こんにちは。
日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。
ヨーロッパへ渡航しようと考えた時、どこの国に行きたいですか?
英語・フランス語・ドイツ語などの語学習得のために渡航するも良し、観光名所で渡航するも良し、自分の趣味にあった国に渡航するのも良し、ワーホリや留学の目的は人それぞれです。
今回はフランスという国について改めてご紹介します。
■フランスの基本情報
正式名称はフランス共和国であり、首都はパリです。
大統領・首相の半大統領制を取っており、主に外交は大統領、内政は首相が行っており、実質的な権力は大統領が持っています。
22の地域圏(「州」と同等、あるいは日本でいう「地方」と似たような捉え方)に分かれ、さらに細分化され100の県に分かれています。例えば、パリは「イル=ド=フランス地域、パリ県、パリ市」になります。実際に住所を表す際は、県は数字で表されているので、「番地・通りの名前・郵便番号・市・国」で問題ありません。
公用語はフランス語、以前は通貨にフランを使用していましたが、2002年より現在のユーロへ変わっています。
国土は世界で第51位の広さがあり、人口は6200万人以上います。
5つの国(イタリア・スイス・スペイン・ドイツ・ベルギー)と隣接しており、ニュー・カレドニアを初めとした5海外県、4海外準県、2海外領土の海外領土を保有しています。
フランス経済は主に石油化学・航空・ワイン製造を中心とした食品・原子力などの分野であり、農業や工業が盛んです。フランスは「ヨーロッパの穀倉」と呼ばれています。また、ワインの輸出量も世界最大です。
フランス経済は世界第6位のGDP(国内総生産)を誇っていますが、外国人労働者の増加、難民の受け入れなどから、国内での仕事量が追いつかず、失業率は年々高くなっています。
■フランスの物価は?
フランスの物価は日本よりも高いイメージがありますが、物によっては日本とさほど変わらない物もあります。物価が高い理由としては、消費税が一つの要因です。
日本の消費税8%と比べ、フランスの消費税は約20%、2倍以上も高く設定されています。しかし、商品ごとに税率が変わっている事も特徴です。例えば、レストランや嗜好品などは10%、本や食料品、交通機関などの税率は5.5%です。新聞などに限っては2.1%です。
例えばレストランで食事をすると、税率は10%となりますが、テイクアウェイ(持ち帰り)にすると税率は5.5%になります。
計画的に生活をする事によって金額を抑えられる事を覚えておきましょう。
ちなみにブラックチョコレートはフランス人にとって生活必需品なので税率は5.5%に対し、ホワイトチョコレートは嗜好品とみなされ10%の税金がかかります。ややこしいですね。
■ 渡航先として人気の都市
・パリ
多くの方が知っているフランスの首都です。多くの観光客が訪れることから物価もフランスで高い方です。また、多くの方が訪れることから仕事の量も多く、探しやすさも他の都市と比べると比較的多いです。フランス国内でワーホリや留学で訪れる渡航先として1番人気のある都市です。
・リヨン
パリに次いで2番目に渡航先として人気のある都市です。古き良き時代の建物とともに、近代的な建物がうまく混ざり合った都市です。「美食の都」ともよばれており、食べ物も有名です。パリと比べると物価も少し安くなり、都会的な面、田舎的な面両方を体験したい方にいいのではないでしょうか。
ちなみにリヨンは国際刑事警察機構(ICPO、通称インターポール)の本部がある事でも有名です。(ルパン三世に登場する銭形のとっつぁんが所属しているインターポールはここから来ています。)
・ニース
ヨーロッパの方が休暇でよく訪れる都市です。レッドカーペットで多くの有名映画俳優がくる映画の見本市「カンヌ国際映画祭」が行われる都市でもあります。ヨーロッパの中でも気候が暖かく、年間を通して過ごしやすい事が魅力の一つです。穏やかな気候で休暇を目的として渡航するなら一番ではないでしょうか。
いかがだったでしょうか。少しでもフランスについて知ってただければ幸いです。
それでは!
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