点です。留学を機にどんな経験をして成長したいかを考え頂くと良いと思います。ホームステイと学生寮の環境の違いや過ごし方をイメージする助けになれば幸いです。
また、日本ワーキングホリデー協会のカウンセラーは、全員がホームステイや学生寮を経験しているので、各スタッフの体験を聞きたい方は、是非セミナーやカウンセリング時にお気軽にご相談下さいね!
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