旅行や留学などで海外渡航をしたら、必ず味わうべき現地のグルメがありますよね。そこでしか楽しめない食材や料理は、渡航先の思い出をより鮮やかに、特別なものにしてくれます。
今回は、ワーホリ・留学渡航先としての一番の人気国、オーストラリアで味わうべきグルメ5選を紹介します!
<もくじ>
・オーストラリアで味わうべきグルメ①:オージービーフステーキ
・オーストラリアで味わうべきグルメ②:BBQサンドイッチ
・オーストラリアで味わうべきグルメ③:ミートパイ
・オーストラリアで味わうべきグルメ④:パブロバ
・オーストラリアで味わうべきグルメ⑤:ベジマイト
・オーストラリアで味わうべきグルメ①:オージービーフステーキ
オーストラリアのグルメと言えば、まず真っ先にこのオージービーフのステーキを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
基本ですが、「Aussie(オージー)」とは、「オーストラリアの~」と言う意味の形容詞です。「Australian(オーストラリアン)」よりもカジュアルで、オーストラリア人に好んで使われます。
オージービーフは安全性と栄養価が高く、日本でもとても人気がありますよね。広々としたオーストラリアの草原で放牧されて育つ牛は運動量が多いので、その肉も赤みが多く、脂肪は少なめ。
オーストラリアでは、スーパーや市場で美味しいステーキ肉が比較的安価で手に入るので、家庭でも気軽に食べることが多いです。ただ、そのサイズには皆さん最初は驚くことでしょう。
日本で食べる牛肉をイメージすると胸焼けしそうなサイズでも、オージービーフは旨みがギュッと凝縮されていて、かつ重たくないので、女性でも意外なほどたくさん食べられてしまいますよ!
ホームステイ先の食事やレストランで、ぜひ本場の味を楽しんで下さい!
・オーストラリアで味わうべきグルメ②:BBQサンドイッチ
最初にオージービーフステーキを紹介しましたが、オーストラリアでは日本に比べてお肉をより沢山食べます。ジューシーなお肉を楽しむ場として、オーストラリアで非常に人気があるのが、BBQです!
ビーチでBBQ、キャンプでBBQ、パーティでBBQ、スポーツイベントやライブ会場でBBQ。屋外で人が集まったら、大抵いつもBBQがセットになっていると言っても過言ではありません!
そして、オーストラリアのBBQは、ただお肉を焼いて食べるだけではありません。他の国に比べて特徴的なのは、BBQで焼いたステーキやソーセージを食パンで挟んでサンドイッチにして食べる習慣があるのです(ステーキは食パン2枚でサンドして、ソーセージは食パン1枚で包むように持って食べるのが一般的)。
サンドイッチと言うと、レタスやトマトやチーズが挟まっている様子を想像しがちですが、オーストラリアのBBQサンドイッチは基本、食パンと肉オンリー。加えるとしても一緒に焼いたオニオンくらいで、あとはそこにBBQソースやトマトソースをたっぷりかけてかぶりつきます!シンプルで美味しい、オージー感を楽しむためには欠かせないグルメです。
イベントごとに出かけると高確率で出会えるオーストラリアならではのグルメですので、ぜひ食べてみましょう。
・オーストラリアで味わうべきグルメ③:ミートパイ
ミートパイは、これぞオーストラリアグルメの代表格!と言われるものの一つ。2003年には、ニューサウスウェールズ州の首相によって「国民食」として位置づけられました。
日本でパイと言うと、アップルパイやパンプキンパイのような甘いお菓子をイメージしますよね。でもオーストラリアのミートパイは、ミンチや荒く切った肉とグレイビーソースが入っています。
中身のお肉はビーフが定番ですが、チキンやラム肉なども人気があります。お肉の他にも、タマネギやポテトやマッシュルーム、チーズや豆類など、異なる野菜や具が入ることがあります。
ボリュームがありしっかりお腹が膨れますが、非常に手軽でどこでも買えるのが魅力。近所のパン屋さんやカフェ、食堂などでも売っていますし、スーパーなどでテイクアウトや冷凍食品としても人気です。筆者は留学中、学校の購買でいつもミートパイを購入し、ランチやおやつに食べていました。
パイの中見にはしっかり味が付いていますが、その上にトマトケチャップやBBQソースを掛けて食べることが多いです。バリエーションも多く、グラタンのようなホワイトソースと一緒に包んであるものや、メキシカン風、インドカレー風、ベジタリアン風など、様々な味を楽しんでみるものいいですね。
そんなオーストラリアの日常のお手軽グルメ、是非試してみて下さい!
・オーストラリアで味わうべきグルメ④:パブロバ
ここまで、ジューシーなお肉系グルメばかりを3点ご紹介してきました。次は一転、甘党に大人気のオーストラリアの人気のスイーツグルメをご紹介します!
オーストラリアの伝統的なスイーツと言えば、甘いメレンゲのケーキ、パブロバ(Pavlova)。メレンゲをオーブンで焼いて、その上に生クリームとたっぷりのフルーツをデコレーションします。
外側は軽くサクサクとしていて、中はしっとり。リッチなクリームと爽やかなフルーツとのコンビネーションも最高で、大変癖になる美味しさです!パブロバに乗せるフルーツはどんなものでも大丈夫ですが、一般的にはベリー系やキウイフルーツ、パッションフルーツなど、少し酸味があるものとの相性がいいようです。
オーストラリアではお祝いの時など、大勢が集まる機会があるとよく出されるケーキですが、最近では「小麦粉を使わない為、一般的なケーキよりカロリーが低い」こと、「見た目が華やかで映える」こと、「材料が手に入りやすい上、工程がシンプルで家庭でも作りやすい」ことなどが理由で、日本でも人気が出てきているようです!
レシピなども沢山見つけて頂けるので、お味が気になる、と言う方は、オーストラリアに行く前に、ご自宅でもチャレンジしてみて下さいね。
・オーストラリアで味わうべきグルメ⑤:ベジマイト
最後に紹介するのは、オーストラリアのグルメの中でも特に変わり種として有名な、ベジマイトです。
ベジマイトとは主に食パンなどに塗って食べる発酵食品なのですが、その味は塩辛く独自の風味がして、初めて食べる人の多くは衝撃を受けるでしょう…。最初からベジマイトを「美味しい!」と感じる人は圧倒的少数派だろうと言わざるを得ません。
日本でいうところの納豆やクサヤのような立ち位置ですね。オーストラリア人でも、好き嫌いは結構分かれます。
見た目は真っ黒なペースト状で、一見チョコレートのよう。筆者も最初、ホストシスターに「チョコレートトースト食べなよ~」と騙されて口にし、想定外の味に悶絶しました…。しかし、ホストファミリーが一家そろってベジマイト好きだったので、2回目、3回目と少しずつ齧らせてもらっているうちに、なんだか美味しいような気がしてきて、いつの間にか好きになっていました。皆さんも、最初の衝撃にめげずに是非何度かトライしてみて下さい!そのうち癖になること間違いなしです。
ベジマイトを楽しむためのアドバイスは、ベジマイトのみではなく、バターを先にトーストに塗っておくこと。あるいは、ベジマイトにチーズを合わせるのも美味しいです。ベジマイトを薄く塗ったトーストに、アボカドのスライスを乗せて食べるのもオススメですよ!
いかがでしたか?
オーストラリアに行ったら、是非現地ならではのグルメ思い切り楽しんでくださいね!
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