私たち皆の憧れの国、イギリス。海外留学を考えるなら、一度は行ってみたいと思う人も多いでしょう。歴史あふれる街並みや、格好良いブリティッシュイングリッシュのアクセント。ファッションにアート。Harry PotterにBeatles!その魅力は数え上げたらキリがありません。
特に現在は、コロナ禍でも渡航可能な国として注目する人も増えていますよね。
今回は、イギリスに留学するならどんなビザの選択肢があるのか?その選択肢をまとめてみました!
「そもそも、ビザってあんまりよくわかってない…」という方は、先にこちらの記事をチェック✔
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《目次》
・学生ビザ(Tier4)
・観光ビザ(Standard Visitor visa)
・短期学生ビザ(Short-term study visa)
・YMS(Youth Mobility Scheme)
・まとめ
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・学生ビザ(Tier4)
もしも既に英語力には自信があり、現地の大学や専門学校でより高度な教育を受けてみたい!と考えている人は、学生ビザを取得して渡航することをお勧めします。
Tier4と呼ばれるこの長期留学用の学生ビザは、主に大学や大学院、専門学校など、高等教育機関で学ぶためのビザとなります。滞在できる期間は受講するコースによって異なります。
ビザの取得の為には、IELTS for UKVIという英語力を証明する試験に合格しなければなりません。IELTS for UKVIは、試験内容や難易度などは一般的なIELTSと同じですが、不正防止の為、限られた会場でより厳しいセキュリティーのもとで実施されます。
このビザで滞在する場合、現地での就労が一部(最大週20時間まで)可能になることも、特に長期で就学する留学生には嬉しい条件ですね。(※受け入れ機関により就労条件が変わる可能性がありますので注意)
・観光ビザ(Standard Visitor visa)※日本人はビザ免除!
Tier4の説明を読んで、「え!大学や専門学校に行かないと学生ビザが降りないの?」「ビザ申請の時点で英語力が必要になるなんて!」とショックを受けられた方、ご安心ください。
現時点で語学力に自信が無くても、渡航先で英語を学びたいと考えている人で、6か月未満の就学を検討している人は、観光ビザで就学することが可能です!
しかも日本のパスポート保持者は、イギリスの観光ビザの取得は免除!
日本で渡航前にビザを取得する必要がないので準備がとても楽ですし、もちろん取得の為に語学力の証明を求められることもありません。
ただし、観光ビザなのでもちろん現地での就労は出来ませんし、帰国のタイミングになって「現地でもっと学びたい!」と思ってもビザを延長することはできませんのでご注意ください。
・短期学生ビザ(Short-term study visa)
語学習得が目的で、6か月以上11か月未満の就学を希望する人は、短期学生ビザ(Short-term study visa)を取得していきましょう。こちらは、語学学校に通う為のビザになりますので、申請に語学力の証明は必要無く、英語レベルがゼロの人でも取得できます。
あくまで語学習得のためのビザなので、語学学校以外(例えばアートスクールや音楽の学校など)での就学は出来ませんのでご注意ください。
また、現地でのアルバイトも許可されませんので、現地で必要となる生活費は事前にしっかりと準備してから渡航する必要があります(Tier4も同様)!
イギリスは物価が非常に高く、遊びまわらずに真面目に日々生活しているだけでもガンガンお金が減っていきます…。ビザ申請時に十分な滞在費用を所持している証明を求められますので、許可が下りる最低の金額をクリアすることはもちろん、現地での生活に余裕を持たせるため、少し多めにご用意いただくことをお勧めします!
・YMS(Youth Mobility Scheme)
「折角イギリスに行くなら、ロンドンのおしゃれなカフェでアルバイトしてみたい」「素敵な雑貨屋さんでお仕事してみたい」など、就労を目的に渡航するなら、YMSでの渡航がピッタリです!
イギリスのワーキングホリデービザとしてよく紹介されるこのYMS(Youth Mobility Scheme)ビザ、正式には就労ビザの一種となり、ワーキングホリデーとは別物になります。一番大きな違いは、その滞在期間。2年間滞在が出来て、その間学校に行くのもお仕事するのも自由!素晴らしい条件ですよね。
とは言え、18歳~30歳までの若者が1回のみトライできる、自由度の高い就労可能なビザという点で、ワーキングホリデーとかなり条件は似通って言います。
このYMSで渡航が出来るのは1年に1000人のみ。毎年1月と7月に抽選があり、その当選者のみが申請できます。昨年7月分の抽選はコロナウィルスの影響で9月にずれ込みましたが、今年1月の分の抽選は例年通り実施されました。今回応募しなかった方や、応募したけれど落選してしまった方は、次回7月の抽選でトライしましょう!
・まとめ
<学生ビザ>
●大学や専門学校で勉強するためのビザ
●コースによって滞在期間が異なる
●ビザ申請時に語学力の証明が必要
●一部就労が可能(週最大20時間まで)
<観光ビザ>
●観光の為のビザだが、6か月まで就学可能
●渡航前のビザ申請必要無し
●語学力の証明も必要無し
●現地就労や延長不可
<短期学生ビザ>
●語学学校で勉強するのためのビザ
●6か月以上11か月未満の就学が可能
●語学力の証明必要無し
●現地就労や延長不可
<YMSビザ>
●18歳~30歳の若者が1回のみ取得できるビザ
●ワーホリと似ているが、就労ビザの一種
●2年間の滞在が出来て、その間の就学と就労が可能
●年2回の抽選に受かった1000人のみ申請可能
いかがでしたか?
是非ご自分のプランにピッタリなビザを選んでくださいね♪
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