特に初心者の方であれば、初めてのワーホリで困ることがたくさんあるでしょう。それを解決してくれることで利用されるのがエージェントです。ビザの申請方法から、渡航先の語学学校の手配や職場の斡旋など、様々なことを手助けしてくれるとして、利用されている方も多いんです。これからワーホリを体験しようとしている方の中にも、エージェントの利用を考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、ワーホリ協会ができることを中心に詳しく解説していきます。
■ ワーホリ協会でできること
ワーホリ協会では、ワーホリに関するオンラインセミナーや個別カウンセリング、さらには語学学校の紹介なども行ってくれます。教育機関とも強い関係を結び、渡航前から渡航中はもちろん、帰国後のサポートまで行ってくれ、渡航先にもオフィスを設け、リアルタイムで現地で完全サポートをしてくれるので、ワーホリ初心者にはうってつけのエージェントといえるでしょう。
■ ワーホリ協会の強みとは?
ワーホリ協会は、もともと1985年に公益社団法人日本ワーキングホリデー協会として発足した団体の後継団体です。2013年に経営の見直しを図り生まれ変わったワーホリ協会は、非営利団体として活動しており、渡航者のサポートを第一に、圧倒的な実績とノウハウを活かした活動をしていることで知られています。
そんなワーホリ協会の強みといえば、何といっても費用の安さでしょう。非営利団体といっても、ある程度の費用が掛かるケースもありますが、格安でワーホリに関するサポートを受けることができます。セミナーは無料で、ほぼ毎日行われています。また有料にはなりますが、会員登録することで特別セミナーや交流イベントなども行われています。後ほど詳しく解説しますが、このようなサポートを受けられるのは心強いですよね。もし、費用をかけるのがちょっと不安という方は、無料セミナーから始めてみてもいいかもしれませんね。
無料セミナーについて
ワーホリ協会では無料セミナーをオンラインで行っています。また、コロナ以降停止していた対面セミナーも再開しており、こちらも無料となっています。
このセミナーでは、ビザに関することやワーホリに行くうえで必要なものなど、初心者にも分かりやすいセミナーとして知られています。約9割の方がお一人で来られる方で、誰でも参加することができるセミナーです。そのため、お友達などを誘って行かれるのもいいかもしれないですね。
また特徴的なのは、行きたい国に焦点を合わせてセミナーを選べるということです。多くのセミナーでは、エージェント側から一方的な話に終始するケースが多いですが、ワーホリ協会のセミナーは、興味のある国を選択して話を聞くことが可能です。そのため、その国の情報を収集するのにもってこいのセミナーといえるでしょう。
会員登録をするとさらに強力なサポート
前述でも解説した通り、ワーホリ協会は非営利団体です。しかし、すべてが無料というわけではなく、多少の費用がかかってしまいますが、その分、手厚いサポートを受けることができるのも特徴です。それが会員登録です。費用が掛かるといっても、会員登録費は3年間で5000円となっており、他のエージェントと比べると格安なのが分かります。それでは、会員登録を行うことでどのようなサポートを受けることができるのでしょうか。
個別カウンセリング
まずは、留学のプランニングを一緒に行ってくれる個別カウンセリングです。一般的には個別カウンセリングはどのエージェントも無料で行っているところが多いですが、ワーホリ協会はそれだけではありません。
ビザ申請サポート
ビザの申請方法や記入方法などをしっかり説明してくれます。もちろんビザ申請については本人が行う必要があります。
語学学校の手配
こちらも先ほど解説しましたが、各地の教育機関と連携を取り、提携している語学学校がワーホリ協会には多くあります。そのため、語学学校に通いたいという方の希望に沿った学校を斡旋・手配まで行ってくれます。ワーホリだけに特化したイメージもありますが、各主要国の語学留学の相談も受けてくれるので、語学留学をしたいという方も格安で相談することが可能です。
航空券や海外旅行保険の紹介
航空券や海外旅行保険というと、自分で手配しなければいけないものというイメージでしょうが、ワーホリ協会では、格安航空券の紹介や海外旅行保険の紹介も行ってくれるので、自分で手配する手間が省けるというメリットもあります。
特別セミナー参加
無料セミナーでは聞くことができない、より詳しい実践的な情報を得ることができるのが特別セミナーです。このセミナーを聞くことで、現地での生活方法など、具体的に想像することができるものとなっています。
交流イベントへの参加
ワーホリ協会では、これからワーホリに行く方、ワーホリから帰国された方などが集まり、月一回交流イベントを開催しています。この交流イベントでは、ワーホリ経験者の体験や情報など、いろいろな話を聞けるので、初心者にはありがたい場となっています。
帰国後のサポート
ワーホリ協会は、ワーホリ帰国者を対象とした、就職サポートを主催していることでも知られています。また、独自に行っている就職サポートだけでなく、厚生労働省で行われている、就職活動セミナー「グローバルエース」の案内や、ネット上のお仕事掲示板の紹介として「JOBボード」の運営なども行っています。
■ 現地サポートも万全
特定の国では、現地オフィスを設けサポートしてくれます。現地サポートオフィスがあるのは、オーストラリアとカナダの2カ国となっており、オーストラリアではシドニー・メルボルン・ブリスベン・ゴールドコースト・パースの5都市、カナダはバンクーバーとトロントの2都市にオフィスを設けているので、現地でサポートしてくれるオフィスがある都市にワーホリに行きたいという方はおすすめですよ。
■ 提供できる留学プログラム
ワーホリ協会は、留学プログラムが充実していることでも知られています。主な対象国としては、オーストラリア・カナダ・イギリス・ニュージーランド・アイルランドの5カ国となっており、ワーホリに関するサポートだけでなく、語学留学の手配も可能となっているので、利用してみるのもいいかもしれないですね。
■ まとめ
この記事では、ワーホリ相談窓口として知られるワーホリ協会にできることや、強みなどをご紹介してきました。
初めてワーホリを体験する方の中には、不安なことが多いのではないでしょうか。そんな中で頼りになるのがエージェントです。ワーホリ相談窓口としてしられるワーホリ協会ですが、無料のオンラインセミナーや会員登録することで様々なサポートを受けられることが分かりましたね。費用も良心的なので、初めてワーホリに行かれる方や、エージェントにあまり費用をかけたくないという方は是非利用してみてはいかがでしょうか。
ワーホリに関する悩みを解消しながら、有意義なワーホリライフを過ごしてください。
【関連記事】
・今自分に必要なキャリアサポートとは?【キャリアコラム#70】