ワーホリ中はシェアハウスに住みたいけど、ちゃんと探せるか不安・・・!!そんなあなたもこの記事を読めば、シェアハウスの探し方や注意点がわかります。現地に行ってから焦らないために、出発前からシェアハウス探しの予習をしておきましょう~!
<目次>
・シェアハウスの探し方
①インターネットで物件を探そう
②オーナーに内見希望の連絡をしよう
③内見に行き、自分の目で確認しよう
④しるしが残る方法で契約を結ぼう
・内見でチェックすべきポイント
①設備関連のこと
②周辺環境のこと
③家賃などお金のこと
④入居条件やハウスルール
・詐欺被害に注意
・内見時期に注意
シェアハウスの探し方
①インターネットで物件を探そう
シェアハウスの空室情報は、街の情報サイト(クラシファイド)などで探すことが出来ます。
よく使われているウェブサイトは国によって違いますが、キーワード検索を上手く活用しながら調べてみましょう。
(検索キーワードの例)
・Sydney houseshare
・Vancouver room share
※日本語で調べると、日本人オーナーや日本人向けの物件ばかりがヒットします。英語環境に身を置きたい、いろんな国の人と暮らしてみたい、という方は必ず英語検索を!
②オーナーに内見希望の連絡をしよう
投稿されている空室情報の中から気になったシェアハウスをいくつかピックアップしたら、投稿者(オーナー)に連絡をして内見の予約を取りましょう。
電話・メールなど複数の方法が記載されている場合には、電話番号宛てのSMS(ショートメッセージ)を利用するのがおすすめです。
直接電話をかけてしまうと、相手が仕事中など出られないケースもあります。英会話に不安がある方は、SMSでメッセージを送る方法のほうが安心ですね。
内見予約の際には、以下の点に注意しましょう。
★事前に掲載情報(物件の内容や入居条件など)をしっかりと確認する
→ 内見に行ったけど実は条件に合っていなかった、という手間を防止
★聞きたいことがあっても、内見前にあれこれ沢山質問を送らない
→ オーナーはたくさんの人からの内見依頼に対応していますから、全ての問い合わせに丁寧に回答している暇はありません。ここだけは譲れない!というポイント以外は、内見の時に直接聞くようにしましょう。
★オーナーが事前に知りたいであろう情報は予め送る
→ 簡単な自己紹介、希望の入居日、滞在期間の希望などは、簡単にまとめて予約時に送っておくと良いでしょう
③内見に行き、自分の目で確認しよう
予約ができたら、内見に行きましょう。その際は一人で行くのではなく、できればお友達に頼んで2人で行くのが◎。(3人以上など大人数は止めましょう)インターネットで記載されていた内容以外に気になることがあれば、内見の際にきちんと聞いて明確にするのを忘れずに。
内見は全部で2~4軒程度は行くようにすると良いでしょう。1軒目で良い物件が見つかればそれも良いですが、ワーホリ1~3か月目などの最初のうちは特に、いろんな物件を自分の目で見ることをお勧めします。
反対に、たくさん内見に行きすぎるのはNG。あちこち内見するのに2週間も3週間もかけていると、悩んでいるうちにどんどん物件が埋まって行ってしまいます。
日本のマンション契約などでもそうですが、シェアハウスも結局は早い者勝ち。内見は1週間~1週間半程度のあいだにパパっと回ってしまうのがお勧めです。
④しるしが残る方法で契約を結ぼう
入居したいシェアハウスが決まったら、オーナーさんに連絡をして契約を結びましょう。
その際の注意点はこちら:
★しるしが残る方法で契約を結ぶこと
★前払いの家賃やボンド(敷金)は、できれば銀行送金で支払うこと(現金手渡しの場合は、受領のしるしを貰うこと)
シェアハウスは基本的に不動産屋を介さず、オーナーと入居者との個人間の信頼関係によって成り立っているものです。そのため契約と言っても、その方法はオーナーによってさまざま。
「契約したと思ったのに、実はできていなかった」
「現金でボンドを払ったのに、その後音信不通になってしまった」
というような詐欺にあう方も、本当に多いんです・・・
ですから、契約書面でもSMSでもメールでも銀行口座の情報でも、何かしらの形でしるしが残るような契約を行ってください。
「支払いは現金手渡し、契約書や受領書は無いけど鍵を渡すからそれで契約にするね」と言われた場合でも、名前と受領のサインは必ずどこかに貰うようにしましょう。
実際にワーホリ中、3軒のシェアハウスに住んだ筆者の経験では、こんな契約の仕方がありました。
【オーナーA】
契約は直接対面で、簡単なハウスルールが書かれたオーナー手作りの書面にサイン。ボンド+1か月分の家賃は、オーナー個人の銀行口座に支払うように指示あり。(支払い完了をもって部屋確保)
【オーナーB】
契約はメールのみのやり取り。ボンド+1か月分の家賃は、オーナー個人の銀行口座に支払うように指示あり。(支払い完了をもって部屋確保)
【オーナーC】
契約は直接対面で、簡単なハウスルールが書かれたオーナー手作りの書面にサイン。ボンド+1か月分の家賃はその場で現金手渡しで、「●月●日、(オーナーの名前)は(入居者の名前)から確かにボンド+1か月分の家賃を受領しました。署名」と書かれたメモを渡される。
内見でチェックすべきポイント
シェアハウスの内見でチェックしたいポイントは人によって違うかと思いますが、こんな点はおさえておくと安心です。あくまで一例ですので、みなさん自身が気になる点は予めリストアップを。
①設備関連のこと
・家具/家電はついてる?
・食器や調理グッズはどれくらい揃ってる?
・部屋数や入居者数に対して、バスルームはいくつ?(何人でシェア?)
・寝具は揃ってる?(まくらやシーツは自分で用意する場合も)
②周辺環境のこと
・バス停や駅からのアクセスは?
・スーパーなど食料品/生活雑貨が買える場所は近くにある?
・夜間の街灯の数や、道の明るさはどう?
・飲み屋街やクラブ街が近いなど、危ないエリアではない?
③家賃などお金のこと
・ボンドや家賃はどんな方法で支払う?(現金手渡し・銀行振込など)
・家賃の支払いはどのくらいおき?(2週間毎・1か月毎など)
・家賃にインターネット/水道/ガス/電気はすべて含まれてる?
④入居条件やハウスルール
・部屋はいつから入居可能? or いつまでに入居しなければならない?
・最低滞在期間(Minimum stay)の決まりは?(最低2か月以上は住まないといけない、など)
・退居するときは、いつまでに申し出(Notice)が必要?
・ハウスルールはある?(掃除の当番がある・家でパーティー禁止・入居者以外を家に招くのは禁止など、家によってさまざま)
詐欺被害に注意(自分の目で見てから契約を)
「現地に行ったらすぐにシェアハウスに住みたいから、内見はできないけど日本からネットで申し込みしておこう」そんなあなたは、冗談でも脅しでもなんでもなく、本当に詐欺被害にあう可能性があります。
実際に、メルボルン日本国総領事館のウェブサイトにもこんな注意喚起が👇
アパート契約をめぐる振り込め詐欺行為
豪州(メルボルン等)へ渡航する前、到着後の住居をインターネットで検索し、実際の物件を見ることなく申し込みを行って前家賃やボンド(敷金、保証金にあたるもの)を払い、いざ入居しようとすると鍵が受け取れない、物件には既に別の人が住んでいる等の事態にいたる方が多くいらっしゃいます。
立地条件が良いにもかかわらず相場より家賃が安い、オーナーが海外に在住している、鍵は郵便で送付する、早く振り込まなければ他の人に貸すと送金を急かす、日系情報サイトやGumtreeなどで広告掲載しその後オーナーとのやり取りは主にメールのみ等の特徴があります。不動産会社を介すことなく、物件の下見よりも先に現金を振り込むように言われたら、詐欺の可能性を疑って下さい。(参照)https://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/itpr_ja/towhmakers.html
内見時期に注意
12月中旬~下旬のクリスマスホリデーシーズンは、シェアハウス探しに注意しましょう。なぜなら、内見に行きたいのに、シェアハウスのオーナーが休暇中不在で内見に行けないという恐れがあるためです。前の家を退居する時期がホリデーシーズン直前やど真ん中に当たってしまうと、内見調整に苦労することがありますので、できればこの時期は避けていくのが無難です。
ワーホリ中のシェアハウス生活は、いろんな国の文化を知りながら、たくさんの良い友達を作ることが出来る可能性のあるものです。
安心・安全に快適な住まいを見つけて、楽しいワーホリ生活を送るために、みなさんも参考にしてくださいね!
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