ワーホリ費用総額・貯金目安・お金がなくなった時の対処

ワーホリの費用を国別に比較【2026年10月】ビザ申請料・必要資金・保険・最低賃金

ワーホリ費用総額・貯金目安・お金がなくなった時の対処

ワーキングホリデーに行くとき、渡航前に公的機関へ払うお金、申請のときに「持っている」と示す資金、現地で働くときの最低賃金は、国で大きく違います。この記事では、オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・イギリス・ドイツ・アイルランド・フランス・韓国・台湾・スペイン・イタリア・デンマーク・ポーランド・アイスランドの14か国について、各国の政府・大使館・労働組合などの公的な情報で確認した金額を、日付つきで一覧にしました。先に結論を書くと、次の5つです。

  • 日本国籍でビザの申請料がかかるのは、イギリス(£340(参考 約71,400円))・オーストラリア(初回 AUD 840(参考 約93,200円))・ニュージーランド(合計 NZD 770(参考 約69,300円))・カナダ(合計 CAD 369.75(参考 約41,800円))・アイルランド(17,300円)です。ドイツ・フランス・韓国・台湾・スペイン・イタリア・デンマーク・ポーランド・アイスランドは、申請料が無料です。
  • 申請料のほかに、イギリスは医療費の追加料金(IHS)を2年分で £1,552(参考 約325,900円)払います。ニュージーランドの NZD 770(参考 約69,300円)には、国際訪問者保全観光税(IVL)の NZD 100(参考 約9,000円)が含まれます。
  • 申請のときに「持っている」と示す資金は、支払う費用ではありません。国で額が違い、たとえばイギリスは £2,530、ドイツは EUR 2,000(往復の航空券がある場合)、フランスは EUR 3,100、ニュージーランドは NZD 4,200、カナダは CAD 2,500 です。
  • 保険の証明を求められる国が多く(カナダ・ドイツ・アイルランド・韓国・台湾・イタリア・ポーランド・アイスランドなど)、補償額の条件は国で違います。イギリスは申請時に医療費の追加料金(IHS)を前払いします。
  • 最低賃金は、全国一律の額を決める国(オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・ドイツ・アイルランド・フランス・韓国・台湾・スペイン・ポーランド)、州ごとに違う国(カナダ)、業種ごとの労働協約で決まる国(イタリア・デンマーク・アイスランド)に分かれます。

金額は各国の通貨で書き、カッコで参考円を添えています。円換算は、2026年10月27日の欧州中央銀行(ECB)の参考レートで計算した目安で、実際の両替レートとは異なります。

1. ビザの申請料と、申請のときに払うほかの費用

日本国籍で、ワーキングホリデーのビザ(または許可)を申請するときに、公的機関へ払う費用です。

国 申請料 申請のときに払うほかの費用
イギリス £340(参考 約71,400円) 医療費の追加料金(IHS)£776(参考 約163,000円)×2年=£1,552(参考 約325,900円)(申請料と合わせて £1,892(参考 約397,300円))
オーストラリア 初回 AUD 840(参考 約93,200円)(2回目・3回目は AUD 1,000(参考 約111,000円))・2026年7月1日から —
ニュージーランド 合計 NZD 770(参考 約69,300円)(申請料 NZD 215(参考 約19,400円)+移民税 NZD 455(参考 約41,000円)+IVL NZD 100(参考 約9,000円)) IVL は合計に含まれます
カナダ 合計 CAD 369.75(参考 約41,800円)(IEC 参加費 CAD 184.75(参考 約20,900円)+オープン就労許可保持者手数料 CAD 100(参考 約11,300円)+バイオメトリクス CAD 85(参考 約9,600円)) 招待状(ITA)を受けてから支払います
アイルランド 17,300円 —
ドイツ 無料 —
フランス 無料 —
韓国 無料 —
台湾 無料 —
スペイン 無料 —
イタリア 無料 —
デンマーク 無料 —
ポーランド 無料(申請料が免除) —
アイスランド 無料 —

2. 申請のときに示す資金と、保険の条件

資金は、申請のときに「持っている」と示す額で、支払う費用ではありません。支払う額ではないので、この節の金額には円換算を付けていません。

国 資金の証明 保険の条件
イギリス £2,530 以上を、28日間以上、口座に置いていること 医療費の追加料金(IHS)を申請時に前払い(NHS が使える)
オーストラリア AUD 5,000 前後が目安(公式の頁で額は確認できていない)。帰国の航空券か資金も要る ビザの一律の条件ではない(条件8501が個別に付く場合がある)
ニュージーランド 生活費として最低 NZD 4,200。帰国の航空券(またはそれを買える資金)は別に必要 医療保険の加入証明を、移民局が求めることがある
カナダ CAD 2,500 以上 滞在の全期間に有効な民間の医療保険が必須
アイルランド 預金50万円以上 滞在の期間をカバーする医療保険に加入
ドイツ EUR 2,000(往復の航空券がある場合)/EUR 4,000(片道の場合) 滞在の全期間に有効な旅行者用の医療保険
フランス EUR 3,100 保険の条件は、公式の頁で確認できていない
韓国 残高証明30万円以上(往復の航空券がある場合)/40万円以上(航空券なしの場合) 加入期間10か月以上・保障額4,000万ウォン以上の保険証券
台湾 残高証明20万円以上 1年以上(365日以上)の海外旅行保険の加入証明
スペイン EUR 2,000相当額以上(本人名義の残高証明書か、銀行通帳のコピー) 保険は要件として示されていない(宣誓書に『加入が重要で、入らなければ費用は自己負担』と書かれている)
イタリア 往復の航空券の予約証明か購入資金・直近3か月の銀行残高証明(額は大使館に要確認) 旅行傷害保険(補償額 EUR 30,000 以上とされる)
デンマーク DKK 15,000(帰国の航空券の証明がないときは、航空券分を足して DKK 20,000相当) 保険の条件は、公式の頁で確認できていない
ポーランド USD 2,000 相当 旅行保険(補償額 EUR 30,000 以上)
アイスランド 1か月あたり ISK 259,951(許可の発行後の3か月間) 民間の健康保険(補償額 ISK 2,000,000 以上)

3. 最低賃金(2026年)

現地で働くときの最低賃金です。通貨と単位(時給・月給)が国で違うため、そのままは比べられません。

国 最低賃金
オーストラリア 時給 AUD 26.44(参考 約2,900円)(2026年7月1日から)・カジュアル雇用は AUD 33.05(参考 約3,700円)
カナダ 州で違う。ブリティッシュコロンビア州は時給 CAD 18.25(参考 約2,100円)(2026年6月1日から)、オンタリオ州は CAD 17.95(参考 約2,000円)(2026年10月1日から)、ケベック州は CAD 16.60(参考 約1,900円)(2026年5月1日から)
ニュージーランド 時給 NZD 23.95(参考 約2,200円)(2026年4月1日から)
イギリス 21歳以上は時給 £12.71(参考 約2,700円)(2026年4月1日から)
ドイツ 時給 EUR 13.90(参考 約2,400円)(2026年1月1日から)
アイルランド 20歳以上は時給 EUR 14.15(参考 約2,500円)(2026年1月1日から)
フランス SMIC(最低賃金)は時給 EUR 12.31(参考 約2,200円)・総支給(2026年6月1日から)
韓国 時給 KRW 10,320(参考 約1,200円)(2026年1月1日から)
台湾 月給 NT$29,500(参考 約143,100円)・時給 NT$196(参考 約950円)(2026年1月1日から)
スペイン 月給 EUR 1,221(参考 約214,900円)(年14回払いの場合・2026年1月1日から)
ポーランド 月給 PLN 4,806(参考 約192,100円)(雇用契約・2026年1月1日から)
イタリア 法律で決まる全国の最低賃金はなく、業種ごとの労働協約で決まる
デンマーク 法律で決まる全国の最低賃金はなく、業種ごとの労使協約で決まる。製造業の協約(IO)の成人は時給 DKK 143.40(参考 約3,400円)(2026年3月1日から)
アイスランド 法律で決まる全国一律の額はなく、業種ごとの団体協約の賃金表で決まる。民間の一般労働者の協約では、いちばん低い月給が ISK 476,379(参考 約614,500円)(2026年4月1日から・勤務開始時)
この記事に載せていない費用

この記事に載せていない費用

往復の航空券・保険の保険料・家賃・食費は、国・時期・人で幅が大きく、公式の統計で国ごとにそろえられる金額がないため、この記事には載せていません。国ごとの家賃・食費・交通費は、公式の統計がある範囲で、各国のお金の記事に書いています。公開した記事は、次の「国ごとの詳しい記事」に並べています。

国ごとの詳しい記事

国ごとに、最低賃金・手取り・保険・家賃・交通費などの実額をまとめた記事です。公開したものから順に載せています。

よくある質問

よくある質問

Q. ワーホリのビザの申請料がかかる国は?

A. 日本国籍の場合、イギリス(£340(参考 約71,400円))・オーストラリア(初回 AUD 840(参考 約93,200円))・ニュージーランド(合計 NZD 770(参考 約69,300円))・カナダ(合計 CAD 369.75(参考 約41,800円))・アイルランド(17,300円)です。イギリスは、このほかに医療費の追加料金(IHS)が2年で £1,552(参考 約325,900円)かかります。

Q. 日本国籍だと申請料が無料の国は?

A. ドイツ・フランス・韓国・台湾・スペイン・イタリア・デンマーク・ポーランド・アイスランドは、申請料が無料です。申請の窓口は大使館・領事館で、予約や書類の条件は国で違います。

Q. 申請のときに必要な資金はいくらですか?

A. 国で違います。イギリスは £2,530、ドイツは EUR 2,000(往復の航空券がある場合)、フランスは EUR 3,100、ニュージーランドは NZD 4,200、カナダは CAD 2,500、デンマークは DKK 15,000(航空券分を足して DKK 20,000相当の場合もある)、韓国は30万円または40万円、アイルランドは50万円、台湾は20万円以上の残高証明です。資金は支払う費用ではなく、持っていると示す額です。

Q. 最低賃金がない国はありますか?

A. イタリア・デンマーク・アイスランドには、法律で決まる全国の最低賃金がなく、業種ごとの労働協約の賃金表で決まります。

Q. ニュージーランドのビザの申請料は、NZD 770(参考 約69,300円)に IVL を足しますか?

A. 足しません。移民局の手数料ガイド(2026年5月)では、ワーキングホリデーの申請料 NZD 215(参考 約19,400円)・移民税 NZD 455(参考 約41,000円)・IVL NZD 100(参考 約9,000円)の合計が NZD 770(参考 約69,300円)で、移民局の日本向けの頁の「From NZD $770」はこの合計です。

金額・税率・手数料は2026年10月時点の公的な情報です。申請料・最低賃金・為替は改定されることがあります。申請や契約の前に、各機関の最新の案内で確認してください。

出典(公的な一次情報と、賃金表を出している労働組合)

  • イギリス政府「Youth Mobility Scheme」:https://www.gov.uk/youth-mobility ・「National Minimum Wage rates」:https://www.gov.uk/national-minimum-wage-rates
  • オーストラリア内務省「Fees and charges」:https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/fees-and-charges/current-visa-pricing ・ Fair Work Ombudsman「2026年の最低賃金」:https://www.fairwork.gov.au/about-us/workplace-laws/annual-wage-review/annual-wage-review-2026
  • ニュージーランド移民局「Japan Working Holiday Visa」:https://www.immigration.govt.nz/visas/japan-working-holiday-visa/ ・「Fees Guide(May 2026)」:https://www.immigration.govt.nz/assets/inz/documents/forms-and-guides/Fees-Guide-INZ-1028.pdf ・ MBIE「最低賃金(2026年)」:https://www.mbie.govt.nz/about/news/minimum-wage-set-for-2026
  • カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)「手数料」:https://ircc.canada.ca/english/information/fees/fees.asp ・「IEC」:https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/work-canada/iec/about.html ・ オンタリオ州「最低賃金」:https://www.ontario.ca/document/your-guide-employment-standards-act-0/minimum-wage
  • ドイツ:在日ドイツ大使館「ワーキングホリデー・ビザ」:https://japan.diplo.de/ja-ja/service/wh-957786 ・ 連邦労働社会省「最低賃金」:https://www.bmas.de/DE/Arbeit/Arbeitsrecht/Mindestlohn/mindestlohn.html
  • アイルランド:在日アイルランド大使館「ワーキング・ホリデー」:https://www.ireland.ie/en/japan/tokyo/services/visas/working-holiday-programme/ ・ Citizens Information「最低賃金」:https://www.citizensinformation.ie/en/employment/employment-rights-and-conditions/pay-and-employment/minimum-wage/
  • フランス:在日フランス大使館「ワーキング・ホリデー・ビザ」:https://jp.diplomatie.gouv.fr/fr/visa-vacances-travail ・ service-public.gouv.fr「SMIC」:https://www.service-public.gouv.fr/particuliers/vosdroits/F2300
  • 韓国:在日本大韓民国大使館:https://overseas.mofa.go.kr/jp-ja/brd/m_1106/view.do?seq=758522 ・ 雇用労働部:https://www.moel.go.kr/news/enews/report/enewsView.do?news_seq=18144
  • 台湾:台北駐日経済文化代表処「ワーキングホリデー査証要項」:https://www.roc-taiwan.org/jp_ja/post/72781.html
  • スペイン:在日スペイン大使館:https://www.exteriores.gob.es/Embajadas/tokio/es/Comunicacion/Noticias/Paginas/Articulos/20170703_NOT1.aspx ・ 官報 BOE「Real Decreto 126/2026」:https://www.boe.es/buscar/doc.php?id=BOE-A-2026-3815
  • イタリア:在京イタリア大使館:https://ambtokyo.esteri.it/it/news/dall_ambasciata/2026/04/entrata-in-vigore-dellaccordo-vacanza-lavoro-tra-italia-e-giappone/
  • デンマーク:移民局 SIRI「Working Holiday(Japan)」:https://www.nyidanmark.dk/en-GB/You-want-to-apply/Working-Holiday/Working-Holiday-Japan ・ Dansk Industri「製造業の協約の賃金率」:https://www.danskindustri.dk/vi-radgiver-dig/personale/nyhedsarkiver—personaleforhold/nyheder-personalejura/2026/1/satser-pa-industriens-overenskomster-pr.-1.-marts-2026
  • ポーランド:在日ポーランド大使館「ビザの申請(タイプD)」:https://www.gov.pl/web/nippon/Submission-of-an-application-for-an-D-visa ・ 官報「最低賃金の令」:https://isap.sejm.gov.pl/isap.nsf/DocDetails.xsp?id=WDU20250001242
  • アイスランド:island.is「ワーキングホリデーの許可」:https://island.is/en/permit-for-working-holiday ・ Efling「賃金表」:https://www.efling.is/sa-launatoflur
  • 欧州中央銀行(ECB)ユーロ参照レート:https://www.ecb.europa.eu/stats/policy_and_exchange_rates/euro_reference_exchange_rates/html/index.en.html

ワーホリ協会 について

一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会(JAWHM)です。 ワーキングホリデーと留学の相談を受けていて、2026年9月時点で、のべ15万人以上のご相談にお答えし、6万回以上のセミナーを開いてきました。 カウンセラーが一人ひとりに無料で対応しています。 このブログでは、相談でよく聞かれることや、出発前に決めておきたいお金・手続きの話を書いています。

カテゴリ : 渡航準備 コメント : 0件
タグ :

BLOG Writer


学校名:ワーホリ情報局



Line YouTube Twitter Instagram


ワーキングホリデーや留学に興味があるけど、海外で何かできるのか? 何をしなければいけないのか?どんな準備や手続きが必要なのか? どのくらい費用がかかるのか?渡航先で困ったときはどうすればよいのか? 解らない事が多すぎて、もっと解らなくなってしまいます。

そんな皆様を支援するために日本ワーキングホリデー協会では、ワーホリ成功のためのメンバーサポート制度をご用意しています。

ワーホリ協会のメンバーになれば、個別相談をはじめ、ビザ取得のお手伝い、出発前の準備、到着後のサポートまで、フルにサポートさせていただきます。

 

日本ワーキングホリデー協会では、ワーキングホリデーの最新動向や必要なもの、ワーキングホリデービザの取得方法などのお役立ち情報の発信や、 ワーキングホリデーに興味はあるけど、何から初めていいか分からないなどの、よくあるお悩みについての無料セミナーを開催しています。

お友達もお誘いの上、どうぞご参加ください。