
イギリスでの語学留学は、異文化体験や語学力向上だけでなく、ワーキングホリデービザを活用すれば、生活費を稼ぎながら長期滞在できる魅力的な選択肢です。この記事では、イギリス 語学留学に関する最新情報と、ワーキングホリデー制度の活用方法を、公式情報に基づき徹底的に解説します。読者の皆さんが、安心して留学準備を進め、充実したイギリス生活を送れるよう、必要な情報を網羅的に提供します。
ワーキングホリデービザでイギリスへ:留学と就労の可能性
イギリスでは、ワーキングホリデービザ(Youth Mobility Scheme visa)を利用することで、語学学校に通いながらアルバイトをすることができます。このビザは、18歳以上30歳以下(日本国籍の場合)の若者を対象としており、最長2年間、イギリスでの滞在と就労を許可します。YMSビザ保持者の語学学校就学に時間制限は設けられていません(ATAS対象の学術コースを除く)。
申請資格:年齢・国籍・条件をチェック
イギリスのワーキングホリデービザを申請するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。
- 年齢: 申請時30歳以下、ビザ開始時18歳以上であること。
- 国籍: 日本国籍を有すること。2024年1月31日より、日本国籍者は抽選なしで申請可能となりました。
- 資金: 申請時に£2,530(参考 約533,800円)以上の銀行残高があること。
これらの条件を満たしているか、事前にしっかりと確認しましょう。
申請の流れ:オンラインで手続き
- 申請時期: 出発予定日の6ヶ月前から申請できます。
- 申請方法: gov.uk上の所定のフォームから申請します。
- 身元確認: スマートフォンアプリ「UK Immigration: ID Check」または、最寄りのビザ申請センターで生体情報(指紋・写真)を登録します。
- 必要書類: 有効なパスポート、銀行残高証明、TB検査結果(日本国籍者は不要)などが必要です。
申請には通常3週間程度の審査期間がかかります。
費用:申請料・医療費・生活費を把握
イギリスでのワーキングホリデーには、いくつかの費用がかかります。
- 申請料: £340(参考 約71,700円)
- 医療費(IHS): £776/年(参考 約163,700円/年)。2年ビザの場合は£1,552(参考 約327,500円)
- 必要資金: £2,530(参考 約533,800円)。申請時に銀行残高証明として提示する必要があります。
これらの費用に加えて、渡航費、住居費、食費などの生活費も考慮しておきましょう。
就労条件:できること・できないこと
ワーキングホリデービザでは、ほとんどすべての職種で就労が可能です。ただし、プロスポーツ選手やスポーツコーチとしての雇用は禁止されています。また、自営業(フリーランス)を行う場合は、自宅以外の事業用不動産を所有・賃借せず、使用機材の合計価値が£5,000(参考 約1,055,000円)以下、従業員を雇用しないなどの条件を満たす必要があります。
税金と国民保険:イギリスでの働き方
所得税は、年間£12,570(参考 約2,652,300円)(2026-27課税年度)を超える所得に対して課税され、基本税率は20%です。国民保険は、就労・課税のために必ず申請が必要で、申請後、発行まで最大4週間かかる場合があります。
NHS(国民保健サービス):医療制度について
IHS(Immigration Health Surcharge)を支払うことで、イギリスの国民保健サービス(NHS)をビザ開始日から利用できます。GP(かかりつけ医)への登録は到着後に行い、処方箋・歯科・眼科などは別途費用がかかる場合があります。

語学学校での学習:時間制限はある?
ワーキングホリデービザでイギリスに留学する場合、語学学校での学習に時間制限はありません。ATAS(Academic Technology Approval Scheme)の対象となる学術コース以外は、自由に学習期間を設定できます。
再申請はできますか?
この制度(Youth Mobility Scheme)は、生涯に一度しか利用できません。一度イギリスに本制度で滞在したことがある場合、「already been in the UK under the scheme」に該当し、再申請は認められません。申請時点で過去の利用が確認された場合、申請は却下されます。申請の際には、過去の渡航歴やビザの種類を正確に申告することが重要です。
申請できないケースは?
このビザを申請するにあたり、18歳未満の子供と同居している場合、または経済的に扶養している場合は申請できません。
申請時点で子供の扶養状況が該当する場合、申請は受理されません。申請前に、ご自身の状況が eligibility の条件を満たしているか確認することが重要です。扶養している子供がいる場合は、残念ながらワーキングホリデービザでの渡英は難しいと考えてください。
家族帯同は可能ですか?
ワーキングホリデービザ(Youth Mobility Scheme・YMS)は、単身での申請に限られます。家族の帯同や同伴での申請は一切認められていません。そのため、配偶者や子供を含む家族を一緒に申請することはできません。申請の際には、この点を明確に理解し、単身での渡英準備を進める必要があります。家族との合流を希望する場合は、他のビザの種類を検討する必要があります。

イギリスのワーキングホリデービザは年何人に割り当てられる?
イギリスのワーキングホリデービザの割り当て人数は、相互協定に基づき年間6,000人です(2024年1月31日施行)。この枠は日本とイギリスの間で設けられたもので、日本からの申請者だけでなく、イギリスの若者も同等の機会を得られるようになっています。日本国籍者の抽選は2024年1月31日に廃止されていて、この枠の範囲内で通年申請できます。この数字は、ビザの申請状況や両国間の合意によって変更される可能性がありますが、現時点では年間6,000人が上限となります。
費用は合計でいくら?
申請時には、申請料とIHS(Immigration Health Surcharge:医療費)の支払いが必要です。申請料は£340(参考 約71,700円)、IHSは£1,552(参考 約327,500円)で、合計すると£1,892(参考 約399,200円)となります。為替レートは変動するため、申請当日のレートで確認するようにしてください。この費用はあくまで目安であり、実際の金額は変更される可能性があります。
ビザを延長できますか?
ワーキングホリデービザの延長は、原則としてできません。ただし、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの国籍を持つ方は、1年間のみビザの延長が認められています。これらの国籍以外の方は、ビザの延長は一切認められないため、滞在期間の計画は慎重に行う必要があります。
よくある質問(FAQ)
Q. イギリスのワーキングホリデービザの申請には、英語力は必要ですか?
A. いいえ、YMSビザの申請にIELTS等の英語能力証明は不要です。
Q. 申請時に必要な銀行残高はいくらですか?
A. 申請時に£2,530(参考 約533,800円)以上の銀行残高が必要です。
Q. ワーキングホリデービザでイギリスに滞在できる期間は?
A. 最大24ヶ月(2年間)滞在できます。
Q. イギリスでの最低賃金はいくらですか?
A. 2026年4月1日現在の最低賃金は、21歳以上£12.71(参考 約2,700円)/時、18〜20歳£10.85(参考 約2,300円)/時、18歳未満£8.00(参考 約1,700円)/時です。
料金・為替・最低賃金は改定されることがあるため、申請前に必ず公式ウェブサイトで最新情報を確認してください。


