留学・ワーホリで100%陥る『カルチャーショック』の仕組みと対処~帰国後編~

ワーホリ・留学で初めて長い海外生活を送るみなさんが現地で直面するのが、日本との文化の違いからくる《カルチャーショック》

前回、留学・ワーホリで100%陥る『カルチャーショック』の仕組みと対処~渡航中編~にて、海外生活中の注意点をみていきました。

 

そして今回は、帰国後編。そう、よく聞く《逆カルチャーショック》というものです。

現地の文化に頑張って適応しようと海外生活を送っていた結果、帰国直前になって「帰りたくない」と感じたり、日本に帰国したときに「え、日本ってこんなんだった・・・?逆にショック」という心理になったりすることがよく見受けられます。

 

今回は、カルチャーショックの帰国後編として、その仕組みを紐解いていきたいと思います。

 

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<目次>

・”逆”カルチャーショックとは?

・【5】アンビバレント期:久しぶりの日本楽しみ!でももっと海外にもいたい・・

・【6】帰国ショック期:え、日本ってこんなんだったん・・・

・【7】再社会化期:同化・疎外・変革の3パターン

・逆カルチャーショックを和らげる対処法


”逆”カルチャーショックとは?

逆カルチャーショックとは、海外生活を終えて自分の慣れ親しんだ環境(母国)に戻ってきた人が経験する、自分が元居た文化への再適応に伴って感じてしまう、戸惑いや驚きのこと。

もちろんコミュニケーションのやり方の違いもそうですし、都市開発や店舗入れ替えなどにより知っていたはずの場所が変化していることへの驚き、慣れ親しんだ人たちとの関係の変化など、さまざまなことに対して違和感を感じることがあります。

 

また、元居た環境に変わりがなくとも、新しい価値観を身に着けるなどであなた自身が変化していることでも、逆カルチャーショックというのは発生します。

慣れ親しんだ環境に戻ってきたにもかかわらず、どこかもやっとするような、噛み合っていないような、そんな状態が逆カルチャーショックです。

 

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ここからは、帰国直前から帰国後の心理変化・段階をみていきましょう!

 

【5】アンビバレント期:久しぶりの日本楽しみ!でももっと海外にもいたい・・

帰国が近づく中、家族や友達の待つ元居たふるさとに戻る安堵感と、海外生活を終える名残惜しさなどの、相反する感情が入り混じる時期。

留学・ワーホリ中にした経験や海外の文化について、「帰ったらみんなに話そう!」「久しぶりに会うの楽しみ!」と心待ちにしながらも、「もうちょっとここにいたいな・・・」と寂しさを感じる方が多いタイミングです。

 

【6】帰国ショック期:え、日本ってこんなんだったん・・・

日本への帰国後、予想外の衝撃に直面する時期。いわゆる、”逆カルチャーショック”といわれ、自分がいない間に元の環境が変化していたこと、また環境はそのままでも自分自身が変化したことにより引き起こされる心理事象です。

また中には、自分が海外で送ってきた「すばらしい異文化生活」について、思ったよりも周囲が無関心であることに対して失望する人も。

「自分の居心地良い場所って、どこだっけ・・」と、アイデンティティが揺さぶられるような予想外の衝撃となり、人によっては海外で感じたカルチャーショックよりも大きな衝撃にもなりえます

 

【7】再社会化期:同化・疎外・変革の3パターン

帰国後、もとの環境にて生活を送る上での「再社会化」。この時期には、人によって下の3パターンの行動がみられるとされています。

(A)同化:

留学・ワーホリ中に身についた新しい考えやコミュニケーションの仕方などは心の片隅にしまって、渡航前の自分や生活に戻っていく

(B)疎外:

元々自分がいた、疑いもなく所属していたはずの社会になじむことができず、ことあるごとに「現地ではこうだったのになあ」「海外で生きていきたいな~」などと、海外に居場所を求める

(C)変革:

日本と海外、それぞれの文化の良いところを上手く融合させながら、日本での生活を豊
かなものにしていく。そして物事を柔軟な考え方で受け止め、状況や相手に応じて臨機応変に、思慮深く行動するようになる

 

3つのうちどれが良い・悪いということではなく、人によって行動パターンに違いがあったり、複数のパターンを交互に経験しながら徐々に再適応していくということですね。

 

逆カルチャーショックを和らげる対処法

留学・ワーホリがはじまった当初と同じように、「帰国後の逆カルチャーショックも誰でも経験しうるものだ」と頭に入れながら、それを和らげる対処法を知っておくといいでしょう。

(1)悔いなく終えよう!帰国の数ヶ月前から計画を立てる

日本に本帰国する前に、現地でやりたいことはやっておけるように計画を練り、実行していくべし!現地でお世話になった人、好きだった場所、行きたかった場所、達成したかった目標、全てやり終えましょう。

「もう少しで、自分の物語の章がひとつ閉じるんだ」そんな思いで過ごすことで、気持ちの切り替えがしやすくなりますよ。

(2)逆カルチャーショックを予測する

留学・ワーホリで海外にいったみなさんは、きっと渡航前に「日本と違うところが多々あるんだろうな」とある程度予測・覚悟をして出発しますよね。

それと同じように、帰国する時にも、「今までと違う環境が待ってるかもしれない」と心の準備をしておくことが重要です。逆カルチャーショックが起こることを前提にしておけば、自分自身や友達、家族、日本という国の文化・慣習に対して、現実的な期待値を持つことができ、ショックを和らげることができるでしょう。

また、同じように逆カルチャーショックを経験した人がいるのなら、その人たちと気持ちを共有する機会を設けることも大きな支えとなるはず。現地で一緒にいた日本人の友達と日本で再会する喜びは、私自身も経験しています(*‘ω‘ *)

(3)自分を責めない

逆カルチャーショックは誰にでも起こる、とても自然な現象です。再適応に悩んでしまった時には、あなた自身にその原因があるわけではありませんので、自分を責める必要はありませんよ!

元居た環境でも、そこに再び慣れるためには、思ったよりも時間が必要です。そしてそれには、同じ境遇を誰かと共有したり、自分のペースで進めていこうという心構えも大切です。

無理に新しい生活への適応を急ぐ必要はありませんので、海外に思いを馳せながらでも、自分の居心地良い場所を、自ら求め、つくっていきましょう。

 

仕組みを知ることで、気持ちのコントロールはしやすくなる!

留学・ワーホリ中の気持ちの落ち込みは誰もが経験するもので、個人に問題があるわけではないこと。またカルチャー・ショックは一時的なもので、これまでも多くの人が克服してきたものであること。

カルチャーショック、そして逆カルチャーショックについても、その仕組みや心理変化を知っておくことで、気持ちのコントロールは格段にしやすくなります。

ぜひ皆さんも、渡航前・渡航中・帰国後の心構えとして、参考になさってくださいね。

 


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Hannah

 

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ワーホリ中の接客業必須知識!ベジタリアンとヴィーガンの違いって?

日本でも近年、健康食ブームからベジタリアンとヴィーガンが注目を集めています。

双方の明確な違いや本来の意味、みなさんご存知ですか?

 

人気のワーホリ協定国の飲食店では、さまざまな食嗜好や宗教に対応するメニュー展開が一般的となっており、ベジタリアン・ヴィーガン・グルテンフリーなど多種多様。

そこで今回は、ベジタリアンとヴィーガンの違いと、海外で生活をする時に役立つポイントをお伝えします!

 

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<目次> 

・ベジタリアンとヴィーガンの違い

・それぞれのメリット・デメリットって?

・海外で就労する際に大切なこと


 

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ベジタリアンとヴィーガンの違い

▼ベジタリアンとは?

ベジタリアンは「菜食主義者」と訳されることも多く、菜食の主になる野菜の「ベジタブル(vegetable)」に読みも綴りも似ていることから、ベジタブルが語源と思っている人が多いようですが、本当はラテン語の「vegetus(ベジェトゥス)」が語源で、「健全な」「新鮮な」「活力のある」という意味を持っています。動物性食品を採らず植物性食品のみで生活する人達と理解されています。

 

▼ヴィーガンとは?

ヴィーガンとは、“徹底した”菜食主義(あるいは菜食主義者)のことで、「完全菜食主義者」と訳されることもあります。肉や魚に加えて、卵・乳製品などの動物由来の食材を摂取しないという特徴があります。

 

簡単にいえばビーガンは「菜食主義者・ベジタリアン」に含まれるもので、ベジタリアンというカテゴリーよりも小さなカテゴリーであり、より純粋で厳しい規制のある菜食主義者といえます。

「ビーガン(vegan)」という言葉は食事だけにとどまりまらず、動物食品を避けることに加え、動物を加工してつくった毛皮や革製品を使用しない、「動物との関わり」に重点を置く考え方であると言われています。

 

メリットとデメリット

実際にベジタリアン生活をされている方の経験談を見ると、

・消化が早く食後の身体の重さを感じることが無くなった!

・コレステロール値が低く食物繊維やビタミンを取りやすい

という声が挙がっています。

菜食は薄味で物足りないのでは?という意見もあるようですが、最近はベジミート(大豆を肉に似せて加工した食品)などを利用した料理も多く、レストランでもレパートリーが増えているので食の楽しみが極端に減る心配も無さそうですね。

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しかしながら、菜食中心の生活に変更する際は正しい栄養学の知識は不可欠です。

ベジタリアンならまだしも、ビーガンともなると肉・乳製品・卵のたんぱく質を口にしませんので、栄養バランスを意識しないとかえって不健康な身体になるリスクがあります。

身体に無理が生じないように、栄養バランスを考慮して楽しめる食生活になるよう工夫が大切ですね。

 

海外で就労する際に大切なこと

海外は日本に比べると、ベジタリアンとヴィーガンの関心が高く、スーパーでも「ベジタリアン・ビーガン対応」と表示された加工食品や調味料が目立ちます。

国籍・宗教・食嗜好が異なる人々が住んでいるので、レストランのメニュー表には食材の詳細が細かく記載する等工夫がされています。

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お客様は材料の原産地、内容物についてスタッフに質問をすることがとても多いので、飲食店で仕事をする際は、宗教によって食べることができないものの確認や、アレルギーの種類等をしっかりと確認する必要があります。

 

近年は食の多様化が進んでいるため、食について独自のルールを持った方が沢山いることを理解でできたら、誰とでも楽しく食事を共に幸せですね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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定員さんにきちんと伝えられる?飲食店で注文するときに使う英語フレーズ!

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【速報】イギリスワーホリ(YMS)ビザ:2023年第2回抽選要項発表

日本国籍者に対する2023年Youth Mobility Scheme第2回抽選は2023年7月に行われます。

 

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毎年、2回の抽選が行われます。2023年1月に行われる第1回抽選で大部分の枠が割り当てられ、残りの枠は、7月に行われる第2回抽選で選ばれます。申請が認められれば、最長2年間、英国での居住、就労、就学が可能となります。

 

1.応募期間は?

Email Japan.YMS2023@fcdo.gov.uk between 23:59 (11:59pm) on Monday 24 July 2023 and 23:59 (11:59pm) on Wednesday 26 July 2023 (Tokyo time) to enter the ballot.

2023年第2回Youth Mobility Schemeへの申請を希望される方は、日本時間2023年7月24日(月)23時59分~2023年7月26日(水)23時59分の間に、応募者1名につき1通のメールをJapan.YMS2023@fcdo.gov.ukまでお送りください。

 

この受付期間以外のタイミングで応募をすると無効となります為ご注意ください。また、各回の抽選では、原則1人一回までしか応募できません

 

2. 応募方法は?

Your email must be in English.

The subject line of the email must include your:

  • name
  • date of birth
  • passport number

Write these in the format: Lastname Firstname – DD/MM/YYYY – passport number.

 

応募メールは必ず英語で作成してください。

 

メールの件名には下記3点の内容を、指定フォーマットに沿って記載します。

・申請者氏名(パスポートと相違なく)

・生年月日(日/月/年)

・パスポート番号

 

(指定フォーマット)

苗字 名前 – 生年月日 – パスポート番号

(例)

SUZUKI Miyu – 31/03/2000 – JA123456789

 

メールの本文には、以下の内容を英語で記載してください。

・Name (氏名)

・Date of birth(生年月日)

・Passport Number(パスポート番号)

・Mobile phone number (携帯電話番号)

 

上記メールアカウントは48時間のみ公開され、この時間内に受け付けられた応募メールには、受信確認の自動返信が送られます。自動返信が見当たらない場合は、迷惑メールボックスもご確認ください。

 

3.当選人数は?

毎年、2回の抽選が行われます。2023年1月に行われる第1回抽選で大部分の枠が割り当てられ残りの枠は、7月に行われる第2回抽選で選ばれます。申請が認められれば、最長2年間、英国での居住、就労、就学が可能となります。

 

※注意:2022年まで1月で800名、7月の抽選で700名選ばれてましたが、今回から1月で大部分の枠が割り当てられるようです。なお、明確な人数に関しては明示されておりません。

 

4. どうやって結果が分かる?

受付期間終了後に、応募者がUKVIによって無作為に選ばれます。当選された方には、7月31日までに、当選通知メールが配信されます。

 

上記の日程以降にYMS抽選結果メールが送られてくることは絶対にありません。YMS当選メールを装った詐欺メールなどもありますので、ご注意ください。また、メール以外でのご連絡も絶対にありません!

 

落選の場合には、応募期間終了後2週間以内に落選通知メールが配信されます。

 

5.当選したらどうすればいいの?

You will receive an email by Monday 31 July if you’re successful in the second ballot.

You then have 30 days to submit your application and pay the visa fee.

After you’ve paid, you’ll usually have 90 days to book your appointment at a Visa Application Centre (VAC). 

 

当選された方は、当選通知から30日以内にオンライン申請・クレジットカードによる申請料金の支払いを完了する必要があります。

オンラインで申請料金の支払いを済ませた後、90日以内に居住国・地域のビザ申請センター(VAC)の予約を取り、申請書類を提出してください。

 

海外在住の日本国籍の方も、上記の要領でお申し込みください。当選した申請者は、居住国・地域で申請が可能です。Youth Mobility Schemeビザを英国内から申請することはできませんので予めご注意ください。

 

期日までに申請料金の支払いが完了されない場合、自動的に当選リストより削除され、当選が取り消されてしまいます。

 

Youth Mobility Schemeの詳細についてはgov.ukをご覧ください。また、申請プロセス、オンライン申請書、一般的な質問などに関するお問い合わせは、UKVI International Enquiry Lineまでお願いいたします。

 

【参考】GOV.UK / Youth Mobility Scheme visa: ballot system

https://www.gov.uk/guidance/youth-mobility-scheme-visa-ballot-system

 


 

 

当協会では、メンバーのみなさま向けにYMSビザ申請サポートを行っております。

サポートをご希望の方は、こちらよりメンバー登録をお済ませの上、当協会までご連絡くださいませ!

 

協会を初めて利用される方は、まずは【STEP1】初心者セミナーにご参加ください♩

 

※注意:申請内容詳細等は、予告なく変更される場合もございます。こまめに最新情報を確認の上、正しい方法で申請を行いましょう。

 


<その他のオススメ記事はこちらです>

【完全版】イギリスYMS入国後の流れ徹底解説


みんなのホームステイ体験談!その4 ~カナダ~

海外渡航をする皆さんが最初にお世話になる現地の人、それがホストファミリーです。

いったいどんな家族だろう、どんな家に住んでいて、どんな生活をしているんだろう?

出発間際まで分からないと、ドキドキしますよね。

 

このシリーズでは、協会スタッフや協会を通して渡航した方の、ホストファミリーとの生活の体験談をお届けしたいと思います!

今回はカナダに渡航したYujiさんの体験談です。どうぞ~!

 

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<目次>

・私のホストファミリー紹介

・ファミリーとの生活

・困ったこと

・これから渡航する皆さんへ


 

・私のホストファミリー紹介

3年前カナダにワーホリで滞在していました、Yujiです!今回は、僕のホストファミリー、第二の家族になってくれたオリバーとナタリーについて紹介したいと思います。

 

オリバーは中学校の数学の先生。スティーブジョブズっぽい雰囲気の良い感じのインテリオヤジです。ナタリーはフィリピン出身の明るい女性で、近くのスーパーの惣菜を作るキッチンで働いています。夫婦には大学生と社会人2年目の娘さんが二人いますが、すでに家を出ていたので、家に住んでいたのは二人だけでした。

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オリバーは、学校の仕事の他に、貸している持ち家の管理の仕事や、近所の教会の仕事、地域交流のボランティアなど色々手掛けていて、もうすぐ60歳とは思えないアクティブさでした。ホストファミリーとして留学生を受け入れるのももう10年くらい続けているらしく、日本人留学生からもらった日本のお土産のコレクションを見せてくれました。

 

僕は一緒に住んでいたのは1か月だけでしたが、オリバーと物凄く良い関係が作れたおかげで、シェアハウスに移った後もずっと1年を通して交流を持ち続けて、今も継続的にSNSでやり取りをしています。

 

・ファミリーとの生活

ナタリーはスーパーが開く前に惣菜を作る仕事をしなくてはいけないので、早朝4時ぐらいから出勤し、夜8時くらいには寝てしまう生活でした。なので、僕とは生活のリズムがずれていて、夜ちょっと遅く帰った日なんかは、丸一日会わない日も結構ありました。

 

逆にオリバーは家を出る時間も帰る時間も大体同じだったので、とても長い時間一緒に過ごしていました。朝はオリバーと一緒に朝ご飯を食べ(オリバーは朝めちゃくちゃ早く起きて、近所をジョギングしたり一仕事したり、その後シャワー浴びたり読書したりしてたけど、僕が朝起きてきたら一緒に朝ご飯を食べてくれてました)、語学学校まで車で送ってくれて(オリバーの中学校へ行く方向が近かったので)、帰りはそれぞれ別々に帰って来て、夜はナタリーと3人で夕ご飯を食べました。

 

僕は、夫婦の家のベースメント(地下)に部屋を借りていました。寝室一部屋だけではなく、バスルームや簡易キッチンまでついている簡単なアパートのような部屋で、実際にハイシーズンなどには観光客に、ウィークリーマンションのような形で数週間貸し出すこともあると言っていました。

部屋に簡易キッチンが付いていたけど、僕は基本いつもオリバー達の居る2階で一緒にご飯を食べていました。食事を作るのは基本オリバーで、僕も料理なんてあんまり得意じゃなかったですが、時々簡単な手伝いをしながら教えてもらいました

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オリバーには、他にもたくさんの事を教えてもらいました。

彼は古い家を安く買って、DIYできれいに修繕をした後、他の人に貸し出しをしていて、僕の滞在中にも一つの家を修繕中でした。基本週末はいつもその家の補修の為にセメントをこねたり木を切ったり芝を植えたり、忙しく働いていて、僕は予定の無い休みの日に何度かその作業を手伝いに行かせてもらいました。自分でセメントを買ってきてこねたり、地面を均して水平にしたり、木を切って棚を設置したり、今までやったことのない作業を色々教えてもらいました。

 

オリバーは、「娘2人はこんな作業やりたがらないし、これまでうちに滞在していた留学生もYujiみたいに手伝おうと言ってくる学生はいなかった。Yujiは私に”息子を持つ父親”の気持ちを教えてくれた」と言って、本当に息子に対するように、愛情をかけてくれました。

シェアハウスに移った後も、毎週木曜日には必ず夕食に誘ってくれて、あまりお金の無かった僕はいつも有り難く美味しいご飯をごちそうになっていました!

 

・困ったこと

困ったことは、やはり英語での会話です。英語中級レベルだった僕は、ベーシックなやり取りは問題無くできたけど、オリバーの専門的な話題や、作業の道具などの名前とか、そういうのに全然ついていけなくて、特に最初の方はなんとなく分かったふりをしたり、曖昧に笑ってごまかしたりしていました。

そうすると、後で「この前話してた○○だけど…」と再度話題に上った時に理解していなかったことがバレてしまったり、本当にちゃんと理解していないとダメなことまで聞き流してしまっていて、後からトラブルになったりということもありました…。

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オリバーには、「分からないことは仕方ない。100%全部理解する必要もない。でも、分からないことは、聞けば皆喜んで説明してくれるし、Yuji自身の勉強の為にもちゃんと聞くべきだ」と注意されました。実際、学校の先生や友達、バイト先の先輩や友人も皆、質問すればちゃんと教えてくれたので、本当に、最初から聞けばよかったなと反省しました。

 

・これから渡航する皆さんへ

僕は、オリバーとナタリーの2人と、本当の家族のようになりたいと思い、その為に出来る限り自分の想いや考えを共有したり、相手の生活や興味の有ること、これからの夢などを知ろうと努力しました。その中でオリバーの大きな楽しみである家の修繕作業を手伝ったりして一緒に時間を過ごし、最後には友人や近所の人に「僕の息子のYujiだよ」と紹介してもらえるような素晴らしい関係を築くことが出来ました。これは渡航中だけでなく、一生ものの絆です。

これから渡航して、ホストファミリーと生活を送る人も、是非全力でホストの人と向き合って、仲を深めてほしいです。こんな風に、他の家族と生活を共にする機会なんて本当に無いから、後悔しないでほしいと思います。

きっと、あなたの第二のファミリーになってくれる人が待っています。頑張ってください!

 

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いかがでしたか?

これからの渡航でホームステイを考えている人は是非参考にしてくださいね!

 


<おすすめ記事>

みんなのホームステイ体験談!その1(オーストラリア)

・みんなのホームステイ体験談!その2(ニュージーランド)

みんなのホームステイ体験談!その3(オーストラリア)


 

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留学・ワーホリで100%陥る『カルチャーショック』の仕組みと対処~現地滞在中編~

ワーホリ・留学で初めて長い海外生活を送るみなさんが現地で直面するのが、日本との文化の違いからくる《カルチャーショック》。今までのスタンダードが通用しない環境で海外生活が嫌になってしまったり、志半ばで「もう日本に帰りたい」と思ってしまったりする恐れもあります。

しかし、それはだれしもが通る道!

 

今回は、そんな留学・ワーホリで100%陥る『カルチャーショック』の仕組みを紐解いていきます。カルチャーショックの仕組みを知っておくだけで、自分を客観視でき、つらい気持ちを抑えることができるはず!

渡航前・渡航中の参考にしてみてくださいね。

 

ワーホリ・留学経験者のカルチャーショックの実例も要チェック♪

 

 


<目次>

・カルチャーショックとは?

・【1】ハネムーン期:なにもかも新鮮!!さいこう!!

・【2】ショック期:思ってたんと全然違うやん・・・

・【3】回復期:物事に対して寛容になる!

・【4】適応期:すっかり海外生活にも慣れた!楽しい!


 

カルチャーショックとは?

カルチャーショック(文化的衝撃)とは、異文化に触れたり見たりした際、習慣・考え方などが母国文化の常識と大きくかけ離れていたり、過去の教育などで習得したその異文化に関する知識・情報と乖離していることを受け、心理的にショックを受けることを指します。

言葉が全く通じないということはもちろんのこと、日本の常識と全然違う!!!ということに対して、抵抗感が生まれてしまうわけですね。

 

「へ~こんな違いもあるのか~( ´艸`)」と笑って済む程度のものであれば問題はないのですが、カルチャーショックが原因でストレス不眠や食欲不振など身体的にも影響が出てしまったり、長期的にネガティブな感情が続いてしまう場合には、きちんとした対処法をとる必要があります。

 

プレゼンテーション1

 

【1】ハネムーン期:なにもかも新鮮!!さいこう!!

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海外生活がはじまったばかり、新しい環境でなにもかもが新鮮で面白く感じる時期です!

もちろん孤独感や慣れ親しんだ環境のことを想うこともありますが、それ以上に、これまでに見たことのない景色や新しい出会いにわくわくする感情が湧き、「海外楽しい!新生活楽しい!」と思える時期ですね。

 

【2】ショック期:思ってたんと全然違うやん・・・

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ここが、いわゆる「カルチャー・ショック」の最も深刻な時期

新しい環境にも慣れてきて、最初はとっても魅力的に感じていたものの欠点が見えてきて、だんだんとその状況に不満を感じ始めるタイミングです。

また、「英語がんばるぞ!友達沢山作るぞ!仕事探しがんばるぞ!」と意気込んでいた初めの頃の感情よりも不安が勝り、「自分の英語力ってこんなに不足してるのか…人と話したくない…」と、自信が無くなりがちな時期でもあります。

 

【3】回復期:物事に対して寛容になる、ポジティブ期!

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落ち込んだり、現地での生活がつらいと思う時期を乗り越え、「自分が変わらないと、何も変わらない!」と気持ちを立て直すポジティブな時期です。思い描いていた海外生活を送れるように、前向きにチャレンジしようというプラスの感情が生まれてきます。

また、母国と現地、両方の文化を客観的に見られるようになり、「どの文化にも、良いところもあれば、気に食わないこともあるなあ」と気づけるように。異文化の中で長く生活したからこそ得られる、寛容さ許容するこころが芽生えていく時期ですね。

 

【4】適応期:すっかり海外生活にも慣れた!楽しい!

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すっかり現地生活に溶け込み、言葉にも慣れてきて、「来てよかったなあ」と居心地のよさを感じる段階。現地の文化や慣習などを受け入れ、柔軟性を手に入れます。

また母国と現地の違いだけでなく、共通点に目が向けられるようにもなるので、楽しみが増えたりも。ここまで来れば、困難への対処も柔軟にできるようになり、「残りの現地生活、楽しもう!」という気持ちが強くなりますね♩

 

ショック期はどう乗り越える?

留学やワーホリでカルチャーショックを受けるのは誰もが経験することで、決して悪いことではありません。しかし、そのショックが長引くことで自分を責めてしまったり、自己評価・自己肯定感を失ってしまったりすることは避けたいですよね。

せっかく決意した留学・ワーホリを思いっきり楽しめるように、以下のような対処法も知っておくと良いでしょう。

 

(1)「カルチャーショックは誰でも経験するもの」と認識する

慣れない環境でカルチャーショックを受けても、自分を否定する必要はまったくありません。「自分だけがこうなのではない」「みんなショックを受けて当たり前のこと」と認識し、心をふさいでしまわないように意識してみましょう。

(2)体が資本!きちんと寝て・食べて・体を動かす

気持ちが落ち込んだ時は、特にしっかりと睡眠をとり、健康な食事をして、スポーツやウォーキングなど体を動かすようにしましょう。心と体の健康は連動しますので、無理は禁物ですよ♪

(3)友達やまわりのひとと話してみる

学校の友達、先生、カウンセラーなど心の許せる人に、自分の気持ちを素直に共有してみましょう。そうすると、「私もそうだった!!つらいよねえ」「〇〇してみるといいよ!」など、共感やアドバイスが得られたりするはずです。日本にいるご家族や友人よりも、同じ環境で生活している仲間の方が共感し合えるので、相談相手としては現地の周りにいる方が良いでしょう。

また、「英語力上げるために、絶対日本人とは話さないぞ・・・」と頑なな方々がたまにいらっしゃいますが、それで心が苦しくなりすぎてしまうのは本末転倒。日本語を使って心安らぐのなら、それを上手く活用していくこともおすすめです。

(4)自分の感情をメモして、可視化する

頭の中で悶々と考えてしまう方は、一度自分の気持ちを文字に書き起こしてみると良いでしょう。自分がどんなことにストレスを感じ、どんなことが快適に感じるのか。目に見える形で書き起こしてみることで、自分の心も整理され、状況を客観視できるようになっていくはず。

語学力だけでなく国際的な価値感を身に付けた将来の自分を想像しながら、だと言い聞かせて前向きな気持ちでいましょう。時がたてば乗り越えられるはずです。

 

つらいことも、成長のステップ

時には【2:ショック期】と【3:回復期】を行ったり来たりしながら、適応期までのプロセスを経て、最終的には留学・ワーホリ先が「第2の故郷」と呼べるようになっていきます。

留学・ワーホリをした人だけが経験できる《カルチャーショック》という特権。みなさんもご自身の成長を感じてみてください!

 


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台湾留学経験者がオススメ!定番台湾グルメTOP5★

ガヤガヤと賑やかな街の喧噪、立ち並ぶ屋台と店主の呼び声、立ち上る湯気と混じりあう美味しそうな匂い…!!

海外旅行好き、特にアジアへの渡航を好む人にはたまらない煩雑さと美味しさを味わえるのが、観光地として安定の人気を誇る台湾です!台湾に行ったなら、そんな現地の空気を感じながら、是非楽しんでほしいグルメがあります!

今回は、台湾に留学経験のある筆者一押しの定番台湾グルメ:ベスト5をお届けします★

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<目次>

・第1位:絶対欠かせない!小籠包

・第2位:とろける肉の旨み!魯肉飯

・第3位:2種類のスープを楽しめる!火鍋

・第4位:甘くて冷たい!芒果冰

・第5位:優しいデザート!豆花

・おまけ:くさい!でも癖になる?臭豆腐


第1位:絶対欠かせない!小籠包

必ず避けては通れないド定番、いつ食べても何度食べても、間違いなく美味しい台湾グルメ個人的オススメナンバーワンは小籠包です!

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筆者は何といっても蒸籠から出てきたばかりのアツアツ小籠包を、若干のヤケドは覚悟のうえで、一個丸ごとお口に入れたい派…!特に湯包(タンバオ)と言われるような(現地の方に言わせると明確な名前の使い分けは無いそうですが)肉汁やスープが中からじゅわっと溢れてくるタイプのものはたまりません。

皮が乾いて蒸籠にくっつくと、食べる際に破れてスープがこぼれてしまうので、熱いうちにまずはレンゲにとって、そこからハフハフしながら食べるのがお勧めです。

 

第2位:とろける肉の旨み!魯肉飯

台湾ではどこの食堂でも食べられる、むしろこれを食べずには帰れない!個人的オススメナンバーツーは魯肉飯です!魯肉飯とは、甘めのしょうゆベースのたれでトロトロに煮込んだ豚肉を白いご飯にかけて食べる台湾の定番料理。

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お店によってスタイルは異なりますが、基本的に脂身タップリの豚バラ肉を使うところが多いので、旨みが強く、口に入れると肉がホロホロと崩れていくのが感じられます。日本の白米より若干粘りが弱い白いご飯に、甘辛いタレがたっぷり染み込んで、止まらない美味しさです!

 

第3位:2種類のスープを楽しめる!火鍋

辛いのが大好きな人も苦手な人も!どちらも楽しめる火鍋が個人的オススメのナンバースリーです!

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火鍋は鍋料理全般のことで、そのスープは辛い物だけではありません。写真のように、2種類のスープを提供するスタイルのお店が多いので、辛いのはちょっと…と言う人は薬膳の白いスープを楽しみましょう。辛いものが好きな方も、舌が痺れてきた頃に薬膳スープを挟んで交互に食べれば、最後までより美味しく味わえますよ!

スープの味や具材はその場で選べるので、好きなお肉や野菜を食べられるだけ選び、足りなければどんどん追加していきましょう。

 

第4位:冷たくて甘い!芒果冰

メイン料理でお腹が膨れたら、個人的オススメ台湾グルメの第四位、冷たくて甘~い、マンゴーの果肉がたっぷり乗った芒果冰はいかがですか?

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台湾は熱帯地域に当たる為、南国フルーツがとっても安くて美味しいのが魅力的!芒果冰はマンゴーの果肉とシロップが掛かったかき氷で、上にアイスや練乳などもトッピングできたりします。暑い台湾を歩き回って疲れたら、この格別なスイーツで涼みたいですね!

なかなかの量が出て来ることが多いので、誰かと一緒なら1つをオーダーしてシェアするのも良いかも。

 

第5位:優しいデザート!豆花

個人的オススメ台湾グルメの第五位は、ほんわか優しい甘みと、つるっと滑らかな舌触りの庶民の定番デザート、豆花!

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ぷるぷるの豆乳プリンのような…柔らかい絹ごし豆腐のような豆花は、それ自体は大豆の優しい甘さのみなので、そこに甘いシロップをかけ、タピオカやあずき、フルーツやナッツ、仙草ゼリーなど、好みのトップングをして頂きます。

夏は冷たくさっぱりと、冬は暖かいデザートとして、年中楽しむことが出来るのも一押しの理由です!

 

おまけ:くさい!でも癖になる?臭豆腐

屋台から漂う美味しい匂いに誘われて通りを歩いていると、時に出くわす腐ったような刺激臭…!!いったい何ごと!?とビックリするかもしれませんが、実はこれも立派な台湾グルメ。

おまけとして紹介するのは、その名も臭豆腐(チョウドウフ)!

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発酵液に付けて風味付けした豆腐で、それをさらに揚げたりたれをかけたりして食べます。日本の納豆のように、好きな人と嫌いな人がきっぱり分かれる料理で、筆者も最初は敬遠していたのですが、一度食べてみると意外と美味しい…!!刺激の強い匂いが癖になる!?

皆さんはイケるかどうか、勇気をもって一度試してみては!?

 

いかがでしょうか?

台湾では観光だけでなく、ワーホリも楽しむことが出来ますよ★

気になる方は是非当協会にご相談くださいね。

 


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ピーターラビットに会いに行こう!イギリスのボウネス=オン=ウィンダミアの紹介

みなさんは、実写映画 ピーターラビットは視聴されましたか??

青いジャケットがトレードマークのうさぎピーターを中心にした、うさぎたちと人間のドラマを描いた作品です!予想以上にリアルなCGや、ピーターをはじめとするウサギたちの元気ハツラツな姿に驚いた方も多いのではないでしょうか?

そんな映画ピーターラビットの続編、『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』が、2021年6月25日に公開されます!

そこで今回は、ピーターラビットの生まれ故郷であるイギリス ボウネスとウィンダミア湖についてご紹介していきます。

コロナ禍でも行ける国イギリスの知られざる魅力、見ていきましょう~!

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<目次>

1)ピーターラビットの生まれ故郷、ボウネスとウィンダミア湖

2)おすすめの観光スポット

3)留学/ワーホリ中に訪れるなら?


1)ピーターラビットの生まれ故郷、ボウネスとウィンダミア湖

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ロンドンから北へ電車で約3時間半の場所に湖水地方があり、ここにはイギリス内で最大の大きさを誇る自然湖「ウィンダミア湖」があります。ウィンダミア湖は多くの芸術家に愛されおり、「ピーターラビット」の作者であるビアトリクス・ポターもその一人でした。

ウィンダミア湖から少し離れると、古い湖畔の町である「ボウネス=オン=ウィンダミア」があります。湖の名前の由来となったこの町は、湖水地方の玄関口とも言われています。

 

また、近隣にあるヒル・トップはピーターラビットの生まれた場所と言われているエリアで、湖水地方の伝統的な農場となっています。このヒル・トップにはビアトリクス・ポターの家があり、街のあちこちにはピーターラビットの物語に登場する景色があると言われています。

 

2)おすすめの観光スポット

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ボウネスには、「ビアトリクス・ポターの世界(The World of Beatrix Potter)」という、ピーターラビットのミュージアムがあり、ビアトリクス・ポターの生涯の紹介や、物語を再現した庭が作られています!物語のページに登場するシーンがそのまま再現されており、思わぬところに隠れているキャラクターたちを見つける楽しさもあります。

 

ウィンダミア湖の端から端までフェリーで渡る「ウィンダミア・レイク・クルーズ」もお勧め。綺麗な湖を進みながら昔の貴族が住んでいた屋敷や別荘地、独特の地形を眺めることができます。また、きかんしゃトーマスの青い機体のモデルとなった蒸気機関車保存鉄道の旅と世界が楽しめる「レイクサイド&ハバースウェイト鉄道」も隠れ旅行スポットです!

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3)留学/ワーホリ中に訪れるなら

湖水地方やボウネスには、ロンドンから列車直通で約3時間半で来ることができます。その他の都市からくる場合はオクセンホルム・レイク・ディストリクト駅で湖水線に乗り換えて約20分ほどです。街にはB&Bもたくさんあるので、交通や宿泊には困りませんよ。

 

直通電車やバスが多く発着するので、ロンドン市内からはもちろんですが、他のEU諸国からでも気軽に訪れることができますね!頑張れば日帰りもできそうですが、できれば1泊2日くらいで予定を組んでおくと色々な場所を漏れなく探索できるのでお勧めです。

 

季節的には花が咲き乱れ緑萌え始める春~夏が特に見ごたえがあるので、語学留学中にボウネスを訪れる際は学校が休みになるタイミングを合わせるか、卒業時期を逆算して入学時期を調整するのもいいかもしれません!

 


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留学・ワーホリで「ギョッ!」実際にあったカルチャーショック例

留学やワーホリで海外へ行くと、誰もが体験する「カルチャーショック」

新しいものを見てびっくり!という程度のこともあれば、不満ばかりが目に付いて日本と比べてしまったり、せっかくの海外生活を楽しめなくなってしまったりする人も・・・

 

今回は、これまでの渡航経験者が「ギョッ」とした、よくあるカルチャーショックの例を見ていきましょう!国が違えば、「当たり前」も違って当然!

 

テンプレ案【A】のコピー

 


<もくじ>

・コミュニケーション編

・自分の英語力編

・生活習慣編

・仕事編

・食生活編


 

■コミュニケーション編:

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・通りすがりの全然知らない人から挨拶されたり、にこっとされたりすることがよくある

・レストランで隣のテーブルの人に「それ、おいしそうだね!!どのメニュー?」と突然聞かれてびっくりした

・クラスメイトや先生、上司のこともファーストネーム(下の名前)で呼ぶことに最初は戸惑った

・あいさつのハグをするとき、いまだにドギマギしちゃう(笑)

・「議論する」ことに抵抗がない。そもそも自分の意見や考えはみんな違って当然と思われてるし、お互いがきちんと口に出して伝えている

・自分の意見、希望を直接表現するので、少し攻撃的に聞こえるときがある。(わたしたち日本人にはそう聞こえるだけで、相手にその意図はないみたい)

・「空気を読む」みたいなことが全く無い!雰囲気で感じ取ってもらおうとしてても無駄だと気付いた

・スーパーで列ができてるのに、店員さんがお客さんとぺちゃぺちゃ喋りながらレジしてること

 

日本では知らない人から突然話しかけられることが少ないため、とても抵抗感のある人が多いようですが、留学・ワーホリあるあるとしてよく言われること!みなさんも徐々に慣れていき、会話を楽しめるようになるはずです♩

スーパーなどで店員さんがとてもフレンドリーなのは、そのほうが接客として良しとされていることが多いため。「お客さんを機械的にテキパキ案内できること」が良しとされている日本とは、スタンダードが違うのですね。

 

■自分の英語力編:

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・日本では英語は苦手な方ではないと思っていたけど、いざ外国人と一緒に話してみるととっさの一言が出てこないなど、会話力の無さに落ち込んだ

・自分の仕事での技術力や経験に、英語力が追い付いていないことを思い知らされた。即戦力になれるだけのスキルがあっても、英語が話せないだけでワーホリ中の仕事のチャンスを何度も逃している気がします・・・

・間違いを恐れず発言するクラスメイト(南米・ヨーロッパ・東南アジアの子たち)に感化されて、自分も積極的に発言できるようになりました

・”Hey, how’s it going?”、”What’s up?”など聞かれたとき、毎回律義に自分の状況を詳しく伝えようとしていました。でもこれは”Hi!”くらいの軽いニュアンスということを後に知り、少し恥ずかしかったです。

・現地のネイティブ(レストランの店員など)の話すスピードが早かったり、なまりがあったりと、聞き取りが出来なさ過ぎてショックだった。日本の英語教育が、いかに限られた発音でしか教えられていないかということを痛感

 

留学やワーホリに行って、自分の英語力の無さを痛感…という方は多いよう。心が折れそうになることもあるかもしれませんが、渡航後3か月くらいで耳が慣れ、6か月くらいで口が慣れてきます。

きちんと英語力を身に着けるというのは、一朝一夕で成就するものではありませんので、じっくり時間をかけて頑張っていきましょう!はじめからペラペラな状態で留学する人はいませんよ!

 

■食生活編:

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手料理というものを全然しない!レンジでチンしたものを皿にならべるか、出来合いのものを買ってくるかばかり。

・夜ご飯がピザだけ、朝ご飯がりんご1玉だけ、など、日本のようにきちんとした食事を取る機会があまりありません

・とにかくすべてがビッグサイズ!!ファストフード店の飲み物のカップ、映画館のポップコーン、レストランのステーキなど、食べきれないことが多いです

・レストランの食べ残しを持ち帰る文化(店員さんに言えば持ち帰り用ボックスをくれるので、料理のサイズが大きいのも納得)

薄切り肉が売っていないことが多く、料理で不便に感じることが多かった

・お米文化じゃないので当たり前ですが、炊飯器が無い(シェアハウスのオーナーがアジア人とかの場合はあります!)

 

日本は世界でもトップクラスに、”きちんと家庭料理をする人”が多い、特殊な国。美味しい日本のごはんを基準に思っていると、海外での食生活にショックやストレスを感じることが非常によくあります。

ホームステイ先などでの食事が苦痛に感じられることもあるかもしれませんが、「そういう食文化なんだな」と、健康を害さない程度に受け入れつつ、耐え難い場合はホストファミリーと相談したり、ご自身で用意をするなど工夫してみましょう。

 

■生活習慣編:

家のなかでも土足で生活することにショックを受けた。しかも、靴のままベッドに寝転んだりも・・・WOW

バスタブが無い家も多く、1年間シャワーだけの生活だった。お風呂に浸かる日本の文化のありがたみを感じた

・ホームステイで部屋のドアをいつも閉めていたら、人と話したくないのかと勘違いされた。海外では、部屋のドアを閉めているときは「邪魔しないで」という意思表示になることを知らなかったです。

・雨が降ってもみんな全然傘ささない

時間の感覚が違う。待ち合わせの時間に友達が遅れてくることはしょっちゅうですが慣れました

・スーパーや街中を裸足で歩いている人をよく見かけた(オーストラリア)。パーティーにハイヒールで来ていた女性が裸足で帰っているなど(笑)

 

日本は時間にとても細かい国ですが、海外では「知らせた時間を目安にして来れば良い」もしくは「同じ日のうちに来たら良い」くらいに考えられている場合があります(笑)例えば、家電の配送業者が時間通りに来ない、バスの時刻表はあって無いような存在、ということも。時間に細かい人はストレスを感じるかもしれませんが、気長に待ちましょう。

生活様式や習慣は国によっても、家によっても全く異なりますので、違いも楽しむ心を持っておくと良いですね!

 

■仕事編:

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・仕事とプライベートをしっかり分けている人が多い

・家族の予定や体調不良、旅行など、休みはとりやすいと感じました。

成果主義というか、仕事が出来ない人はすぐクビになってしまうので、自分の仕事にはきちんと責任を持たないといけない

・年中無休のお店が全然ない!

・クリスマスなどホリデーシーズンはどこもお店が閉まってます。日本はそういう時期ほど書き入れ時ですが、海外ではホリデーはみんな休みたいらしい(笑)

 

・仕事中に同僚がふつうにコーヒーを買いに行く

 

働き方も国によって大きな違いがありますね。日本の勤勉な国民性は世界的にも有名ですが、これゆえに海外に渡航した際にはカルチャーショックを受けることも多いようです。

これはワーホリだからこそ経験できる、貴重なチャンスですね♩

 

みんな違って当たり前!

カルチャーショックは誰にでも、どこの国でも起こりうる事象です。だからこそ、経験者の話を聞いて事前に情報収集をしながらも、現地で実際に見たり聞いたりして、”自分がどう感じたか”を持ち帰ってきてくださいね。

 


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世界最長のスケートリンク?!北米で最古!カナダのリドー運河

実はカナダには、世界遺産が17カ所もあるんです!

 

【A】TOPテンプレ(HANA用)

 

ロッキー山脈自然公園や、ケベック旧市街の歴史地区などは日本でも有名ですが、カナダの隠れた名世界遺産「リドー運河」をご存知でしょうか?

 

リドー運河はカナダの首都オタワとオンタリオ湖畔の古都キングストンを結ぶ、全長約202kmにも及ぶ非常に長い運河です。1832年に開通されて以来、180年近く経た今でも、ほとんど当時のまま使われている北米最古の運河!世界遺産に登録されたのは2007年と比較的最近で、オンタリオ州では初の世界遺産!

今回は、そんなリドー運河についてご紹介していきます。

 


<もくじ>

1)カナダの首都は、トロントではなくオタワ!

2)世界最長のスケートリンクを満喫しよう!

3)オタワ周辺のおススメ留学・ワーホリプラン


 

1)カナダの首都は、トロントではなくオタワ!

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これはカナダあるあるなのですが、カナダの首都をトロントやバンクーバー、モントリオールと勘違いしていませんか?

確かにトロントはカナダ最大の都市ですが、首都はオンタリオ州の都市オタワです!

バンクーバーやトロントではオリンピックが開催されたことがあるので、そのこともあってオタワの印象は弱いのかもしれません。

 

実はオタワが首都になった理由は単純で、カナダ主要都市のトロントとモントリオールの中間地点にあるという地理的なものなのでした。オーストラリアの首都キャンベラも、同じような理由で選ばれていましたね。

 

オタワはカナダの中でもっとも治安が良いと言われており、「世界一美しい首都」とも評されています。オタワには歴史的な博物館やカナダ国会議事堂などがあり、マーケットなども充実しているので、観光はもちろん長期滞在にももってこいな都市です!

 

2)世界最長のスケートリンクを満喫しよう!

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リドー運河はカナダがイギリスの植民地だった時代に、アメリカからの攻撃に備えて建設されました。202kmにも及ぶ長さを誇る運河ですが、元からある川や湖などを利用して建設したため、たったの6年で完成したそうです!

 

リドー運河には運河の推移を調整するための水門が(ロックステーション)がいくつもあり、ボートが通過するために水門を開け閉めして水位を調整する様子は必見です。

オタワの冬は非常に寒いので、冬の間は運河の水もがっつり凍ってしまいます。そのため、オタワのダウンタウンから下流の運河は、冬の間だけ天然のスケートリンクとして開放されているんです!

 

滑走料などは必要ないので、スケート靴さえあれば誰でも天然のスケートリンクを楽しむことができますし、このスケートリンクを通勤・通学に使う人もいます!早朝、スケート靴を履いて学校や会社に行く学生やサラリーマンを見れるのは、世界でもオタワくらいではないでしょうか。

 

3)オタワ周辺のおススメ留学・ワーホリプラン

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オタワは留学・ワーホリの渡航先としても非常に人気の高い都市です。

 

主な人気の理由は、他の都市と比べて治安が良く、物価も安めで、日本人が少ないので語学習得に集中しやすいからです。また、イギリスとフランスの両方の文化が色濃く残る都市なので、英語だけではなくフランス語も一緒に勉強することができます!また、今回紹介したリドー運河周辺にはたくさんのサイクリングロードやマーケットが点在しているので、アクティビティにも事欠きませんよ♪

ただし、冬の期間はリドー運河が凍り付くほど気温が下がるので、寒さが苦手な人は注意が必要です。

 

もしオタワ留学に興味が出たら、是非一度ワーホリ協会までご連絡ください!

 


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その留学先、住みやすい?世界各地で進むスマートシティとは

「スマートシティ」と聞いて、皆さんはどんな街を想像しますか?

新型コロナウイルス感染拡大の煽りを受けて、世界中の都市がスマートシティ実現化に向けて動き出しています。

今回は、留学都市としても馴染みのある国を例に挙げながら、スマートシティについてご紹介したいと思います。

 

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<目次> 

・スマートシテイとは?

・今注目されている理由

・世界の取り組み

・まとめ


 

①スマートシティとは?

スマートシティとは、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)の先端技術を用いて、基礎インフラと生活インフラ・サービスを効率的に管理・運営し、環境に配慮しながら、人々の生活の質を高め、継続的な経済発展を目的とした新しい都市のこと。まさに今、世界中で様々なプロジェクトが進んでいます

 

新興国と先進国ではその状況・進め方も異なります。例えば経済成長が著しい中国などの新興国では、急激な都市の拡大に対応し、新しく都市を形成するという「次世代都市プロジェクト」がメインとなっています。

それに対し、日本や欧米のような先進国では、基礎インフラは整っているものの老朽化が課題となっているため、建物や設備の管理・更新をメインとした「再開発都市プロジェクト」が進められています。

 

②注目されている理由

なぜ今スマートシティが注目されているかというと、それは主に急激な都市への人口集中が理由です。

現在、世界人口の約50%が都市に移住していて、都市によるエネルギーの消費温室効果ガスの60%~70%を排出しているといわれており、都市部のエネルギー使用を調整することが急務となっているからなのです。

 

急激な都市への人口集中は、次のような問題の原因にもなっています。

・交通渋滞の増加・大気汚染

・犯罪の増加

・環境悪化

 

また、現在73億人の世界人口は、2050年に95億人になると予想され、エネルギー消費が爆発的に増えることが懸念されているからです。

 

③世界のスマートシティ例

そんなスマートシティのプロジェクトが進んでいる国の中から、留学先にも馴染みのある都市をご紹介します。

 

《ニューヨーク》※再開発都市プロジェクト

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アメリカのニューヨークでは、老朽化して使用されることが少なくなった公衆電話をLinkと呼ばれる情報端末へと置き換え、同時に無料のWi-Fiを提供するホットスポットへ変える「LinkCityというプロジェクトを行っています。

「Link」によって、市民や観光客がより気軽にネットワークを利用できる環境が整備されつつあります。

 

《トロント》

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カナダのトロントでは、住民の行動データをはじめとするさまざまなデータを収集し、それらのデータをもとに住民や環境にとってよりよい暮らしをつくり上げていくことを目標とする「Sidewalk Toronto」というプロジェクトが推進されています。

※しかし、様々な場所でヒト・モノの動きをセンサで把握し、ビッグデータを活用した街づくりを目指すとしていますが、収集したデータの利活用やプライバシー問題などをめぐり議論が繰り広げられているそうです。

 

《マンチェスター》

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イギリスのマンチェスターでは、医療・健康、輸送・交通、エネルギー・環境、文化・コミュニティの4領域に特化して都市の活性化を目指す「City Verve」というプロジェクトが進んでいます。

 

《デンマーク》

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デンマークの首都コペンハーゲンでは、市が主体となって、データ活用による生活の質を向上させるための取り組みを進めています。

CITS」というプロジェクトでは、交通渋滞の改善と二酸化炭素排出量の削減、市民の安全性向上を目指して高度道路交通システムの導入を進めています。Wi-Fi端末を通じて自動車や自転車の位置情報を収集し、気象情報などのデータと合わせて分析することで、渋滞状況との関連性を分析するというものです。

 

・まとめ

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いかがでしたでしょうか?

聞きなれない言葉が多かったかもしれませんが、スマートシティのプロジェクトがあると知っているだけでも、今後世界各国のニュースで報道された際に関心を持てるはずです!

また、今回はご紹介しませんでしたが、日本の各地域でもスマートシティの取り組みは数多くございますので、気になる方は身近な地域から調べてみる事をおすすめします。

 


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