ワーキングホリデーや留学中の生活拠点として、シェアハウスはとても人気があります。
実際に、ホームステイを1~2か月ほどしたあと、自分で部屋探しをするというパターンが最も一般的ですが、その選択肢の1つがシェアハウスです。
でも、シェアハウスがはじめての人や、知らない人との共同生活に不安を感じる人も多いでしょう。
そこで今回は、シェアハウスに住むメリットと、実際に住むとなったときの注意点について紹介していきます。
<目次>
・海外のシェアハウスってどんな感じ?
・シェアハウスに住むメリット
・シェアハウスに住むときの注意点
海外のシェアハウスってどんな感じ?
一般的に、一つの賃貸住宅に、プライベートスペースとパブリックスペースを設け、共同生活を送るのが「シェアハウス」です。
海外でのシェアハウスは、その物件のオーナーか、そこを代表で賃借している人がいて、その人が一緒に住む相手を探しているというケースが多くみられます。
ルームメイトを募っている場合は、よく「Roommates Wanted!」などの掲載がでているでしょう。
室内のイメージとしては、リビングやキッチン、バス、トイレなどは共用で、各自には個室があるといった感じです。
ただ、注意したいのは、物件によってもともとそろっているものが様々である点です。
例えば、「Furnished」と書いてあれば家具付きですし、前の利用者が残していった家具・家電などを使えるパターンもあります。
もし、これからシェアハウスに移ろうかなと思っている人は、部屋の設備をしっかりチェックしてから、部屋を決めるようにしましょう。
個室だけでなく、水回り環境(キッチン・バスルームなど)もがきれいに保たれているかどうかも大事ですね。
なるべく、ネットだけで判断せず、いちど部屋の中を内見させてもらうのをおすすめします。
シェアハウスに住むメリット
・ホームシックになりにくい
ひとり暮らしだと、帰ってきて家に誰もいないため、ときに寂しさを感じることもあります。一方シェアハウスでは、入れ替わりだれかが家にいることが常です。
そのため、すぐに話し相手がいたり、夕飯を一緒に食べたり、人とのつながりを感じながら、生活することができます。
みんなでワイワイ過ごすのが苦手でなければ、シェアハウスは、ホームシックになりにくく、現地の生活になじんでいけるスタイルといえます。さらに、学校やバイト先以外の友達を作れるメリットもあります。
自分と同じように海外からの留学生として、新しい環境に馴染もうと、がんばっている仲間もきっといるでしょう。お互いに助けあったり、情報共有する中で交友も深まりますし、なにより安心感が得られますね。
・家賃を抑えられる
ルームメイト同士で、単純に割り勘の場合は、1/3、1/4...と、家賃を大幅に抑えることができます。
部屋によっては、支払い配分が均等でないケースもありますが、一人暮らしに比べれば、はるかにリーズナブルです。
また、洗剤やトイレットペーパーなど、必ず全員が使うものについては、みんなで共同購入しているところもあります。
とくに海外だと、日本と違い、一人で使うのには多すぎるパッケージでしか売っていないことも多いので、無駄がなくて便利です。
さらに、電子レンジなどの家電や、キッチンツールなどを最初のうちだけでも、共同利用できれば、初期費用を抑えて、生活スタートできる点も大きなメリットです。
現地で仕事探し中の人や、あらかじめ予算がきびしい人にとっては、シェアハウスは大変おすすめです。
・ルームメイトとの会話で語学上達
おそらく、この点がシェアハウスを選ぶ最大の魅力かもしれません。
日常的に英語に触れる機会があるため、英語でのコミュニケーションの時間がぐんと増えます。とくにリスニング力やスピーキング力を伸ばす近道になるでしょう。
ここで、「もっとスキルアップしたい人」「毎日を有効に過ごしたい人」へのアドバイスです。ルームメイトとの会話の中で出てきた、わからない単語やフレーズをそのままにせず、できるだけ解消するようにしましょう。
例えば、「聞きたいと思ったのに、すぐにフレーズが出てこなかった。。」なんてことがあったら、その日のうちにWeb検索して、1つ1つ「わからない」を「わかる」に変えていくことが大切です。
ルームメイトがあなたにとって、最高の英語の練習パートナーとなってくれるかもしれませんよ。
シェアハウスに住むときの注意点
・家賃に含まれるものをcheck!
まずは、家賃の「中身」については、契約時にしっかり確認しましょう。最近では、光熱費やインターネット使用料などが込みで、一律料金のところも多いようです。
ここで必ずチェックしたいポイントは、公共料金にあたるもののうち、何が「included(込)」/「excluded(別)」かという点です。
こちらも、オーナーさんやルームメイトとの取り決め次第なので、物件ごとに異なります。
後から、「想定より生活費が高くなってしまった」ということがないように、よく注意して部屋を決めるようにしましょう。
・生活ルールを知っておこう
住み始めてからの話にもなりますが、ルームメイト同士のルールについても、把握しなくてはなりません。
例えば、
*友達を招いていいのか?(OKの場合も時間が決まっている場合があります)
*友達を泊まらせるのはありか?
*シャワーの使用時間は決まっているか?
*共用部分の掃除担当は?
など、意外に知らないと戸惑うポイントがあります。
日本人同士であっても、共同生活するうえでは、みんなが気持ちよく過ごすために、少なからずスールを守りますよね。
とくにバックグラウンドが多様な人たちと過ごすとなれば、ライフスタイルの違いによるトラブルも、当然あると思います。
そんなときは、お互いが身につけてきた常識を受け入れる姿勢を心掛けましょう。
自分の価値観にこだわらず、円滑に対処できれば、シェアハウスもいっそう楽しめるはずです!
まとめ
いかがでしたか。シェアハウスはソーシャルで、自分次第では語学力も伸ばしていけて、とても魅力的です。ただ、毎月の支払い内容や共同ルールについては、しっかり確認するようにしましょう。
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