ワーホリ帰国後に備えて「TOEICスコアアップ」につなげるためのコツ

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留学・ワーホリにチャレンジする理由として、やはり一番多くきくのは、

「海外で語学力を伸ばしたい!」です。

おそらく、今後のキャリアのことも考え、TOEICのスコアアップを目標にする方もいるでしょう。具体的な到達レベルを決めて、渡航のプランニングすることはとても大切ですね。

 

しかし、海外に滞在したからといって、必ずしもスコアの伸びにつながるかというと、実はそうとは限りません。

そこで今回は、留学・ワーホリ経験を、ちょっとでもTOEICの伸びに生かすコツついてご紹介します。

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<目次>

・ワーホリで伸びるスキル ≠ TOEICスキル

・スコアアップにつなげる現地でのコツ

 ①日本人が少ない職場ではたらく

 ②英語学習を継続する

・どうしても資格のスコアが伸びやんだら…


ワーホリで伸びるスキル ≠ TOEICスキル

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ワーキングホリデーは、現地で収入を得るまでの滞在資金と、所定の手続きを完了すれば、語学力にかかわらず利用できます。(※18歳から30歳までに要ビザ申請)

仮に、渡航時のTOEICが300~400点程度だったとしても、チャレンジ自体は可能です。

 

もちろん、英語でのコミュニケーションレベルが高ければ高いほど、就職できる職種の幅は広がります。

日本人スタッフの多いジャパレスの他に、ローカルレストランや、観光案内、ホテル業務といったお仕事も、検討できるようになりますね。

 

ここで注意したいのは、ワーホリで伸びるスキルと、TOEICで必要となるスキルは、根本的に異なる点です。

 

ワーホリ経験を通じて、大きく向上が期待できるのは、スピーキング力でしょう。

学校や職場、シェアハウスをしていればなおさら、英語ネイティブの人との関わりの中で、朝から晩まで英会話のチャンスがあります。

 

一方、TOEICはあくまで、リーディングとリスニング能力を測るテストです。

スコアを上げるためには、問題セクションごとの特徴を把握したり、設問を読み取るスピードアップなどが、ポイントになってきます。

テーマや頻出単語も、日常会話より、ビジネスシーン向けに設定されていますね。

 

そのため、ワーホリ経験によって、TOEICのスコアがアップし、帰国後の就職活動にも生かせるかというと、ややむずかしい面があります。

スコアアップにつなげる現地でのコツ

それでも、せっかく英語圏で暮らすのであれば、少しでも英語力アップにつなげたいですよね。そのためには、どんなことを意識して、現地で生活したらよいのでしょう。

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1. 日本人が少ない職場ではたらく

ワーホリでやれる仕事は、エリアによっても多種多様ですが、本気で語学力アップを望むなら、なるべく、日本人の少ない環境を選びましょう。

 

例えば、日本食レストラン(ジャパレス)は、経営者やスタッフが、ネイティブスピーカーでないことも多々あり、英語力を伸ばす目的には、あまり適しているとはいえません。

もちろん、海外生活に慣れていない人や、語学力に自信がない人にとっては、求められるスキルが低めのため、スタートとしてはおおいに活用できます。

 

もし、2つめの仕事を探していたり、エリアを変えてみようと思われている人は、現地企業が経営しているチェーン店や、ローカルのお客さんも多く利用する店舗を中心に、当たるのをおすすめします。

もちろん仕事中の指示は、すべて英語で受けることになるため、はじめは苦労の連続かもしれません。

ですが、英語をきく・話すチャンスが多いほど、速いスピードで英語力を伸ばすことができます。

 

ある程度、英語でのコミュニケーションに自信のある方なら、現地の企業で「アルバイト」枠での募集を調べるのも手です。

ぜひ、現地生活に慣れてきたら、ご自身のレベルアップのためにも、職場環境を見直してみてはいかでしょう。

 

2. 英語学習を継続する

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英語力が伸びる人と、そうでない人の決定的な違いは、ワーホリ開始後英語の自主学習を続けていることです。

 

渡航前に、英会話スクールなどに通って、少しでも英語に親しんでおこうという人はたくさんいますね。留学エージェントによっては、キャンペーンなどで、お得にレッスンを受講できるケースも増えています。

しかし、ほとんどの人が現地に行ってしまうと、ぷっつり学習をやめてしまう傾向にあります。

 

とくに、語学学校の期間が終わって、仕事の時間がメインになってからが、分かれ目といえるかもしれません。

「英語を話す環境にいれば、自然と英語力は伸びる」という認識では、実際のスキルアップにはつながりません。

大事なのは、『インプット&アウトプット』を意識しながら、日々生活することです。

 

アクションとしては、

◆新しく知った単語や、ネイティブとの会話でつかみきれなかったフレーズを、こまめにメモする。

◆なるべく時間を空けずに調べ、自分でも使ってみる。

 

この繰り返しが大変重要になります。これにTOEICの単語集・問題集も併用して、ベースを固めていくのが効果的です。

また、職場のコミュニケーションにおいて、できる限りフォーマルな言い回しを意識するようにするだけでも、効果アップにつながります。

 

シェアハウス生活をしていても、どうしても使うフレーズがパターン化してしまったり、文法があいまいのまま、流れてしまったりしますよね。

これでは、滞在中は問題なく過ごせますが、「帰国後の就活の場で、アピールできる材料がない」といった状況になりかねません。

そうならないためにも、積極的に自分で時間をつくり、学習を続けるようにしましょう。

 

どうしても資格のスコアが伸びやんでしまったら。。

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もしも「資格が思うように伸びないな、、」と悩んでいる人は、そこをカバーする別のアイテムを身につける、という選択肢もありです。

例えば、語学以外の「ビジネススキル資格」や、現地での「インターンシップ経験」などがあります。

 

まず、ビジネス資格においては、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)や、ファイナンシャルプランナー(FP)、社会保険労務士などがおすすめです。

 

実用性の高い資格の1つとして、ファイナンシャルプランナー(FP)をあげると、

税金・保険・年金など、お金にまつわる幅広い知識で、お客様をサポートする資格です。

金融機関や保険会社をはじめ、さまざまなな業界で活かせる機会があります。

 

また、インターンシップについては、現地の学校で紹介されていたり、学校のカリキュラムに組み込まれている場合もあります。

一般企業だけなく、チャリティ団体、ツーリズム関連、公共機関なども、比較的求人が多く出ているので、興味があるものは、早めにチェックしておきましょう。

 

注意点としては、インターンには、有給のものと無給のものがあるので、期間や条件をよく調べてから、応募する必要があります。
このように、自身のアピールになるピースを増やすことでも、帰国後のキャリアにそなえることができますよ。


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カテゴリ : ワーホリ
タグ : TOEIC, インターンシップ, スコア, ビジネス, ローカル, ワーホリ, 学習, 就職, 帰国後, 留学, 職場, 英語, 資格

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