こんにちは。
日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。
お酒が好きな私があまり飲まないのはワイン。赤ワインと白ワインの違いが色しかわからず、肉料理に合うワインがどちらなのかわからない私でも知っているワインの生産地として有名なフランスのボルドー。実はボルドーはワインだけでなく、これまで首都に3回なっていること、市街地が湾曲に形成されていることから「月の港」と呼ばれる港町としても有名な事をご存知でしたか?
今回は、ワインだけじゃない、ボルドーのおすすめ観光スポットを紹介します!
1)サン=タンドレ大聖堂
公立大学であるボルドー大学を創設した大司教にちなんで建てられた大聖堂です。
「最後の晩餐」
12世紀〜14世紀に増改築を繰り返しながら建てられたサン=タンドレ大聖堂は、98年に世界遺産として登録されています。大聖堂内外共に彫刻が素晴らしく、特に有名な彫刻は「最後の晩餐」です。イタリアの有名芸術家ミケランジェロ作であるフレスコ画として有名な「最後の晩餐」が彫刻として見れるのは素敵ですね。
キリスト教の巡礼聖地
またこのサン=タンドレ大聖堂は、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教3大キリスト教巡礼地を結ぶフランスで有名なお遍路「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部です。年間約10万人のキリスト教の方がこのサン=タンドレ大聖堂を通っています。
ミサは毎日行われていますが、特に夏の時期になるとさらに多くの礼拝者が訪れる関係で普段よりもミサの頻度が増えます。是非1度礼拝者と一緒に参加してみてはいかがでしょうか。
2)カンコンス広場
フランスで最も広い広場です。元々トロンペット城というお城が建てられていた場所ですが、取り壊されて18世紀に今のカンコンス広場が出来ました。
自由の象徴「ジロンダン記念碑」
カンコンス広場は約12万平方メートルの広さがあり、四方の角にはフランスの歴史に関する記念碑や銅像が建てられています。特に有名なものは「ジロンダン記念碑」です。フランス革命で国民議会を作るために奮闘した政治家を讃えて作られ、自由を象徴する像を中心に足下から2つの噴水が勢い良くでています。
また、広大な広場なので、多くのイベントやフェスティバルが開かれており、毎年6月に行われているボルドーミュージックフェスティバルでは「セプテンバー」などで有名な「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」などをはじめとした有名アーティストが野外コンサートを行っています。
是非イベントがやっている時期に併せて訪れたいですね。
3)大劇場
正式名称は「グラン・テアトル」です。世界でもめずらしい木造建築でできた劇場であり、パリのオペラ座を建設したことで有名なシャルル・ガルニエが、この大劇場に感銘を受けてオペラ座を建設したと言われています。
一度は体験したいゴージャス空間!
18世紀にたてられた大劇場ですが、今でも現役で使われており、定期的にオペラやバレエ、クラシックコンサートが行われています。また、劇場内には様々な装飾が施されており、9人のミューズ(女神)像の彫刻やカーテンのだまし絵など見るだけでとても楽しめる劇場です。劇場内に入るととても木造で出来ているとは思えないほど豪華絢爛です。一度コンサートかオペラを生で見てみたいですね。
また、一年を通じて有料にはなりますが、毎水曜日•土曜日の午後2時半・4時・5時半に見学ツアーが行われているそうです。公演などとかぶると見学できなくなるので注意してください。
いかがだったでしょうか。少しでもボルドーに興味を持っていただければ幸いです。
それでは!
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