こんにちは。
日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。
今年はサッカー界でも有名選手がビッグクラブに移籍するなど、だんだんと人気を取り戻しつつあるフランスサッカー。でも有名選手が移籍するのは決まってパリ・サンジェルマンがあるパリ。やっぱりみんな、パリが好きなのでしょうか。
という事で、今回はフランスリーグで未だ記録を破られていない前人未到の7連覇を達成しているオリンピックリヨンのホーム、リヨンについて紹介いたします!
■フランス第二の都市
リヨンはパリに次いで2番目に栄えている都市です。
内陸部にあるため冬は他の都市と比べると寒くなりますが、逆に夏は21℃前後を保っている温暖な気候が続く過ごしやすい都市です。
美食の都
まず、リヨンが農作物が多く取れる都市だという事を知っておくといいでしょう。有名なシャトレー牛やブレス州で取れる鳥肉、日本でも人気が出てきたジビエ(猟師が狩猟してきた鳥獣)など、リヨンは食材にとても恵まれています。これらの食材を用いた郷土料理が有名です。
そして、リヨンはブルゴーニュ、ボジョレ、リーヌ地方と呼ばれる地域がありワインが有名です。よくテレビのニュースで流れるボージョレーヌーヴォーはこのボジョレ地方で作られています。
絹の街
15世紀に当時の国王が自由市を行ったことによって絹産業が盛んになり、「絹の街」と呼ばれるようになりました。日本からカイコを輸入していた時代もあり、リヨンにある絹博物館や織物博物館で知る事ができるので一度見学に行ってもいいかも知れませんね。
また、横浜とリヨンは姉妹都市になって今年(2018)で59年を迎えます。2019年には60周年を迎えるので何かイベントがあるかも知れませんね。
金融の街
実はイタリアの有名な銀行家メディチ家がリヨンに支店を出した事がきっかけです。フランス初の証券取引所もイタリア人が建てています。その後、絹産業の発達と共に多くの商人や銀行家、文化人がリヨンに住むようになった事、銀行の本店が多くできたから、「金融の街」と呼ばれるようになりました。
世界遺産にもなっている「リヨン旧市街」には当時の在宅が多く残っているのでみて見る価値はありますね!
映画発祥の地
世界初の実写映画「工場の出口」がリヨンで撮影されました。この「工場の出口」の撮影者であるリヨン出身のリュミエール兄弟は「映画の父」と呼ばれています。 また、リュミエール兄弟は世界初の「カラー写真」を発明したことでも有名です。
映画の歴史とリュミエール兄弟が残した功績を見る事ができるリュミエール博物館がリヨンにあります。しかも、事前に予約をすると「工場の出口」に自分たちを登場させる事ができるサービスがあるそうです!
映画の出演者になるのも面白いかもしれませんね!
■観光名所
旧市街
世界遺産に登録されている地区です。15世紀から17世紀の建築物が集まっています。
独特の趣きがある石畳の小さな路地が入り組んでおり、「トラブール」と呼ばれる建物の1階をつきぬけた小道があります。なんでも絹を運搬する際に雨に濡れないよう、作られた秘密の抜け道だったそうです。ブションと呼ばれる庶民的なビストロや土産物店がたくさんあるので、色々と散策してみたいですね。
フルヴィエールの丘/ノートルダム大聖堂
前述でも紹介した世界遺産である「リヨン旧市街」からケーブルカーで向かう事ができます。ローマ時代から今まで残っている遺跡でリヨンの街並みを一望できる唯一の場所です。また、このフルヴィエールの丘にノートルダム大聖堂があります。
リヨンならどこからでも見る事ができるノートルダム大聖堂は、聖母マリアに奉献した世界遺産にも登録されている大聖堂です。毎年12月8日には聖母マリアに感謝するため街中にキャンドルを灯すという「光の祭典」が行われています。
死ぬまでに一度は参加してみたいですね。
いかがだったでしょうか。
リヨンについて少しでも知っていただければ幸いです。
それでは!
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