
2026年のオーストラリアのワーホリ(ワーキングホリデー)は、全国最低賃金が時給 AUD 26.44(週 AUD 1,004.90)、カジュアル雇用なら時給 AUD 33.05 です(どちらも2026年7月1日から・Fair Work Ombudsman)。1回目のビザ申請料は AUD 840、給料の税金は年 AUD 45,000 までが15%、雇用主が積み立てるスーパー(年金の積立)は賃金の12%です。
この記事は、オーストラリアのワーホリにかかわる「いまの数字」を1ページにまとめた入口です。仕組みの説明ではなく、改定日と出典つきの金額だけを並べています。金額はオーストラリアドル(AUD)で書いています。
オーストラリアのワーホリで、2026年に変わった数字は?
| 日付 | 変わったもの | 旧 → 新 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 2025年7月1日 | スーパーの拠出率 | 11.5% → 12% | ATO |
| 2026年7月1日 | 全国最低賃金(時給) | AUD 24.95 → AUD 26.44 | Fair Work Ombudsman |
| 2026年7月1日 | カジュアルの最低時給 | AUD 31.19 → AUD 33.05 | Fair Work Ombudsman |
| 2026年7月1日 | ワーホリビザの申請料(1回目) | AUD 670 → AUD 840 | 連邦法令 F2026L00874 |
国の最低賃金の上げ幅は6%で、職種ごとの最低額(アワード)の4.75%より大きく上がりました。
申請料の改定は連邦法令 F2026L00874 によるもので、額は複数の移民法務事務所の公表で一致しています。申請の前に、内務省(Department of Home Affairs)の公式ページで最新の額を確かめてください。2回目・3回目の申請料は AUD 1,000 です。
1年でどれくらい稼げて、どれくらい引かれる?
全国最低賃金でフルタイム(週38時間)に40週働いた場合で計算しました。1年のうち約12週は、仕事探しや移動、旅行にあてる前提です。
| 項目 | 計算 | 金額 |
|---|---|---|
| 総支給 | 週 AUD 1,004.90 × 40週 | AUD 40,196.00 |
| 給料の税金(15%) | AUD 40,196.00 × 15% | AUD 6,029.40 |
| 税金を引いた額 | AUD 40,196.00 − AUD 6,029.40 | AUD 34,166.60 |
| 雇用主が積み立てるスーパー(12%) | AUD 40,196.00 × 12% | AUD 4,823.52 |
- 総支給が年 AUD 45,000 までなので、税率はすべて15%です。ワーホリの人には非課税の枠が無く、最初の1ドルから15%がかかります(ATO)。
- 雇用主が登録していないと、非居住者の税率で源泉されます。
- 雇用が始まってから6か月以内は、入門レート(週 AUD 978.10)が使われることがあります。その場合、同じ40週でも総支給は AUD 978.10 × 40週 = AUD 39,124 になります。
- スーパーは給料から引かれるのではなく、雇用主が賃金とは別に積み立てます。
家賃と食費は、この表に入れていません。家賃の中央値は1戸を丸ごと借りた額で、ワーホリで多いシェアハウスの個室はこれより大幅に安いのが一般的です。食費は、確かな一次情報で裏付けが取れなかったため載せていません。
稼げる額を、働き方(フルタイム・カジュアル)ごとにもっと詳しく知りたい方は「ワーホリ オーストラリア 稼げる」の記事へどうぞ。
到着する前に払うお金は?
| 項目 | 金額 | 時点・出典 |
|---|---|---|
| ビザ申請料(1回目) | AUD 840 | 2026年7月1日改定・連邦法令 F2026L00874 |
| 健康保険(海外訪問者向け OVHC の一例) | nib『Standard』単身で年 AUD 775(月にすると約 AUD 64.58) | 2026年4月時点・nib |
ビザ代と到着までのお金は「オーストラリアのワーホリビザ代はAUD 840」の記事で詳しくまとめています。
健康保険は、ワーホリのビザで全員に一律の必須条件ではありません(個別に条件が付くことはあります)。内務省は、適切な健康保険に入ることを強く勧めています。保険料は保険会社・補償・年齢で変わり、月 AUD 53 前後からのプランもあります。
暮らしのお金の目安は?
| 項目 | 金額 | 時点・出典 |
|---|---|---|
| シドニーの交通(Opal・大人) | 週の上限 AUD 50(平日の1日上限 AUD 19.30、金〜日・祝日 AUD 9.65) | 2025年7月14日改定の額・IPART NSW |
| シドニーの家賃(ユニット1戸の週の中央値) | AUD 780 | 2026年6月四半期・Domain |
| メルボルンの家賃(週の中央値) | 一戸建て・ユニットとも AUD 600 | 2026年6月四半期・Domain |
| ブリスベンの家賃(一戸建ての週の中央値) | AUD 700 | 2026年6月四半期・Domain |
交通費は週の上限が決まっているので、シドニーで毎日乗っても AUD 50 × 4週 = 最大 AUD 200 です。ほかの都市の運賃は確かめられていないため載せていません。
1年間の費用の内訳は「ワーホリ オーストラリア 費用」の記事でまとめています。

帰国するときに戻ってくるお金は?
雇用主が積み立てたスーパーは、ビザが切れて出国したあと、DASP(Departing Australia Superannuation Payment)でオンラインから払い戻しを申請できます。ワーホリのビザ(417/462)を一度でも持っていた人は、払い戻しの課税部分に一律65%の源泉税がかかり、受け取れるのは残高のおよそ35%です(ATO)。
「スーパーは全額戻ってくる」と考えて資金計画を立てないようにしてください。いくら積み立てられて、いくら戻るかは「ワーホリのスーパーアニュエーション返金はいくら?」の記事で計算しています。
2回目・3回目のビザを取るには?
2回目のビザには3か月、3回目には6か月の「指定労働(specified work)」が必要です。2回目のための指定労働は、1回目のビザで滞在している間に終えておく必要があります(Department of Home Affairs)。申請料はどちらも AUD 1,000 です。

よくある質問
Q. オーストラリアのワーホリの最低時給はいくら?
A. 2026年7月1日から、全国最低賃金は時給 AUD 26.44(週 AUD 1,004.90)、カジュアル雇用なら時給 AUD 33.05 です(Fair Work Ombudsman)。
Q. ワーホリの給料にかかる税金は?
A. 登録済みの雇用主のもとで、年 AUD 45,000 までが15%、AUD 45,001〜135,000 が30%です。非課税の枠は無く、最初の1ドルから15%がかかります(ATO)。
Q. オーストラリアのワーホリのビザ代はいくら?
A. 2026年7月1日から、1回目の申請料は AUD 840 です(それまでは AUD 670)。2回目・3回目は AUD 1,000 です。申請前に内務省の公式ページで最新の額を確かめてください。
Q. スーパーはいくら戻ってくる?
A. ワーホリのビザを一度でも持っていた人は、払い戻しの課税部分に65%の源泉税がかかり、戻るのは残高のおよそ35%です(ATO)。
自分の予算で行けるか、実際の金額で確かめたい方へ
日本ワーキングホリデー協会では、ビザ代・現地の生活費・帰国時に戻ってくるお金まで含めた資金計画を、最新の情報をもとに無料でご案内しています。無料セミナーや個別相談で、「いくら準備すればよいか」「どの都市なら自分の予算で暮らせるか」を一緒に考えましょう。
申請料・最低賃金・税率・運賃・家賃は改定・変動します。申請や渡航の前に、必ず各機関の公式ウェブサイトで最新の情報を確認してください。為替が大きく動くため、参考の円換算は載せていません。





