最近はパン作りを始めたい人が急増中!
パンにも様々な種類がありますが、私たちが普段食べているパンがどの国からやってきたかご存知ですか?今回は、色々な国の風土や生活に合った特色をもった様々なパンを紹介していきます!
<もくじ>
・フランスのパン
・イタリアのパン
・ドイツのパン
・アメリカのパン
・日本のパン
・フランスのパン
フランスパン
日本ではフランスパンと呼ばれていますが、正式には「バゲットパン」と呼ばれます。砂糖や牛乳などは使わず、小麦粉・パン酵母・塩・水だけで作られるため、固い食感が特徴です。
実は大きさや形によって「パリジャン」「バタール」「ブール」など細かく種類が分かれるんです!
クロワッサン
クロワッサンの語源はフランス語で、その特徴的な形と同じ「三日月」を意味します。バターやマーガリンをパイ生地のように折り込んで焼き上げた、サクサクの食感が人気です。
クロワッサンの発祥には諸説あり、その中の一説にはかの有名なマリー・アントワネットも登場するので、気になった方は調べてみるのも面白いかもしれませんよ。
・イタリアのパン
フォカッチャ
フォカッチャはイタリアの伝統的な平たいテーブルパンのことで、イタリア語で「火で焼いたもの」という意味を持ちます。
ピザの原型とも言われていますが、実際に具を置いて焼く習慣はないようです。日本ではスープと合わせて食べることが多いですね。
・ドイツのパン
プレッツェル
中世ヨーロッパでほどよい塩気とカリカリの食感で、ビールなどにピッタリのプレッツェルも、やはりビールの国ドイツが発祥でした。
プレッツェルが独特の形をしている理由はいくつもの説が存在しています。
有名なのは、「修道士がお祈りの勉強をしていた子ども達のために、あまった生地で焼いた」というもので、プレッツェルという名前もラテン語で「腕」や「組み合わせた腕」を意味する言葉が語源とされています。
・アメリカのパン
食パン
食パンは、コロンブスがアメリカ大陸に辿り着いた時に、現地開拓者のために用意されていたものが始まりだと伝えられています。とはいえ、食パンの起源も諸説あるようで、配給や保存がしやすい食パンは、近しいものがヨーロッパなどの国でも当時から作られ、愛されていたようです。
日本では少し前に高級食パンがブームを起こすなど、脇役ではなく主役としての地位を確立しています。
ベーグル
ベーグルと言えばアメリカ、特にニューヨークのイメージが強いですが、元々はユダヤ人が宗教的な意味あいで焼いていたパンだったそうです。
ヨーロッパを中心に食べられていたのですが、世界恐慌や世界大戦などをきっかけにユダヤ人迫害が発生したこともあり、多くのユダヤ人がアメリカへ移住したことで、アメリカ国内で広く広まったとされています。
ベーグルを焼く直前、生地を一度ゆでることで、あの独特なもちもちした食感が生まれるのです。
・日本のパン
実は日本が発祥となっているパンもたくさんあるんです!とくに有名なのは、アンパン、ジャムパン、カレーパン、クリームパンといった、パンに様々なものを詰めるタイプのパンです。
海外ではパンを料理と一緒に食べることが多い為、それ自体に料理が詰まっているタイプのパンは、世界的に見ても珍しいみたいですよ。
また、メロンパンも日本が発祥。焼き上がりがのメロンの皮のよう見えるからとか、メロンエッセンスを加えているからとか、メレンゲを使っているからとか、名前の由来は様々あるようです。
さいごに
普段何気なく食べているパンも、色々な国は発祥であることがお分かりいただけたと思います。今度パン屋さんに行ったら、手に取ったパンがどの国で生まれたのかを調べてみるのも楽しいかもしれませんね!
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