豊かな自然が広がる平和な国、ニュージーランド。友好的で穏やかな国民性と、治安の良さにも定評があり、のどかなイメージがありますよね。
そんなニュージーランド渡航を目指すのは、緑の草原や羊に癒されたい、大人しく控えめな人達だけなのでしょうか?
いえいえ、そんなことはありません!ニュージーランドのもう一つの顔、それは絶叫アクティビティの宝庫であると言うことです!
一般的なアウトドアアクティビティでは物足りない、そんじょそこらの絶叫マシンでは満足できない!という人は、今こそ刺激的なアクティビティを求めてニュージーランドに出発しましょう!
今回は、ニュージーランドの絶叫アクティビティについてご紹介します。
<目次>
・水上絶叫アクティビティ①:ジェットボート
・水上絶叫アクティビティ②:ラフティング
・空中絶叫アクティビティ①:ジップライン
・空中絶叫アクティビティ②:バンジージャンプ
・空中絶叫アクティビティ③:スカイダイビング
日本と同じく島国であるニュージーランド。豊かな海に囲まれ、特に南島の険しい山々からは美しい渓流が海に流れ込んでいます。
そんなニュージーランドでは、カヤックやセーリングなどの他にも、絶叫間違いなしの激しい水上アクティビティが沢山!今回はその中でも、次の2つをご紹介しますね。
・水上絶叫アクティビティ①:ジェットボート
まずご紹介するのは、クールな水上絶叫アクティビティ、ジェットボート!
サイズにも寄りますが、一つのボートに操縦者と10数人の観光客が乗り込めます。ボートはジェット噴射で走り、操縦はプロ任せなので、年齢やスキル、体力を問わず、1年中楽しむことができるアクティビティです。
ジェットボートは1960年にニュージーランドのファーマー、ウィリアム・ハミルトンが開発したものです。
浅い川でも高速で走ることができるジェットボートはニュージーランドの観光客に大ヒット!一回のツアーは30分から長くても60分ほど。狭い渓谷を走り抜けたり、木々や岩をすれすれで避けたり、迫力満点です!
ジェットボートは、北島のタウポ、南島のハンマースプリングスやワナカ、クイーンズタウンなどで楽しめますよ。
・水上絶叫アクティビティ②:ラフティング
次は同じ水上アクティビティでも、急流にもまれ、ゴムボートで川を下っていくラフティング!
ゴムボートには、プロのガイドと6名程の観光客が乗り込む形が一般的。各人一本ずつパドルを持ち、グループで力を合わせて漕いで行きます。
ラフティングは川の流れの激しさによって5段階のグレードに分けられています。ニュージーランドでは、森林の景色や流水の美しさをゆっくりと味わえるグレード1から、激しい急流にもまれるグレード5まで楽しめます!
なんと商業用のラフティングでグレード5を体験できるのは世界でもニュージーランドだけなのだとか。
1回のツアーは、2時間ほどのものから5日程のものまで様々。自分の体力や度胸と相談しながらレベルやコースを選びましょう。
ラフティングは、北島のロトルアやマナワツ、南島のクライストチャーチなどで楽しめます。
ここまでニュージーランドの水上アクティビティを2つ紹介しました。暑い夏を吹き飛ばす爽快な気分になって頂けましたか?
しかし、ニュージーランドの絶叫アクティビティは水上だけではありません。次は空中絶叫アクティビティを3連発でご紹介していきましょう!
・空中絶叫アクティビティ①:ジップライン
まず最初にご紹介する空中アクティビティは、森林や渓谷の上を滑り降りるジップライン!
渓谷や河川、森林など、地上での移動が困難な二つの地点を素早く行き来(と言っても一方通行ですが)する為に生まれたジップライン。出発地点から到着地点まで、少し傾斜を付けてワイヤーでつなぎ、滑車の付いたロープにぶら下がった人間が重力のままに滑り降りるという非常にシンプルな仕組みです。
地形に合わせて、その移動距離や高度、傾斜角度は様々。美しい川や湖、森や林を下に眺めながら、空中を滑空するのは爽快感満点です!
高度の高さや滑空スピードによっては怖いと感じる人も居るかもしれませんが、ロープに接続する腰のベルトはしっかりと固定され体重を支えてくれる安定感がありますし、ロープは長すぎず、両手で捕まることも出来るので、景色を十分に楽しむ余裕を持てるでしょう。スリルをプラスしたい人は、ロープから両手を離したり、宙吊りの状態で滑ってみるのもいいかもしれません!
ジップライン単体で楽しむというより、ブッシュウォークやゴンドラ移動などとセットになったツアーに申しこむのが一般的。
ジップラインは北島の最大都市オークランドやロトルア、南島のクイーンズタウンなどで楽しむことができます。
・空中絶叫アクティビティ②:バンジージャンプ
空中絶叫アクティビティの次のレベルは、胆力が試されるバンジージャンプ!
ジェットボートだけでなく、アクティビティとしてのバンジージャンプも実はニュージーランドが発祥の地。バンジージャンプそのものは、バヌアツ共和国のペンテコスト島で儀式として行われていたのが起源です。
しかしニュージーランド出身のA. J. ハケットが1980年代に超伸縮素材のゴムひもを作成し、自ら何度も試作を繰り返した後、1988年に一般向けアクティビティとしてバンジージャンプを開始したのです。
バンジージャンプは空中にいる時間は一瞬ですが、くらくらするような高さから、自ら飛び出していかなければなりません!ハーネスを付けて準備万端、ジャンプ地点まで移動してきたはいいけれど、足が竦んでしまって飛ぶことが出来ず、ジャンプを諦める人も…!まさに胆力を試される、通過儀礼にふさわしい絶叫アクティビティです。
我こそは!と思う人は、是非本場ニュージーランドで試してみて下さいね!
バンジージャンプは、北島のオークランド、ロトルア、タウポ、南島のクイーンズタウン、ハンマースプリングスなど色んな街で挑戦できます。
・空中絶叫アクティビティ③:スカイダイビング
最後に紹介するのは、空中アクティビティの中で最も高度が高い、スカイダイビング!
小型飛行機で特定の地点・高度に到達したら、そこから中空にジャンプ!重力に任せて地上に落ちていくフリーフォールの時間を楽しんで、最後はパラシュートで着地します。
観光で楽しむのは、通常プロのインストラクターと一緒に飛ぶタンデムダイビング。経験やスキルが無くとも、インストラクターにくっついているだけで、飛行機から飛び出すタイミングやパラシュートを開いたり着地するエリアへの移動なども全てお任せになるので安心ですね。
フリーフォールの時間は、ジャンプする高度によって異なります。低いものだと15秒くらい、高いと1分以上も落下を楽しめるとのこと!体験したことの無いような高度からひたすら地上に落ちていく感覚を味わいながら、ニュージーランドの美しい絶景を目に焼き付けましょう。
オプションで写真やビデオの撮影を依頼すると、自分の写真を撮る為だけにもう一人ダイバーが飛んでくれるものも。安くはないですが、他では撮影できないような貴重な一枚をゲットする為に頼んでみるのが良いかもですね!
スカイダイビングは、北島のオークランドやタウポ、南島のクイーンズタウンなどで楽しめます。フランツジョセフやフォックス氷河では、珍しい氷河の上のダイブを体験することもできますよ!
いかがでしたか?
ニュージランドに行ったら、是非絶叫アクティビティで気持ちよく叫んできてくださいね!
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