留学・ワーホリ生活も中盤!海外生活も大分板についてきた頃・・
そんな皆さん。英語力の伸び悩み、感じていませんか?
・分かったふりをして、頷いてしまうことがある…
・咄嗟の一言は 『 I don‘t know. 』
・みんな何で笑ってるの? 分かってないの私だけ??
こんな事、続いていませんか?
自分なりに頑張っているのに、何故か成果がついてこない…。そんなお悩みを持つあなたに、帰国前の総仕上げ!滞在終盤に語学学校に行く大きなメリットをお届けしていきます。
≪目次≫
・英語習得に必要な就学時間って?
・英語の成長曲線ってどんな形?
・現地でやるべき!効果的な就学方法って?
英語習得に必要な就学時間って?
元々、一から実用レベルの語学力を身に付けるためには、英語漬けの環境下で2,200時間以上の勉強が必要と言われています。
これは、1日5時間勉強したと仮定すると、440日はかかる計算ですから、1年間毎日欠かさず勉強してもまだ3ヵ月足りない、というボリュームです。
ですから、現時点で目に見える成果が出ていなくても焦る必要なんてありません。まだまだこれから挽回できる!という事ですから。
英語の成長曲線ってどんな形?
英語の成長を成長曲線に表すと、凡そ下記の通り。
勿論、前述した通りしっかりと就学環境を確保することが前提となりますが、
多くの方が最初の停滞期ともいえる横ばいの期間を超えた先で、大きく成果を伸ばしており、更に、一定以上成果が出始めてからの伸び率は速いという特徴があることが分かります。
人によって様々ですが、多くの方が就学開始から3-5ヶ月頃に大きな停滞期を迎える為、この時期に成長を感じることが出来ずに、就学継続を諦めてしまうという方が多いようです。
一方で、その時期を乗り越えて就学を継続した方は、その後大きく成長を実感できている場合が多いということが分かります。
以前に【帰国後に後悔しない為に知っておきたい事10選】というブログ記事で、
『もっと学校を短くすればよかった』 『もっと学校に通っておけばよかった』の二つの後悔を比較していますので、是非こちらの記事も併せてご確認ください。
- 『もっと学校を短くすればよかった』
この後悔もよく耳にします。ですが、語学学校の期間設定について後悔している方の話を色々と聞いていると、一つの法則が見えてきます。
それは、元々比較的短めに語学学校に通った方ほど、後になって『もっと学校を短くすればよかった』という後悔を口にしているという点です。
英語に関わらず、元々言語習得とは時間をかけて行うものであり、ある有名な研究では、十分な英語力を取得する為には、英語漬けの環境下で2,200時間以上が必要という結論が出ています。
これは、1日辺り5時間勉強をしたと仮定すると、440日はかかる計算で、少なくとも、1年3ヵ月は時間が掛かるということが分かります。
対して、ワーホリ・留学生は色々な事情から3ヵ月(12週間)程度の短期間の就学をされる方多く、この時間内 (必要時間の1/5) で成果を大きくあげることは、非常に難しいということが分かります。
結果として、十分な成長を体感することが出来ず、ご自身の中には (3ヵ月も学校に行ったけど、あまり成果は無かったな…これ以上やっても同じかも) という事後評価と、就学に対する疑念が強く残ってしまうようです。
- 『もっと学校に通っておけばよかった』
前者に対し、もっと学校に通っておけばよかったという方には、逆の法則が当てはまります。
帰国後又は渡航終盤にこの後悔を口にする方の多くは、元々ある程度の期間 (凡そ6-7ヶ月程度) は語学学校に通っている方が多くなります。
先に述べた通り、語学習得には2,200時間もの時間が必要な訳ですが、これらの方の就学時間というのは凡そ1000時間前後となり、必要な習得時間の半分ほどということが分かります。
この場合、ほとんどの方が、目に見える(体感できる)レベルの成果を感じている為、
(もっと頑張れば、もっと喋れるようになるかも!) という、就学効果に対する確信が生まれやすくなります。
その結果として、『折角の機会だったし、もっと学校に通っておけばよかった』という評価が残るようです。 一瞬一瞬で物事を頑張れる人はたくさんいますが、継続して何かを頑張り続けることは誰しもができることではありません。まだ続けたいお気持ちがあるという方は、後悔の無いように、今のうちに出来る限りのことをしてみて下さいね。
〝継続こそ力なり〟という言葉がありますが、成果は目に見えていないだけで着実に自身に積み重なっているはず。
留学は一生に何度もある機会ではありませんから、開花する時期を信じて、ひたむきに頑張り続けるという姿勢が最も大切なのかもしれませんね。
現地で行うべき!効果的な就学方法って?
とは言え、モチベーションを長く保つことって簡単な事では無いですよね。皆人間ですから、気持ちの上がり下がりは当然あることと思います。特に、中々成果が見えてこないとなると、努力し続けるというのは日に日に難しくなるでしょう。
また、語学学校なので就学を続けるには、かなりの予算が必要となります。
まとまったお金を用意することが出来ず、長期間の就学継続が出来ないという方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたに是非試していただきたいのが、留学・ワーホリ生活の終盤になってから再度語学学校へ通うという方法です。
おススメの理由は3つあります。
a. 就学効果が高い
自身が一番英語に慣れている状態で改めて語学学校に通ってみることで、最初の頃には得ることができなかった、より深い学びが得られることに気が付きます。
以前にも増して、先生の言っていることが理解できたり、積極的に発言できたりと、より能動的に授業に参加できる為、この時期の就学で得るものは非常に大きいです。
また、留学終盤に自身の弱点を再認識できることも重要で、筆者は渡航10ヶ月目でth (θ/ ð) や sh(/ʃ/)の発音を徹底的に直されました。自分ではそれまで気が付くことが出来ずにいたので、とても助けられたのを今でも覚えています。
b. 勉強のモチベーションを仕切り直せる
先にも触れましたが、長い間継続して何かを続けるというのは、英語の勉強に関わらず大変なことですよね。
でももしこれが、最初の数ヶ月と、最後の数ヶ月に分かれていて、しかも最後の数ヶ月では自身の英語力向上を非常に体感し易い。としたらどうでしょうか?
例.) ワーホリで1年滞在の場合
頑張れそうな気がしませんか?
勿論、成果は人によりますが、どうしたら効果的に成果を上げることが出来るのか、モチベーションのコントロールも含めて、工夫をしてみることが大切ですよね。
c. ワーホリ・留学生活中盤で予算を貯め直せる
通常最初の期間に語学学校へ短期間だけ通う留学・ワーホリ生の多くは、予算的な問題を抱えている場合が多いですよね。語学学校に半年間通おうと思えば、学費だけで予算は凡そ80万円程度掛かりますから当然です。長く勉強したいけど、予算的に難しい…という方は珍しくないでしょう。
ですがご存じの通り、ワーホリでは現地でお仕事をしながら、予算を貯める事が可能です。帰国までに新たに貯金をして帰られる方も決して少なくありません。
筆者は現地に滞在中、地方ホテルの住み込みのアルバイトを半年間行い、その期間だけで80万円以上貯金を蓄えることが出来ました。そう。 勿論そのお金で新たに学校に通い直すことも可能な訳です。この方法であれば、初期費用で賄うことが出来ない就学予算を、現地滞在中に捻出することが出来ますよね。
勿論お金は大切ですので、帰国後の就職活動や生活に備えてある程度残しておくことも重要です。ですが、自身の留学・ワーホリ経験や、英語力を活かして留学・ワーホリ後にも色々なことにチャレンジしたいという事であれば、帰国後の就職活動、更にはその後の人生に活かす為に、ワーホリ国にいるうちに、出来るだけ英語力を引き上げ、成果としての英語資格やスコアを取得することが何よりも重要なのです。
お金は帰国してからでも、また稼ぐことが出来ます。でも、留学・ワーホリの時間は戻ってきません。人生の内、一番英語力を上げることが出来るチャンスは現地にいる〝今〟だけです。
〝今〟しかできない事を大切に、自身への上手な投資方法を模索してみてくださいね。
如何でしたでしょうか。
本日は、英語力向上の考え方と共に、帰国前の総仕上げ!滞在終盤に語学学校に行く大きなメリットをお届けいたしました。
少ない予算でも、最後まであきらめない気持ちが大切です!あなたの留学・ワーホリが最高の経験になる事を心より応援しています。
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