皆さんは、今のお仕事を楽しんでいますか?
「毎日充実していて仕事が楽しい!」と感じている人も居れば、「毎朝会社に向かうのが苦痛でしかたない」という人も居るでしょう。勿論仕事は遊びではないので、どんな職業でも苦労や困難は避けれられないと思いますが、それでもそれを含めて「楽しい」と思えるかどうかは、とても大きな差ですよね。
今自分の仕事を楽しくないと感じている人の中には、転職を考えている人も居るでしょう。しかし、闇雲にお仕事探しをする前に、少し立ち止まって考えてみて下さい。
「私は何に楽しさを感じるだろうか?」「反対に、何に対して苦痛を感じるだろうか…?」
自分自身についてしっかりと理解をしていないと、次に見つけるお仕事も楽しくなくなってしまうかも…!?
今日は、皆さんが自分にとって「楽しいお仕事」を見つける為のアドバイスをお伝えします。
<目次>
・仕事を楽しいと感じる為には?
・苦手を避けて苦痛を減らそう!
・苦手の反対は得意かも!
・まとめ
・仕事を楽しいと感じる為には?
仕事を楽しいと感じている人達は、どんなこと・要因に対して楽しさを見出しているのでしょうか?代表的な「仕事が楽しい理由」の例をいくつか紹介しますね。
【好きなことを仕事にしているから】
やはり、自分の好きなことをお仕事にしている人は、それを楽しむことが出来ている可能性が高いですね。元々興味のある分野なのであれば、仕事を始める前からある程度の知識や技術があり、それがアドバンテージとして働く場合もあるかもしれません。
また失敗を重ねての試行錯誤も、仕事の為の勉強や研究も、自分の好きなことに対してなら、きっと情熱を持って取り組むことが出来るでしょう。
努力を努力と感じず、時間を忘れて業務に没頭し、毎日ワクワクした気持ちで仕事に向えるとしたら、そんな素敵なことはありませんね。
【自分の成長が感じられるから】
どんなことでも、知識を得、経験を経ていくことによって、人は成長し、より良いパフォーマンスをすることが出来るようになります。そして、人は自らの成長や上達に喜びを感じるものです。
特に、それが分かりやすく立場や給与面等の待遇に反映される職場では、客観的にも成長が認められていると実感でき、更なる努力へのモチベーションに繋がっていくでしょう。
どこまでも深く技を磨き続けられるような一点集中型の職場と、次々に部署や立場を移動しながらマルチな分野で学び続けられる職場と、どちらにより楽しさを感じられるのかは、また人によって異なりますね。
【人の役に立っていると実感できるから】
どんなお業種でも、人の役に立たないお仕事はありません。何かの、誰かの役に立つからこそ、それが仕事として成り立っているのです。ただし、それを実感しやすい職業と、しにくい職業はあるでしょう。
消費者、取引企業、同僚など、誰かに「ありがとう、とても助かったよ!」と言ってもらえる、フィードバックを得られやすいお仕事であれば、やりがいを感じやすいですね。どんなに大変な作業でも、最後に「ありがとう」の言葉があれば、全てが報われて、「取り組んできて良かった、次も頑張ろう!」と思える人も多いのでは。
ここでは、代表的な3つの「理由」を紹介してみました。皆さんは、どんなところに楽しさを感じやすいでしょうか?その他にも、「より高い報酬を得られることで、仕事に充実感を得られる」「自分で判断して物事を進めていけることに面白さを感じる」など色々な要因が考えられますよね。
まず、自分が仕事を楽しむために譲れない項目が何なのか、考えてみましょう。
・苦手を避けて苦痛を減らそう!
では逆に、皆さんが仕事に苦痛を感じるのはどんな時でしょうか?
「人間関係がギスギスしている」「残業が多い」などの要因も多く考えられるかと思いますが、まずは業務の内容に注目して考えてみましょう。
ご自身の転職先を検討する際に、自分が「苦痛を感じる業務」が何であるかを理解し、出来るだけそれを避けられる職場を選ぶのも一つ重要なポイントとなります。
例えば、「大勢の人の前で話すのは苦手で冷や汗が出て来る」「単純作業を淡々と進めるのがどうしても苦痛で続かない」「計画通りに進まず、イレギュラーが多いとイライラして投げ出したくなる」など、他の人にとっては大したことの無い業務でも、特定の作業工程がどうしても苦痛に感じてしまうことってありますよね。
もちろん頑張って苦手を克服しようとする精神はとても大切ですが、その作業が多く含まれる為に、お仕事全体が嫌になってしまうようではモチベーションが上がりません。
それに、「苦痛なことに延々と向き合って少しだけ以前よりマシにする」よりも、最初から出来るだけ苦手を避けて、その労力を「得意なことを伸ばす」ことに充てた方がずっと楽しいし、効率的なことは間違いありません。
・苦手の反対は得意かも!
自分の「苦手」なことを理解したら、その次は「得意」を探していきましょう。
ここで皆さんに考えてほしい「得意なこと」とは、勉強や訓練をして身に付けた「簿記の資格がある」「調理師免許を持っている」「TOEICが850点」などのスキルや知識とは別物です。
皆さんが生まれながらに持っている、「性格」や「特質」、「行動の癖」に近いものです。才能と言い換えることも出来ますね。
皆さんにとっては何の努力も無く自然に出来ることなのに、他の人に「そんなことが出来て凄いね!」と褒められてびっくりしたことはありませんか?逆に、「こんなに簡単なことがなんで出来ないんだろう」と他の人にイライラしたことはありませんか?それが皆さんの「得意なこと」を見つけるカギになります。
例えば、「一度集中すると、何時間でも一つのことに取り組むことが出来る」「色や図の構成など、分かりやすく目を引くデザインを直感的に作ることが出来る」「どんな人とも自然と仲良くなって、心の中の言葉を引き出すことが出来る」なども才能の一つです。
「得意なこと」を見つけるのに苦労している人は、自分の「苦手なこと」を改めて振り返ってみましょう。もしかしたら、あなたの「得意」は「苦手」の反対側にあるかもしれません。
例えば:
大勢の人の前で話すのは苦手 ⇒ 1対1なら丁寧に聞き手に寄り添いながら話す事が出来る
単純作業を淡々と進めるのが苦痛 ⇒ クリエイティブで発展的な作業が得意
計画通りに進まないとイライラする ⇒ 計画したタスクを期限までに確実に終わらせられる
誰もが必ず何かしらの才能、得意なことを持っていますので、是非自分の得意を見つけてみましょう。それを存分に活かすことが出来る職場に入ることが出来れば、皆さんの苦痛は減り、成果は伸びて、チームの中でも活躍できますので、お仕事が楽しくなること間違いなしです!
・まとめ
自分にとって「楽しいお仕事」を見つける為には、まず自分が仕事を楽しむために絶対に譲れない条件を見つけましょう。
その上で、苦痛を感じるような苦手な作業を出来るだけ避けられるお仕事を探しましょう。
更に、努力しなくても自然と人より上手くできる、自分の得意なことを活かせる職場に入れば、きっとそれは皆さんだけの特別な、「最高に楽しいお仕事」になるはずです。
いかがでしたか?
是非転職前の参考にしてみて下さいね!
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