超円安時代が到来し、テレビもネットニュースも円安円安円安の文字!正直、円安にうんざりしている人も、円安って何?って方もいると思います。今日は超円安時代にワーホリで出稼ぎに行くことは可能か?について徹底解説します。
《目次》
①ワーホリ(ワーキングホリデー)制度とは
ワーホリとはワーキングホリデーの略で、1年間(国によっては2年間、最長3年間の国もあり)海外に滞在できる特別な制度のことです。ワーホリに行った先の国ではどこに滞在しても、どこを旅行しても、仕事をしても良いかなり自由度の高い制度です。
<ワーホリって世界中どこでも行けるの?>
現在日本からワーホリでいける国は、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チェコ、チリ、アイスランド、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ、イタリア、フィンランド、ラトビアの29か国です。
<ワーホリって誰でもできるの?>
基本的にはワーホリができる年齢は18歳から30歳までの人です。
<ワーホリで出稼ぎできるの?>
ワーホリは1年間(国によっては2年間、最長3年間の国もあり)の中で、フルタイムで働くことは可能です。ワーホリの就労に関する注意事項として外務省で定められているのは「滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労」となり、実は働くことが目的ではありません。
旅行するには、ホリデーを楽しむにはお金要るよね、だからそのための資金を補うために働いてもいいよ、という制度なので出稼ぎビザとしても知られているワーホリですが、出稼ぎビザという位置づけではありません。
なので、ワーホリで渡航前に現地の仕事を決めてから入国することはできませんので注意が必要です!しかし、実際にワーホリで渡航して仕事が決まれば出稼ぎビザではないにしても、フルタイムで稼ぐことができるのは事実です。
では、いったんワーホリでどれくらい稼ぐことができるのかをこれから説明していきます。
②円安になると何がどうなるの?
円高・円安とは日本の為替の価値を説明するときに使われる言葉で、世界的に見た日本円の価値が高いか低いか、を表します。円の価値が高ければ円高に、逆に低ければ円安となるわけですね!
例えば、日本円とアメリカドルの為替レートが$1=100円だったとします。日本円の価値が変わって為替レートが$1=90円になると、今まで100円で買っていた$1の商品が、90円で買えることになります。つまり円の価値が高い、「円高」と呼ばれる状態となります。
これとは逆に、為替レートが$1=110になると、今まで100円で買えていた$1の商品を110円出さないと買えなくなります。これが円の価値が低い、「円安」と呼ばれる状態です。
そして、現在は「超円安」と呼ばれる状態です。例えばワーホリビザで1か月に5,000ドル(オーストラリアドル)稼いだとしたら、今のレートで日本円で計算すると483,400円になります。(2022/10/24現在 1AUD=96.68円で計算)
これが少し前の円高の状態ですと、1か月に5,000ドル(オーストラリアドル)稼いだとしても、355,300円しか稼げないことになります。(2020/04/10コロナ真っ只中 1AUD=71.06円で計算)
同じ金額をオーストラリアで稼いでも、日本円に換えるだけで1か月35万の稼ぎなのか、48万の稼ぎなのかでは大きく違ってきますよね。なので、海外にワーホリで行って出稼ぎに行きたい!という人は実は今が大大大チャンスです!!もうすでにワーホリで渡航していて、実質出稼ぎのような状態で働かれている方も多くおられます。
③オーストラリア・ワーホリでどれくらい稼げるの?
オーストラリアにワーホリで渡航される方は、やはり一番多いです。円安の前からも稼ぎやすい国としても知られています。例えば、オーストラリアでワーホリでパッキング工場で働くと現在のレートで計算するとなんと月給が70万円ほどになる方もいらっしゃいます。1年間で計算するとなんと840万!日本で働いているよりも全然稼げてしまいますよね。
また、レストラン・カフェなどもコロナで人手不足となりまだまだ売り手市場なので、なんと時給3,000~4,000円で、月給30~40万ある方も普通にいらっしゃいます。
これだけ聞くと、めっちゃいい!私もワーホリで出稼ぎに行きたい!と思われた方もいらっしゃるかもですが、ワーホリで日本よりも稼げるのはやはり「英語ができてこそ」です。工場や農場で働くにも、指示はすべて英語です。なのでいくら働けるワーホリビザを持っていても、そもそも英語ができないと雇ってももらえないです。
ワーホリは誰でも条件さえ当てはまっていれば取れるビザですが、何も計画なしに(英語力のスキルなしに)行ってしまうと、生活費だけ高く結局貯金がなくなってしまい稼ぐ前に日本に帰国しないといけなくなってしまった。ワーホリで結局住むところさえも見つからず、コネクションもなく、友達さえも見つからない~!頼れるところが一つもない!なんてこともザラにあります!
ワーホリは自由度が高いビザだからこそ、日本にいるうちにたくさんの情報収集、渡航のプランニング作成が非常に大事になってきます。
私たち日本ワーキング・ホリデー協会では毎日のようにワーホリセミナーを行っておりますので、少しでもご興味ある方はまずご参加くださいね。
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