留学前の方も、帰国された方も、これからの就職先はどこがよいか悩んでいませんか?
せっかく海外に行ったのなら、その経験や語学力を活かした仕事に就きたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、留学ワーホリ後に英語を活かすおすすめの就職先を紹介します。
<目次>
・留学ワーホリ帰国者の就職例
・英語力を活かすおすすめの就職先5選
・留学前/帰国後にやるべきこと
・留学ワーホリ帰国者の就職例
では初めに、留学ワーホリを経験した方の帰国後の就職先についていくつか例を見てみましょう!
①経験のある職種や、関連企業へ就職
留学前に働いていた際と同じ、または関連する業種に就職するパターンです。既に経験もあり、さらに海外で培った語学力や経験を強みにできる為就職先も見つけやすいと言われています!
例えば”留学前は看護師として働いていたが、語学力向上のため留学へ行き、帰国後に外国人の患者さんが多く訪れる病院に勤務する”等が挙げられます。
②スキルや資格を活かした仕事へ
次に留学前あるいは留学中に習得したスキル、取得した資格を活かして就職するパターンです。
例えば、留学前に飲食店で働いていたが、留学中にバリスタの資格を取得しカフェのオーナーになるなどです。
その他にも、英語教育に関心がある方は渡航中に英語教授法(TESOL/TECSOL/J-shine)の資格を取得し、英会話スクールの教員や事務スタッフを目指されています。
③語学力・海外経験を活かした未経験の職種へ就職
最後は、語学力・海外経験を活かした未経験の職種へ就職するパターンです。
職種で言うと、特にホスピタリティ業界が多い印象です。というのも、留学ワーホリ経験者は非常にコミュニケーション力が高く、人と接する仕事に向いている傾向があり、そのような人材を求める企業にあふれている為です。
このような方々は、商社や航空関係、メーカー等の海外営業職や旅行・ホテル業界に就職されています。どれも海外の人とコミュニケーションを取る機会のある仕事であり、英語などの語学力が活かせる仕事ですね。
・英語力を活かすおすすめの就職先5選
①外資系企業
外資系企業とっても様々な企業がありますが、公用語が英語の企業や、メールや電話、ビデオ会議などで同僚や上司と英語でやり取りをする企業もある程、英語を使う機会が多い業界です。
外資系企業は日系企業よりも高い年収を提示しているケースが多く、年収アップの可能性があります。但し成果主義の為、できれば前職での経験を活かしたいという方は、同業種や同職種の外資系企業を就職先として選びましょう。経験や実績にプラスして英語力があることも、高い評価に繋がります。
②商社・貿易業界
商社・貿易業界では、英語を使う部署が多くあります。例えば、秘書や人事、英文事務、貿易事務、海外営業などです。また企業によっては、海外出張や海外赴任の可能性もあり、将来、海外で活躍したい方にもおすすめの就職先です。
③メーカー
メーカーでは、自社製品を海外に販売することも多く、海外営業では英語力が活かせます。また、「自社工場が海外にある」「これから自社工場を海外に展開する」といった企業では、生産管理職の方なども英語力を活かせる機会を得る可能性があります。海外展開をしているメーカーでは、海外出張や海外赴任の可能性もあり、将来、海外で活躍したい方におすすめの就職先です。
④教育業界
近年日本の国際化が進んでいる影響で、優秀な指導者が必要になっています。
前述でご紹介した英語教授法の内、J-shineは日本の小学校の学習指導用に基づいて作成された独自の資格です。日本人の児童を対象に英語教育を広めたい方には、おすすめです。その他TESOLとTECSOLの資格を取得すれば、世界中のどこででも英語教師として活躍することができます。TESOLはその学位を持っているだけで就職の面で優遇されることもあります。
⑤留学エージェント
留学エージェントは、相談者の留学先の選定や入学手続き、滞在先でのサポート、留学後のキャリア相談など、留学に関するあらゆるサポートをする職種です。海外の取引先とは英語でやりとりをする機会が多い為ビジネス英語を活用できる方や、誰かの役に立つ仕事に喜びを感じる方におすすめです。
・留学前/帰国後にやるべきこと
留学前は、帰国後の就職先に何を求めるのかを考えましょう。
例えば、
1:英語力を活かしたい
2:前職の経験を活かしたい
3:収入やキャリアアップがしたい
具体的に考えることで、就職先を見つける方向性が見えてきます。
また帰国後は、留学を振り返って、希望の就職先にアピールできるものを見つけましょう。
例えば、
1.語学力(取得した資格)
2.対応力
3.内面の成長 / 海外での苦労体験
4.コミュニケーション力
等が挙げられます。
毎年数万人の方が留学している今日では、単に留学経験があるという事実だけでは、残念ながら面接でアピールするには弱いのが現状です。就職・転職活動で留学をプラスにするには、留学の何をどう面接でアピールするべきかを考えることが大切です!
<前回のキャリアコラム>
【体験談】ワーホリ経験者の”その後”②~海外赴任~【キャリアコラム#19】
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