留学やワーホリを経験して英語力を身に着けて、帰国後の就活に活かしたい!
そう考えて海外へ渡航される方は多くいらっしゃいますが、どれくらい英語が話せるようになれば、就活の時に「英語ができる」と評価されるのでしょうか?
最近で英語力が就活において必須のスキルとなっており、「英語はある程度話せて当たり前」という認識も広がっています。留学やワーホリに行ってきた経験「だけ」では、評価されない時代になりつつあるのです。
そこで今回は、どのレベルの英語力を身につけていれば評価されるのか、就職に英語を活かすのならどれくらいの英語力を目指すべきなのかを紹介します。
1)「英語が話せる」の定義とは?
2)目指すべき英語レベルとは?
3)習得までに必要な時間は?
1)「英語が話せる」の定義とは?
世間一般的な、「英語が話せる」とはどのような状態のことを指すのでしょうか?
この定義にはかなり個人差があり、「意思疎通ができるレベル=英語が話せる!」と感じる方もいれば、「ビジネス英語が使えるレベル=まだまだ英語がへたくそだ」と感じる方もいます。つまり、自分の認識では「私はちゃんと英語が話せる」と考えていても、会社や周りの人からの評価も同じになるとは限らないのです。
ハッキリとした「英語が話せる」の定義が決まっていないので、基本的に企業が参考にするのは資格や試験などの点数となります。留学やワーホリをするときに、英語資格の習得を目標にしておくといい理由がこれなわけです。
そして、企業が「英語が話せる」の物差しにしているもうひとつの基準が、「実用的に、必要な意思疎通が英語で出来るかどうか」というものです!
これは言い換えると、「英語を使って目的を果たせるかどうか」です。
例えば、会社でのメール対応や電話対応など、ある程度定型文を覚えて対応するようなものではなく、その場で考えて話したいことが話せてトラブルなどにも英語で対応できる状態。それが「実用的に、必要な意思疎通が出来るレベル」になります。
定型文で受け答えするだけなら単語やイディオムを覚えるだけでいいですし、会社によっては英語対応のテンプレートが用意されていたりします。しかし、それだけではそのシチュエーション以外の状況では思っていることが伝えられなかったりすると思います。
なので、企業的には自分で考えて英語対応できる「実用的に、必要な意思疎通が出来るレベル」の人材を求めており、このレベルに達している英語力を身に着けている人材を探しているということです。
2)目指すべき英語レベルとは?
では、「実用的に、必要な意思疎通が出来るレベル」の英語力とは実際どれくらいのレベルになるのでしょうか。
今回は分かりやすく、海外の語学学校で使われている英語レベルを使いながら解説していきます!
(英語レベル分けについてはこちらの記事を参照)
留学やワーホリで身につけた英語力を使って就活するのであれば、「Upper-Intermediate」レベルの英語力は欲しいです。「Upper-Intermediate」レベルは、TOEICなら750点程度、英検なら準1級程度の英語力になります。
このレベルまで来ると、いわゆる「英語脳」というものになっていると言われています。一生懸命集中しなくとも自然に英語が意味として頭の中に入ってきて、自分の伝えたいことも、わざわざ頭の中で考えなくても自然と口から英語として出てくるレベルです。
もちろん、学校の英語レベルと実戦での英語力が必ずイコールになるわけではありませんが、目標として「Upper-Intermediate」レベルを目指しておくといいと間違いないでしょう。
3)習得までに必要な時間は?
このレベル到達するまでの期間は人によってまちまちですが、スタート時点で「全然英語ができないです」というレベルの人であれば、大体半年~1年くらい語学学校でみっちりと英語漬けの清潔を送ることでこのレベルに到達すると言われています。
もし、ビジネス英語やハイレベルな英語資格を狙いたいのであれば、さらに期間を延ばして語学学校に通うことをお勧めします!
自己評価と世間の評価は、食い違うことが多いです。まずは自分が目指すべき目標を明確にすることで、この「評価のずれ」をなくし、自分の現状を改めて確認することが出来ますよ!
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