「文法書や単語帳での勉強は苦手… そうだ、海外ドラマや映画で勉強しよう!」とはいえ、海外ドラマや映画を「ただ見続けているだけ」では、残念ながら英語力(特にスピーキング力)は上がりにくいのが現実です。
では、どのように海外ドラマや映画を活用すれば、英語力を伸ばせるのでしょうか?今回は、英語のスピーキングが伸び悩むみなさんに向けて、海内ドラマや映画を「本当に有効に活用」して勉強するコツを伝授します!
<目次>
①ドラマや映画と並行して文法を勉強する
②「英語音声」」×「英語字幕」で観る
③字幕なしで繰り返し観る
①ドラマや映画と並行して文法を勉強する
英語の基礎知識がほとんど無い状態で海外ドラマや映画で勉強するのは、むしろ逆効果。「聞いても聞いても何もわからない…」というところから永遠に抜け出すことができません。
ですから、海外ドラマや映画を観て勉強する中でも、必ず並行して文法の知識をどんどんインプットしましょう。そうすることで、音声を聞いて「あっ、この文法こないだ勉強したやつだ!」という気づきが生まれたり、理解できないセリフをメモしておいて「あのときのセリフってどういう意味だったんだろう?」と答え合わせをしたり、ただ音を聞き流すだけでは得られない学びが出てきます。
海外ドラマや映画を見ている最中に、文法を調べるために一時停止を繰り返す必要はありません。映像や内容を楽しみながらも、日々学んでいる文法や単語が発見できるといいですね。
②「英語音声」」×「英語字幕」で観る
海外ドラマや映画の音声に対する日本語字幕は、文字数の制限やテンポ感を崩さないためにも、意訳が多く採用されています。ですから、実際に聞いている音声と日本語字幕の間にはズレや乖離があることが多いでしょう。
純粋にコンテンツを楽しむためであれば日本語字幕でも構わないのですが、英語を勉強するために海外ドラマや映画を活用するのであれば、絶対に英語音声×英語字幕がマストです!
なぜなら、英語で音声を聞きながら英語字幕を追いかけることで、「この音声、こんなこと言ってたんだ!」という風に、実際のネイティブの発音が耳に馴染んでいく効果があるからです。
日本人が英語が聞き取れないのは、単語や文法の知識不足などもありますが、それ以上に「本当の発音を知らない」という場合が多いです。
たとえば、”What did you do on the weekend?”という文。カタカナに直してしまうと「ワットディッドユードゥーオンザウィークエンド?」になってしまいますが、実際の英語話者の発音とは随分とかけ離れたものになってしまっています。
ですから、英語音声は必ず英語字幕とセットで追いかけることで、リアルな英語の発音に慣れていくことができるようになります。
また、聞くだけではなく音声を真似して声に出す練習も、発音力向上につながりますよ!
③字幕なしで繰り返し観る
英語音声×英語字幕で何度か観た後には、字幕なしで、英語音声で観てみましょう。同じドラマや映画を繰り返し観ることで、英語の音を耳から入れることに体が慣れていき、聞き取れるフレーズの増加が期待できます。
ただ観るだけではダメ!知識のインプットと並行しよう
①ドラマや映画と並行して文法を勉強する
②「英語音声」」×「英語字幕」で観る
③字幕なしで繰り返し観る
海外ドラマや映画で英語を勉強するときには、このどれかひとつを行っているだけでは、どれだけ時間をかけても残念ながら飛躍的な伸びは見込めません。
必ずこの3つを繰り返し行うようにしていくと、嫌でも英語力が伸びていきますので、根気強く継続してみましょう!
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