知って安心、海外の生理事情!

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日本に居ようが海外に居ようが、女性が生きていく上で避けて通れないのが生理の問題。生理なんて面倒で憂鬱…しかも慣れない海外で生理になったらどうすれば…と不安に思う人も多いでしょう。

しかし、私たちにとって生理は定期的に繰り返しやってくるもので逃げられないもの。それならば、あとはいかに快適に、楽しく生理と付き合っていくかを考えるほかありません!せっかくワクワク夢広がる海外渡航の準備ですから、生理に関しても楽しく情報収集をしながら、心とアイテムの準備を整えましょう!

生理用品は日本から持って行くべき?それとも海外で現地調達すべき?どんな生理用アイテムがあるの?日本との違いは…?今回は、海外での快適な生活に欠かせない、生理事情についてご案内していきます。

 


 

<目次>

・海外へは生理用品を持って行くべき?

・海外の生理用品、日本との違いは?

・日本と海外、生理事情のこれから


 

・海外へは生理用品を持って行くべき?

まず最初に、海外で長期滞在をする際に、日本から生理用品を持って行くべきか?それとも現地で調達するべきか?という問題についてお話します。

あくまで個人的な意見ですが、私としての結論は以下の通りです。

●日本から持って行く生理用紙ナプキンは1~2か月分くらいで充分。あとは現地調達すべし!

●タンポンを使う人は、慣れたものを少し多めに持って行って行くのが吉。

●海外渡航を期に第三の生理用品”月経カップ”を試してみるのもオススメ!

 

・海外の生理用品、日本との違いは?

<生理用紙ナプキン>

生理用紙ナプキンに関しては、特にワーホリ・留学の渡航先として人気の英語圏(アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど)に滞在予定の人は、現地調達できる商品で充分不自由なく過ごすことができるでしょう。

ただし、安い製品や滞在先の国によっては、多少品質に難ありの生理用紙ナプキンもあります。また、問題と言うほどでもないですが、海外の製品は日本のものと比べると若干不便…と感じることも。これまでの筆者の経験した中で言うと、こんなパターンがありました。

 

・粘着力が強すぎて、テープ部分が下着に残ってしまった

・逆にテープが弱くて、少し体を動かしたらずれてしまった

・3か所も4か所もテープをはがすことろがあって面倒くさい

・個包装されてない生理用ナプキンが縦に箱に並んで入っていて清潔面が気になった

・逆に個包装が頑丈で袋から取り出しにくい

 

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こんな風に書くと、「え、大丈夫なの!?」と不安をあおってしまうかもしれませんが、こちらはあくまで一例。心配しなくても、メジャーな製品を選んでいればそんなに失敗はしません。

 

どれを選べばいいのか分からない、と言う人は、学校の友人やホストファミリーの人、或いは生理用品を扱っているお店の女性の店員さんなどにおススメの生理用紙ナプキンを聞いてみるのが一番です。トラベル用など、少量ずつ入っているパッケージをいくつか買って使い比べてみて、気に入ったものを定期的に使用するのでも良いですね。

日本は生理用紙ナプキンの使用が多数派で製品の品質も良いため、こだわりがある人は滞在期間をカバー出来る量を持って行っても良いかもしれませんが、純粋にかさ張るので、荷物が多い人にはオススメしません。

 

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<生理用布ナプキン>

海外では、オーガニックやエコに配慮した生活を送っている人やその為の商品が、日本よりも多く見られます。生理用品に関しても同様で、ごみの排出を減らして繰り返し使用でき、肌に優しい生理用布ナプキンを使用している人も少なからずいました。

生理用紙ナプキンは便利ですが、毎回新しいものを購入し、使い捨てていかなくてはいけませんので、長期的に見るとコストもかかるしエコではありません。また、デリケートな部分に直接触れる生理用品だからこそ、オーガニックの優しい素材を使いたいと考える人も多いのですね。

 

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<タンポン>

海外のタンポン事情に関しては、日本よりも普及している国も多く種類も豊富ですが、スムーズな挿入を助けるためのプラスチックカバー(アプリケーター)が付いていない、吸収体がむき出しになっているタイプのフィンガータンポンが主流の場合も。慣れないと使いづらく感じたり、上手く使用しないと挿入時に痛みを感じる場合がありますのでご注意ください。海外でもアプリケーター付きのタンポンは探せば見つかりますが、価格は若干割高になります。

筆者は日本ではタンポンを愛用していましたが、オーストラリアに渡航したときにはそれほど量を持って行かず、現地でフィンガータンポンが若干使い辛かったので、海に入る時など以外は現地購入の生理用紙ナプキンを利用していました。

 

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<月経カップ>

日本ではまだまだ認知度が低いですが、海外では第三の生理用品として月経カップが注目を浴び、利用する女性が急増しています。

月経カップとは医療用のシリコン素材でできた柔らかいカップで、膣に挿入して使用します。生理用ナプキンやタンポンのように経血を吸収するのではなく、膣の中でカップが経血を受け止める仕組みとなっています。経血が外に出ないので、ムレや匂い、漏れなどの不快感がありません。

 

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筆者はアメリカ滞在中に月経カップのことを知り、使用してみました。装着してみるとほとんど違和感はなく、ぴったりフィットして漏れる心配も無かったのでアクティブな活動の際も安心!女性がよりアクティブさを求める海外で、広く受け入れられるのも納得の無使用感でした。

しかし、慣れるまでは脱装着が若干難しかった(カップの部分を小さくたたんで挿入し中で広げるのですが、上手くカップが開かなくて戸惑ったり、中に経血が溜まった状態でこぼさずに取り出すのが難しかったりした)ので、初めて使用する際はお風呂で着脱するなど、汚す心配のない状態でトライしてみると良いかもしれません。

 

月経カップはしっかり消毒をするなど正しく手入れをしながら使えば数年~10年ほども使い続けることができます。生理用布ナプキン同様、毎回使い捨ての生理用品を購入し続ける必要が無いので経済的であるだけでなく、資源を守りゴミを減らせることで地球環境にも優しい製品です。

 

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・日本と海外、生理事情のこれから

近年、海外だけでなく日本でも「生理の貧困(Period Poverty)」という言葉が注目されるようになってきました。経済的な理由だけでなく、周囲の無理解や、羞恥心による購入の困難など、様々な理由から生理用品の入手が難しい状況について表している言葉です。

 

生理は恥ずかしいことでも何でもなく、女性にとって当たり前のこと。しかし、生理をタブー視したり、「隠すべき恥ずかしいこと」として扱う習慣は、日本だけでなく海外でも、いまだに広く残っています。

しかし、女性の生理を取り巻く環境を改善しようと、海外では様々な取り組みが行われています。その一部を紹介しますね。

 

<スコットランド>

2020年、世界で初めて生理用品の無償提供に関する法律が成立した

<ニュージーランド/フランス>

2021年から、全ての学校で、生理用品の無償提供を開始した

<イギリス>

2021年から、生理用品に対する税金が廃止された

<アメリカ>

一部の州で学校での生理用品無償提供/税金が廃止された

 

海外の生理事情は、年々改善に向けて変化しています。皆さんも、海外渡航をした先でも戸惑うことなく、周囲に生理用品や生理の悩みについて相談し、自分に合ったアイテムをゲットして下さいね。

皆さんの海外での生理期間がよりハッピーになるよう、応援しています!

 

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この記事の内容は 2022年11月11日 (金) に書かれたものです。

情報が最新ではない可能性がありますのでご注意ください。


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タグ : カウンセラー:Manami, サニタリー, ナプキン, 月経, 月経カップ, 生理, 生理用品

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