こんにちは。
日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。
ワーキングホリデーで海外に行こう!と決めてから皆さんが気になる事は、予算になると思います。
旅行を目的としているタイプ、勉強を目的としているタイプ、資格取得を目指すタイプ etc…色々とタイプがあると思いますが、タイプごとに予算が変わる事を知っていますか?
今回はワーキングホリデータイプ別に異なる渡航予算についてご紹介します!
■絶対に外せない予算がそこにある。
まず、ワーキングホリデーへ行くに当たり、外せない予算があります。それは、航空券・ビザ申請代金・海外留学保険です。ビザ申請料金・航空券は国により金額が変わります。
ビザ申請料金 0~5万円
航空券 15~25万円
海外留学保険 約25万円
合計 42~55万円
航空券を持っていないと海外に渡航する事ができませんし、ワーキングホリデーを使いたいのであれば、ワーキングホリデービザの申請は必須になります。海外留学保険が外せない理由は、日本の保険が海外では適用されないからです。トラブルに巻き込まれた時、保険に加入していなかった為、多額の慰謝料・医療費を請求されてしまいます。また国によっては、ビザを申請する際に海外留学保険への加入を義務付けています。予算に必ず組み込みましょう。
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■とりあえず海外で働きたい人は!
ワーキングホリデーに行くだけならば、上記に書かれている最低限の予算で渡航する事が可能です。しかし、上記の予算で気をつけなければならない事があります。上記の予算には、現地での生活費(家賃・食費・交通費)が加算されていない事です。現地での生活費は、1ヶ月に約13万円~15万円を想定しておくと良いでしょう。ちなみにこの想定で、現地で働かずに1年間過ごした場合は、200万円前後かかります。
ただしこの金額は、実際より少し余裕ができるように設定してあります。その理由は、現地での生活費(家賃・食費・交通費)以外に、友達と遊んだり、旅行に出かけたりなど、自分が自由に使えるお金を組み込んでいるからです。せっかくの海外なので、現地での生活を充実させる為に少し生活費の予算を多めに設定しておきましょう。
■勉強をしっかりしたい人は?
勉強をしっかりしたいのであれば、語学学校に通う事が大切になります。ただし、ワーキングホリデービザの場合、国によって語学学校に通う事が出来る期間が異なります。また、自分の語学レベルをどこまで伸ばしたいか、目的によって通う週数が変わってきます。ワーキングホリデーの場合、平均して4~6カ月間、語学学校に通われる方が多いです。語学学校ごとに授業料は変わってきますが、平均して1ヶ月13~15万円を想定しておくと良いでしょう。
【語学学校に4カ月通う場合の予算】
語学学校(4カ月) 52~60万円
ホームステイ&学生寮(1ヶ月) 10万円
生活費(3カ月) 39~45万円
合計 114万円
語学学校に通う際に、現地での生活に慣れる為ホームステイや学生寮を申し込む方も多くいらっしゃいます。ホームステイや学生寮の金額は1ヶ月10万円前後と考えておきましょう。また、語学学校に通っている間から働く事もできますが、多くの方は学校に集中する為、働かずに勉強に専念しています。予算を組む上で語学学校に通っている間の生活費も忘れないようにしておきましょう。
■現地での就職につなげたい人は?
現地での就職を考えているのであれば、就職を有利にするために、資格やビジネス英語の取得を視野に入れましょう。語学学校によって資格やビジネス英語の取得を目的とした特別クラスが設けられています。特別クラスに参加する為に、より長い就学期間や通常とは異なる授業料を想定して予算を組みましょう。
また、現地での就職を検討されている場合、多くの方がワーキングホリデ―で渡航する前に学生ビザを利用して渡航しています。学生ビザでの渡航は語学習得を目的としているので、ワーキングホリデーよりも語学学校に通う期間を長くする事ができます。
学生ビザで渡航した後、ワーキングホリデーを取得すれば、現地でも学生ビザからワーキングホリデービザに切り替える事が出来ます。語学レベルが上がっている事によって、日本食レストランだけでなく、現地ローカルの仕事も視野に入れて探す事ができ、働く期間を長くする事もできます。
【語学学校に1年間通った場合の予算】
語学学校(1年) 130~150万円
生活費(1年) 130~150万円
合計 260~300万円
注意する点として学生ビザでの就労に関しては、国によって様々な制限が定められています。学生ビザで渡航を考えている方は、現地での就労収入をあまり考えず、語学学校に通う期間分の生活費を予算の中にきちんと確保しておきましょう。
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いかがだったでしょうか。少しでも渡航前の予算を考える時の参考にしていただければ幸いです。
それでは!
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