こんにちは。
日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。
残念ながら日本は敗退してしまいましたね。
しかしベルギー戦の日本はとてもいい試合をしていました。
あらためて西野監督には感謝ですね。2ヶ月という短い期間でベスト16はすごいと思います。
次の日本代表監督は誰になるんですかね?
個人的には日本人監督が言葉の壁などがないのでいいなと感じています。(この頃テレビに出演されている元日本代表の戸田さんみたいな人がいいですね。)
今回はFIFAランク32位のオーストラリア代表について紹介します!
【強くなれる要素はあるけれど強くなりきれない】
オセアニア地区代表として戦ってきたオーストラリアでしたが、
一昔前は、大陸間プレーオフという他国地域代表と戦ってワールドカップに行くことができるか戦った結果、破れていたチームでしたが、2006年からアジア・オセアニア地区というワールドカップ予選の枠組みになりワールドカップに出場できる機会が増えた国です。
当時はワールドカップ予選にオーストラリアが来たら日本がワールドカップに行けなくなるのではないかと思っていました。(現に2006年のワールドカップで日本代表はオーストラリア代表に完封負けしています。)
サッカーよりもクリケットやラグビーが有名なオーストラリアですが、移民が多い国なので、
うまく行けばフランス代表のようなチームを作ることも可能なチームだと思っています。
オーストラリア国内リーグではヨーロッパや日本で活躍した選手(例えば元イタリア代表のアレッサンドロ・デルピエロ選手や元日本代表の小野伸二選手)なども在籍していたこともあり、国内リーグのレベルも上がってきているので絶対強くなれるはずなんです。
が、なかなか勝ちきれていないのが事実です。
最高成績は日本代表と同じくベスト16。今回行われた2018年ロシアワールドカップ本戦では予選敗退をしてしまいました。
良い内容の試合もありましたが、集中力が切れてしまう場面が多くあると感じました。
【ベテランに頼りっぱなしな代表】
体格がヨーロッパの強豪とそこまで変わらないのに勝てないオーストラリア。
今回のワールドカップ、平均年齢が日本とそこまで変わらないのでベテランが多いなと思いつつ、あまり気にしていなかったのですが、最後に驚きがありました。
ティム・ケーヒル選手の名前です。
彼は2006年の試合で日本からゴールした選手、今回の大会でワールドカップ4大会連続の出場です。
4大会連続の出場はすごいことですが、年齢を見てびっくり。なんと38歳です。
なぜ38歳のベテランをワールドカップに招集しているのか。
ベテランを起用する理由の一つとして、チームが浮足立った際に落ち着かせるという意味では必要な存在だと思います。
ただ彼のポジションは、攻撃的ミッドフィルダーもしくはフォワードの選手です。
ゴールをとらなければ勝てないサッカーにおいて38歳の選手を起用する場合、限定的な場面でしか使えないと思います。ある意味大きな賭けです。
裏を返せば、彼に変わる若い世代が育っていないのではないか。という風にも見てとれます。
これから4年かけて次のワールドカップのために若手を起用していってもらいたいですね。
(日本代表の驚異になるからこのままでもいいかもしれませんが)
【これからのオーストラリアを引っ張っていきそうな選手】
マシュー・レッキー選手
日本代表 原口元気選手が所属しているヘルタ・ベルリンのフォワードです。
この選手の印象は、スピードにのった縦への突破が強みかなと感じました。
またドリブル、パス、シュート、どれをとってもレベルが高く、元オーストラリア代表のキューウェル選手を思い出しました。
所属先のヘルタ・ベルリンでは原口選手とポジションがかぶっていますが、左サイドにレッキー、右サイドに原口選手はおもしろそうですね。
正直な所、 ワールドカップ本戦ではレッキー選手だけが負けない気持ちで戦っていたように感じました。
特に第3戦のペルー戦は2−0で負けてしまいましたが、一番勝ちにこだわっていたように感じます。
周りの選手がもう少し連動できていれば上位に食い込めていたかもと悔やまれます。
次のワールドカップ期待しています。
いかがだったでしょうか。すこしでもオーストラリア代表について知っていただければ幸いです。
それでは!
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