2026年版
ワーホリのデメリット10個「やめとけ」「後悔した」と言われる理由と備え方
ワーホリのデメリットは、お金・英語・仕事・住まい・人間関係・制限・帰国後の10個です。どれも出発前に知っていれば備えられます。「ワーホリはやめとけ」と言われるのは、制度そのものが悪いからではなく、多くは起きることを知らずに行ったことが原因です。
ワーキングホリデー(ワーホリ)は、1つの国に最長1〜2年滞在し、その間に働くことも学ぶこともできる制度です。自由度が高いぶん、仕事も住まいも自分で見つける必要があります。このページでは、起きることと備え方を、協会の費用・ビザのページの数字を使ってまとめました。
この記事でわかること
- ワーホリのデメリット10個と、起きること・出発前の備え方
- オーストラリア・ニュージーランド・カナダの条件の比較(年齢・回数・学校・最低時給・資金の証明)
- 気になるデメリットごとに、合う国の目安
- 「やめとけ」「貯金はいくら」「30歳を過ぎたら」などよくある質問8つ
結論:10個のデメリットの早見表
デメリットごとに、現地で困ることと、出発前にできることを並べました。気になるものから読んでください。
| デメリット | 現地で困ること | 出発前にできること |
|---|---|---|
| 1. お金がかかる | 仕事が見つかるまで収入が無く、貯金が減り続ける | 行く国の費用を調べ、3か月分の生活費まで用意する |
| 2. 英語が思ったほど伸びない | 日本語で暮らせてしまい、1年たっても話せない | 最初の数か月は語学学校に通い、英語を使う環境を選ぶ |
| 3. 仕事がすぐ見つからない・不安定 | 応募しても返事が来ず、決まってもシフトが少ない | 英文の履歴書を用意し、都市と時期を選ぶ |
| 4. 住まい探しが大変 | 着いてから部屋が決まらず、宿代がかさむ | 最初の宿を日本から予約し、現地で部屋を見てから決める |
| 5. 日本人コミュニティに頼りがち | 日本人の職場と友人だけで1年が終わる | 行く目的を決め、英語を使う場を自分でつくる |
| 6. 孤独・ホームシック | 言葉と文化の違いで疲れ、気持ちが落ち込む | 相談できる相手と場所を出発前に決めておく |
| 7. 病気・ケガ・トラブル | 医療費が高く、盗難や事故にも遭いうる | 滞在の全期間をカバーする保険に入る |
| 8. 年齢・回数・就学期間に制限がある | 迷っているうちに年齢を超える。学校に通える期間が国で違う | 行きたい国の条件を先に確かめる |
| 9. 帰国後の仕事が不安 | 履歴書の空白をうまく説明できない | 現地での経験を、帰国後に説明できる形にしておく |
| 10. 出発前と帰国後の手続きがある | 年金・保険・住民票の手続きを知らずに損をする | 出発前に市区町村と年金の窓口で確かめる |
ワーホリのデメリット10個と備え方
お金がかかる。最初の数か月は収入が無い
ワーホリは現地で働けますが、仕事が見つかって最初の給料が入るまで、3か月ほどかかると考えておくと安心です(協会のカウンセラーの目安)。その間の家賃も食費も、日本から持っていくお金でまかないます。
出発前に用意するお金は、国によって大きく違います。協会の費用のページで計算した「出発前の合計」は、カナダが約92万〜96万円、オーストラリアが約89万〜94万円、韓国が約91万〜95万円です。イギリスはビザの申請のときに医療保険料を2年分まとめて払うので、約190万円になります。
働いても生活費に届かない国もあります。韓国は働けるのが週25時間までで、最低時給で働いても1人暮らしの平均の支出に届きません。1年いるなら、語学学校に通わなくても約160万円以上が貯金から出ていく計算です。
行く国の費用を先に調べ、仕事が見つかるまでの3か月分の生活費まで用意しておきます。国ごとの目安はワーホリに必要な費用と、カナダ・イギリス・オーストラリア・韓国の費用のページにまとめています。
英語が思ったほど伸びない
現地に住めば自然に話せるようになる、とは限りません。日本人の多い職場やシェアハウスで暮らすと、英語を使う時間は思ったより少なくなります。英語ができないと応募できる仕事も限られ、さらに日本語の職場に頼る、という流れになりがちです。
協会では、最初の数か月は語学学校に通うことをおすすめしています。ただし、ワーホリのビザで学校に通える期間は国によって違います(人気の3か国の条件の比較)。学校に通う期間で費用がどう変わるかは、カナダのワーホリ費用で計算しています。
仕事がすぐ見つからない・不安定
都市や時期によっては、仕事探しに時間がかかります。英語での面接に慣れるまでは、なかなか採用されないこともあります。決まっても、最初はシフトが少なく、思ったほど稼げないことがあります。
国ごとの決まりにも気をつけます。オーストラリアは、同じ雇用主のもとで働けるのが原則6か月までです。韓国は、会話講師や接客を伴う風俗営業の仕事などには就けません。
英文の履歴書を出発前に用意しておき、行く都市と時期を選びます。仕事の探し方は、協会の無料個別相談でも聞けます。
住まい探しが大変
ワーホリでは、住まいも自分で探すのが基本です。到着してから部屋を探すと、決まるまでの宿代がかかります。写真だけで契約すると、思っていた部屋と違うこともあります。
到着してすぐの宿は日本から予約しておき、現地で部屋を実際に見てから決めます。シェアハウスを選ぶときは、同居する人の国籍や家のルールも確かめておくと、あとで困りません。
日本人コミュニティに頼りがち
慣れない土地では、日本人の多い職場(日本食レストランなど)や日本人の友人に頼りたくなります。それ自体は悪いことではありませんが、そればかりで1年が終わると、英語も経験も思ったほど残りません。
何のために行くのかを出発前に決めておきます。英語を伸ばしたいなら、語学学校のあとに英語を使う仕事に挑戦する、現地の人と住むなど、英語を使う場を自分でつくります。
孤独・ホームシック
言葉が通じにくい、習慣が違う、友人がまだいない。最初の数か月は、思った以上に疲れます。SNS で日本の友人の近況を見て、焦ることもあります。
困ったときに相談できる相手と場所を、出発前に決めておきます。語学学校に通うと、同じ時期に来た仲間ができやすくなります。
病気・ケガ・トラブル
慣れない土地での病気やケガ、盗難などのトラブルは、誰にでも起こりえます。海外の医療費は高く、保険に入っていないと大きな出費になります。
滞在の全期間をカバーする保険に入ります。カナダのように、保険に入っていることが入国の条件になっている国もあります。韓国のビザの申請でも、加入期間10か月以上の保険が必要です。
年齢・回数・就学期間に制限がある
多くの国は、申請する時点で18〜30歳です。韓国は原則25歳までで、やむを得ない事情があると認められれば30歳まで申請できます。1つの国に行けるのは原則1回ですが、カナダ・韓国・台湾・スロバキアは2回まで、オーストラリアは条件を満たせば3回まで行けます。
ビザの条件は、ときどき変わります。たとえばオーストラリアでは、2026年10月2日から、ワーホリで滞在している間に国内で学生ビザへ切り替えることが、原則できなくなりました。
行きたい国の条件を先に確かめ、年齢を超える前に計画を立てます。国ごとの年齢はワーキングホリデー(ワーホリ)は何歳まで?、ビザの条件はワーキングホリデー協定国(ビザ情報)にまとめています。
帰国後の仕事が不安
社会人がワーホリに行くときによくある悩みが、「帰国後に仕事が見つかるか」です。履歴書に1〜2年の空白ができるので、面接でその期間をどう説明するかが問われます。
現地でどんな仕事をして、何ができるようになったかを、帰国後に説明できる形にしておきます。協会の子会社のワンランク株式会社が、ワーホリ・留学経験者のための転職サポート「LeaPNavi(リプナビ)」を無料で行っています。渡航前・渡航中・帰国後のいつでも相談でき、経験の棚卸し、応募書類の添削、面接の前後のフォロー、企業への推薦まで受けられます。
出発前と帰国後の手続きがある
海外に住むことになると、国民年金の加入は義務ではなくなりますが、日本国籍の人は任意で加入を続けられます(日本年金機構)。加入するかどうかで将来の年金がどう変わるかは、年金事務所で聞けます。
住民票を海外へ移すかどうかで、国民健康保険や住民税の扱いも変わります。扱いは住んでいる市区町村で確かめておきましょう。
出発の前に、市区町村の窓口と年金事務所で、自分の場合の手続きを確かめておきます。帰国したあとの手続きも、同じときに聞いておくと安心です。
人気の3か国の条件の比較
デメリットの重さは、行く国で変わります。協会のビザのページの数字で、人気のオーストラリア・ニュージーランド・カナダを並べました。
表は横にスクロールできます →
| オーストラリア | ニュージーランド | カナダ | |
|---|---|---|---|
| 申請できる 年齢 | 18〜30歳 | 18〜30歳 | 18〜30歳 |
| 行ける回数 | 条件を満たせば 3回まで | 1回 | 2回まで |
| 1回の滞在 | 最長12か月 | 最長12か月 | 最長12か月 |
| 学校に 通える期間 | 4か月(17週)まで | 合計6か月まで | 6か月以内のコース |
| 働き方の 決まり | 同じ雇用主で 原則6か月まで | 一時的な仕事に限る | — |
| 最低時給 | 26.44豪ドル(約2,910円) | 23.95NZドル(約2,160円) | 18.25カナダドル(約2,040円) ブリティッシュコロンビア州 |
| 資金の証明 申請で見せるお金 | 7,000豪ドル以上 | 4,200NZドル以上 | 2,500カナダドル以上+帰りの航空券 |
出典:協会のオーストラリア・ニュージーランド・カナダのビザのページ(各ページに公式の出典と確認日)。最低時給はオーストラリア・カナダが協会の費用のページ、ニュージーランドはニュージーランド政府(Employment New Zealand、2026年4月1日から)。ニュージーランドドルは欧州中央銀行の参考レート(2026年10月27日)で円にしています。
デメリットを軽くする国選びの目安
どのデメリットが重くなるかは、行く国で変わります。上の3か国の比較から、気になることごとに合う国をまとめました。
| 気になること | 合う国 | 理由 |
|---|---|---|
| 働いてしっかり稼ぎたい | オーストラリア | 最低時給が約2,910円で3か国でいちばん高い。ニュージーランドは約2,160円、カナダ(ブリティッシュコロンビア州)は約2,040円 |
| 2回以上行きたい | オーストラリア・カナダ | オーストラリアは条件を満たせば3回まで、カナダは2回まで。ニュージーランドは1回 |
| 語学学校に長く通いたい | ニュージーランド・カナダ | どちらも6か月まで通える。オーストラリアは4か月(17週)まで |
| 申請で見せるお金を抑えたい | カナダ | 資金の証明は2,500カナダドル以上(帰りの航空券も別に必要)。ニュージーランドは4,200NZドル、オーストラリアは7,000豪ドル以上 |
数字は上の「人気の3か国の条件の比較」と同じです。
「行かなかった後悔」もある
「ワーホリ 行かなかった 後悔」も多く検索されています。ワーホリには年齢の制限があるので、迷っているうちに行けなくなることもあります。迷っているなら、まず話を聞いてから決めても遅くありません。
よくある質問
ワーホリは「やめとけ」と言われるのはなぜ?
お金・英語・帰国後の仕事に備えずに行って、後悔した人の声があるからです。上の10個のデメリットは、どれも出発前に知っていれば備えられます。
社会人がワーホリに行くと、帰国後に不利になる?
ワーホリに行ったこと自体が不利になるわけではありません。不利になるのは、1年間をなんとなく遊んで過ごしてしまった場合です。何のために行き、現地で何を身につけたかを、帰国後に説明できるようにしておくことが大切です。帰国後の仕事探しは、LeaPNavi(リプナビ)で無料で相談できます。
貯金はいくらあれば足りる?
国によって違います。出発前に必要なお金は、カナダ・オーストラリア・韓国で約90万円前後、イギリスは約190万円が協会の目安です。韓国のように働いても生活費に届かない国では、1年いるならもっと必要です。
英語ができなくても行ける?
行けます。ただ、英語ができないと仕事の選択肢が狭くなるので、最初の数か月は語学学校に通うのがおすすめです。学校に通える期間は国によって違います。
仕事が見つからなかったらどうなる?
その間は貯金で暮らすことになります。だから、仕事が見つかるまでの3か月分の生活費を用意しておくのが安心です。
30歳を過ぎたら、もう行けない?
多くの国は申請する時点で30歳までなので、31歳になる前の申請が必要です。国ごとの年齢はワーキングホリデー(ワーホリ)は何歳まで?で確かめられます。
途中で帰国することはできる?
できます。ただ、ビザの扱いは国によって違います。たとえば韓国は、外国人登録証を受け取る前に出国すると再入国できません。
デメリットを知ったうえで、何から始めればいい?
行く国と時期を決め、その国の費用と年齢の条件を確かめるところからです。協会の無料セミナーと個別相談は、メンバー登録の前でも受けられます。
不安なことは、出発前に聞いておくのがいちばんです。
あなたの場合のデメリットと備え方を、協会の無料オンライン相談(45分・当日予約も可)で一緒に整理できます。
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