
はじめに:ワーキングホリデー費用の『相場感』を数字で押さえる
ワーキングホリデー(ワーホリ)の総額相場は 100〜400 万円弱 まで、渡航国と都市選択で大きく分散します。本記事では オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、ドイツ、フランス の主要 6 カ国を対象に、ビザ申請料・残高証明・渡航初期費用・年間生活費の 4 軸を完全マトリクスで比較します。
すべての数値は 2026 年 6 月時点 の公式情報を基にしていますが、ビザ料金や最低賃金は年次改定の可能性があるため、申請直前に各国公式を再確認することを推奨します。また、為替前提を明示しない比較は読者を誤誘導するため、本記事では 円高・中央・円安の 3 シナリオで総額を並列表示 しています。
※ 本記事は『一番おすすめは○○』という単一推奨を避け、複数軸で並べる比較スタイルを取ります。意思決定の判断材料を提供するための数表記事であり、最終判断は読者個々の予算・為替観・語学到達度に依存します。
ワーキングホリデー費用の 4 大コンポーネント (内訳の解像度を揃える)
国ごとに項目名や算出根拠が異なるため、まず比較フレームを揃えます。費用は以下 4 軸に分解します。
(1) ビザ申請料・関連手数料
各国のビザ申請料は名称や金額が大きく異なります。同一フレームで整理するため「申請料(現地通貨)+円換算」で提示します。例: 豪 AU$670(≒¥67,000)、英 £340(≒¥68,000、ただし IHS £1,552 が別途必須)、独 €75(≒¥12,750)。英国 IHS のように医療保険込みのケース があるため、ビザ料金単体だけで「最安」と判断するのは罠です。
(2) 残高証明
渡航後の生活費を本人負担できるかを示す 自己負担保証 です。豪 AU$5,000(≒¥500,000)、英 £2,530(≒¥506,000)、独 €2,000(往復券あり)または €4,000(片道のみ)、仏 €3,100、NZ NZD$4,200、加 CA$2,500 など。残高証明は『見せ金』であり帰国時に回収可能なため、純コスト(総額)からは除外して試算 します。
(3) 渡航初期費用
航空券・海外保険 12 ヶ月分・初月の住居/身の回り品を含みます。標準シナリオで 35〜90 万円のレンジ。為替と渡航時期で最大 30〜40% 振れる ため、本記事ではレンジ提示にしています。
(4) 1 年間の現地生活費
家賃・食費・交通・通信・娯楽を含みます。中央シナリオの目安は NZ・独・仏 約 170 万円、加 約 170 万円、豪 約 220 万円、英 約 270 万円。都市差が顕著 で、ロンドン・シドニーといった大都市は「標準シナリオ」を上振れします。
各国で項目名や定義が異なるため(例: 英国 IHS、NZ IVL)、同一体系で統一しています。
【完全マトリクス】6 カ国費用比較表 (申請料 / 残高証明 / 渡航初期 / 1 年生活費)
以下は 6 カ国の費用比較表 です。現地通貨と日本円換算を併記し、為替前提(1AUD=100 / 1CAD=114 / 1NZD=95 / 1GBP=200 / 1EUR=170 円、2026 年 6 月時点の参考為替)を表頭に明記しました。すべてのセルに脚注(※n)で出典 URL を明記しています。
表: 4 軸 × 6 カ国比較表(中央為替シナリオ)
| 国 | ビザ申請料 (現地通貨 / 円換算) | 残高証明 (現地通貨 / 円換算) | 渡航初期費用 (航空券+保険+初月) | 1 年生活費 (中央) | 総額* (中央) |
|---|---|---|---|---|---|
| オーストラリア (豪) | AU$670 = ¥67,000(※1) | AU$5,000 = ¥500,000(※2) | ¥450,000-700,000(※3) | ¥2,200,000(※4) | ¥2,717,000-2,967,000(※5) |
| カナダ (加) | CA$369.75 = ¥42,151(※6) | CA$2,500 = ¥285,000(※7) | ¥350,000-600,000(※8) | ¥1,700,000(※9) | ¥2,092,151-2,342,151(※10) |
| ニュージーランド (NZ) | NZD$770 + IVL$35 = ¥76,475(※11) | NZD$4,200 = ¥399,000(※12) | ¥400,000-650,000(※13) | ¥1,500,000(※14) | ¥1,976,475-2,226,475(※15) |
| イギリス (英) | £340 + IHS£1,552 = £1,892 = ¥378,400(※16) | £2,530 = ¥506,000(※17) | ¥650,000-900,000(※18) | ¥2,700,000(※19) | ¥3,728,400-3,978,400(※20) |
| ドイツ (独) | €75 = ¥12,750(※21) | €2,000-4,000 = ¥340,000-680,000(※22) | ¥400,000-650,000(※23) | ¥1,700,000(※24) | ¥2,112,750-2,362,750(※25) |
| フランス (仏) | 公式明記なし(※26) | €3,100 = ¥527,000(※27) | ¥500,000-750,000(※28) | ¥1,700,000(※29) | ¥2,200,000-2,450,000(※30) |
*総額には残高証明を含めません(帰国時に回収可能な見せ金として除外)。 ※1: 豪内務省 Subclass 417 公式 ※2: JAWHM オーストラリア情報 ※3: 豪渡航初期費用(World Avenue) ※4: Fair Work Ombudsman ※5: JAWHM 費用ページ ※6: カナダ IEC 公式 ※7: カナダ POF(World Avenue) ※11: NZ Immigration Working Holiday Japan(日本国内オンライン申請時に申請料が無料となる時期があるため申請直前に再確認) ※16: GOV.UK Youth Mobility Scheme、IHS 公式 ※21: 在日ドイツ大使館 ビザ手数料 ※22: 在日ドイツ大使館 WH 情報(往復券あり €2,000、片道のみ €4,000) ※26: JAWHM フランス(公式に申請料の明記なし。エージェント手数料 ¥66,000-96,000 はビザ料金とは別物) ※その他の脚注番号も同様に facts.json 集計の出典 URL を参照。
この表から読み取れる 3 つの示唆
- ビザ料単体最安はドイツ(€75 ≒ ¥12,750)、最高は英国の£1,892(ビザ+IHS で ¥38 万)
- ただし「総額」最安は ニュージーランド地方シナリオで約 ¥197-222 万円
- 「申請料単体最安」と「総額最安」は別軸である点に注意
- 総額のレンジ(中央シナリオ)は 約 ¥197 万 〜 ¥398 万
- 最安帯(NZ)と最高帯(UK ロンドン)で 約 2 倍 の差
- 為替前提を変えると総額は ±15% 振れる
- シナリオ別の再計算が必須(次節で 3 シナリオ表)
為替シナリオ 3 パターン:円高・中央・円安で総額はこう変わる
為替は過去 6 年で ±30% 以上の幅 を持って動いており、想定レンジで括る方が誠実です。円高 / 中央 / 円安の 3 シナリオで 6 カ国総額(残高証明を除く)を再計算します。
表: 為替 3 シナリオ × 6 カ国総額比較(残高証明を除く / 中央値概算)
| 国 | 円高シナリオ (AUD=90, CAD=105, NZD=85, GBP=180, EUR=155) | 中央シナリオ (AUD=100, CAD=114, NZD=95, GBP=200, EUR=170) | 円安シナリオ (AUD=110, CAD=125, NZD=105, GBP=220, EUR=185) |
|---|---|---|---|
| オーストラリア | 約 ¥2,450,000 | 約 ¥2,700,000-2,840,000 | 約 ¥2,950,000-3,100,000 |
| カナダ | 約 ¥1,920,000 | 約 ¥2,092,000-2,342,000 | 約 ¥2,294,000-2,560,000 |
| ニュージーランド | 約 ¥1,770,000 | 約 ¥1,976,000-2,226,000 | 約 ¥2,180,000-2,460,000 |
| イギリス | 約 ¥3,350,000 | 約 ¥3,728,000-3,978,000 | 約 ¥4,100,000-4,375,000 |
| ドイツ | 約 ¥1,930,000 | 約 ¥2,113,000-2,363,000 | 約 ¥2,300,000-2,570,000 |
| フランス | 約 ¥2,015,000 | 約 ¥2,200,000-2,450,000 | 約 ¥2,395,000-2,665,000 |
為替前提は 2026 年 6 月時点の市場参加者口座建値の参考値。中央銀行公表値ではないため『参考為替』として扱ってください。 1 年生活費の中央値(豪 ¥220 万、英 ¥270 万、NZ・独・仏 ¥170 万、加 ¥170 万)と渡航初期費用レンジ中央値を基に各シナリオ通貨レートで再算出。
この表から読み取るべきポイント
- 円安シナリオでは、英国総額が ¥437 万円台 まで膨らみ得る。英国だけは IHS £1,552 の影響で為替変動がそのままレバレッジ化
- ドイツ・フランス・NZ は円安シナリオでも ¥250 万円前後 で収まり、為替弾力性が高い
- 現地通貨建ての家計(家賃・食費)は為替の影響を直接受けない。円換算で初めて振れる点を理解しておくと『円高待ち / 円安回避』論争に流されにくい
費用を抑える 8 つの節約 TIPS (数値裏付け付き)
すべての TIPS に 削減幅 (%)・前提・リスク を併記する両論併記スタイルで提示します。
(1) ビザ申請を本人申請にする
- 削減幅: ¥60,000-100,000(エージェント代行料相当)
- 適用国: フランス、ドイツ、ニュージーランド(本人申請でも書類負担が比較的軽い国)
- リスク: 書類不備による却下リスク。仏・独は在日大使館予約が必要
(2) 残高証明を『見せ金』で済ませる(送金不要)
- 節約効果: 現金移動コスト・金利機会損失の最小化
- 適用国: 豪・NZ・独・仏(運用上、口座残高証明書のみで成立しやすい)
- リスク: 英国は申請日から 28 日連続保持の要件 があり、入金直後の証明書は受理されない
(3) 航空券をオフピーク (1-2 月・10-11 月) で取得
- 削減幅: 30-40%
- 適用国: 全 6 カ国
- リスク: 渡航時期の自由度低下、現地気候(豪 NZ の夏期 / 北半球の冬期)への適応負荷
(4) 海外保険をクレカ付帯 + スポット契約で構成
- 削減幅: 20-50%
- 適用国: 全 6 カ国
- リスク: クレカ付帯は最長 3 ヶ月の期間制限 + 歯科・妊娠・既往症がカバー外。長期治療は要追加加入
(5) 語学学校を現地申込 + 平日朝コース選択
- 削減幅: 15-25%
- 前提: 入国後 1-2 週間で学校決定。教材費を別途用意
- リスク: 事前学校手配がない分、到着初週の住居・生活立ち上げと並走する負荷
(6) シェアハウス選択 (寮 / Airbnb 月割と比較)
- 削減幅: 30-50%
- 適用国: 全 6 カ国
- リスク: ハウスメイトとの相性ガチャ、ボンド(敷金)詐欺。契約書と現物確認は必須
(7) 都市選択 (大都市 → 中規模都市)
- 削減幅: 30-50%(家賃ベース)
- 例: 豪パース vs シドニー、英マンチェスター vs ロンドン、加オタワ vs バンクーバー
- リスク: 求人母数の減少、公共交通の脆弱性(車購入費の発生)
(8) 渡航直後の家具 / 自転車を中古購入 + 退去時転売
- 削減幅: ¥50,000-100,000(実質コスト半減)
- 前提: Gumtree / Kijiji / Facebook Marketplace 等での売買慣習がある国
- リスク: 退去時に売れないリスク、長距離輸送コスト

費用観点での国別ベスト / ワースト 5
『費用を抑えやすい国ランキング』と『費用負担が重い国ランキング』を 両論併記 で提示します。費用が重い国にも『裏面のメリット』があるため必ず併記します。
【ベスト 5 (費用を抑えやすい国)】
- ドイツ: ビザ申請料 €75(≒¥12,750)で 6 カ国中圧倒的最安。残高証明も €2,000 から(往復券あり)。自炊文化で食費が低め。留意: ドイツ語ハードルがあり、英語圏 WH とは位置付けが異なる
- フランス: ビザ申請料が公式表記なし(実質低額〜無料運用)、地方都市の家賃が穏やか。留意: フランス語ハードル、パリ単独だと一気に費用増
- ニュージーランド: 年間総額 約 ¥197-222 万円、英語圏で最安水準。留意: 求人母数が豪・加より小さく、長期就労機会が限定的
- カナダ: 年間総額 約 ¥209-234 万円、賃金水準も高めで実質負担が軽い。留意: Pool 抽選方式で渡航時期が読めず、ITA まで数ヶ月待つことも
- オーストラリア: 申請料 AU$670(≒¥67,000)と高めだが、最低時給 AU$24.95/h の回収力で総額を相殺。留意: シドニー/メルボルン家賃は週 AU$400-600 と重い
【ワースト 5 (費用負担が重い国)】
- イギリス: ビザ + IHS 2 年分で £1,892(≒¥38 万)、ロンドン家賃も最高水準。裏面: YMS は 2 年滞在可で回収期間が長い
- オーストラリア (シドニー / メルボルン): 家賃が週 AU$400-600 で年 ¥240-360 万。裏面: 最低時給世界最高水準で回収力が高い
- フランス (パリ): パリ単独で見ると家賃 €900-1,200/月 で重い。裏面: 地方都市(リヨン・ボルドー・トゥールーズ)選択で大幅圧縮可
- カナダ (バンクーバー / トロント): 都市選択で総額が 1.5 倍化、家賃 CA$1,500-2,500/月。裏面: モントリオール・オタワ等の中規模都市で大幅圧縮可
- ニュージーランド (クイーンズタウン旺季): 観光地家賃 NZ$250-400/週。シーズン時に求人と家賃が逆相関。裏面: オフシーズン or オークランド以外の都市選択で圧縮可
回収可能性ランキング:現地最低賃金で 1 年間に回収できる額
各国最低時給 × 想定労働時間(週 38h × 50 週、仏のみ週 35h × 52 週で SMIC ベース)で年間額面を試算し、想定税率で手取りに換算します。手取り推計は税理士見積等の市場推定 であり、実際の手取りは個人の控除・州税・社保区分により変動します。
| 国 | 年間額面(円換算) | 手取り推定(円換算) | 中央総額(円) | 回収後の手元残高(円) |
|---|---|---|---|---|
| オーストラリア(WHM 15% フラット)(※49) | ¥4,740,500 | ¥4,029,400 | ¥2,717,000-2,967,000 | 約 ¥1,060,000-1,320,000 |
| ニュージーランド(PAYE 累進)(※50) | ¥4,550,500 | 推定 ¥3,800,000-4,000,000 | ¥1,976,000-2,226,000 | 約 ¥1,570,000-2,030,000 |
| ドイツ(Lohnsteuer + 社保)(※51) | ¥4,726,000 | 推定 ¥3,300,000-3,500,000 | ¥2,113,000-2,363,000 | 約 ¥940,000-1,390,000 |
| イギリス(PA £12,570 + 20% + NI)(※52) | ¥4,957,000 | 推定 ¥4,000,000-4,200,000 | ¥3,728,000-3,978,000 | 約 ¥20,000-470,000 |
| カナダ(連邦 + 州税。オンタリオ州)(※53) | ¥3,983,616 | 推定 ¥3,000,000-3,300,000 | ¥2,092,000-2,342,000 | 約 ¥660,000-1,210,000 |
| フランス(SMIC 35h × 52w + 社保 22-23%)(※54) | ¥3,882,460 | 推定 ¥2,800,000-3,100,000 | ¥2,200,000-2,450,000 | 約 ¥350,000-900,000 |
※49: Fair Work Ombudsman 公式 ※50: NZ Employment 公式 ※51: ドイツ最低賃金 €13.90/h(2026-01-01 施行)。Lohnsteuer 詳細は税理士見解により幅あり ※52: GOV.UK National Minimum Wage Rates ※53: Ontario 最低賃金公式 ※54: SMIC €12.02/h(2026-01-01 施行)。法定労働時間 35h/w 基準 手取り推計は WHM 個別の税務区分・社保・住民税相当の控除により変動。本表は『市場推定の中央値』として扱い、最終的な可処分所得は各国税務署/Tax File 番号取得後の個別計算が必須。
この表から読み取るべき結論
- 回収力 No.1 はオーストラリア(WHM 15% フラット、最低時給世界最高水準)
- 回収後残高が最も大きいのは NZ(総額が小さく賃金もそこそこ)
- 英国は手取りは高いが総額も高いため回収後残高がほぼゼロ近辺
- フランス・ドイツ・カナダは社保・州税控除が大きいため、額面の数字だけで判断しない

費用から逆算する国選びフロー (予算別おすすめ)
予算帯別の推奨国・回避国を整理します。「現地で稼げばゼロ円」という乱暴な結論は避け、最初 3 ヶ月は無収入想定 で計画することを前提とします。
| 予算帯(出発前貯金) | 推奨候補 | 回避候補 | 但し書き |
|---|---|---|---|
| 80-120 万円 | NZ・独・仏(地方都市) | 英・豪都市部 | 申請料が安い国 + 地方都市 + 渡航後 1-2 ヶ月以内に就労開始する前提 |
| 120-180 万円 | 加・NZ・独・仏 | 英ロンドン | 都市選択肢が広がる。シェアハウス前提で 1 年生活費を抑える |
| 180-250 万円 | 豪・加・英(地方都市) | — | 回収力前提なら豪、長期滞在前提なら英 |
| 250 万円以上 | 英ロンドン・豪大都市 | — | 大都市シングルルーム + 緊急時の本帰国費を確保 |
FAQ (よくある質問)
Q1: 一番安く行ける国は?
A: ビザ申請料単体ならドイツ €75(約 ¥1.2 万円)が圧倒的最安。年間総額の最安は ニュージーランド地方シナリオで約 ¥197 万円。ただし「ビザ料安」と「総額安」は別評価軸。
Q2: 100 万円で行ける国はある?
A: NZ・独・仏の地方都市 + 渡航後 1-2 ヶ月で就労を始める前提なら理論上は可能。ただし 3 ヶ月分の生活費バッファ(約 30-40 万円)を別途確保するのが安全。100 万円ジャストでの渡航は推奨しません。
Q3: 残高証明はいつ用意する?
A: 申請の 1-3 ヶ月前。国により金額は €2,000(独・往復券あり)から AU$5,000(豪)相当まで分散。英国は申請日から 28 日連続保持の要件があるため、入金直後の証明書は不可。
Q4: 為替が動くとどれくらい変わる?
A: 本記事の 3 シナリオ表のとおり、円高 / 円安で総額が ±15% 程度 振れます。1 年生活費の現地通貨建ては変わらず、円換算時にのみ振れる点に留意。
Q5: 現地で稼げば実質ゼロ円?
A: 理論上は可能ですが、最初 3 ヶ月は無収入想定で計画するのが安全。最低時給での就労を 1 年継続できる前提は楽観的すぎ、特に英・仏は手取りで総額を回収するには 1 年では足りないケースがあります。
Q6: クレカ付帯保険で代替できる?
A: 一部国は可。ただし クレカ付帯は最長 3 ヶ月の期間制限 があり、疾病・歯科・長期治療・既往症はカバー外が多いです。スポット契約で不足分を補完するのが現実解。詳細は各国別記事で解説。
まとめ:費用比較は『総額 × 回収力 × 為替』の 3 軸で見る
ワーキングホリデーの費用比較は単一指標で結論を出すのではなく、総額 × 現地賃金の回収力 × 為替前提 の 3 軸で見るのが誠実です。
- ビザ申請料単体が安い国(独・仏)と、回収力が高い国(豪・加)は 別の評価軸
- 為替前提を明示しない円換算比較は 誤誘導 になりかねない
- 残高証明は『見せ金』 であり純コストではないため、総額に組み込まない試算が現実的
- 最初 3 ヶ月は無収入想定 で計画する。現地賃金での全額回収は楽観前提
本記事の比較表をベースに、自分の予算 / 為替観 / 英語学習度合いで意思決定を行い、国別の詳細は各国別記事を参照してください。
内部リンク
- オーストラリアの詳細費用は 『オーストラリア ワーキングホリデー完全ガイド』 を参照
- カナダの州別最低賃金は 『カナダ ワーキングホリデーガイド』 を参照
- ニュージーランドの IVL や IRD 番号は 『NZ ワーホリ完全ガイド』 を参照
- イギリスの IHS は 『イギリス YMS ガイド』 を参照
- ドイツの残高証明 €2,000/€4,000 は 『ドイツ ワーホリガイド』 を参照
- フランスの SMIC €12.02/h は 『フランス ワーホリガイド』 を参照
- 国選びの全体比較は 『ワーホリ 国 比較』 を参照
- 年齢制限の国別整理は 『ワーキングホリデー 年齢』 を参照


























