ワーホリに行ったら世界中に友達を作りたい!
海外に行った友達が色々な国の人と交流してる姿をみて自分もうそうなりたいと思った。
せっかく海外にいるけどなかなか友達作りが進まない…。どうやって輪を広げればいいのだろう?
ワーホリ協会ではこのようなお話を日々たくさん伺います。そこで今回はワーホリで世界中に友達を作る!ワーホリで友達作りを成功させる方法を伝授いたします。
<目次>
・ワーホリ先での友達作りのコツ
・言語の壁を越えて友達と繋がる方法
・長く続く交友関係を維持するには
ワーホリ先での友達作りのコツ
ワーホリでの友達作りにはいくつかの方法があります。
ただ一番大事なことは『自ら行動』することです。ずっと受け身でいてはなかなか友達の輪を広げることはできません。日本で友達を作るときってどこで作りましたか?恐らく学校、お稽古、アルバイトやお仕事先、そういったコミュニティに自然と自分が参加することで得た友達がたくさんいると思います。
一方でワーホリは期間が限定されていて、大人になってから身一つで海外に行くのですから、日本のように小さい頃からの周りの環境から自然と繋がっていったコミュニティ環境が必ずしもあるわけではありません。
ワーホリは
語学学校に行ってもいいし、行かなくてもいい。
お仕事をしてもいいし、しなくてもいい。
何かイベントに参加してもいいし、しなくてもいい。
何もせずに誰かとほとんど話さず、ずーっと1年間を過ごすことも勿論可能です。
そのため、友達を作りたいのであれば自ら行動してコミュニティに参加をし、周囲の人と話すキッカケを自分で創り出す必要があるのです。
それでは実際にワーホリで友達作りをするコツをお伝えいたします。
1. 語学学校に通う
まずはワーホリでの生活力をつけるためにも語学学校に通いましょう。語学学校は文字通り語学を勉強する場所ですが、それ以外にもメリットはたくさんあります。
まず、自分の語学力に合わせてレベル分け、クラスが用意されているので、ご自身と同じぐらいの語学力を持った世界中から集まるクラスメイトと話す機会を持てます。特に授業ではペアワークをしたり外に出て行う課外授業などもあったりするので自然と話す機会が多くなります。
ここで注意したいのは、日本人同士で固まってしまうことです。語学学校には自分以外の日本人生徒もいるでしょう。海外で出会う日本人の新しい友達も勿論大事ですし、一生ものの友達になるかもしれませんが、語学力を伸ばし世界中に友達を作りたいのであれば積極的に日本人以外の人とも話す機会を持つようにしましょう。
その他、語学学校では仕事探しに必要なレジュメの書き方や面接方法を学べたり、カフェワークスキルなどを学べるコースを用意している学校もあります。ワーホリで仕事も探したいならぜひ活用していきましょう。
2.地元のイベントやグループに参加する
地元のイベントやクラブ、コミュニティグループに参加することで、共通の興味を共有しやすくなります。日本でも各地で様々なイベントが毎月のように開催されていると思いますが、それは海外でも同じです。
フェスティバルなどに参加をするのも良し、趣味などから習い事を始めるのもいいでしょう。最近では健康を気にされている方も多いのでマラソン大会やジムに定期的に通う方も増えていますよ。
3. シェアハウスやホステル、共同生活スペースを利用する
海外では生活費を抑えるためにも一人暮らしはせず、ホームステイやシェアハウスで滞在されている方が多いです。
なかなか家族以外との共同生活に抵抗がある方も多いかもしれませんが、良くも悪くも経験値を増やしてください。海外の方と住むことによって大変なことやビックリすることもあると思いますが、宗教について学ぶ機会になったり、母国料理やゲームを教えてもらったり新しい経験もたくさんできます。
ワーホリ先で旅行などをされる方も多いと思いますので、その場合もホテル以外の選択肢としてホステルなどに滞在してみると、共同の生活スペースやイベントで他の旅行者や現地の人たちと簡単に出会えます。
4. 仕事をする
ワーホリでは生活のためにもやはり仕事はしたい、という方も多いですよね。お仕事先でもたくさんの出会いがあります。同僚は勿論、レストランやカフェであれば常連のお客様と日々接することで現地の方との出会いも多くあります。
お仕事を始めたらなるべく出会う人の顔や名前を覚えて積極的に自分から声をかけるようにしてみてください。人は自分や自分が以前何気なく話したことを認識して覚えてもらえているととても嬉しいものです。
5. アプリやソーシャルメディアを活用する
昨今では多くのアプリやSNSで友達作りをすることも可能です。ランゲージエクスチェンジや現地の方との交流を企画しているイベントなど積極的に見てみましょう。
注意点としては友達作りだけではなく、出会い目的で利用している人もゼロではないので、夜に会うのは避ける、人が多いカフェなどで会う、イベントなら信頼できる友達と複数人で行く、など自己防衛もしっかりしましょう。
言語の壁を越えて友達と繋がる方法
出会うことができても語学力に自信がなく、コミュニケーションが取れないと友達までなれないケースもあるかもしれません。そうならないように言葉の壁を越えて仲良くできる方法もしっかり押さえておきましょう。
1. 身振りなどのボディランゲージや表情を活用する
まだ語学力に自信がない場合は、やはり身振りなどのボディランゲージや表情を活用することで感情や意図を伝えやすくなります。手でシンプルなジェスチャーを交えたり、笑顔で相手の話に興味を持つように心がけることが重要です。
2. 基本的なフレーズや挨拶を学ぶ
まだ語学に自信がない間は基本的なフレーズや挨拶を事前に覚えておくようにしましょう。さらにスモールトークと呼ばれる雑談や世間話をうまく活用し、いくつかパターンを持っておけば何も話すことがなくて困ってしまう、という状況を防ぐことができます。天気について、気分について、最近の時事ネタなど日頃から準備をしておきましょう。
また、ワーホリでは会話は英語でも相手の母国は違う、というパターンも多くあります。例えばドイツ人ならドイツ語の挨拶やお礼を、中国人なら中国語の挨拶やお礼の言葉を、というように相手の言語に興味を示して伝えると相手も喜んでくれますしとても友好的な印象を与えることができます。
3. 画像や図を使ってコミュニケーションする
最近では直接紙やペンがなくても、スマートフォンやipadなどを活用して絵や図を描いて伝えることで、言葉の壁を感じにくくなります。さらに場面や物事を視覚的に示すことで、コミュニケーションがスムーズに進みます。
4. 言語学習アプリやAIチャットを活用する
もしうまく伝えることができず困ったら、言語学習アプリやAIチャットも活用してみましょう。昨今のものは性能がとてもいいものが多いので自分の伝えたい意図をそのまましっかり訳してくれるでしょう。
ただ、頼りすぎてしまうと自分の語学力の上達やコミュニケーション能力向上には必ずじも役立たないかもしれませんので状況や頻度をよく考えて活用してみてください。
5. 興味を示し、質問を使って会話を進める
言葉は勿論重要ですが、海外の方とコミュニケーションをとるうえで本当に大事なことは、相手自身のことに興味をもつことやバックグラウンドを理解することです。
失礼にならない質問を通じてコミュニケーションを進めることで、対話が深まります。相手の話にしっかりと耳を傾け、興味を示しながらコミュニケーションを楽しんでくださいね。
長く続く交友関係を維持するには
海外という広い世界に飛び込みできた世界中の友達。
せっかくならワーホリ生活が終わって日本に戻ったり他の国に行ってもずっと仲良くしていきたいですよね。最後に一時では終わらない、長く続く交友関係を維持するポイントを3つお伝えいたします。
ポイント1 : イベントの時期にカードやメッセージを送る
相手のお誕生日には必ずメッセージを送ったり、クリスマスの時期にはクリスマスカードを送ってみたりしてみましょう。もし余裕があればスマホなどのメッセージではなく市販に売っているカードを活用すると直筆で心がこもった贈り物ができます。
特にバースデーカードやクリスマスカードは日本っぽさを出すことができるイラストなども多く販売されているのでぜひ日本の文化も感じていただけるものを選んでみてくださいね。
ポイント2 : 定期的にSNSなどを活用してコメントやリアクションをする
FacebookやInstagramなど、多くの人が利用しているSNSを活用して友達と繋がっている人も多くいると思います。ただ見るだけではなく、積極的にコメントをしたりリアクションを活用しましょう。物理的距離があっても気にしてくれている、興味を持ってくれている、と相手も嬉しく思うはずです。
ポイント3 : 相手の国に遊びに行ったり、日本に遊びに来たら声をかけてもらうよう伝えておく
時間ができたらぜひ相手の国に遊びに行きましょう。これまで言葉でのみ聞いていた文化や景色が肌で感じられるはずです。またその際は必ず行く前に友達に連絡をとって、おすすめの場所を聞いて見たり可能だったり会う時間を作ってもらいましょう。
いかがでしたか。
世界に友達ができるとまさに自分の世界が広がります。全く異なるバックグラウンドを持った友達はあなたのこれからの人生にも刺激を与えてくれること間違いなしです。
ワーホリに行ったらぜひ積極的に行動してたくさんの友達を作ってくださいね。