ワーホリ オーストラリア スーパーアニュエーション 返金:後悔しないための完全ガイド

ワーホリのスーパーアニュエーション返金はいくら?12%の積立とDASPの65%を実額で計算【2026年版】

ワーホリ オーストラリア スーパーアニュエーション 返金:後悔しないための完全ガイド

オーストラリアでワーホリ中に働くと、雇用主が賃金とは別に、賃金の12%をスーパー(スーパーアニュエーション=年金の積立)に積み立てます(2025年7月1日から・ATO)。帰国後に DASP で払い戻しを申請できますが、ワーホリの人は課税部分に一律65%の源泉税がかかり、手元に戻るのは残高のおよそ35%です(ATO)。

たとえば、カジュアルの最低時給 AUD 33.05(2026年7月1日から)で週25時間・40週働くと、総支給は AUD 33,050、積み立てられるスーパーは AUD 3,966、帰国後に戻ってくるのはおよそ AUD 1,388 です。この記事では、この計算を金額別にまとめました。金額はオーストラリアドル(AUD)で書いています。

スーパーはいくら積み立てられる?(2025年7月1日から12%)

スーパーの拠出率(Super Guarantee)は、2024年7月1日の11.5%から段階的に上がり、2025年7月1日から12%になりました(ATO)。給料から引かれるのではなく、雇用主が賃金とは別に積み立てます。

1年間の総支給 積み立てられるスーパー(12%)
AUD 10,000 AUD 10,000 × 12% = AUD 1,200
AUD 20,000 AUD 20,000 × 12% = AUD 2,400
AUD 33,050 AUD 33,050 × 12% = AUD 3,966

AUD 33,050 は、カジュアルの最低時給 AUD 33.05 × 週25時間 × 40週 の総支給です。全国最低賃金は2026年7月1日から時給 AUD 26.44(週 AUD 1,004.90・フルタイム週38時間)で、カジュアルは25%割増込みで AUD 33.05 です(Fair Work Ombudsman)。

帰国後にいくら戻ってくる?(DASP の65%)

払い戻し(DASP=Departing Australia Superannuation Payment)を受けるとき、ワーホリのビザ(417 か 462)を一度でも持っていた人は、残高の課税部分に一律65%の源泉税がかかります。無税部分は0%です(ATO)。

積み立てられたスーパー 源泉税(65%) 戻ってくる額(およそ35%)
AUD 1,200 AUD 780 AUD 420
AUD 2,400 AUD 1,560 AUD 840
AUD 3,966 AUD 2,577.90 AUD 1,388.10

総支給 AUD 20,000 分のスーパーから戻ってくる AUD 840 は、2026年7月1日からのワーホリビザ1回目の申請料(AUD 840)とちょうど同じです。「スーパーは全額戻ってくる」と考えて資金計画を立てると、見込みの3分の1程度になります。

1週間に働いた分で見ると

1年分の総額では実感しにくいので、1週間に働いた分で計算してみます。

カジュアルの最低時給 AUD 33.05 で週25時間働くと、その週の総支給は AUD 33.05 × 25時間 = AUD 826.25 です。雇用主がこれとは別に積み立てるスーパーは AUD 826.25 × 12% = AUD 99.15、帰国後に戻ってくるのは AUD 99.15 × 35% = およそ AUD 34.70 です。給料からは、ワーホリの税率15%で AUD 826.25 × 15% = およそ AUD 123.94 が源泉されます。

全国最低賃金でフルタイム(週38時間)働く場合は、週の総支給が AUD 1,004.90、積み立てられるスーパーは AUD 1,004.90 × 12% = およそ AUD 120.59、戻ってくるのはおよそ AUD 42.21 です。

雇用が始まってから6か月以内は、入門レート(時給 AUD 25.74・週 AUD 978.10)が使われることがあり、その場合は同じ時間働いても積み立ても少し小さくなります(Fair Work Ombudsman)。

払い戻しはいつ・どうやって申請する?

ビザが切れてオーストラリアを出国したあとに、オンラインで申請します(ATO)。出国前に、自分のスーパーがどの基金(Super Fund)に積み立てられているかを、雇用主に確かめておくと申請で迷いません。

給料にかかる税金と比べると

給料にかかる税金と比べると

スーパーとは別に、給料そのものにも税金がかかります(ATO)。

  • 登録済みの雇用主のもとで働くワーホリの人の税率は、年 AUD 45,000 までが15%、AUD 45,001〜135,000 が30%です。
  • 非課税の枠は無く、最初の1ドルから15%がかかります。
  • 雇用主が登録していないと、非居住者の税率で源泉されます。

上の例(総支給 AUD 33,050)なら、給料の税金は AUD 33,050 × 15% = AUD 4,957.50 です。スーパーの源泉税(AUD 2,577.90)と合わせると、税金としておよそ AUD 7,535 を納める計算になります。

2025年・2026年に変わった数字

日付 変わったもの 旧 → 新
2025年7月1日 スーパーの拠出率 11.5% → 12%
2026年7月1日 全国最低賃金(時給) AUD 24.95 → AUD 26.44
2026年7月1日 カジュアルの最低時給 AUD 31.19 → AUD 33.05
2026年7月1日 ワーホリビザの申請料(1回目) AUD 670 → AUD 840

申請料の改定は連邦法令 F2026L00874 によるもので、額は複数の移民法務事務所の公表で一致しています。申請前に内務省(Department of Home Affairs)の公式ページで最新の額を確かめてください。

計算に使った数字と出典

計算に使った数字と出典

  • スーパーの拠出率12%(2025年7月1日から)・DASP の源泉税65%・ワーホリの税率15%(年 AUD 45,000 まで):オーストラリア国税庁(ATO)
  • 全国最低賃金 AUD 26.44・カジュアル AUD 33.05・入門レート AUD 25.74(2026年7月1日から):Fair Work Ombudsman
  • ワーホリビザの申請料 AUD 840(2026年7月1日から):連邦法令 F2026L00874 による改定(額は移民法務事務所の公表で一致)

表と本文の金額は、これらの数字を掛け合わせて計算したものです。実際の積立額は、働いた時間・時給・雇用主によって変わります。

よくある質問

Q. ワーホリのスーパーは全額戻ってくる?

A. 戻りません。ワーホリのビザを一度でも持っていた人は、払い戻しの課税部分に65%の源泉税がかかり、戻るのは残高のおよそ35%です(ATO)。

Q. スーパーは給料の何%積み立てられる?

A. 2025年7月1日から12%です。雇用主が賃金とは別に積み立てます。

Q. いつ申請できる?

A. ビザが切れてオーストラリアを出国したあとに、オンラインで申請できます。

Q. 給料の税金は?

A. 登録済みの雇用主のもとでは、年 AUD 45,000 までが15%です。非課税の枠は無く、最初の1ドルからかかります。

帰国後のお金まで含めて計画したい方へ

日本ワーキングホリデー協会では、ビザ代・現地の生活費・帰国時に戻ってくるお金まで含めた資金計画を、最新の情報をもとに無料でご案内しています。無料セミナーや個別相談で、「いくら準備して、いくら戻るのか」を一緒に確かめましょう。

拠出率・税率・源泉税の率は改定されることがあります。申請の前に、必ずオーストラリア国税庁(ATO)の公式ウェブサイトで最新の情報を確認してください。為替が大きく動くため、参考の円換算は載せていません。


ワーホリ協会 について

一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会(JAWHM)です。 ワーキングホリデーと留学の相談を受けていて、2026年9月時点で、のべ15万人以上のご相談にお答えし、6万回以上のセミナーを開いてきました。 カウンセラーが一人ひとりに無料で対応しています。 このブログでは、相談でよく聞かれることや、出発前に決めておきたいお金・手続きの話を書いています。

カテゴリ : オーストラリア 最新情報 コメント : 0件
タグ :

BLOG Writer


学校名:




Line YouTube Twitter Instagram


ワーキングホリデーや留学に興味があるけど、海外で何かできるのか? 何をしなければいけないのか?どんな準備や手続きが必要なのか? どのくらい費用がかかるのか?渡航先で困ったときはどうすればよいのか? 解らない事が多すぎて、もっと解らなくなってしまいます。

そんな皆様を支援するために日本ワーキングホリデー協会では、ワーホリ成功のためのメンバーサポート制度をご用意しています。

ワーホリ協会のメンバーになれば、個別相談をはじめ、ビザ取得のお手伝い、出発前の準備、到着後のサポートまで、フルにサポートさせていただきます。

 

日本ワーキングホリデー協会では、ワーキングホリデーの最新動向や必要なもの、ワーキングホリデービザの取得方法などのお役立ち情報の発信や、 ワーキングホリデーに興味はあるけど、何から初めていいか分からないなどの、よくあるお悩みについての無料セミナーを開催しています。

お友達もお誘いの上、どうぞご参加ください。