【2024年版】企業が「今」ワーホリ経験者に求めるもの

時代の流れとともに企業が求職者側に求める人物像や能力も変化していきます。新しい年が明けた今、企業が求職者に求めるものとは、そしてワーホリ経験者だからこそ、求められるものとはなんなのでしょうか。今回は企業が「今」ワーホリ経験者に求めるものをコラムで紹介します。


<目次>

・企業が「今」求めている求職者像とは

・ワーホリ経験者だからこそ求められる要件

・ワーホリ経験を最大限に活かす方法

・まとめ


 企業が「今」求めている求職者像とは

企業が求める求職者には、以下のような特徴があります。

1. 技術的スキルと知識の深さ:デジタル技術の進歩に伴い、求職者はテクニカルスキルを持つことが重要とされています。具体的には、プログラミング、データ分析、AI、クラウドコンピューティングなどの分野でのスキルを求められます。

2. コミュニケーション能力:チームでのコラボレーションや顧客とのコミュニケーションが重要視されています。効果的なコミュニケーション能力(口頭、筆記、デジタルなど)を持つ人材が求められます。

3. グローバルな視点と国際的な経験:グローバル化が進む現代では、異なる文化や背景を理解し、柔軟に対応できる能力が求められます。企業は国際経験や語学力を評価する傾向にあります。

4. 解決能力と創造性:ビジネス環境はますます複雑化しており、問題解決能力と創造性が重要とされます。新しいアイデアやアプローチを提案し、創造的な解決策を見つける能力が求められます。

5. アジリティと柔軟性:急速に変化するビジネス環境に対応するために、アジリティと柔軟性が求められます。変化に対応し、迅速に適応する能力が重視されます。
※「アジリティ(Agility)」は、ビジネスや組織の文脈で使用される用語で、変化に対応し、柔軟性を持ち、効率的かつ迅速に行動する能力を指します。

6. リーダーシップとチームマネジメント:リーダーシップ能力とチームマネジメントスキルは、組織の成功に不可欠です。ビジネスの方向性を示し、チームを組織して効果的な成果を上げる能力が求められます。

これらの要素は企業によって異なる場合もありますが、現代のビジネス環境において、多くの企業が求める共通の特徴として認識されています。

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ワーホリ経験者だからこそ求められる要件

ワーキングホリデー経験者だからこそ求められる要件としましては、先の「グロバールな視点と国際的な経験」をより深堀し、語学力のほか、国際環境での自己管理や解決能力、コミュニケーション能力が求められます。

1.国際的な視野と異文化理解:ワーホリ経験者は異なる文化や環境で生活し働いた経験を持っているため、異文化への理解や柔軟性が求められます。国際的な視野を持ち、異なる背景の人々と協力しコミュニケーションを取る能力が重視されます。

2.語学力:海外生活において、滞在国の言語を学び話すことは不可避です。語学力は、ワーホリ生活における異文化で働く際にも非常に重要な要素であり、また企業はワーホリ生活で培った外国語を活かすポジションを求めることがあります。

3.自己管理能力:これまで身を置いていなかった他国での新しい環境での生活では、各諸手続きや仕事探しなど様々な場面で自分で行動、解決をしなければならない場面も多く、自己管理、自己調整能力や計画性が求められます。企業は、その経験を活かし自発的で柔軟な働き方をすることができる人材を探しています。

4.国際的なネットワーク:海外で生活をすると多国籍な人とのつながりを多く持つことができます。日本にいては出会うことのできなかった国籍の人と知り合う機会も多いでしょう。企業は、海外で培った国際的なネットワークを活かせる人材を求めることがあります。

5.適応力:すでにワーホリ経験で新しい環境や文化に適応する能力を持っています。企業は、変化に対応し、柔軟に対応できる人材を求めることがあります。

6.グローバルマインドセット:海外生活での経験から、ワーホリ経験者はグローバルな視点を持っていることが期待されます。異文化で働いた経験から、国境を超えた視野を持ち、グローバルなビジネス環境での活躍が期待されます。

これらの要素は、ワーホリ経験者「だからこそ」持っている特長であり、企業はワーホリ経験者にこれらの要素を活かせるポジションを用意し募集しています。

ワーホリ経験を最大限に活かす方法

ワーホリ経験を最大限に就職活動で活かすためには、ワーホリ経験から得られたスキルや価値を明確に伝え、自分の強みとしてアピールすることが重要です。そして、採用担当者に自分を採用した後の活躍をイメージしてもらえるよう、率先力になれることを面接という短い時間の中で印象付けることが重要です。そのためには、まずワーホリ経験で得た異文化体験や柔軟性、適応力を整理し、希望した企業で採用された後の自身の活躍しているイメージを言語化することが重要です。ワーホリ経験で得た多様性を尊重し、異なるバックグラウンドの人々と協力するイメージが伝えられる求職者は現代の職場で重宝されます。さらに、ワーホリ中に磨いたスキルを十分にアピールするために、語学力の証明書を取得しましょう。英語であれば日本で有名なTOEICも勿論有効ですが、今後海外企業や海外進出を考えている方はケンブリッジ検定やIELTSなどの英語資格が有効的です。もし、異なる文化やバックグラウンドを持つ人々と協力して仕事を遂行した経験がある方は、チームワークやリーダーシップのスキルを向上させる可能性があります。実際の事例やプロジェクトを挙げ、どのように協力し、問題を解決したかを具体的に伝えられるようにしましょう。

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まとめ

就職活動とは企業と求職者のマッチングです。ワーホリ経験を活かし、企業が求める人物像になるには、企業が求めているものを先にリサーチし、ワーホリ経験で得た経験や能力を言語化できることが非常に重要なことになります。

ワーホリ経験後の就職活動は、ワーホリ経験で得た個人の成長や多様な経験を自分自身で見つめ直し、考え、落とし込む大変良い機会であり、これらを自信を持ってアピールできるように準備することが成功への近道です。


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