ワーホリや留学で海外に行くと、新しいチャレンジや日本ではなかなか味わえない経験が皆さんを待っています。
しかし、海外生活を過ごすうちに様々な原因でワーホリや留学のモチベーションが低下することがあります。
「このままでいいのかな?」という気持ちが出た時こそ、一度立ち止まって今までの海外生活を振り返ったり、今後のプランの立て直しをするタイミングです!
この記事では、ワーホリや留学中にモチベーションが低下してしまう原因と、その対処法について解説していきます。
後悔しないワーホリ・留学にするために、ぜひご参考にしてください。
ワーホリや留学中にモチベーションが低下する原因
①文化の違いや言語の壁
異国の言葉や文化にすぐ適応するのは、簡単ではありません。日本とはかっての違う文化や生活様式に戸惑ったり、今までの常識が非常識になったりと、自分の思うようにいかない事もたくさんあります。
また、言葉の壁があるとコミュニケーションや日常生活で不便を感じることもあり、自分の考えを十分表現できないことに悩まれることもあります。
新しい文化への適応にはある程度時間を要し、その過程で葛藤や不安を感じたり、自分の無力さに自信を失うこともあるかもしれません。
対処法
新しい文化や言語に適応するには、まず焦らないことが重要です。ゆっくり時間をかけて自分自身を慣らす気持ちで生活してみてください。
そして、「郷に入っては郷に従え」精神でポジティブな姿勢を保つことを心がけましょう。現地の人々と積極的に交流することを心がけ、凝り固まった「日本脳」を少しずつ柔らかくしていきましょう!
言語学習は何より継続することが大切です。コミュニケーションにおいて失敗したり、悔しい思いをすることもあるかもしれません。その時は、何をどう伝えたかったのか、振り返って単語やフレーズを調べてみましょう。
総合的に勉強することも大切ですが、「できなかったこと」を「できるようにする」ことが結局は今後のコミュニケーションに役立つ一番の勉強法です。
②目標設定が曖昧だったり現実的でない
ワーホリ・留学では、観光とは違ってある程度長期間にわたり海外で生活することになります。より有意義な海外生活を送れるよう、渡航前に具体的かつ現実的な目標を立てることが肝要です。
目標が曖昧だと、なんとなく毎日を過ごしてしまいがちです。目指すべきところがないと、多少の困難も乗り越えることが難しく、「こんなはずじゃなかった」「理想と違った」と、海外生活を途中リタイアする人も少なくありません。
また、目標が多すぎたり、あまりにも高い場合、達成や成長しているにも関わらず実感が持てないことでモチベーションを維持するのが難しくなることがあります。
対処法
せっかくの海外経験を今後の人生に活かせるよう、渡航の目的や現地で達成したい目的をしっかりと設定しましょう。
また、目標を具体的かつ現実的に設定することが重要です。大きな目標を達成するために、まずは小さな目標を設定して段階的に進んでいくことが効果的です。
また、目標達成のための計画を立て、途中で進捗状況を確認しながら調整することも大切です。「できた」という達成感を味わいながら、自信を積み重ねて目標達成まで突き進んでください!
③他のワーホリ生・留学生との比較する
現地では、自分と同じようにワーホリや就学にきている日本人に出会うことがあります。特に自分の思い通りにいかない日々が続くと、他人と比較しがちなため注意が必要です。
「自分よりも語学が堪能」「自分よりも時給の高い仕事をしている」「自分より楽しそう…」などネガティブに考えればキリがありません。これが続いてしまうと、自己評価が低下し、自信を喪失してしまいます。
対処法
その国にワーホリや留学に来た理由や目的は人によって様々です。それぞれが目指すところに到達すべく、自分の決めた自分だけの道を進んでいます。それらを比較するのは少しムリがあるのではないでしょうか。
自分と他のワーホリ生・留学生を比べることは避け、自分自身に焦点を当てることが大切です。自分自身の成長や進歩状況を見つめ直し、他の人と比較するのではなく、自分のペースで進んでいくことを意識してみてください。
また、自分の成長を妨げたり、マウントばかり取ってくるような人が周りにいるのであれば、その人とのかかわりを断ってしまう方がいいでしょう。
④人間関係からの影響
周囲の環境がモチベーションに影響を与えることもあります。
例えば、日本人ばかりとつるんでしまっていて、語学の伸びを感じなかったり、逆に一切日本人との関りを避けて、いざという時頼りにできる存在がいなかったり、と語学習得が目的の場合は、現地での日本人との付き合い方も工夫が必要です。
また、関わる人たちが否定的な雰囲気だったり、他人を蹴落とすような競争心の強い場所に身を置くと、精神的なストレスが大きくなってしまうため、自分からポジティブな人付き合いを求めたり、自分の居心地のいい環境を作り上げることが大切です。
対処法
周囲の環境が自分の海外生活のモチベーションに影響を与える場合は、ポジティブな変化を求めることが大切です。
サポートや理解を得られる場所や人々と関わり、自分を受け入れてくれるコミュニティに参加することで自分にとってポジティブな環境作りが叶います。
意識的にネガティブな環境から離れ、自分にとって良い影響を与える場所や人々に囲まれるように努めてみてください。
まとめ
ワーホリや留学中のモチベーション低下は
①文化や言語の壁
②目標設定が曖昧だったり現実的でない
③他の留学生との比較
④周囲の環境の影響
などの要因が考えられます。
しかし、これらの問題に対処しモチベーションを維持すにためには、自分だけの目標を立てて、自分のペースで進んでいくことが鍵です。そのために、渡航前から自分はなぜ海外に行くのかや、そこでどんなことを達成したいのでかをしっかり考えていけるとベストです。
また、海外生活の節目ごとに、今までの経験を振り返ってみたり、目標の再設定や微調整を加えるようにしてみましょう。
海外生活を通じて新たな経験や成長を楽しむために、今回ご紹介した内容をぜひ活用してくださいね♪
<<おすすめ記事>>
・【渡航中や帰国後の不安にしっかり対応】ワーホリ協会のキャリアサポートをご紹介します!